ハワイ旅行記 07 2017・ヒルトン・ワイコロア・ビレッジでの食事


ヒルトン・ワイコロア・ビレッジに滞在した二泊の間、ホテル内での食事は以下の場所でとった。

  • カメハメハコートのレジェンド・オブ・ルアウ
  • ウォーターズエッジでのビッグアイランド・ブレックファースト
  • カムエラ・プロビジョン・カンパニー(KPC)

いずれもホテルの敷地内。この他に軽食がとれる店も何軒かあるが、軽食で良いなら高くつくホテル内よりも、ワイコロアリゾート内を巡回するシャトルバスでキングス・ショップスやクィーンズ・マーケット・プレイスに出掛けて食べるなり、買って来るなりした方が良いと思う。

カメハメハコートのレジェンド・オブ・ルアウはよくあるポリネシアン・ディナーショー。
まずブッフェ形式(バイキング形式)の料理を食べ、その後にフラ等のポリネシアンショーを鑑賞するというもの。
会場となるカメハメハコートも後述するカムエラ・プロビジョン・カンパニー(KPC)もホテル敷地内の西側にあるので、この辺から考えても宿泊棟はラグーンタワーが好立地となる。ラグーンタワーからならとても近い位置なので、モノレールやボートで移動する手間と時間がかからない。
我々はもっとも遠いオーシャンタワーなのでモノレールやボートで行き来した。

レジェンド・オブ・ルアウは事前にプレミアムシートを予約していたが、早めに会場へ。
プレミアムシートを予約していても、そのカテゴリー内では先着順となるので、ゆっくり行くと、ほとんどスタンダードシートと変わらない後方のテーブルになってしまうこともある。
受付開始時間から食事が始まるまでは1時間くらいあるので時間を持て余してしまいそうだが、飲み物はすぐに頼めるし、伝統文化体験(子供相手がほとんどだけど)等もやっているので、さほど退屈することは無い。しかも子供用のビュッフェは開場時からオープンしている。
早めに行ったおかげで我々は最前列に案内してもらうことが出来た。

レジェンド・オブ・ルアウのいいところは飲み放題であること。
最初の一杯しかついていないとか、飲み物は別料金というものが多いので、これは評価できる。
子供もノンアルコールのトロピカルカクテル等を頼めるので、お得だと思う。もちろんこれはスタンダード席でも同様。

食事の時間が1時間くらいあり、ショーの時間も1時間ほど。
食事、ショー共に平均(この手のディナーショーとしては)よりやや上くらいかと思う。

レジェンド・オブ・ルアウ

ショーはシンガーによるハワイアンソングにフラ、ファイヤーダンスと定番の内容

ウォーターズエッジでのビッグアイランド・ブレックファーストはその名の通り、朝食ブッフェ
ウォーターズエッジはホテル敷地の中央付近に位置している。
混雑するので早めの時間に行くのがベストという口コミが多かったが、早くも無く遅くもない8時頃に入店。
前に5組ほどいる待ちとなったが、回転が早く、10分程でテーブルに案内された。
ブッフェは典型的なアメリカのそれ(各種のパンにサラダ、フルーツ、卵料理にソーセージやベーコン等)に中華系と日本食(ごはんに味噌汁、漬物類)も用意されている。
ここも味は平均的。だが値段は高額。雰囲気は明るく開放的で悪くない。

ビッグアイランドバフェ

適当に盛ってみた感じ。まあ、種類はそれなりにあって悪くは無い。もちろん飲み物(コーヒー、紅茶、ジュース類)も込み。

ヒルトン・ワイコロア・ビレッジの中でも、というよりハワイ島の中でも最高のロケーションを誇るレストランとして有名なカムエラ・プロビジョン・カンパニー、通称KPCは最後の夜のディナーに利用。
席さえ気にしなければ予約無しでも入れるのかもしれないが、基本的には要予約の店。
KPCはサンセットがハワイ島の中でも最高の眺めということがウリなので、アウトサイドの夕日が見える席を確保してこそ価値のある場所。なので、早めに予約を入れておいた。予約はOpenTableで可能で、日没の30分〜1時間前の時間指定でアウトサイドテーブルをリクエストするのがベスト。
実はアウトサイドテーブルは追加料金で確約してもらうことも出来るらしいが、我々はリクエストのみ。(天気次第なところもあるので、リクエストだけで運に任せてみた)

結果、海側のアウトサイドテーブル、かなり良い席に案内された。
早めの予約が功を奏したのか、宿泊客なので優遇があったのかは不明。さすがに有名店だけあって、日没の頃にはアウトサイド席は予約していた人達で満席の状態。

眺めも素晴らしいが、料理の味も良かった。もちろん安くはないが、味とサービス、そして天気さえ良ければ素晴らしい眺めも付くことを考えればコストパフォーマンスは妥当。
それぞれが飲み物一杯に前菜1品、メイン1品とデザート1品程度のオーダーであれば驚くような値段にはなならない。(パンはメインを頼めば食べ放題)

KPC

前菜にはポケをオーダー。

KPC

メインのステーキ。アメリカで食べるステーキとしてはかなり上等。

難点としては、夕日が沈む頃になると、屋外席をとれなかった店内席のお客達が写真をとりに屋外にたくさん出てくること。
そのために屋外席の一帯がやや雑然とした雰囲気になってしまう…。まあ、長時間続くことではないし、ほんの少しの時間、皆で眺めをシェアするという気持ちでいれば問題はない。

それなりに高級なレストランだが、ハワイなのでドレスコードはあまり気にする必要はない。ディナーでも男性なら襟付きシャツ(アロハかポロシャツ) 、下はハーフパンツ(デニムやスポーツウェア的なもの以外の)で問題ない。女性ならワンピースで十分。

KPCから見たサンセット

KPCから見たサンセット。地平線まで快晴ならもっと素晴らしい光景が見えるらしい。

KPCから見たサンセット

KPCにいた猫。各テーブルの下で大人しく座ったりしていた。

ということで、ヒルトン・ワイコロア・ビレッジでの食事はKPCが一番満足度が高かった。
店の雰囲気からして小さな子供もいる家族向きではないかもしれないが、カップルなら是非行くべきレストランだと思う。




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