ラスベガスから陸路でグランドキャニオンへ[ベガス・ロス旅行記09]


ラスベガスから行ける定番の観光スポットと言えばグランドキャニオン。
現地旅行社が日本語対応のものだけでも何種類ものツアーを取り扱っている。英語がある程度理解出来るなら安いのは英語でのツアーになるが、今回は我々も大人しく日本語でのツアーを利用。
今までに2回ほどグランドキャニオンに行ったことがあるが、いずれも飛行機を使ったツアーだった。飛行機でのツアーなら早朝出発で午後早めに戻ってこられるので時間面では有利。しかし値段は一人300ドル以上する。
今回はほぼまる一日をかけて(出発から帰着まで12〜14時間はかかる)陸路(車)でのツアーを選択した。車の場合は時間はかかる(ラスベガスとグランドキャニオン間は東京大阪間くらいの距離)が、費用面は飛行機よりも格安(半額程度)。
そして多くの陸路ツアーがルート66の観光スポットであるセリグマンに立ち寄るので、ルート66の観光にも興味があるなら、陸路でのツアーがお得。

今回我々が利用したツアーは「陸路で行く グランドキャニオン国立公園日帰り観光ツアー 格安プラン<ビュッフェ昼食付/日本語ガイド」というもの。

早朝6時にルクソールホテルでピックアップ。宿泊したエクスカリバーからルクソールは館内通路で繋がっているので自分達のホテルから出発できる感覚だった。
ピックアップは自分達の宿泊ホテルに迎えに来てくれるわけではなく、いくつかの主要ホテルが指定され、その中から一番最寄りのホテルを選ぶ(自分達の宿泊ホテルがピックアップ場所になっていればラッキー)ことになる。

車は指定の時間よりもやや早めに到着していて、すぐに乗車することが出来た。
車は4列シートの大型SUV。ドライバーは2名体制で一人はドライバー兼ガイド。ほぼ定員いっぱいでのツアーとなったが、窮屈なことはなかった。

グランドキャニオンツアー

こんな感じの車。天井も高い ので車内空間は広々。

ラスベガスからグランドキャニオンまでの風景はほぼ砂漠で車窓からの景色はすぐに飽きてしまうが、行きはガイドさんがラスベガスの歴史やルート66について、グランドキャニオンが近くなればグランドキャニオンについての解説をしてくれているので、退屈することは無い。
トイレ休憩等も適時入れてくれるので車での移動は思ったほど苦では無かった。

途中立ち寄るセリグマンではルート66グッズのお土産を買うことと、記念写真を撮る程度の時間しかないが、実際それくらいしかやることの無い場所なので十分。

セリグマン

有名なお土産物屋さん。日本からのお客さんも多い様で、お店の人は片言の日本語を話せたりする。

ルート66

ディズニーの「カーズ」の舞台設定となったことでも有名な場所。ルート66は数々のアメリカ映画にも登場し、日本人にとっても有名な道になった。

グランドキャニオンに到着するとまずキャニオンプラザというホテルのレストランでビュッフェランチ。ビュッフェと言っても品数は少なく、味もイマイチ。サラダは種類があったので、サラダバーにちょっとした軽食が食べられると考えればいい感じ。

食事が終わると車で景観を楽しめるポイントに移動。
グランドキャニオンにはいくつものビューポイントがあるが、今回のツアーで巡るのはマーサー・ポイントとブライト・エンジェルの二箇所のみ。いずれも定番のビューポイントなので、景観は十分に楽しめる。
どちらのポイントにもお土産を買う場所もあり、それぞれ40〜50分は滞在出来るので、お土産を買い、写真を撮るのには十分な時間がある。(その日の交通事情により滞在時間は変わるらしいが)

グランドキャニオン

ビューポイントからの眺めは何度見ても感動するもの。世界中からの観光客で賑わっているが、広いので混んでいるという感じはしない。

帰路もトイレ休憩を適時入れながらの移動となるが、参加車はほぼ寝てしまうこともあり、ガイドさんの解説は無し。(質問等があればもちろん答えてくれる)
基本的に行きにピックアップポイントとなっていたホテルのいずれかに車を停めてくれるが、自分達が乗った場所で無くてもOK。なので、我々はベラージオで降ろしてもらい、リンクプロムナードに夕食に行くことにした。

陸路でのグランドキャニオンツアーは総じて満足出来るものだった。(食事がイマイチなのは飛行機でのツアーも同じだし)
ただ時間がかかることは確かなので、滞在が短い場合や、車に酔いやすい人にはお薦め出来ない。(飛行機もセスナなので、短時間とは言え、気象条件によっては大変な揺れ方をする事もある)
もうグランドキャニオンに行くことはないかと思うが、もし又行くことがあれば、次は飛行機かな…と思う。




スポンサーリンク


ラスベガスのタワーと観覧車[ベガス・ロス旅行記08]


ラスベガスの風景(特に人気なのは夜景)を楽しむには高い場所から見渡せる場所が一番。
ヘリコプターでの遊覧なんてのもあるが、お手頃なのはタワー展望台。
ストラトスフィアタワーかパリスのエッフェル塔が定番だが、ハイローラーという巨大観覧車も加わった。
今回の旅行ではこの全てに行ってみた。

ストラトスフィアタワー

過去にベガスに訪れた際にも必ず一度は行っていた定番のタワー。
タワーの天辺にスリルライド各種があることでも有名。過去にビッグショットというフリーフォールのみ体験したが、あまりの恐さに笑いが止まらなかった…(恐いと笑ってしまう癖がある)。
今回は娘が全てのアトラクションを拒否したので景色だけを楽しみに行ったが、アトラクションはBig Shot(ビッグショット)というフリーフォール、X-Scream(エックススクリーム)という地上に向かって勢いよく傾くシーソー、Insanity(インサニティ)というタワーからはみ出して、地面に向かって斜めに座った状態で回転するブランコ型ライドがある。
以前にあったHigh Roller(ハイローラー)というコースターは無くなっていた。

1階で展望台のみか、各種アトラクション込みかといったチケットを購入してから登るのだが、ここで展望台のみを選んでいても、上でアトラクション券を追加購入する事も出来る。ライドだけでなく、Sky Jump(スカイジャンプ)というバンジーが加わっていた…。

エレベーターに乗る前にセキュリティチェックがある。飛行機に乗るときとほぼ同様の荷物検査と金属探知。そして観光施設では定番の記念撮影。写真は最後に気に入れば購入出来るというやつ。

タワーの高さは350メートルあるので、(東京タワーが333メートル)パリスのエッフェル塔(150メートル)やハイローラー(頂点で170メートル)に比べて最も高い位置から景色を楽しむ事が出来る。
今回訪れたのは日中だったが、かなり遠くまで見渡せるので、ラスベガスが砂漠の中にある街ということを実感出来る眺めを見られる。夜景目当てであればストリップの中心にあるパリスのエッフェル塔やハイローラーの方が綺麗かもしれない。

ストラトスフィア

ストリップの中心から離れているので、ここに宿泊していない限りは徒歩では行けない。ラスベガス大通り沿いではあるので、バス(SDXやDEUCE)で簡単に行ける。

パリスのエッフェル塔

パリスホテルのシンボルになっている縮小版(ハーフサイズ)のエッフェル塔。
タワー展望台へのチケットはカジノ内に売り場があり、タワーのエレベーターもカジノ内。
展望台は本物のエッフェル塔と同じく金網越しに景色を見るもので、ガラスではない。本物もそうだが、金網越しでも特に景色が見にくいとは感じないし、ガラスで仕切られているよりも風を感じられて気持ちいい。(冬は寒いと思うが)
パリスはフォーコーナーにあるので、ストリップの夜景を十分に楽しむ事が出来る。目の前にはベラージオがあるので噴水をほぼ真上から見られるというのも特徴。噴水も夜はライトアップされているので、やはりここは夜景がメインだと思う。
昼ならストラトスフィアタワー、夕刻以降ならここといった感じ。

パリスのエッフェル塔

エッフェル塔の真下はカジノフロアなので、登るためにはパリスホテル内のカジノに行く。カジノは21歳未満禁止だが、カジノ内に滞留しない通過は子供でも許可されているので大丈夫。

ハイローラー

リンクプロムナード(インアウトバーガー等がある)の奥にある観覧車で、2018年現在では世界最大の大きさとのこと。
一周30分かかるので、じっくりと景色を楽しむ事が出来る。
観覧車に付いているカプセルは一度に20人くらいが乗れるもので、よく遊園地にあるような4人乗りのものではない。カプセルは全方位ガラス張りで、基本的に立って全方位の景色を楽しめる。(座れるベンチももちろんある)
チケットは昼夜で料金が変わり、飲み物付き等、各種販売されている。(ネットでも購入可)
我々が乗ったのは昼間で、同乗したのは二人のみで計四人だったので、カプセル内は広々。
夜景の方が人気があるだろうし(夜の方が値段が高い)、実際ストリップの景色が綺麗に見えると思うが、夜だとストリップの夜景のみということになって、せっかく360度見渡せる意味はないかもしれない。昼間は遠くの山並みまで全方位の景色が楽しめる。

ハイローラー

リンクプロムナードは食事等で行く機会の多い場所なので、ついでに乗るというのも有りかと思うが、一度乗ったら30分は降りられないので注意。

ということで、三箇所行ってみた感想としては、夜景ならパリスのエッフェル塔、日中ならストラトスフィアタワー、日中でも夜景でもお好み次第でハイローラーといった感じだろうか。
それにしてもいずれも料金設定がかなり強気。(つまり高い)
今回全てに行ってみたが、高いところから景色を楽しむという意味ではどれも一緒なので、一つに決めて行ったほうがいいだろう。
アトラクションに興味があるならストラトスフィアタワー一択だが、そうでないならストリップの中心にあって、移動も楽なパリスのエッフェル塔かハイローラーがお薦め。




今回食べに行ったバフェ[ベガス・ロス旅行記07]


ラスベガスの食事と言えばやは各ホテルのバフェ。(日本で言うところのバイキング)
嘗てはカジノ客に安く早く食事を済ませてもらって、カジノに費やす時間を増やさせるという目的を持っていたバフェだが、最近はバフェの価格設定もどんどん上がってきて、格安で食べられるという感じではなくなってきた。
それでも好きな物を好きに食べられるバフェの魅力は今でも健在。(言葉の心配があまり無いと言うのも非英語圏からの旅行者にとっては魅力)

今回、バフェが以前と変わったと感じたのは、総じて値段が高めになっていることの他に、飲み物がセルフサービスになっているバフェが多かったこと。
以前(14年前に来たとき)は、どんな格安バフェでも飲み物のオーダーはウェイター、ウェイトレスにというのが当たり前だったが、今は日本のファミレスのドリンクバイキング同様に、自分で各種マシンで注ぐというタイプが増えていた。

今回利用したバフェは以下の通り。

  • プラネットハリウッドの「スパイス・マーケット・バフェ Spice Market Buffet」
  • ルクソール「ザ・バフェ・アット・ラクソー The Buffet at Luxor」
  • ウィンの「ザ・バフェ・アット・ウィン The Buffet at Wynn」
  • マンダレイベイの「ベイサイド・バフェ Bayside Buffet」
  • パリスの「ル・ビレッジ・バフェ Le Village Buffet」
  • アリアの「ザ・バフェ・アット・アリア The Buffet at Aria」

宿泊したエクスカリバーのラウンドテーブルバフェはストリップにある大型ホテルのバフェとしては格安なことで有名なのだが、メニューも味もそれなり…ということで今回はパスした。
ただ、本当に安いので、パンケーキにスクランブルエッグといった定番のものを好きに食べられれば十分といった朝食とかなら利用価値はかなりあると思う。
エクスカリバーと対照的にベガスで最高のバフェとして有名なシーザースパレスのバッカナル・バフェも気になっていたがパスした。高級レストラン並みのメニューと味と大評判だが、値段もバフェとしてはかなり高額。(とはいってもフルサービスの高級レストランに比べれば安いけど)そしていつもかなり混んでいるらしい。(次回ラスベガスに行くことがあれば、その時には行ってみたいと思う)

スパイス・マーケット・バフェ

このバフェがあるプラネットハリウッドホテルは嘗てアラジンという中東をイメージしたホテルだったので、その名残が残っている。
各国の料理が揃っているということで人気のバフェで行列必至とのことだったので、早めの時間にディナーに行ってみた。ここだけではなくいずれのバフェも時間をずらせばあまり並ばずに利用出来たので、朝食なら早めの7時頃か遅めの10時以降、昼食なら13時半以降、夕食なら18時前とかに行けばいずれも15分以内でテーブルに案内して貰う事が出来た。
人気のバフェで値段も手頃ということで期待していたのだが、店内はやや暗く古さもあってあまり居心地がいいとはいえず、味もイマイチという印象。
もっともメニューが充実するはずのディナーでこれでは、朝食やランチではもっとがっかりなのでは(その分安いとは言え)と思う。
ということでここはもう再訪することもないと思う。今回利用した中では一番がっかりなバフェだった。

スパイスマーケットバフェ

その名に相応しくタコス、ナンにカレー等々、スパイシーな料理は豊富だった印象。

ザ・バフェ・アット・ラクソー 

宿泊したエクスカリバーのお隣、館内通路で行けるルクソールホテルのバフェ。ルクソールの現地での発音はラクソー。
ここもエクスカリバーほどではないものの、界隈では手頃な料金で有名なバフェ。これといった特徴もないバフェなのだが、店内は清潔な感じで照明も明るく、雰囲気は悪くない。
特別美味しい料理もないが、不味いということもなく、メニューは平均的なものがそれなりに揃っているので悪くないと思う。
ディナーで使うにはちょっと物足りないのかもしれないが、朝食やランチなら値段とのバランスも考えるとかなりお薦めなバフェだと思う。我々は朝食で利用したので満足度は高かった。

ザ・バフェ・アット・ウィン

ウィンホテルの中の高級バフェ。値段も高めだが、味も通常のバフェとは一線を画すと評判で、今回我々が行ったバフェの中では最も値段の高いバフェ。一番安く利用出来る朝食で行ってみた。
評判通りの高級で明るい雰囲気。バフェではあるが、高級ホテルでの優雅な朝食という感じを十分に味わえる。
料理も朝食だというのにかなり凝ったものが並んでいて、盛り付けもお洒落。朝からこれならディナーは相当なものが食べられるのではないかと思う。
味、雰囲気共に今回利用したバフェの中では一番だった。

ウインのバフェ

一つ一つが小皿にのった料理も多く、料理の種類が豊富。

ベイサイド・バフェ

マンダレバイホテルの中のバフェ。同ホテルでのショー、「マイケルジャクソン ONE」の鑑賞前にディナーで利用した。
ラスベガスのバフェは窓の無い店が多いのだが、ここはベイサイドという名に相応しくプールサイドにあって窓の開口も大きく、明るく清潔な感じが魅力。(今回利用しなかったが、フラミンゴホテルのバフェも大きな窓を持っていて雰囲気は似ている)
メニューと味は平均的。料金も安くは無いが高くもないという平均的なレベルなので、店内の良い雰囲気を考えれば全体的に悪くないと思う。
しかし特別な特徴もないので、マンダレイベイに用事があるか、ここと近いホテル(エクスカリバーやルクソール)に宿泊してるという場合に利用するのがいいと思う。

ル・ビレッジ・バフェ

パリスの中にあり、パリの街角を模したテーマレストランのような作りで人気があるバフェ。ここも行列必至と言われていて、有料で行列をショートカット出来るファストパスのようなものまで販売されいている。が、ここも早めに(17時ちょい前頃)ディナーに行ったので、待ち時間無しで着席できた。
パリというバフェのテーマに沿ってフランス料理風のメニューが多く提供されいるが、味はイマイチ。あくまでも雰囲気を楽しむバフェだと思う。
デザートもフランス風のもの(クレーム・ブリュレやクレープ等)が多く提供されていて、それらは甘さも適度で美味しいので、デザート好きなら満足度は高いかもしれない。

パリスのバフェ

パリの街角風の店内。ビストロの店内を模したような部屋の中のテーブルもある。

ザ・バフェ・アット・アリア

アリアホテルの中にあるバフェ。やや高めの料金設定だが、人気のバフェということで昼食で行ってみた。新しいホテルの中のバフェなので明るく、清潔感もあって雰囲気は良い。
メニューも豊富で味もレベルが高く、人気なのも頷ける内容。だが、同じ高級バフェとしてはザ・バフェ・アット・ウィンを経験してしまっているので、それに比べるとインパクトは薄い。(値段の違いはあるが)

ということで、今回利用したバフェの中で一番良かったのはザ・バフェ・アット・ウィン。
もう行く事はないかな…と思うのはスパイス・マーケット・バフェという感想。

バフェでもチップは必要なのだが、今回、飲み物もセルフサービスというバフェが増えていたこともあり、どの程度のチップが妥当なのか迷った。以前はアルコールなど別料金の物を頼まない限りは、一人当たり2ドル程度をテーブルに残せば良いのではないかと考えて、そうしていたが、今回は同じバフェでもサービス内容に違いがあるので。
飲み物もセルフサービスの場合は今まで通り一人につき2ドル程度(二人なので小銭の持ち合わせによって3〜5ドル)を、飲み物をオーダーで運んでくれる場合は合計料金の約15パーセント(バフェなので二人で50〜100ドル程度が合計料金だから、チップは8〜15ドル程度)を置くようにしたが、バフェのチップはアメリカ人でもかなり意見の分かれる問題の様なので、これはあくまでも私個人の意見で決めた額。