オーランド旅行記23・エプコット1回目


エプコットでのファストパス+取得は悩ましい。
Aグループから一つ、Bグループから二つで計三つという制限があるのだが、是非ともファストパス+が欲しいと思えるアトラクションはAグループにあり、Bグループにはあまりファストパス+を必要としない(大抵空いている)アトラクションが集中している。
人気アトラクションへの集中を避ける為と思われるが、同じくグループ分けされているハリウッドスタジオよりもエプコットの方がAとBの分け方が極端。

エプコットでの最初のファストパス+はミート・ディズニーパルズ・アット・ザ・エプコット(ミッキーと仲間達とのグリーティング)にした。到着時、まだ時間があったので10分待ちで乗れたスペースシップ・アース(エプコットのシンボルである球体の中のアトラクション)に。
かなり古いアトラクションだが、エプコットのコンセプトそのものの、当時としてはかなり力の入ったアトラクションだと思う。ライドの最後、自分達の写真と合成されるアニメーションは今でも十分に楽しい。

ミート・ディズニーパルズ・アット・ザ・エプコット

ディズニーパルズでのグリは背景がただの絵なので面白みに欠ける。

そしてミート・ディズニーパルズ・アット・ザ・エプコットでのグリーティングを終えたら楽しみにしていたテストトラックへ。(これが本日選んだAグループのファストパス+)
ライド搭乗の前室で行える車のデザインは日本語に対応している。グループ毎に自分達の車をカスタマイズ、デザイン出来るが、乗車時は他の人達と相席になるわけで、趣向としては面白いがあまり意味の無い作業にも思える。
テストトラックはスピードを楽しむアトラクション。オープンエアでの加速と高速走行は気分爽快。しかし面白みという点ではAグループのもう一方のアトラクションであるソアリンの方が上だと思う。(Aグループはあとイルミネーションズの専用エリアでの鑑賞のみ)

テストトラック

テストトラックはメモリーメーカー対応。良い写真を撮るには前席にならないとダメ。

Bグループの中では唯一混雑することもあるミッションスペースが本日最後のファストパス+取得アトラクション。
ミッションスペースは死亡事故(アトラクションそのものの事故ではなく、ゲストの持病によるものとのこと)が数回有り、現在は迫力減(体験するGを少なくしている)のグリーンというコースと、従来通りのオレンジというコースに別れている。
アトラクションの入り口でどちらにするかを決めてコース毎のカードを受け取らなくてはならないので、行く前に決めておいた方がいい。
私達は後日、もう一回ミッションスペースのファストパス+を取得している(他の選択肢が少ないため)ので、まずはグリーンコース。それで全く平気だったら次回はオレンジコースにするし、グリーンでもダメだったら他のアトラクションに変更する。

ほとんどのゲストはオレンジコースを選択していて、グリーンコースは空いている。なので、グリーンを選ぶならファストパス+の必要性はほとんど無い…。
アトラクションの前説ビデオにはゲイリー・シニーズが起用されている。好きな俳優なのでちょっと気分は高まる。
搭乗者全員に乗組員としての役割が分担され、ミッションを成功させる為にはそれぞれの役割毎に指示される作業を行わなくてはならない…のだが、実際には指示に従わなくてもアトラクション(ミッション)は無事進行する。
英語が分からなくても自分のポジション(役割)と、指示は聞き取れると思う。役割毎に指示が出されたら、点灯した目の前のボタンを押せば良いだけなので何等難しくはない。(小さな子供でも出来る)
乗り込んだ時はその密閉感と目に前のエチケット袋にビビったが、結果、グリーンコースは全く問題なかった。というよりもあまりにも大人しめの動きで物足りない。ただ宇宙船ごっこをしたみたいな感じ。
多くの人がオレンジを選ぶのは納得。なので次回はオレンジに挑戦すると決めた。

夕食の予約までまだ時間が余っていたのでシー・ウィズ・ニモ&フレンズへ。
ファインディング・ニモの物語をライドで観るアトラクション。本物の魚が泳ぐ水槽にニモ達アニメのキャラクターを投影して見せるのは新鮮。
ライドを降りるとそのまま水族館になっている。というか、水族館の中にシー・ウィズ・ニモ&フレンズというアトラクションがあると言った方が正しい。

夕食はガーデングリルを予約している。農夫姿のミッキーとチップ&デール、そしてプルートとグリーティングが出来る回転レストランだ。20年以上前に来たときはここでキャラブレで朝食を食べた記憶があるのだが、今は夕食のみキャラクターダイニングとなっていた。
ここでの食事は特徴的で、大皿で料理が提供される。コンセプトはアメリカの古き良き田舎料理だ。かなりのボリュームなので日本人ならこれでお腹いっぱいだと思うが、お代わりも自由。
ちなみに野菜はエプコットの農園(水耕栽培)で採れたものらしい。(全てでは無いと思う)
料理の味は悪くは無いが、特に美味しくもない。デザートは、これも素朴な味というコンセプトなのだろうが、はっきり言って不味い。(アメリカ料理で日本人が凄く美味しいと思うことはまず無いと思うが)

ガーデングリル

農夫姿はミッキーだけ。チップとデール、プルートは衣裳無し。

食後はワールド・ショーケースへ。
メキシコ館でボートライドに乗ったりしつつ、ゆっくり歩いて日本館の前辺りでイルミネーションズを鑑賞することに。何とか鳥居や木が大きく視界を遮らないポジションを確保。
花火自体は十分に楽しめる位置だったが、ラグーン中央に移動してくる地球に映し出される映像も含めて楽しむにはちょっと距離が遠い。やはりショーケースプラザ側がベストかもしれない。

アニメと漫画、そして伝統的な工芸品が並ぶちょっと不思議な日本館(三越の経営なので何も間違った所はないけど)を見学して1回目のエプコットを後にした。

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