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オーランド旅行記27・エプコットのワールドショーケース


本来本日はブリザードビーチへ行こうと思っていたのだが、朝起きると天気も悪く気温もとても低い。スマホで天気予報もチェックしたが、終日気温が上がることはないようだ。
なので予定を変更してエプコットのワールドショーケースを中心に巡ることにした。夕方以降は元からハリウッドスタジオに行く予定だったので、ファストパス+は全てハリウッドスタジオでとってあり、ファンタズミック・ディナー・パッケージも予約してある。

そこで、もう一度チャレンジすると決めたジェダイ・トレーニング・アカデミーのレジストレーションを行う為だけにまずはハリウッドスタジオへ。ちょっと出足が遅かったので心配だったが、まだ午後は十分に空いている状態だった。ハリウッドスタジオでの最初のファストパス+指定時間までに終了する回でジェダイ・トレーニング・アカデミーを予約。
すぐにハリウッドスタジオを後にしてボートでエプコットへ。ハリウッドスタジオからエプコットへのボートはワールドショーケースのフランス館付近にある船着き場に到着するので好都合。

ワールドショーケースでは各国の館を巡るスタンプラリーをやっていたので、それに参加。どこかの館でダッフィー(塗り絵をして自分のダッフィーを作る)を入手し、各館でスタンプを押して貰う物。国によって(モロッコ館、中国館、そして日本館)は名前をその国の文字で書き入れてくれる。
このダッフィーは無料でもらえるが、ワールドショーケース専用のパスポートも各館のショップで売っていて、これに各館の入国スタンプを押して貰うことも出来る。なので、ワールドショーケースを全館廻るなら最初に購入しておくといい。

ワールドショーケース

これの裏に各国のスタンプを集める。

我々はスタンプラリーをしつつ、各館のキャラグリをすることが目的。
キャラグリの時間はエプコットのタイムスケジュールに載っている。ワールドショーケースには現在、特に大したアトラクションが無い(ノルウェー館のフローズンのライドがオープンすれば人気のアトラクションになると思われるが)為か、キャラグリを目当てに来る人も多いようで、意外に混む。あっと間にラインカットされることもあるので、開始時間までに並ぶのがいい。開始時間に間に合えば大丈夫と思われる。

ダッフィーは相変わらず日本よりも空いている。とは言っても、2011年にアナハイムでダッフィーのグリーティングに行った時に比べれば人気が出たようで、ガラガラではなかった。アナハイムの時にはグリーティングスポットにダッフィーがポツンと一人淋しくたたずんでいる状態だった…。
今ではダッフィーの縫いぐるみを抱いたアメリカ人も見掛ける。(もちろんTDRの比ではないが)
ちなみにここのダッフィーはサインをしてくれる。アナハイムの時はペンを握れないようでスタンプだった。場所はショーケースプラザのメキシコ館寄り。

特に人気のキャラグリはモロッコ館のアラジンとジャスミン、フランス館のガゼボで行われるオーロラ、イギリス館の屋内に再現されたクリストファー・ロビンの部屋で行われるプーさんとティガーだろうか。
同じくイギリス館のアリスも、通りに面した目に付く場所で行われるので、あっという間に列が長くなる。イギリス館はメリー・ポピンズもあるのでとてもグリーティングが多い。

我々がワールドショーケースで行ったグリーティングはダッフィー(ショーケースプラザ)、ムーラン(中国館)、アラジンとジャスミン(モロッコ館)、オーロラ(フランス館)、プーさんとティガー、メリー・ポピンズ(イギリス館)。
なかなか上手く時間が合わないので、かなり行ったり来たりをさせれれる。その日の混雑具合にもよるだろうが、開始時間を10分過ぎればほとんどのグリーティングでラインカットされて、次の開始時間に再度来る様にと言われてしまう。(そんな余裕がある人は少ないだろう)
ただ、WDWでのグリーティングはそれぞれにたっぷり時間をとってくれるので、それは素晴らしいと思う。

ワールドショーケースのグリーティング

ムーランはここ(中国館)でしか会えない。

食事はイギリス館前のワゴンでフィッシュ・アンド・チップスを購入。
ロンドンには2回ほど行ったことがあるが、フィッシュ・アンド・チップスとキドニーパイが気に入ってほぼ毎日どちらかを食べていた。特にフィッシュ・アンド・チップスはどこで食べても大きく外れることはない。(キドニーパイは店によって外れもある)

フィッシュアンドチップス

フィッシュフライ2つにフライドポテトで一人前。フィッシュアンドチップスでランチは十分。

アトラクションとしてはカナダ館のオー・カナダ!、アメリカ館のアメリカン・アドベンチャーを観た。(休憩の為に)
前回、メキシコ館のグラン・フェスタ・ツアーというボートライドに乗っているので、ワールドショーケースでのアトラクションは計3つだけ体験。
20年以上前に来たときに乗ったノルウェー館のマウルストラムというボートライドは面白かったが、現在は改装中なので残念。改装完了後はマウルストラムではなく、フローズン(アナ雪)のライドになるので改装前を上回る超人気アトラクションになるだろう。
きっとファストパス+のAグループになるのではないだろうか。(マウルストラムもAグループだった)とすると、ソアリン、テストトラック、イルミネーションズのファストパス専用エリア、そしてフローズン(アナ雪)ライドはいずれか一つしかとれないという、今より悩ましいことになるわけだ。時間の無い旅行者には益々選択が難しくなる。

ワールドショーケースのみを見て回って思ったのだが、エプコットはフューチャー・ワールドとワールドショーケースを分けて訪れればかなり楽に楽しめる。どうしてもエプコットに来る時は両方を一度にスケジュールしてしまうと思うが、旅行日数に余裕があるなら、別々に来た方がいい。
ワールドショーケース側にはイギリス館とフランス館の間にインターナショナルゲートウェイという専用の出入り口があるので、それを使えばエプコットのメインエントランスを使わないことも可能だ。
インターナショナルゲートウェイからはボートでボードウォーク地区の各リゾートを廻ってハリウッドスタジオとを結ぶボートがあるし、バスも歩いてすぐのビーチクラブ・リゾートに行けばすぐに利用出来る。
ただ、ワールドショーケース側のオープンはフューチャー・ワールド側よりも2時間ほど遅い11時が通常なので、その点は考慮して予定を考える必要がある。(インターナショナルゲートウェイはエプコットの、つまりフューチャー・ワールド側のオープン時間から通れる)

さて、スタンプも全館分コンプリートしたし、時間内で可能なグリーティングも全てこなしたので、又ボートでハリウッドスタジオに戻る。
どんよりとした空でとても涼しいが、おかげでスコールは無さそうだ。

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オーランド旅行記23・エプコット1回目


エプコットでのファストパス+取得は悩ましい。
Aグループから一つ、Bグループから二つで計三つという制限があるのだが、是非ともファストパス+が欲しいと思えるアトラクションはAグループにあり、Bグループにはあまりファストパス+を必要としない(大抵空いている)アトラクションが集中している。
人気アトラクションへの集中を避ける為と思われるが、同じくグループ分けされているハリウッドスタジオよりもエプコットの方がAとBの分け方が極端。

エプコットでの最初のファストパス+はミート・ディズニーパルズ・アット・ザ・エプコット(ミッキーと仲間達とのグリーティング)にした。到着時、まだ時間があったので10分待ちで乗れたスペースシップ・アース(エプコットのシンボルである球体の中のアトラクション)に。
かなり古いアトラクションだが、エプコットのコンセプトそのものの、当時としてはかなり力の入ったアトラクションだと思う。ライドの最後、自分達の写真と合成されるアニメーションは今でも十分に楽しい。

ミート・ディズニーパルズ・アット・ザ・エプコット

ディズニーパルズでのグリは背景がただの絵なので面白みに欠ける。

そしてミート・ディズニーパルズ・アット・ザ・エプコットでのグリーティングを終えたら楽しみにしていたテストトラックへ。(これが本日選んだAグループのファストパス+)
ライド搭乗の前室で行える車のデザインは日本語に対応している。グループ毎に自分達の車をカスタマイズ、デザイン出来るが、乗車時は他の人達と相席になるわけで、趣向としては面白いがあまり意味の無い作業にも思える。
テストトラックはスピードを楽しむアトラクション。オープンエアでの加速と高速走行は気分爽快。しかし面白みという点ではAグループのもう一方のアトラクションであるソアリンの方が上だと思う。(Aグループはあとイルミネーションズの専用エリアでの鑑賞のみ)

テストトラック

テストトラックはメモリーメーカー対応。良い写真を撮るには前席にならないとダメ。

Bグループの中では唯一混雑することもあるミッションスペースが本日最後のファストパス+取得アトラクション。
ミッションスペースは死亡事故(アトラクションそのものの事故ではなく、ゲストの持病によるものとのこと)が数回有り、現在は迫力減(体験するGを少なくしている)のグリーンというコースと、従来通りのオレンジというコースに別れている。
アトラクションの入り口でどちらにするかを決めてコース毎のカードを受け取らなくてはならないので、行く前に決めておいた方がいい。
私達は後日、もう一回ミッションスペースのファストパス+を取得している(他の選択肢が少ないため)ので、まずはグリーンコース。それで全く平気だったら次回はオレンジコースにするし、グリーンでもダメだったら他のアトラクションに変更する。

ほとんどのゲストはオレンジコースを選択していて、グリーンコースは空いている。なので、グリーンを選ぶならファストパス+の必要性はほとんど無い…。
アトラクションの前説ビデオにはゲイリー・シニーズが起用されている。好きな俳優なのでちょっと気分は高まる。
搭乗者全員に乗組員としての役割が分担され、ミッションを成功させる為にはそれぞれの役割毎に指示される作業を行わなくてはならない…のだが、実際には指示に従わなくてもアトラクション(ミッション)は無事進行する。
英語が分からなくても自分のポジション(役割)と、指示は聞き取れると思う。役割毎に指示が出されたら、点灯した目の前のボタンを押せば良いだけなので何等難しくはない。(小さな子供でも出来る)
乗り込んだ時はその密閉感と目に前のエチケット袋にビビったが、結果、グリーンコースは全く問題なかった。というよりもあまりにも大人しめの動きで物足りない。ただ宇宙船ごっこをしたみたいな感じ。
多くの人がオレンジを選ぶのは納得。なので次回はオレンジに挑戦すると決めた。

夕食の予約までまだ時間が余っていたのでシー・ウィズ・ニモ&フレンズへ。
ファインディング・ニモの物語をライドで観るアトラクション。本物の魚が泳ぐ水槽にニモ達アニメのキャラクターを投影して見せるのは新鮮。
ライドを降りるとそのまま水族館になっている。というか、水族館の中にシー・ウィズ・ニモ&フレンズというアトラクションがあると言った方が正しい。

夕食はガーデングリルを予約している。農夫姿のミッキーとチップ&デール、そしてプルートとグリーティングが出来る回転レストランだ。20年以上前に来たときはここでキャラブレで朝食を食べた記憶があるのだが、今は夕食のみキャラクターダイニングとなっていた。
ここでの食事は特徴的で、大皿で料理が提供される。コンセプトはアメリカの古き良き田舎料理だ。かなりのボリュームなので日本人ならこれでお腹いっぱいだと思うが、お代わりも自由。
ちなみに野菜はエプコットの農園(水耕栽培)で採れたものらしい。(全てでは無いと思う)
料理の味は悪くは無いが、特に美味しくもない。デザートは、これも素朴な味というコンセプトなのだろうが、はっきり言って不味い。(アメリカ料理で日本人が凄く美味しいと思うことはまず無いと思うが)

ガーデングリル

農夫姿はミッキーだけ。チップとデール、プルートは衣裳無し。

食後はワールド・ショーケースへ。
メキシコ館でボートライドに乗ったりしつつ、ゆっくり歩いて日本館の前辺りでイルミネーションズを鑑賞することに。何とか鳥居や木が大きく視界を遮らないポジションを確保。
花火自体は十分に楽しめる位置だったが、ラグーン中央に移動してくる地球に映し出される映像も含めて楽しむにはちょっと距離が遠い。やはりショーケースプラザ側がベストかもしれない。

アニメと漫画、そして伝統的な工芸品が並ぶちょっと不思議な日本館(三越の経営なので何も間違った所はないけど)を見学して1回目のエプコットを後にした。

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オーランド旅行記20・ミッキーのバックヤードBBQ


マジックキングダムからミッキーのバックヤードBBQが行われるフォート・ウィルダネスまではボートで行く。(もしくはバスでも行ける)
フォート・ウィルダネスのボート乗り場からバックヤードBBQの会場までは徒歩5分程。
歩いている最中に雨が降り出し、会場に着いた頃には激しい雷雨に。本来まだ入場出来る時間ではないのだが、会場内に入るようにと指示される。
入場前には会場の外でキャラクターグリーティングがあると聞いていたので早めに来たのだが、おかげでそれは無し。
しかしもう少し遅ければボートも運航停止だっただろうし、大雨の中の移動で大変だったと思う。なので、結果的にはこれで良かった。

会場は基本的に早い者順でステージ前から席が割り振られる。一つのテーブルに6名程が座れるので、2名の我々はもちろん相席。中央最前列のテーブルの前から2席目を割り振られた。
このミッキーのバックヤードBBQとシンデレラのロイヤルテーブルは予約時に全額決済なので、既に支払いは済んでいる状態。

雷雨の為に早く入場したので料理の準備はまだ。ソフトドリンクのみいただける状態。(ソーダファウンテンから自由に持ってこれる)
程なくアルコール(ビールと若干のカクテル類)のサービスも開始された。アルコールは専用の場所に貰いに行く。(アルコール付きのデザートパーティー等も同様で、年齢チェックが必要なので対面となる)

本来の開場時間に料理の提供が開始された。この頃には雨も上がっていた。
バーベキューといっても自分達で焼いたりするわけではなく、バーベキュー風の料理のブッフェ。
一旦会場の外に出て、列に並び、一方通行で並んだ料理を取り、会場内に戻るという方式。もちろん何度でもお代わり自由。
料理の味はそこそこ。(特に不味くはないし、とても美味しいというわけでもない)
ちなみに調味料やナプキン類は一つのテーブルに1ヵ所ずつまとめて置いてある。アメリカでは人の目の前に手を伸ばしてそれらを取ることはあまり良いことでは無い様で、皆遠慮無く調味料の前に座っている人に「取って下さい」とお願いしている。

食事を始めて間もなくショーも開始。カウボーイ風の司会者による進行でカントリーミュージックやダンスタイム、投げ縄のショーなんかが繰り広げられる。
ダンスタイムにはキャラクター(ミッキー、ミニー、グーフィー、チップとデール)も登場し、ゲストと一緒にホールで踊る。なので、子供達や女性が中心だが、キャラクターと一緒に手を取って踊ることも出来、とてもクロースな内容。
ダンスタイムの後はキャラクター達はそれぞれのグリーティングの場所(会場の端や屋外)に移動し、それぞれ写真撮影となる。列はある程度でキャストが並ぶ人数をストップさせるが、キャラクター達の休憩を挟んで、このダンスからキャラグリという流れが数回繰り替えされるので、ショーの終了までには全キャラクター(グーフィーとチップ&デール、そしてミッキーとミニーの2グループ)とのグリーティングが可能になっている。(ちゃんと並べば)
キャラグリでのカメラマンによる写真撮影はマジックバンド(メモリーメーカー)に対応している。
キャラグリ中もステージでは歌や演奏が行われているので、キャラグリに興味の無い人も楽しめる様になっている。

ミッキーのバックヤードBBQ

キャラクターの衣裳もカントリーで可愛い

2時間ほどでミッキーのバックヤードBBQは終了。
ちょっとお高めではあるが、テーブルを廻るキャラクター達と写真を撮るだけのキャラクターダイニングに比べて内用充実のキャラダイであることは確かなので、ディナーショー風のキャラダイと考えれば満足出来る。キャラクターにさほど興味がなければパスした方がいい。(いくらお酒も飲み放題とはいえ、料理の内用は値段に見合わない)

ミッキーのバックヤードBBQ

ミッキーとミニーもバックヤードBBQ専用の衣裳。

通常、週に二回(我々の訪問時は木曜と土曜)しか開催されないので、行きたい場合は予約は早めに。

帰りのボート乗り場はバックヤードBBQから帰る人々で長蛇の列だったが、それを見越してボートも増便されているらしく、あまり待たされること無くマジックキングダムまで戻れた。
まだマジックキングダムはオープンしている時間なので、体力があればアトラクションやエレクトリカルパレード、セレブレイトマジックにウィッシュなんかも楽しめる。
が、我々はすぐにバスに乗り換えてポップセンチュリーへと帰ることにした。

翌日は朝からタイフーンラグーン。そして夕刻からエプコットの予定。
あと、そろそろ洗濯もせねばならない。ディズニークルーズの最終日に船内で洗濯しようとしたが、どこのデッキのコインランドリー(コインではなくルームキーカードで使うのだが)も空いていなくて断念していた。(クルーズ最終日は混むらしい…)

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