カリフォルニア・ディズニーランド[ベガス・ロス旅行記20]


今日のディズニーランドは8時開園なので、マジックモーニングを使う私達は7時に入園出来る。
なので、6時半にARTのバス停に向かい、7時前にはパークのゲートに並べるようにホテルを出発。6時45分には到着したが、セキュリティチェックは長蛇の列。見た感じでは通過に30分くらいはかかるんじゃないかという感じだったが、実際には15分ほどで通過できた。
セキュリティチェックを通過した時点でマジックモーニングの入場時間になっていたので、そのまま入園。

マジックモーニングの1時間は全てのアトラクションが稼働しているわけではないが、ファンタジーランドのほぼ全てのアトラクションと、混雑が予想される人気アトラクションが稼働している。
プラザインレストランでのキャラクターブレックファストを9時半に予約してあるので、それまでの2時間半で午後からの混雑が予想されるアトラクションを中心に廻っていく。
マジックモーニングの1時間は勿論だが、アメリカ人達は朝が遅い。日本のディズニーの様に朝一から一気に混雑すると言うことはなく、お昼前後から混んでくるのが普通。
なので、マジックモーニング終了後、一般の開園時間を過ぎても11時過ぎ頃までは人気のアトラクションでも待ち時間が1時間を超えるようなことには滅多にならない。

今回は提供され始めたばかりのサービスであるディズニー・マックスパス(Disney MaxPass)を全日購入して使用するので、午後からのファストパスはこれを使ってスマホでゲットしていく。
マックスパスはフォトパスなので、(パーク内で撮って貰った写真を枚数無制限でネットからダウンロード出来る)パークカメラマンに写真もたくさんとってもらう予定。一部のライド系アトラクションで提供されているアトラクション体験中の写真も、アトラクション出口で自分達の写真の番号を控えておけば(スマホ等で番号が分かるように写真を撮っておけばいい)、後でネット上から自分のフォトパスに入れることが出来る。
マックスパスについての詳細と、利用したレストランやレストランとショーのパッケージ等についての詳細は纏めて別記事にしようと思う。

結論から言って、ディズニー・マックスパスは大いに価値があった。2つのパークを自由に行き来出来るパークホッパーを付けていたので、2つのパークのファストパスを発券所に趣く事無く自由に取得出来るのは想像以上に楽。このシステムに写真撮り放題のフォトパス付きなのだから一人一日10ドルは安いと思う。
ファストパスのシステムとしてはフロリダ、ディズニーワールドで提供されている事前ネット取得の方が更に便利ではあるけれど、マックスパスも十分に満足出来るシステムだった。
是非東京ディズニーリゾートでも何等かの形でファストパスのシステムをアップグレードして欲しいと思う。

ということで午前も午後も30分以上アトラクションに並ばされるようなことは一度も無く、スムースに廻れて全アトラクションを制覇。お気に入りのものは二度三度と乗れるくらいのペース。
今回、4日間パークで遊ぶのでディズニーランドとカリフォルニアアドベンチャーを自由に行き来出来るパークホッパーは役に立った(後半は両パークのお気に入りのアトラクションを自由に廻れたから)が、もし2日間とかなら一日1パーク(つまりパークホップ無し)で良かったと思う。
ただし、2日間パスはパークホッパー付けないとマジックモーニングの特典が付かないけど…。(3日間以上はパークホッパー無しでも付くし、もし直営ホテル宿泊ならそちらの特典で付く)
そういう意味では東京ディズニーリゾートの3日目からランドとシーを自由に行き来出来るというマルチデーパスポートのシステムは妥当なものだと思う。

私達が訪れていた期間はちょうどピクサーフェストという催しの最中で、ピクサー映画をテーマにしたパレードが行われていた。
パレードは日本の様に何列目まで座って、何列目から立ってといった指示やアナウンスはなく、暗黙の了解で一列目は座り、後方は場所によって臨機応変にといった感じ。(レストランとのパッケージ等の特別鑑賞エリアにはルールが設けられていることもある)
あと、敷物を使う人はいない(中にはいるけどレア)のが特徴。(地面が濡れている等の場合でもパークのマップなんかを敷くくらい)

アメリカのディズニーでのお楽しみ(日本には無い)としてはピントレーディングも。
今回も娘は交換に使ってもいいピンバッジを何個か持参した。交換出来るピンは留め具がミッキーの形になっているディズニーのものなら何でも(何処で入手、購入したものでも)OK。
ただ、ゲスト同士でのピントレは敷居が高く難しい。ピントレ可の人はランヤードと呼ばれるネックストラップにピンを付けて歩いていたり、専用のバッグを携行していたりしてすぐ分かるのだが、(パーク内のどこでピントレをやってもいいのだが、交換を行う専用の場所も用意されている)彼等、彼女らはよほど欲しいピンで無いと交換には容易く応じてはくれない。
なのでいつもキャストとのピントレのみになってしまうが、それは仕方が無い。キャストは絶対に断らないので、欲しいピンを付けているキャストを見つけたら、一番要らないピンと交換していけばいいだけ。

あと、アメリカのディズニーではキャラグリがしやすい。
アメリカ人はあまりキャラクターグリーティングに興味がないようで、ミッキーやドナルドが暇そうに立っているなんて光景を目にすることさえある。トゥーンタウンのミートミッキーも平均的な待ち時間は30分以内が通常だ。
どちらかというとプリンセス系等のフェイスキャラとのグリーティングの方が人気が高いみたいだ。(アナとエルサのグリなどは今でも結構な列になっている)

カリフォルニア ミートミッキー

ミッキーの家でのミートミッキーは約15分待ちだった。フロリダの会話できるミッキーとのグリは1時間以上の待ちにいつもなっていたので、グリーティング全てが空いているということでもない。

ディズニーランドでの夜のお楽しみはファンタズミックとプロジェクションマッピング。
ここカリフォルニアのディズニーではファンタズミックはランドで行われてる。これはさすがに大人気でアメリカでも場所取りは容易くない。鑑賞エリアが確保出来るファストパスもあるのだが、我々はダイニングパッケージを選択した。(指定レストランでの食事に専用エリアでの鑑賞券がついている)
ファンタズミックのダイニングパッケージはレストラン毎に鑑賞エリアが違い、要は高いレストランほど中央、安いレストランは中央よりやや端の方といった感じになっている。
本日はハングリーベアレストランでのファンタズミックOn-The-Goパッケージというのを予約しておいた。日本ではハングリーベアはカレーライスの店だが、ここではバーベキューチキンやポークリブ等のアメリカンフード。
食事時間によって観られるファンタズミックの時間が変わるのだが、我々は一回目(我々が訪れた期間は連日2回行われてた)を選択。
ハングリーベアの場合、ファンタズミックOn-The-Goパッケージ専用のカウンターで食事を受け取ると同時に鑑賞エリアの入場券を受け取れる。
入場券に書いてある時間にエリアの入り口に行けば、専用鑑賞エリアに入れるというシステムだが、そのエリア内での場所取りは早い者勝ちなので、時間よりも早めに行って並ぶのがいい。とは言ってもあまり早すぎると並ぶ列さえ出来ていないので、20〜30分前くらいがいい感じだった。そのくらいの時間になれば、利用したレストラン(つまり鑑賞エリア)毎にエリア入場待ちの列が作られていた。
ハングリーベアは安いパッケージになるが、エリアはステージ中央をやや外れているものの、全く不満の無い鑑賞位置。なので、ファンタズミックのダイニングパッケージは予算と食べたいもので選んでいいと思う。

ファンタズミックパッケージ

ファンタズミックの鑑賞エリア入場券。夜21時の回で、20時〜21時にエリアに来るようにと書いてある。この場合、19時30分〜45分には行ってエリア入場の列に並び、前方の位置を確保するのがお勧め。

ファンタズミックの内容そのものはやはり日本のファンタズミックよりも迫力があって素晴らしい。フロリダのディズニーワールドでも感じたが、とにかくメインのステージとの距離が近い。(フロリダのディズニーハリウッドスタジオで行われているファンタズミックは完全な専用ステージで、ここカリフォルニア・ディズニーランドではアメリカ河で行われる)
大凡の流れは日本のものと変わらないが、演出はかなり違う。実物大スケールの海賊船も登場するわ、最後は蒸気船マークトゥエイン号にキャラクター総出で乗船してのフィナーレ等、さす本家と思える内容。

プロジェクションマッピングは開催されていたピクサーフェストのテーマに沿った、ピクサー映画主体の内容。変わっているのはディズニーランド内、3ヵ所で同時多発的に行われるということ。
メインは眠れる森の美女の城と、メインストリートUSAで、城をメインスクリーンに、ストリート両側の建物にも投影される。
他にイッツアスモールワールドの建物と、アメリカ河のウォータースクリーンという計3ヵ所。
全く異なる場所になるので、3ヵ所全部観たければ3日間必要になる。
アメリカ河のウォータースクリーンはファンタズミックを鑑賞するエリアから見えるので、時間がファンタズミック終了直後であればその場でそのまま鑑賞が出来た。(エリアから追い出される事はない)
イッツアスモールワールドでの投影は一番空いているので鑑賞しやすい場所になる。
だが、やはりメインは眠れる森の美女の城だ。城でのみバズライトイヤーが空を飛んだり(ケーブルで空を飛ぶ)、カールじいさんの空飛ぶ家が実際に上空に現れたりといった演出を観る事が出来るし、演出の一部である花火も城をメインに打ち上げられる。(他の場所では斜めや斜め後方に花火が上がることになる)
城と一体となったメインストリートUSAでの演出もあるので、もし一回(一日)しか観られないなら「眠れる森の美女の城」一択だと思う。ただし激混みだけど。

眠れる森の美女の城

眠れる森の美女の城は東京ディズニーランドのシンデレラ城に比べてかなり背が低いので、投影位置も低くなり、プロジェクションマッピングを鑑賞するにはあまり適していないと思った。

ということでパーク一日目はランドのみを閉園時間の24時まで堪能(夏休み期間中は8時〜24時がランドの開園時間)。明日はカリフォルニアアドベンチャーへ。




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