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準備その21・クルーズのドアデコレーション作り (オーランド)


ディズニークルーズのステートルーム(船室)のドアを飾るデコレーション作りを始める。
このドアデコレーションは多くの乗船客が行っていて、家族連れではまずやらない人はいない。
買うことも出来るのだが、日本では専用のものはなかなか手に入らないし、乗船後に船内で買ったのでは他の人達と被りまくるだろう。
ということで、自作することにした。

ドアは金属製なのでマグネットを使う。テープ類の使用は禁止されている。
あとはA4サイズの厚手の写真専用紙にプリントしたものを切り抜き、100均でマグネットシートやマグネットシールを買ってきて裏に貼れば完成だ。
一般的にシート状のマグネットは磁力が弱いので、ある程度の大きさで貼る必要があるが、物が紙で軽いので、全面に貼るような必要はない。全体の50パーセントくらいの大きさが適当だった。
マグネットはシート状の物を使うことをお薦めする。堅い磁石だとドアを傷つける心配がある。

インターネット上を英語で「Disney Cruise Door decoration」等で検索すれば様々なサンプルやテンプレートが見つかる。
その中からいくつかをチョイスして、自分達の名前を入れるようなものは手持ちの画像編集ソフトで文字入れをしてから、家庭用インクジェットプリンターで印刷。
紙は絶対に厚手の写真専用紙がいい。普通紙では厚みが足りないし、仕上がりが悪くなる。
こういった用紙も少量なら100均で入手出来る。

まず絶対に欲しいのはドアの円形プレートの周囲を飾るタイプのもの。
定番はミッキーの耳だ。シンプルなものからかなり凝ったものまで様々なものがある。
あとはネームプレート。

今回は以前、東京ディズニーランドのポリネシアンレストランでもらったペーパープレートにもマグネットを貼り付けて飾ることにした。
工夫次第で色々な物がデコレーションに使えそうだ。ただ、船内とはいえ、ステートルームの外に貼っておくものなので、高価な物や無くして困るものは使わない方がいい。

ディズニークルーズのドアデコレーション

完成したドアデコレーション

私達は以上のお手軽制作で用意したが、時間をかければもっと凝ったものも作れるだろう。
プラ板で土台を作り、その上にプリントを貼れば質感の高いデコレーションも出来る。
工作好きの子供がいるなら、旅行の前から楽しい時間を過ごせるはずだ。

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ポップセンチュリーの部屋番号


WDWのバリュークラス直営リゾートの中でも値段と利便性のバランスが良く、人気のディズニー・ポップセンチュリー・リゾート。
今回は部屋番号の見方と、部屋番号と部屋の位置関係を解説。

ポップセンチュリーに限らず、同じ様な構造になっているバリューリゾートは4桁の部屋番号を持つ。普通は階数を表す数字に部屋の番号が続くと思うが、ポップセンチュリーの場合は最初の数字は棟の番号(ビルディングナンバー)になる。
次いで2桁目が階数(フロアナンバー)で、最後が部屋番号だ。
つまり1234なら、1棟の2階にある34号室になる。

ポップセンチュリーは50年代〜90年代までの棟があるが、ビルディング番号は以下の通りだ。

  • 50年代=1〜3
  • 60年代=4〜5
  • 70年代=10(0と表記)と6
  • 80年代=7と9
  • 90年代=8

階数に関しては4階建てなので1〜4になる。

ポップセンチュリーマップ

クラシックホール(ロビー棟)の右から反時計回りに1〜10のビルディング番号となる。10号棟(70年代)は0と表記される。

部屋はT字型の建物のそれぞれ一辺に12室ずつ並ぶ形で割り振られている。裏表合わせて一つのウィングに計24室、T字で3つのウィングがあるので1フロアに72室、4階建てなので一棟288室だ。
T字の交わる部分にエレベーターと製氷機がある。

ポップセンチュリーの部屋番号

ポップセンチュリーの部屋番号はこの通りに並んでいる。エレベーター(製氷機)にもっとも近いのは01、25,29、48、49、72になる。

コネクティングルーム(室内に隣の部屋と繋がるドアがある)は次の部屋番号どおしとなる。
02-03 04-05 06-07 18-19 20-21 22-23
26-27 28-29 30-31 42-43 44-45 46-47
50-51 52-53 54-55 66-67 68-69 70-71

以上、ルームカテゴリーを解説した記事と併せて読んでもらえれば、ポップセンチュリーの部屋位置をより理解しやすいと思う。

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準備その20・ESTAの取得 (オーランド)


アメリカに3ヶ月以内の観光目的で行く場合にはビザは不要。代わりに必要になるESTA。
一度取得しておけば2年間有効だが、今回オーランドに行くに辺り切れていたので取得し直し。

パッケージツアー等では代行してくれる所もあるようだが、もし余分な代行手数料を取られるなら自分でやった方がいい。又、最近ではネット上にもESTA申請代行業者なるものが多数存在するようで、中にはあたかもESTAの公認サイトであるかのような表現、デザインを施した紛らわしいものもある。
これらは自分でやれば5〜10分で終了する作業を代行するだけで代行手数料を得ようとするもので、利用する価値は無い。
そもそも代行業者に伝えなければならない情報を入力する必要があるのだから、最初からESTAの公式サイトでそれらを入力するのと何処に手間の違いがあるのか分からない。代行によるメリットが不明だ。2015年6月現在、ESTAの申請手数料は一人14ドルだ。

ESTAの公式サイト「ESTAオンライン申請サイトでは日本語にも対応している。

ESTA

これが公式サイトの画面

申請時に必要な情報は氏名や住所、国籍、出生地等の他にパスポート情報、緊急時の連絡先や米国内での連絡先等だ。米国内連絡先は滞在予定のホテルの住所や電話番号でOKだ。(複数箇所に宿泊の場合はメインの場所だけで大丈夫)
あとはお決まりの質問に対するイエスノーをチェックすればいい。
入力作業自体はどんなに遅い人でも10分もあれば終わるだろう。手数料はクレジットカードで支払う。
現在ESTA申請の際にグループを作成することが可能になっているので、任意のグループを作っておけば、家族や同行者の申請を一度に行って(連続して行って)、手数料を纏めて支払うことも出来る。

申請が完了してから何も問題の無い人は数分で渡航認証許可となるはずだ。
ESTAの控えは特に必要では無いが、万が一のトラブルに備えてプリントしておくか、最低限ESTAの申請番号を控えておくことをお薦めする。
申請番号はESTAの有効期限を確認したり、情報を編集したりする際に必要になる。
ちなみにパスポートが変わった場合はESTAは有効期限内でも取り直しとなる。又、更新や継続といった概念は無いので、有効期限の2年が過ぎて、再度渡米する際には新たに新規で取得する必要がある。

ESTAの取得が出来ないと渡米にはビザが必要になるので手間がかかる。心配な場合は旅行に出発する一ヶ月前には申請しよう。とは言っても多くの人は即座に渡航認証許可となるはずだ。
どんな人が認証されないかと言えば、まず間違い無いのは質問事項の回答にイエス(はい)の項目があった人だろう。
過去に米国の出入国でトラブルのあった人や、前科のある人は保留状態が長引く可能性が高く、最終的に不許可となる場合もある。そうなったら米国大使館や領事館でビザを申請するしかない。

我々は何の問題も無く、申請から数分で渡航認証許可となった。
前回の渡米は2013年のハワイで、その時ももちろんESTAを取得しての旅行だったので、今回のオーランド旅行での乗り継ぎ地、シカゴでは初体験の自動入国審査マシーン(APC: Automated Passport Control)が使えるはずだ。
ESTAでのアメリカ入国で、過去(2008年以降)既にESTAでの入国歴がある場合は、米国内の主要な空港でAPCと呼ばれる自動入国審査機が使えるようになっている。日本語にも完全対応でかなり便利との評判だ。

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