海外旅行保険は加入するべき


海外旅行の際には海外旅行保険への加入を検討するもの。
一人旅の頃はクレジットカード付帯の保険で十分と思って別途に海外旅行保険に入ることは無かった。
子供と一緒の旅でも旅行期間が一週間程度であればカード付帯の保険のみで出掛けることもある。
私のクレジットカードに付いている保険は同行家族もカバーされる。
補償の内容は本人の死亡が2千万、家族は5百万、怪我疾病治療が2百万、それに携行品50万という感じ。海外旅行の場合はクレジットカードでの旅費支払い等の適用条件無し、旅行期間は90日まで対応。
普通に考えればこれで十分なのだが、よくよく考えると極端に低い補償がある。
怪我と病気の治療費だ。
特別なスポーツなどをするようなアクティブな旅行はしないので、怪我の危険はそれほど高くはないのだが、怪我にしろ急病にしろ、絶対に無いとは言い切れない。
この辺は確率の問題でもあるので、旅行期間に応じて検討することにしている。旅行期間が長ければ長いほど、保険を使う事態の発生確率は増えるわけだ。
短期間の旅行であれば、よほどの重病でない限りは帰国までなんとかするという事も可能だろう。

そこで旅行期間が2週間を超える場合は別途に海外旅行保険に入る。
入るべき保険は心置きなく病院に行けることを前提に治療費の補償が高いものだ。

そもそもいちいち保険なんかに入らなければならないほど海外旅行は危険かのか?国内旅行ではその都度旅行専用の保険になんか入らないのに…と考える人もいるかもしれない。
確かに行き先にもよるが海外旅行が国内旅行に比べて著しく危険ということはない。しかし国内と海外では事情が全く異なってしまう部分が病院代、治療費というやつだ。

国内であればどこにいようと健康保険での治療が受けられるが、海外では日本で加入している健康保険は適用されない。それに加えてアメリカのように極端に医療費の高い国では、風邪で受診しただけでも10万円を超える診察料が請求されることも珍しくはない。
10万円程度であれば払うことも無理ではないだろうが、検査機器を使用したり、1泊でも入院したり、救急車を使うことでもあればあっと言う間に百万円を超えるだろう。
そう考えると万が一の場合に遠慮無く医療施設を利用したいと思えば2百万程度の保険ではぎりぎりだし、最低ラインなのだ。
出来れば無制限、最低でも2千万円の医療費が保障される保険が望ましい。

最近はインターネットで簡単に入れる海外旅行保険も増えている。
治療費2千万なら旅行日数1ヶ月で1万円程度の保険料で加入出来るものも多いはず。

クレジットカードに付いてくる保険の内容を確認した上で別途加入する必要があるかどうかは検討すればいいわけだが、もし海外旅行保険が付帯しないクレジットカードしか持っていないという場合には、海外旅行保険への加入は必須と言える。子供と行くなら尚更だ。
補償されるということも大切だが、万が一の場合に保険会社のサービスセンターが病院の手配や、手続きを仲介してくれるという安心も付いてくる。

アメリカでは都市によって医療費はかなり違うのだが、参考までにロサンゼルスでの平均をあげると、相部屋での入院費は基本1泊約22万円、盲腸で2泊入院して手術を受けた場合は約170万円だ。
投薬や検査等、色々と加算されていくとあっと言う間に数百万円になるのは想像に難くない。

ちなみにアメリカのドラッグストア(ウォルグリーンやロングス・ドラッグス、医薬品販売をしているターゲットやウォルマート等)では、軽度の症状であれば簡単な診察の様なことをして処方箋を出し、薬を販売してくれるインストア・クリニックと呼ばれる施設を併設している場合もある。ちょっとやそっとのことでは病院にかかれない人々が多いので、そういうサービスがあるわけだ。

retail health clinics

店の奥に見えるのがインストアクリニック。処方箋薬局の様な感じで存在する。

更に海外で治療を受けた場合にも、帰国後の手続きで国内の健康保険を適用して貰える「海外療養費」という制度があることも知っておこう。ただし同じ医療行為を日本で受けた場合の医療費を基準として支払われるので、これで安心という制度では無い。例えば日本では10万円で済む医療行為ならそれを基準に保険が適用されるということだ。海外では100万円かかったとしてもそれは考慮されないので、海外旅行保険の代わりには到底ならない。


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