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WDW(ウォルトディズニーワールド)のhow-to 2


英語のWDW情報サイト等から入手したTip’sの2回目。
今回はパークホップ(パークからパークへ移動すること)と移動に関すること。

  • パークホップは、まず朝のエキストラマジックアワーのパークへ行き、昼以降に他のパークへが基本だが、昼以降の移動先のパークにアニマルキングダムとハリウッドスタジオは選ぶべきではない。(アニマルキングダムは常に午前中から行くべきで、ハリウッドスタジオは昼頃から常に混雑する代表的パーク)
  • 上記の法則に則ると、午後のパークホップの行き先はマジックキングダムかエプコットセンターが適している事になるが、もっともお薦めなのはエプコット。理由はキャパシティ(許容入場者数)が最も多いため、結果的に混雑の影響を最も受けにくいから。
  • 夜のエキストラマジックアワーがあまり有効では無いことは前回の情報にもあったが、もっとも有効でないのはハリウッドスタジオ。酷い場合はマジックアワー前よりも混雑するという情報もある。(キャパシティが最も小さいことと、ファンタズミックの人気が原因と思われる)
  • パークホップが混雑を避ける目的なら、パーク2つまでに留めるべき。3つ以上は移動時間のロスが混雑のロス以上となる可能性が高い。
  • マジックキングダムからボードウォークへ行くならスワン/ドルフィン行きのバスに乗ると早く行けることが多い。このバスがビーチクラブやヨットクラブを経由しないことが理由。更に他のバスよりも空いている場合が多い。スワンからボードウォークは徒歩ですぐ。
  • マジックキングダム以外のパークからマジックキングダムへバスで行く場合、何処かのリゾートを経由することになるが、コンテンポラリーリゾート行きが最も効率がいい。コンテンポラリーのバスストップからマジックキングダムは徒歩ですぐ。
  • ボードウォーク、ビーチクラブやヨットクラブからエプコットに行く際、ほとんどの場合、ボートを利用するよりも徒歩でエプコットのインターナショネルゲートウェイに向かった方が早い。
エプコットと周辺

これを見るとスワン/ドルフィン界隈からハリウッドスタジオも徒歩で行けることが分かるが、エプコットまでの歩道は散歩に適した景観なので、歩くのはエプコットに行く際がお薦めの様だ。

おまけ

  • 1月と7月はブラジルとアルゼンチンの学校が休みとなり、両国のティーンエイジャーがかなり大規模なグループでWDWに訪れる。この一団はかなり騒がしい事で有名で、これが理由でこの時期を避ける旅行者が多いらしい。

  • オーランド旅行記 目次

ビー・アワ・ゲスト・レストラン朝食開始 (オーランド)


オーランドのウォルト・ディズニー・ワールドのマジックキングダム内にある、美女と野獣の人気レストラン「ビー・アワ・ゲスト・レストラン(Be Our Guest Restaurant)が朝食も提供を開始するとのこと。朝食の提供時間は8時〜10時となっている。
今まではランチとディナーのみだった。

とりあえず3月20日(2015年)からスタートし、6月18日までは間違い無く提供されるようだ。
この期間をテスト期間としている様だが、そのまま続く可能性が高いと思う。
朝食の予約は既にMy Disney Experienceから行えるようになっているが、テスト期間を設定しているので、現在は6月18日までの予約しか受け付けていない。(テスト期間後も朝食提供が続くとなれば、予約可能日が延長されていくと思うが、現在は不明)

ビーアワゲストレストラン朝食

ご覧の通り、My Disney Experienceで朝食時間が選択可能。

必ずしも予約は必要では無く、予約無しでも並べば利用出来るようだ。(混雑状況によるだろうが)
出足の遅いアメリカ人のことなので、朝食はさほど並ばずに食べられるのではないかと思う。

私達は7月のランチの予約をとってあるので、そのままランチを利用するが、朝食も選択肢に入れられれば、もう少し違ったスケジューリングも出来たかもしれない。

朝食の内容はフランス風のファストカジュアルというもの。
いずれも19.99ドルの6種類ほどのメニュー(キッズメニューは5種類、11.99ドル)から選べて、ペストリー等は食べ放題、飲み物もソーダファウンテン利用で好きなだけ飲める形式。
つまり一人19.99ドルで食べられるわけだが、スーベニアグラスやゴブレット等もあって、それを頼むと別料金がかかる。

ビー・アワ・ゲスト・レストランはディナーのみビーストとのグリーティングが出来る。(ディナーはテーブルサービス)
従来からのランチも、新たに始まった朝食もグリーティングは無いので、野獣の城を再現したレンストラン内で食事が出来るというだけだが、それこそがここへ行く目的だろう。
なので、食事の内容自体にそれほど拘る人はいないと思うので、行ける時間帯に幅が出来たのは歓迎するべきことだと思う。
料金的には朝食のセット料金もランチの料金も総額ではあまり変わらない印象だし。

8時から10時というと、パークがまだ空いている時間帯なので、出来ればアトラクションに当てたい時間帯だ。そう考える人が多ければビー・アワ・ゲスト・レストランの朝食はあまり需要が無いかもしれない。(キャラブレであれば別だが)テスト期間中に利用者数が予想を下回れば、朝食は終わってしまう可能性はあるかもしれない。

オーランド旅行記 目次


映画 ウォルト・ディズニーの約束


映画「ウォルト・ディズニーの約束」(原題 Saving Mr. Banks)は、ディズニー映画の名作「メリー・ポピンズ」製作の裏話を描いた作品。
アメリカでは2013年末に、日本では2014年、大ヒットした「アナと雪の女王」とほぼ同時期の公開だった。
監督はジョン・リー・ハンコック、ウォルト・ディズニー役にトム・ハンクス、メリー・ポピンズの原作者、P・L・トラバース役にエマ・トンプソンという配役。

ウォルト・ディズニーの約束

これはもしかしてディズニーのこと?というディズニーをパロった映画は数々あるが、ウォルト・ディズニー本人を直接的に描いた映画は珍しいと思う。
主役はディズニーではなくP・L・トラバースなので、ディズニーサイドのエピソードに期待をするとやや期待外れかもしれないが、きちんと真面目に作られた秀作だと思う。

日本での集客を考えた邦題は仕方ないのかもしれないが、内容はまさに原題のSaving Mr. Banks。
(バンクス氏はメリーポピンズがやってくる家の子供達の父親で銀行家)
トラバースの少女時代の父親とのエピソードがドラマの主軸。親と子の赦しの物語だ。
ウォルト・ディズニーと(ディズニースピリッツと)、トラバースは対立し、相容れない人物として描かれるが、片やアニメとテーマパークで、片や小説で果たそうとしたことの原点は、いずれも幸福とはいえない子供時代の呪縛。

よく噂されるウォルト・ディズニーのダークな部分等は一切描かれない。ディズニーサイドの物語はメリー・ポピンズ製作過程に限られているのでそれで良いと思う。ディズニー映画だし。
特にディズニー社が配給を決める以前からあった脚本に文句を言うことはなかったらしいが、唯一ディズニー社が脚本に意見したのはウォルト・ディズニーの喫煙シーンだったそう。
時代も時代だし、別にウォルト・ディズニーが喫煙者と分かっても問題はないと思うが、理由はイメージ云々ではなく、喫煙シーンに厳しいアメリカのレーティングだそうだ。
(レーティングによって劇場鑑賞出来る年齢が制限される)

「アナと雪の女王」の陰でひっそり上映が終わったしまった感があるが、DVDやブルーレイでいつでも観られる作品なので、ディズニーに興味がある人には是非お薦めしたい。
そしてもし、ディズニー映画が嫌いではないのに「メリー・ポピンズ」を未だ観ていないという場合には、併せて観ることをお薦めする。

メリー・ポピンズ