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夏のオーランド、暑さを考慮した予定をたてよう


夏のオーランドはかなり暑い。連日午後に降る雨(スコール)対策と同時に暑さ対策も必要だ。
まず基本的な夏の必需品は以下の通り。

  • 帽子
  • サングラス
  • 日焼け止め
  • 飲料水

これに加えてミストファンや扇子があれば万全。
屋内のクーラーは冷蔵庫並に効いているので、苦手な人はカーディガン等、ちょっとした防寒も必要だ。

日本でも夏になれば熱中症被害が連日報道されるが、一番重要なのはやはり熱中症対策だ。
予防としては出来るだけ涼しい服装に帽子、そして何より水分補給だ。
喉が渇けば飲むのは当たり前だが、特に喉の渇きを感じないとしても水分は常に補給した方がいい。
アメリカでは水以外の甘くない飲料を入手するのが困難なので、パーク等に行く際は、常に水分補給出来る様、水筒やペットボトルは持参するべきだ。
ペットボトルの場合は凍らせておくことが出来ればベスト。水筒なら保冷出来るタイプの物に氷を入れておこう。
用意はしていっても途中で必ず足りなくなる。オーランドの水道水と相性が悪い人はミネラルウォーター等を購入するしかないが、大丈夫な人なら水はパーク内でも注ぎ足せる。
水に溶ける粉末茶等を持っていれば水道水でも気ならならないだろう。

ステンレスマグボトル

保冷出来るステンレスマグは便利。真夏でも朝から晩まで保冷してくれる。

ハンドタオル等を常に濡らしておいて、首に当てておくのも熱中症対策としてはかなり効果的だ。

パークで遊ぶ時間帯は出来るだけ午前中に設定しよう。暑さのピークは正午からなので、屋外アトラクション等はエキストラマジックアワー等も利用して出来るだけ午前中にスケジュールした方がいい。午前中はスコールの心配も少ないので屋外で遊ぶのにはベストな時間帯だ。
更にクーラーの効いている屋内アトラクションと交互にスケジュール出来れば万全だ。
お昼以降はいったんホテルに戻れるくらいの余裕のあるスケジュールであれば更にベストだが、暑さのピークとなる正午以降は出来るだけ屋内アトラクションを主にするか、スプラッシュマウンテンやカリリバーラピッド等、ずぶ濡れ系のアトラクションを巡るというのもいいかもしれない。
一番のお薦めはリゾートのプールやウォーターパークだ。
ただ、午後はスコールもあるので、雷が発生しそうになるとプールからは出なければならないということは覚えておこう。

万が一気分が悪くなったら、各パークには必ず救護所があるので、遠慮無く休ませて貰おう。
動けなくなった様な場合には近くのキャストに言えば適切な指示をしてくれるはずだ。必要で有れば救援を呼んでくれる。
吐き気や頭痛を感じたらかなり危ないので、すぐに涼しい場所に移動しよう。

出来れば避けたい真夏のフロリダだが、夏休みくらいしかまとまった休みが取れないという人もいるだろう。
砂漠に行くわけでは無いので、必要で有れば何処にでも冷房設備はあるし、飲料水も確保出来る。基本的な暑さ対策さえしていれば問題は無いはずだ。

オーランド旅行記 目次


旅の防犯用品、ワイヤーロック


アメリカに行く際には往復共にスーツケースに鍵はかけられない。
どうしても鍵をかけたい場合はTSAロックのみが認められているわけだが、以前にも書いたが、空港係官が持ち主の立ち会い無く自由に開け閉め出来る鍵なんて、かけてもかけなくても一緒と個人的には思っている。
なのでいつもノーロックな私だが、スーツケースの種類によっては不意に開いてしまう事を防ぐためのベルト代わりに鍵をかけておきたい場合もあるだろう。
今現在販売されているスーツケースは殆どがTSAロック付きだろうが、昔買ったスーツケースを使っている私の様な人や、スーツケース以外のバッグを機内預けにする人が、鍵をかけたいと思えば後付けの鍵を使用することになる。

後付けの鍵もどうせならTSAロックのものにするべきだろう。
ジッパーのツマミの両方の穴を使って鍵をかけるわけだが、もし穴が小さければリングを付ければ大抵の鍵が使えるはずだ。

TSAロック

小型のものからかなり頑丈な南京錠まで様々な種類がある

南京錠タイプのものが多いと思うが、これにワイヤーを合わせて使えば様々なシチューションで利用出来る。
例えばホテルの部屋でスーツケースを机や家具にワイヤーで固定して持ち出し出来ない様にしたり、ノートパソコン専用の金具を用意すればパソコンの盗難防止に使えたり、ビーチやプールに持って行って、身の回り品の入ったビーチバッグをビーチチェアに固定して、置き引き防止に使ったり。(くれぐれも貴重品は入れないように)

セキュリティーワイヤー

ワイヤーは長さや太さに様々あるが、旅行で使うなら細めで柔軟性がある方が使いやすい。

パソコン用ロック

ノートパソコンのセキュリティホールを使ってロックする為の金具

荷物に付ける鍵というものは、短時間の隙を狙われる置き引き対策には有効に使えるが、本気で盗みにくるプロにかかればほとんど役に立たないということは知っておくべき。
まあ、無いよりマシという保険のつもりで使うのがいいと思う。


子供のパスポート申請


娘のパスポートが昨年で切れているので、新たに申請しなければならない。
ご存知とは思うが未成年の場合は10年有効のパスポートは作れず、5年のみだ。

JAPAN PASSPORT

娘は赤を欲しがるだろうが無理。

パスポート申請方法は大人とほぼ同様。
必要書類も同じだが、申請書裏面の法定代理人(普通は親)署名が必要。サインも原則子供本人が行うが、自分の名前を書けない年齢の場合には親が代筆し、サイン欄の代筆した子供氏名の下に「親の氏名(父)代筆」の様に書き添える。

平仮名でも片仮名でも本人が名前を書けるなら本人に書かせて良い。サイン欄の枠内に書くことは必要だが、サインは漢字で書く必要も無いし、正確である必要もない。(筆跡が現時点で本人のものであれば通用するし、サインとはそもそもそういうもの)

申請は代理人(親)が行えるが、受け取りはたとえ赤ちゃんでも本人が出向く必要がある。もちろん親と一緒に。

必要書類の中に本人確認書類というものがあり、写真付きの公的証明書(運転免許証等)は一点でいいが、写真のないもの(保険証等)の場合は二点必要となっていると思う。
しかし子供の場合は写真付きの公的証明書を保持していないことがほとんどだろうし、健康保険証以外の本人確認書類等無いというケースが多いと思う。
この場合は保険証と母子手帳でOKという場合もあるし、親の本人確認書類でOKという場合もある。このへんは申請を行う都道府県で若干対応が異なるようだが、いずれにしろ2点用意出来ない子供の申請の場合には、対処方法があるので、確認しておいた方が良い。

写真は子供と言えども厳格に要件を満たす必要があるので、自分達で用意する場合は注意が必要。(デジカメで自分達で撮影したものでも要件が満たされれば大丈夫)
赤ちゃんの場合には規格内(頭頂部から顎の下端までが34mm、+−2mm以内)に収めようとすると、顔全体が写真に収まらないというケースがある。この場合には写真の寸法内に顔全体を入れることが優先される。首が座っていない場合には仰向けに寝かせて上から撮ると撮りやすい。(寝かせた背景に注意)

申請時に必要な書類は以下の通り(大人も子供も同じ)

  • 一般旅券発給申請書(未成年は5年用しか使えない)
  • 戸籍抄本または戸籍謄本(6ヶ月以内に発行されたもの)
  • パスポート用写真
  • 本人確認書類(保険証、免許証、学生証等)1点、又は2点
  • 住民票の写し(住民登録をしていない都道府県で申請する場合と、住民基本台帳ネットワークの利用をしない場合に限り必要なので、ほとんどの方は不要)

以前は葉書なんてのも必要だったが、現在は不要だ。

 パスポートは通常一週間程度で発行される。しかし余裕をもって旅行の一ヶ月以上前には取得しておいた方がいい。パスポートが手元にないと、ESTAの申請も行えないので、例え出発日に間に合っても、ギリギリだと困ることがある。

パスポートは現在殆ど機械読み取りを行うので、ビニールカバーの様なものを付けない方がいい。(付けていると外す様に言われる)いちいち外すのが面倒になる。取り出して使い、使ったら収納するタイプのパスポートケースに裸のまましまうのがいい。