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WDWファストパス+のTip’s


オーランドのWDWで導入されている事前予約可能なファストパス+。
WDW直営リゾート宿泊者は60日前、それ以外のホテルに宿泊している人は30日前から公式サイトのMy Disney Experienceかスマホアプリで予約が出来る。

システム的に予約時に必ず3つを取得しなければならないのだが、一部の超人気アトラクションを除いてパーク開園時間から2時間くらいはスタンバイが空いているので、それ以降の時間でファストパス+を予約した方がいいのは以前にも書いたとおり。
しかし混んでくる時間だと思って予約したのに、実際に行ってみたらスタンバイでもそれほど待ち時間がかからなかったというケースもあるかもしれない。
そんな時にはファストパス+を使わずに、その場でスマホアプリを使ってキャンセルし、別のアトラクションのファストパス+に変更してしまうといいらしい。
変更はアプリ以外にもファストパスキオスクで出来るが、キオスクに並ぶ時間が勿体ないので、アプリをインストールしたスマホを持っていることが大前提だ。
スタンバイ時間はその場に行って確認しなくても、同じMy Disney Experienceから確認出来るので、そろそろ指定時間だと思ったら、アプリから待ち時間を確認すれば良い。

ではどれくらいの待ち時間ならファストパス+を使わなくてもいいと判断すれば良いのか。
インタラクティブキューライン(スタンバイに並んでいる間にも楽しめる仕掛けを施したキューライン)を持たないアトラクションなら20分以下、インタラクティブキューラインを持つアトラクションの場合は30分以下といったところだろう。

ファストパス+は3つ使い切ると4つ目を取得出来るのだが、4つ目以降の取得にはアプリが使えず、必ずファストパスキオスクに行く必要がある。(4つ目以降は別のパークのアトラクションでも取れるが、そのパークのファストパスキオスクに行く必要がある)
もし午前中か午後早い時点で3つを使い切ったなら並ぶ価値はあるが、午後遅め以降ならもうほとんど利用価値はないはずだ。ファストパスキオスクは慢性的に混んでいる様なので、その列に並ぶくらいなら、素直にスタンバイに並んだ方が結果的には時間の節約になるかもしれない。
今後、アプリからも4つ目以降のファストパス+取得が出来る様になれば、もう少し利用価値は出ると思う。

ファストパスキオスク

ファストパスキオスクには空いている穴場もあるらしいので、見つけておけば便利かもしれない

ファストパス+は頻繁にキャンセルや変更が行われているので、目当てのアトラクションや時間帯がとれなくても、定期的に取得にチャレンジしてみるといい。
さっきまで取得不可だったのに、不意に取れる様になることがよくあるらしい。(完全に運次第だが)

オーランド旅行記 目次


ディズニークルーズのドレスコード


クルーズ船といえばお洒落が必要というイメージがあるが、ディズニークルーズはカジュアルクルーズに分類される。
ディズニークルーズのオフィシャルサイトのアナウンスと、実際に参加した人達の旅行記などを参考に、実際のところどの程度のドレスアップが必要なのかを調べてみた。

まず日中はとことんカジュアルで問題は無いようだ。つまりTシャツ短パンで問題ない。
問題はディナーだろう。
3〜5泊のショートクルーズではクルーズカジュアルを基本に、オプショナルドレスアップが一日、パイレーツナイトが一日となっている。
7泊以上のクルーズではフォーマルナイトがある。

クルーズカジュアルは短パン、タンクトップ、水着は遠慮してと書いてあるので、長いズボンにちゃんと袖のあるシャツならいいと解せる。
ジーンズもダメと言っているサイトもあるが、ディズニークルーズの公式のアナウンスにはジーンズ不可という記述は無かった。
実際にディナーの風景写真や動画等も観てみたが、アメリカ人達は実に自由な感じだ。Tシャツに短パン、サンダルという格好の人もいるので、裸でも無い限りは追い返されるということはなさそうだ。

まあ一般的に推奨されるクルーズカジュアルとは、長いズボン(ジーンズはカジュアルすぎ)に、襟の付いたシャツ(アロハやポロシャツで可)といったところの様だ。
女性ならワンピースかブラウスにスカートなら問題なさそうだ。

次いでオプショナルドレスアップだが、任意なので上記のクルーズカジュアルで構わない。が、お洒落したい人はこの日にどうぞといった感じだ。
フォーマルを指定されているわけではないので、ジャケットを羽織ればノーネクタイでも十分だし、もちろんスーツにネクタイでも問題ない。もっとお洒落したければタキシードに蝶ネクタイでもいいわけだ。女性ならドレスだろう。

パイレーツナイトは海賊風の仮装をどうぞという日だ。アメリカ人達の写真や動画ではかなり気合いの入った扮装も多い。何処で買ったのかという様な本格的な海賊衣装に身を包んでいる人から、ドレスシャツの胸元をワイルドに開けて、眼帯を付けている人、普通のクルーズカジュアルに海賊のバンダナ(クルーズで配られるらしい)だけの人、全く普通の人…。
つまり扮装をするか、クルーズカジュアルでいい様だ。

ショートクルーズなら以上の準備(靴も忘れずに)をすれば問題ないが、一週間以上のクルーズの場合はフォーマルが必要になる。最低限スーツにネクタイは持参する必要があるだろう。女性はドレスだ。
そしてショートクルーズでもローテーションダイニングだけではなく、レミーやパロでの夕食を予約する人は、上記のオプショナルドレスアップ以上の服が必要になる。つまり最低限ジャケットは必要だ。

ディズニークルーズのディナー風景

子供達はディナーでもTシャツ等、いたって普段着が多い。しかしドレスアップ必須の場合は子供もそれなりの服が必要かと思う。

ローテーションダイニングでのオプショナルドレスアップが任意である5泊以内のクルーズでは、クルーズカジュアルさえ用意すれば問題はないということになるが、せっかくなので推奨される服装をした方がいいと思う。
ドレスアップの日はサーバー達もそれに合わせているし、キャラクター達もドレスアップしている。一緒に写真に納まるなら、自分達もそれに合った服装の方がいいだろう。
日本人は着物に挑戦してみてもいいかもしれない。(自力で着られるなら)
浴衣はフォーマルではないのでドレスアップ以外のクルーズカジュアル着ることをお薦めする。


WDWのバリューリゾート比較


オーランドのWDW直営リゾートで、最も安い価格帯に属するバリューリゾートと呼ばれるクラスに属するのは以下の通り。

  • ディズニー・オールスター・スポーツ
  • ディズニー・オールスター・ミュージック
  • ディズニー・オールスター・ムービー
  • ディズニー・ポップセンチュリー
  • ディズニー・アート・オブ・アニメーション

一番室料が安いのはオールスター3軒で、次にポップセンチュリー、そしてアート・オブ・アニメーションという順番なのだが、アート・オブ・アニメーションは大半がスイートルームなので、バリュークラスらしい価格帯で泊まれるのはリトル・マーメイド棟のみ。
なので、アート・オブ・アニメーションに限ってはリトル・マーメイド棟のみを対象として比較する。

まずオープンが新しい順番だが、これも値段に比例していてオールスター3軒が最も古く、次にポップセンチュリー、そして最も新しいのがアート・オブ・アニメーションになる。
部屋の新しさを基準にするならアート・オブ・アニメーションが一番いいわけだが、直営リゾートは定期的にリノベーションされているので、どこに泊まっても特に気なる程ではないと思う。
部屋の作り自体はどこも同じで、外廊下に面して部屋が並び、室内の広さは似たり寄ったり(約15畳)で、室内設備も同等(TV、小型冷蔵庫、ドライヤー、金庫、無料Wi-Fi)だ。
ベッドタイプは1キングか2ダブルのいずれかになる。一部屋の定員は4名+幼児だが、ローラウェイ(補助ベッド)が入れられないので、実際には大人2名に添い寝の子供2名までが限界と思える。

Disney Value class resort

部屋の作りはいずれもこのタイプだ。ドアや窓の外は外廊下になる。

リゾートの規模を部屋数で見ると、ポップセンチュリー2,880部屋、アート・オブ・アニメーション1,984部屋、オールスター・スポーツ1,920部屋、オールスター・ムービー1,920部屋、オールスター・ミュージック1,706部屋という順番でポップセンチュリーが圧倒的に大きい。
これはポップセンチュリーのみが4階建てということもある。(他は3階建て)
なので、フードコートなどの施設は必然的にポップセンチュリーが一番混雑しやすくなるのだが、もちろんその分大きく作られてはいる。
いずれのリゾートもパークへの交通機関はバスのみとなるが、オールスター3軒は共同で運行されいる時間帯がある。パークオープン時や閉園時の混雑する時間帯にはそれぞれ専用のバスが走っているが、共同で運行されている時間帯には、3軒でそれぞれ乗降があるので時間がかかることになる。
その点、ポップセンチュリーとアート・オブ・アニメーションは全時間帯、専用なので便利だ。
又、ポップセンチュリーとアート・オブ・アニメーションは橋で繋がっているので、裏技的にいずれかのリゾート行きのバスに乗れば帰れる。パークのバス停ではポップセンチュリー行きとアート・オブ・アニメーション行きが隣り合わせの事が多いので、先に来た方や、空いている方に乗っても帰れるということだ。(宿泊リゾート行きで無い場合は橋を渡って移動しなければならないので、多少歩くことになるが)
なので、交通機関の利便性で考えればポップセンチュリーとアート・オブ・アニメーションがオールスターよりも良いということになる。

ではポップセンチュリーとアート・オブ・アニメーションのどちらが良いのか。
最初に書いたとおりアート・オブ・アニメーションで本来のバリュー価格なのはリトル・マーメイド棟のみだ。このリトル・マーメイド棟はとてもフロント棟(フードコートやバス停)から遠い。
パークへの行き帰りだけなら我慢できるかもしれないが、ちょっとフードコートへ行ってリフィルマグに飲み物を入れようという様な場合には躊躇してしまう距離だ。
ポップセンチュリーであれば僅かな差額でプリファード棟(フロント棟に近い部屋)も選べるし、繁忙期で無ければ差額無しでもかなり便利な位置の部屋になる可能性もある。
つまりアート・オブ・アニメーションにバリュー価格で泊まるなら、フロント棟からは絶対に遠くなるということだ。

ということで、価格、利便性から選ぶとポップセンチュリーがベストバランスということになる。

ちなみにそれぞれのリゾートの平均的な価格差は以下の通りだ。

オールスター3軒よりもポップセンチュリーは1泊約10ドル程高い。
ポップセンチュリーよりもアート・オブ・アニメーション(リトル・マーメイド棟)の方が1泊約20ドル程高い。
オールスター3軒とポップセンチュリーはプリファード棟を指定すると1泊約18ドル程高くなる。(ポップセンチュリーはプールビューか否か等の分類もあるが、通常のスタンダードからプリファードにした場合)

安さだけを優先するなら、オールスター3軒のいずれかのスタンダードで決まりということになる。WDW直営リゾートの中で最も安い宿泊料だ。

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