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【留学冬休み旅行記】ディズニークルーズ下船からアトランタ最後の夜──帰国まで

クルーズ最終日、早朝から、ポート・カナベラルへの下船、オーランドからアトランタへのフライト、娘との最後の夜、翌日の見送り、そして予期せぬ仁川での一泊まで──この留学冬休み旅行記の締めくくり。

下船当日の早朝

下船当日、まだ暗いうちにベランダへ出ると、ポート・カナベラルの港の灯りが静かな水面に映り込んでいた。既に船は港に着いていた。

ポート・カナベラルの港

まだ日が登る前、ポート・カナベラルの港。

最終日の朝食はアレンデール:ア・フローズン・ダイニング・アドベンチャー(Arendelle: A Frozen Dining Adventure)のテーブルサービス。
ディズニー・クルーズの下船日の朝食は、前夜のディナーと同じレストランと決まっている。

アレンデール

アレンデールでの朝食がクルーズの最後。

食事を終え、廊下に飾られたディズニー・ウィッシュの全体断面図アートの前で最後の写真を撮った。

ディズニー・ウィッシュの全体断面図アート

ディズニー・ウィッシュ断面図アート。かなりデフォルメされているが、楽しいアートだ。

下船の流れ

下船は、前夜に廊下へ出しておいたスーツケースをターミナル内で受け取るところから始まる。
倉庫のような広いエリアにスーツケースがラゲッジタグに記されたキャラクターごとに分けて並べられており、自分のキャラクター(今回はデイジー・ダック)の表示がある区画から荷物を見つける。

ゴー・ポートでオーランド空港へ

ターミナルを出た後は事前予約していたゴー・ポート(Go Port)のシャトルバスでオーランド国際空港(Orlando International Airport / MCO)へ向かった。

ゴー・ポートはポート・カナベラルとオーランド国際空港を結ぶ乗り合いシャトルサービスで、クルーズ客に広く利用されている。
下船エリアに設置された紫色のポディウム(案内カウンター)で予約を確認し、次の出発バスに乗り込む形だ。
料金は一人片道29.99ドル前後(時期により変動)、所要時間は約45~60分。

下船直後はライドシェアの待ち時間が長くなりがちで料金も高くなりやすい。
ゴー・ポートは事前予約できる点と、乗り場がターミナルの近くにある点で便利だ。
ディズニー公式の送迎バスよりも料金を抑えられる。
空港に行くのなら、利便性にも差はない。
もちろんこれからWDWに行くならディズニー公式の送迎バスが一番の選択肢。

オーランド空港では、事前にアプリからセキュリティ通過時間を予約できる「リザーブド・セキュリティ・レーン(Reserved Security Lane)」サービスを利用した。
予約した時間帯に専用レーンを使って手荷物検査に進める仕組みで、下船後の混雑する時間帯には待ち時間の短縮に役立った。

オーランド空港

オーランド空港でアトランタ行きを待つ。

アトランタへ

オーランド国際空港では、娘と並んでデルタ航空(Delta Air Lines)のゲートで搭乗を待った。アトランタ行きだ。

アトランタに着いた後、ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港(Hartsfield-Jackson Atlanta International Airport / ATL)近くのホリデー・イン・エクスプレス&スイーツ・アトランタ・エアポートNE──ハーピーヴィル(Holiday Inn Express & Suites Atlanta Airport NE – Hapeville)に娘と二人で一泊した。

空港から無料シャトルが運行しており、翌朝のグルーム・トランスポーテーションの乗り場へのアクセスも良い。
IHGグループホテルの無料朝食ビュッフェつきタイプで、コストパフォーマンスは高い。
これまで貯めたポイントで、ほぼ無料の宿泊ができた。

夕食はホテルから徒歩数分、近くのアイホップ(IHOP)へ。
アイホップはパンケーキで知られるアメリカのファミリーレストランチェーンで、24時間営業の店舗も多い。
ブルーベリーパンケーキは二人でシェアした。

アイホップ(IHOP)

IHOPではやはりパンケーキも食べたくなる。

部屋に戻ると、バハマで買ったラムケーキの4箱のうち、一つを開けた。
美味しかったが、他のブランドとどう違うのかまではわからない。
残り三つのうち、一つは娘が大学に持ち帰り、二つは私がお土産用に持ち帰ることにした。

ラムケーキ

バハマで買ったラムケーキを二人で半分ずつ味見。

雨の中の見送り

翌朝は小雨が降っていた。

娘とグルーム・トランスポーテーション(Groome Transportation)のアセンズ行きシャトルの乗り場へ。グルーム・トランスポーテーションはアトランタ空港(ATL)とジョージア州アセンズ(Athens)を結ぶ乗り合いシャトルで、UGAの学生を中心に定番の移動手段として利用されている。
一日に複数便が運行しており、アプリやウェブサイトから事前予約が可能だ。

バスが来て、娘は大学の寮へと帰っていった。

私は国際線ターミナルに移動し、大韓航空(Korean Air)でアトランタを発った。
アトランタから仁川国際空港(Incheon International Airport / ICN)まで直行便で約13時間のフライトだ。
大韓航空を選んだ理由は、20年以上前から積み上げていたマイルが残っていて、それを使うと3万円ほどでアトランタから日本に帰れるから。仁川での乗り継ぎはやや面倒に感じたが、安さをとった。

仁川での予期せぬ一泊

仁川から成田行きに乗り継ぐ予定だったが、アトランタ出発が遅延し、仁川への到着も当然遅延。

飛行中からだんだん体調が悪くなっていた。
喉の痛み、鼻水、だるさ。仁川に着く頃にはかなりしんどい状態で、「成田行きはもう出た、羽田に振り替える」との案内を受けた。
しかし私は成田に車を停めてある。そう伝えると、翌朝の成田行き振替便と、空港近くの宿泊が手配された。

航空会社の運航遅延によるミスコネクション(乗り継ぎ失敗)の場合、通常は航空会社が振替便と宿泊を手配する。
大韓航空のスタッフが迅速に対応してくれ、グランド・ハイアット・インチョン(Grand Hyatt Incheon)への宿泊が手配された。夕食と翌日の朝食つきだ。

グランド・ハイアット・インチョンは仁川国際空港ターミナル1から無料シャトルで約3分、1,024室を擁する5つ星ホテルだ。
大韓航空が使用するターミナル2からはシャトルで約15分かかるが24時間運行している。

手配してもらったグランド・ハイアットのディナーは魅力的な内容だったが、食べる気力がなく、部屋に倒れ込んですぐに眠った。
スーツケースはそのまま空港側で管理され、自動的に翌日の成田行きに乗せると言われたので、手元にあるのは手荷物だけ。

翌朝も体調はまだ本調子ではなかったが、朝食だけはいただいた。体調さえよければもっと楽しめた内容だった。

振替便に乗って、成田へ帰国した。

帰国後の体調と、旅の終わり

帰宅してその日のうちに寝て、翌日に病院へ行った。
インフルエンザとコロナはいずれも陰性。
細菌感染を疑った医師に抗生物質を処方され、数日で回復した。
旅の最後の最後にしんどい思いをしたが、旅が終わる時だったことだけは幸いだった。

振り返って

ジョージア州、ルイジアナ州、フロリダ州、バハマ、そして思いがけない仁川経由で、約3週間、年を跨いだ旅が終わった。

娘はUGAの春学期を始めている。
次に会うのは、留学を終えて帰国するとき。その際はまた私が渡米し、ラスベガスとロサンゼルスに寄って、二人で帰国する予定だ。

今回の旅行記はこれで完結。