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愛車レクサスCT200h


国内旅行はほぼ車で出掛けている。
娘と二人では高速代、ガソリン代を考えると料金的に鉄道を使うのと大きな差はないが、常に自由に移動が出来る事、行きたい場所にダイレクトに向かえるというのは便利この上ない。

今までに東北北海道、関西九州と分けて夏休みを利用して車で旅してきた。
1泊や2泊の旅行には数多く出掛けている。

長距離を旅するのに重要なのが高速走行の疲労軽減と燃費。そして子供と常に同乗するので安全性能。

車を選ぶにあたって燃費の面からハイブリッドは外せなかった。近距離の移動がメインならハイブリッドに拘る必要もないが、日本中を車で旅する事を考えるとやはりハイブリッドの燃費が効いてくる。
迷わずトヨタのハイブリッドと決めてはいたが、プリウスは乗り心地がイマイチという評判が多い事と、我が家の小さな駐車スペースにはちょっと車長が長い。
プリウスより小さなハイブリッドとなるとアクアになるが、アクアにはどうしても欲しかったレーダークルーズ(前車との距離を保ちながら動作するクルーズコントロール)が装備出来なかった。
クルーズコントロールは長距離ドライブには便利だが、日本ではすぐに速度変更が必要になるので実用面ではイマイチなのだが、前車追従式であれば極端な渋滞にでも巻き込まれない限りは、高速走路ではほぼノーアクセルで走行しつづけられる。
それにこの仕組みは当然、追突防止等の安全性も備えるので、どうしても欲しかった。

大きさや十分な安全装備、そしてハイブリッドという条件を満たす車はレクサスのCT200hという車。レクサスブランドなので通常のトヨタ車に比べて割高だが、後からナビなどのオプションを付ける必要がないくらいの装備が標準だし、欲しかったレーダークルーズもオプションで付く。
ハブリッドシステムやエンジンはプリウスと同様なのだが、足回りが全く違うようで、乗り心地やハンドリング、高速での安定性は格段に上。
エアバッグ等も通常の正面位置はもちろんサイドにも標準装備され、安全性も高い。
レクサス車の値段だけが問題だが、これだけの装備が付いていることと、最初の車検までの定期点検費用が標準的な交換部品代も含めてサービスされることを考えればプリウスに比べて著しく高いとも言えない。

ので、レクサスCT200hに決めた。
ちょうど装備的にお得な特別仕様車(クリエイティブ テキスタイル インテリア)が出たので、グレードはそれに決めた。

ct200h

レクサスct200h(2013年型)シルバーが一番汚れが目立たないので、迷わずシルバーに。

乗り続けて燃費や走行性能には満足している。
スポーツモードなんてのも付いているが、飛ばして走る車ではないので、やや大人しめの動力性能も子連れ旅行では問題ない。

欠点は見かけと値段の割には非力と思える動力性能(私にとっては問題ないレベルだが)、そして絶対的に少ない収納スペース、後部座席の狭さくらいか。
子供と二人なのでいずれも問題ないが、家族3人だと狭すぎるかもしれない。家族四人以上なら間違い無くミニバンなどをお薦めする。

安い買い物ではなかったので、これでまだまだ国内旅行を楽しむ予定。
出来れば10年は乗り続けたいと思っている。

 


オーランド基本情報


ガイドブック的な記事になるが、今年久しぶりに訪れるフロリダ州オーランドについての基本情報を。

地理的にはアメリカ合衆国フロリダ州のセントラル・フロリダと呼ばれる、内陸部にあるオーランド。緯度は奄美大島とほぼ同じ。
ウォルト・ディズニー・ワールドを初めとしたテーマパークの街で、年間の観光客数は5千万人以上という一大観光地。
テーマーパーク以外にも近くにはケネディスペースセンターがあることでも知られている。
人口は約24万人、在留邦人が約700人。浦安市と姉妹都市。

オーランド

フロリダ半島のほぼ中央

日本からは2015年2月現在、直行便はないので米国内の都市で乗り継ぎが必要。乗り継ぎの時間にもよるが、日本からは概ね16〜18時間での到着となる。

年間を通して温暖というイメージがあるが、冬場は10度以下まで気温が下がることもある。
逆に夏は35度くらいまで上がり、かなり蒸し暑い。
もちろん年によって違うが4月頃〜10月頃は夏の気温と思って間違い無い。11月頃〜3月頃は暑くもなく寒くもなくという気温が期待できる時期だが、一日の気温差も大きいので日中暑くても日が暮れると肌寒いということも多くなる。特に12月〜2月頃は最低気温が10度を下回る日もある。
以前、12月に訪れた事があったが、この時は昼間からとても寒く、暖かい日が無かった。
現地の人は異常気象と言っていたが、そういうこともある。

7〜9月はスコールがある。午後から夕方にかけて短時間に激しく降り、その後止むというもの。
また、ハリケーンシーズンでもあるが、最もハリケーンの可能性が高くなるのは9月。
しかしオーランドは内陸部なので、直撃することは稀とのこと。

時差は日本より14時間遅れ。日本の正午はオーランドでは前日の夜10時。
3月の第2日曜、深夜2時から11月の第1日曜の深夜2時までがサマータイムで、この期間は13時間遅れとなる。この切り替え時に現地にいる人は時計の調整をお忘れ無く。

テーマパークが最も混雑する繁忙期は

  • 2月中旬
  • 3月第2~3週のイースター
  • 6月第2週~8月第3週の夏休み期間
  • 12月24日〜1月7日の年末年始

とのこと。

オーランドの治安は場所により大きく差があり、WDW等のテーマパーク、及びその敷地内であればほぼ日本と同様に夜遅くまで安心して行動出来る。スリや置き引き等の軽犯罪発生率で見てもテーマパーク敷地内では東京より低い。
一方、ダウンタウン等の地域での犯罪発生率は高く、凶悪犯罪も起きている。
テーマパーク外でも治安の良い場所、悪い場所はあるのだが、外国人観光客はテーマパーク等の観光地の中にいればまず安心、それ以外の地域には危険な場所も多いと思っていれば間違い無い。

オーランド旅行記 目次


ESTAについて


日本人がアメリカに観光で行く場合、以前は事前に、或いは飛行機の中でI-94W(ビザを持つ人は白いI-94))と呼ばれる緑色の入国カードと税関申告書を書いておく必要があったが、現在は税関申告書のみ、一家族に1枚記入するだけ。

その代わりにESTAと呼ばれる電子渡航認証を出発前に受けておかなければならない。
(航空機で米国に入国する場合で、陸路で入る場合はI-94W、もしくはI-94も必要)

ESTAはツアーの場合などは旅行代理店で代理申請してもらえるようだが、もし代理店側の手数料がかかるなら、自分でやってしまった方がいい。ネットに繋がるPCとクレジットカードがあれば誰でも簡単に行える。
ESTAは誰が代理で申請しても構わないので、家族で旅行に行く際や友人と行く際には誰かが全員分を申請してもいい。もちろんパスポート情報等は全員分必要。

申請はESTAの日本語サイトに行き、必要事項を記入して申請するだけ。
手数料は2015年2月現在、一件14ドルで、クレジットカードでのみ支払い可能です。
問題の無い人で有れば即時、もしくは数分で承認の結果が出ます。もし保留という結果の場合は72時間以内に承認か拒否の結果が出ます。万が一拒否された場合はアメリカ大使館か領事館に出向き、ビザをとる必要があるということです。
まあ、何も問題の無い人(日本での犯罪歴がなく、過去にアメリカでも問題を起こしていない人)はあっけなく承認されるはずですが、万が一の為にもESTAの申請は渡航の一週間前までには済ませておいた方がいいです。
一度承認されたら2年間有効で、この間の観光目的の渡米ではESTAの再申請は必要ありません。(パスポートが切れたら2年以内でも無効になるので再申請が必要)
が、万が一の記憶違い等を防ぐために、ESTAのサイトで自分や同行者の状況を調べておいた方がいいです。勘違いで2年過ぎてたとか、申請後にパスポートの期限切れで再取得していたのを忘れていたなんてことがあると大変です。(ESTAのサイトでは申請状況や有効無効を調べることが出来ます)

esta

ESTAのサイトは完全日本語対応

又、電話番号や滞在先住所、Eメールアドレス、利用航空会社の変更、修正等は2年間の有効期間中であればESTAのサイトで何度でも無料で行えます。(パスポートの変更は不可。パスポート変更時は新規での再申請)
期限がぎりぎりなので延長したいと思っても延長という概念はありません。その場合は新たにESTAを取り直せば、以前のESTAは期限が残っていても破棄されます。もちろんこれは新規ですので手数料が発生します。

ESTAが承認されたら、その承認番号や有効期限、設定したパスワードは忘れない様に控えるか、承認画面をプリントすることをお忘れ無く。(有効期限が切れる2年後まで保管してください)
ESTAの状況を調べる際はパスポート情報と共に必要になりますし、万が一入国審査でESTA関連のトラブルがあった場合の証明になります。

最初に書いた様にESTAが承認されていれば入国カードは不要です。機内で記入するのは税関申告書だけ。飛行機内では誰が何の為にアメリカに行くのか分からないので、全員にI-94やI-94W等の入国カードを見せて配ると思いますが、日本人観光客がもらう必要があるのは税関申告書だけです。
(ESTA導入後もしばらくは入国カードが併用されていましたが、現在は全米で不要です)
もし不要なI-94なんかに間違えて記入して入国審査で提出すると、ビザはどうしたと聞かれますのでご注意を。(ESTAが承認されていて、観光目的と言えば単なるミスと分かって貰えますが)