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海外から絵葉書を出す


何処に旅行してもお土産物屋さんにはたくさんの絵葉書があると思う。
記念に購入する人も多いと思うし、旅行のアルバムを作ったりするときも綺麗な絵葉書は役に立つ。
友人知人、留守中の家族に現地から送る人もいるだろう。
記念に買う場合もそのまま持ち帰るよりも、現地から自分宛に送れば、現地の切手に消印も押されるので、より記念品としての価値は上がる。

アウラニの絵葉書

ハワイのアウラニで買ったダッフィーの絵葉書。なんと木製。

そこで日本への葉書の送り方。国にもよるが何処から送っても基本は同じだと思う。

まず宛先の書き方だが、基本的には「Air Mail To Japan」と英語で書けば後は日本語で大丈夫。日本に無事到着すれば、後は日本の郵便で運ばれるのでそれでいいのだ。
Air Mail To Japanは目立つように大きめに書いておこう。線を引いたりするか、赤いペンで書く人もいる。
もちろん全て英字で書いても問題ない。その場合は住所の書き方に注意。
書く順番は名前、住所、郵便番号、国になる。
この書き方は英語で住所を記入する場合は同じことなので覚えておけば便利。

例えば
〒100-1000 東京都新宿区山川10-10-10 花田花子
なら
Hanako Hanada
10-10-10 Yamakawa Shinjuku-ku Tokyo
100-1000 Japan
となる。住所部分は番地から市町村名、都道府県名と逆に書いていく。

差出人住所は通常宛名面の左上に小さく書くのだが、ここは葉書を自分に送る場合は書かなくてもいいし、名前だけでも構わない。

切手はホテルのフロントか絵葉書を買った店で入手出来ることが多い。切手は英語でPostage stamp(ポステージスタンプ)だ。
値段は変わることも多いので、「日本までこの葉書を送りたい(I’d like to send a postcard to Japan./アイライクトゥーセンダポストカード、トゥージャパン)」と伝えて買うのがいいと思う。切手を買うのでは無く、フロントが部屋付けの実費(切手代)で送っておいてくれる場合も多い。送料は国や為替相場にもよるが、大概100〜200円くらいだ。
郵便局に出向いて切手を買うなら、記念切手や好みのデザインの切手を買える。

自分で出す場合は切手を貼ったらポストに投函すればいい。
切手を貼った状態でホテルのフロントに投函だけを依頼することも出来る。
ポストの形状は国によって独特で赤いとは限らないので注意。アメリカの場合は青いゴミ箱状の物だ。(実際日本人が屑籠と間違えているのを見たことがある)

アメリカのポスト

間違ってもゴミを入れないように

葉書は約1週間〜10日程度で日本に到着する事が多い。国や地域によっては一ヶ月以上を要して到着することもあるので気長に待とう。
いずれにしても一般的な一週間程度の海外旅行では、自分が帰国する方が早くなるはずだ。


旅にGoogleマップの活用


Googleが提供している地図サービス、Google mapは海外旅行の強い味方。
最大の魅力は全世界をカバーしていて、地図情報がかなり詳細で正確であること。

旅行に活用する際には、まず自分のgoogleアカウントでログインした状態で、目的地のマップに宿泊ホテルや行きたい場所にマークを付けていく。
googleアカウントは誰でも無料で簡単に取得出来るし、既にGmailやYouTube等のGoogleサービスのアカウントを持っているなら共通だ。

旅行先のマップはホテル名やホテルの住所等で検索すればすぐに表示出来るはず。
マークしていく方法は、マークしたい場所で右クリックし「この場所について」を選択、するとその場所の情報が左上に表示されるので、表示された施設名や住所をクリック、☆マークの保存という項目があるので、それをチェックすればいい。
この保存方法等はgoogleマップのバージョンアップで変更されることもあるが、自分のアカウントでログイン中に作ったものは消去されたりはしないはず。

google map

オーランド旅行で行きたいところと、起点となるホテル全てをマークした。以前のバージョンのマップではマークのアイコンを選べたりしたが、現行では☆まーくになる。

Googleマップ上では車や公共交通機関、徒歩での経路探索が出来るのであらゆる移動方法でナビゲーションとして活用出来る。移動時間も分かるのでスケジューリングする際にも活用出来る。
バス停もほぼ網羅しているし、バス停毎に停車するバスの路線番号、時刻表まで表示される。
(海外の交通機関の時刻表はあまりアテにならないが)
どんな方法で移動しているにしろ、不慣れな場所で自分が今何処にいるのかが分かるだけでも便利なはずだ。

ストリートビューを使えば予め周辺の様子、風景を確認しておくことも出来る。
マップ右下の人型のアイコンを見たい場所にドラッグしてドロップすればストリートビューに切り替わる。

google ストリートビュー

ストリートビューで利用するバス停の風景を確認。バス停とバス停の番号もはっきり見える。

自分専用の旅行マップを作成しておけば現地で活躍するはず。
これさえあればもう旅先でガイドマップの地図を開く必要はない。

現在、スマホのGoogleマップアプリでは、予め指定範囲のマップデータをダウンロードしておくことが可能となっている。
ダウンロードしておけば、現地でネットに繋がっていない状態でも地図の参照はもちろん、経路案内までデータ通信無しに利用が出来るようになる。
ダウンロードしたマップデータには利用期限があるが、日本を出発する前や、現地でWI-FIが使える時に更新しておけば、使用期限を延長する事が出来る。
ますます旅行での活用の幅が広がっている。


アメリカのコインランドリーを使う


一週間以上の旅行ではやはり洗濯をしないと厳しい。
そこでコインランドリーを使うことになるわけだが、有難いことにアメリカのホテルではよほどの高級ホテルでない限りは必ずコインランドリーがある。

並んでいる洗濯機はまず間違い無くドラム式。そして大きな乾燥機が並んでいる。
使い方は文字通りコインを使う物とプリペイドカードを使う物があるが、ホテルにあるコインランドリーはほぼコインのみ使えるタイプだと思う。
洗濯機も乾燥機も使えるコインはクオーター(25セント)のみ。料金は2〜3ドルくらい。その額分のクォーターを並べて溝に入れ、押し込んで入れるというタイプが一般的。日本の様にコインを一枚一枚入れる投入口は見たことがない。
両替機を置いている所もあるが、使用中止や故障ということも多いので予めクォーターを用意してから行った方がいい。
コインを押し込めば数十秒後にドアがロックされて自動で洗濯が始まるタイプと、コインを入れた後にスタートボタンを押して始めて洗濯を開始する物があるので確認してから使うこと。

洗剤は自動販売機で売っているが、これもクォーターが必要。両替機同様に売り切れや故障もあるので洗剤も予め用意していった方が安心。
日本の洗剤は軟水用だから、アメリカの硬水には向いていないという話もあるが、気にするほどの違いはないと思うので、日本から使い切りの洗濯洗剤を持って行くのもアリだと思う。
現地の洗剤を使う場合はタイド(Tide)と言う、オレンジ色の洗剤がもっともポピュラーで、何処ででも買えると思う。

アメリカの洗濯洗剤

洗剤の販売機。TideやBounceがある。漂白剤も。お金はやはりクォーターを並べて押し込む方式。

柔軟剤は日本でもお馴染みのダウニー(Downy)があるが、それよりも乾燥機用柔軟剤の方が一般的。日本人は洗濯したら部屋で乾かせば良いと考える人もいるだろうが、あちらでは自宅でも干して乾かすという人は少ないので、乾燥機の使用が一般的。
部屋で干す場合はバスルームを利用する様に。間違ってもベランダ(ラナイ)に干したりしてはいけない。ビーチタオル一枚程度ならいいが、衣類を外に干したりするとホテルに注意を受ける可能性がある。
それに、一時間もあれば綺麗に乾かしてくれるので乾燥機を使った方が良いと思う。
乾燥機用柔軟剤はシート状のもので、バウンス(Bounce)というのが一般的。
乾燥機を使う時に濡れた衣類と一緒に入れてしまえばいい。静電気なども防いでくれるので便利だ。もちろん乾燥機用柔軟剤は必須というわけではない。

ホテルのコインランドリーは朝と夕方以降が混む。もし可能なら昼間に洗濯出来れば空いていることが多い。選択中や乾燥中はロックされているので心配ないが、盗難を防ぐためにも、他の使用者の迷惑にならない為にも、運転終了する前には行って終了後すぐに洗濯物を取り出すようにした方がいい。
防犯上、ランドリールームには部屋の鍵が無いと入れないという場合もあることを知っておこう。