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春に渡米するならイースターを楽しもう


日本ではあまり馴染みのないイースター(復活祭)。
イエス・キリストの復活を祝うもので、キリスト教徒にとってはクリスマスに匹敵する祝日。
イースターは春分の日の後、初めての満月の後の最初の日曜日となっているので、毎年変わるが、3月21日から4月24日の間の日曜日になる。
この時期にアメリカ方面に旅行するなら、旅行中にイースターサンデーがあるかどうか確認してみよう。
もしイースターサンデーに滞在していて、子供がいるならエッグハントに参加しよう。
エッグハントとは、玩具やお菓子を入れたカラフルな卵(多くの場合はプラスチック製)を子供達が拾い集めるイベント。教会や公園なんかで催される。

ディズニー等のテーマパークではイースターパレード等のスペシャルイベントがあるだろうし、家族向けのホテルなんかではエッグハントが催されるか、特別にエッグハントが開催されていなくても、敷地内にイースターエッグが転がっていたりするはず。
自分達が宿泊しているホテルでのイースターイベントの有無は事前に確認してみよう。エッグハントがあれば時間が決まっているはずだ。

私達は過去にハワイ旅行がイースターサンデーと重なったので、ワイキキ周辺で参加できるエッグハントを調べて参加した。
ワイキキではロイヤルハワイアンホテルの庭で開催されていて、同ホテルのレストラン、サーフラナイでのサンデーブランチを予約し、事前にエントリーしておけば子供がエッグハントに参加できるというものだった。
当日はイースターバニー(イースターのシンボルはウサギ)との写真撮影なんかもあって、エッグの中身は安っぽい駄菓子ばかりだったけれど、子供が十分に楽しめる内容で参加して良かったと思う。
何より日本では馴染みのないお祭りだし、現地の子供達のお祭りに参加出来るということだけでも、海外旅行の思い出作りとしては意味があると思う。
高級ホテルのサンデーブランチなので食事も満足出来るものだった。(お高いけど)

ハワイでイースター

ロイヤルハワイアンのイースターバニーと

観光地では難しいかもしれないが、公園や教会、公共施設なんかで行われるエッグハントなら無料、もしくは安価な参加費で参加出来るはず。(地元の子供達や教会の信徒の子供達向けなので観光客が参加出来るかどうかは確認が必要)

イースターはクリスマス同様の祝日なので、ショッピング等の予定がある人はお店の営業を確認した方がいい。その前後も含めて営業時間の短縮や、休業の可能性もある。


海外旅行の必需品、アーミーナイフ


一人旅をしていた頃から海外旅行には必ず持って行っているアーミーナイフ。
必要かもしれないと思って持って行っても結局要らなかったという旅行グッズもあるけれど、これはとても役立っている。

私がずっと使っているのは20年以上前にスイスで購入した物だが、未だに切れ味も衰えず、現役。つい最近スペアとしてもう一本購入した。

刃物は手荷物に入れられないので、ずっとスーツケースに入れっぱなしだが、おかげで持って行くのを忘れずに済む。私の場合は海外でしか使う機会が無いのでこれでOK。
キャンプに行く人や車中泊のドライブ旅行をする人なら国内でも活躍すると思う。

あって良かったと思うシチュエーションは以下の通り。

  • 購入した衣類のタグを切りたいとき
  • スクリューキャップでは無い、コルク栓のワインを買ったとき
  • プルオープンではない缶詰を買ったとき
  • 切った方が食べやすい果物を買ったとき
  • 詮付きボトルの飲料を買ったとき

このナイフがあるおかげでスーパーやコンビニで缶詰や栓抜きの必要な物も躊躇なく買える。買ってすぐに着たい衣類を買ったときはタグを留めている樹脂製の紐を労せず切れる、ワインのコルク栓をこれで抜くときはちょっとコツは必要だが、ボトルをしっかり押さえることが出来れば割と簡単に抜くことが出来る。(私は椅子に座って両足でボトルを押さえて抜いている)
とにかく有るのと無いのとでは大違いという便利さ。

十徳ナイフ

栓抜きはマイナスドライバーと兼用

ビクトリノックス

果物などをよく切るならたまには手入れもした方が良い。(ちゃんと洗って拭いて、たまに研げば完璧)

使わないツールが多くても無駄だし大きくなるので、ナイフ、ハサミ、栓抜き、コルク抜き、缶切りが付いていれば十分だと思う。
刃物は切れ味が悪いととても使いにくいので、百均で売っている様な物はお薦めできない。一度買えば無くさない限り長く使えるので、ちゃんとしたものを買った方がいい。

ビクトリノックスの現行製品なら、まさに旅行向きのトラベラーというモデルがベストだと思う。

VICTORINOX(ビクトリノックス) トラベラー

VICTORINOXのトラベラー。これだけ付いてれば十分。


飛行機の中での過ごし方


国際線の飛行機の中での過ごし方について。
グアムや韓国といった短時間のフライトなら別に気にする必要もないが、長距離フライトでは飛行機の中での過ごし方は大切。

まず考慮した方がいいのが時差ボケ対策。
到着が午後遅めから夜であれば、飛行機の中では出来るだけ眠らず、体を眠い状態にしておくのがいいと思う。飛行機の中でぐっすり寝てしまって、現地の最初の夜に寝られなかったりすると、時差ボケ解消に時間がかかってしまう。
到着が朝、午前中であれば逆に飛行機で眠れれば初日を快適に過ごせると思う。が、飛行機の中ではよほど疲れていないと眠れないという人も多いと思う。
私もそうで、行きはそれほど眠れない。疲れ果てている帰りはかなりぐっすり眠れるというタイプ。

旅行用まくら

こういった枕があると寝やすいという人もいると思うので、用意しておくといいかも

もしよく眠れなくても、とにかく到着初日は現地の夜になるまで頑張って寝ない方がいい。
夜にぐっすり寝て、朝すきっり起きるということが出来れば、以降は極端な時差ボケに悩まされることはないと思う。現地で昼寝してしまって夜眠れなくなると、時差ボケを引きずることになる。

機内食は基本、到着地の時間帯に合わせて提供されることが多いので、あまり食欲がなくても少しは口にすることで、僅かでも体内時計の調整に役立つ。
エコノミー症候群の防止の為にも水分は必ず補給した方がいい。
子供がいるとキッズミールを予約しておく場合が多いと思うが、キッズミールの利点は一番最初に提供されること。誰よりも先に食事を始めることが出来る。
機内食の内容は一ヶ月前には航空会社のサイト等で公開される事が多いので、もしキッズミールの方がいいと思ったら、予約を忘れない様に。(キッズミールや特別食は予約しないと原則提供されない)もちろん子供がいる場合のみ。

最近はリクライニングしても後ろの座席に影響しないという機構のシートもあるが、自分が食事するしないに関わらず、機内食サービスが始まったら、リクライニングを戻すように気をつけよう。旧来のシートでは、前の座席がリクライニングしていると、後ろの席のテーブルは上下のスペースが狭くなり、食事がしにくくなる。

映画等を観るなら、このプログラムも事前に調べておいた方がいい。特に子供連れの場合は退屈しのぎが出来る内容かどうかを確認して、子供向けプログラムが少なければ、携帯ゲーム機やポータブルDVD等を持参した方がいいという場合もあるだろう。
最近は一般的なヘッドフォンジャックを備えた機材が増えているので、普段使っているヘッドフォンを持参すれば快適な音声でエンターテインメントを楽しめるかもしれない。

トイレは食後を避けて利用した方がいい。とにかく機内食サービスのあった後、皆が食事を終えたくらいのタイミングでトイレには列が出来る。
食事をするとどうしてもトイレに行きたくなるという人以外は、この時間帯を避ければ待たずに済む。子供の場合は特に気をつけた方がいい。着陸体制に入るとトイレを使えない時間もあるので、早め、早めに行かせておいた方がいい。

長時間のフライトでは数時間におきにトイレ等に立つことで鬱血を防止も出来る。水分をとって、時々立って歩くというだけでエコノミー症候群は防止できる。

飛行機が降下を始めたら、早めに靴は履いておこう。(脱いでいた場合)
気圧のせいで驚くほど足がむくんでいるので、ぴったりの靴だとなかなか履けなくなっている。
大人は耳抜き出来ると思うが、子のが耳の痛みを緩和するのには飴が有効。降下を始める前から舐めさせておくといい。耳の中の気圧の変化を緩和する専用の耳栓なんてのも売られているので、試してみるのもいいかもしれない。

イヤープレーン

耳の中の圧力を調整してくれる耳栓