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準備その9・シーワールドのチケット格安購入(オーランド)


シーワールドと、シーワールドが作ったウォーターパークのアクアティカ、そしてユニバーサルスタジオのチケット手配を始める。
まずは公式サイトでのチケット購入だが、安いチケットはなぜかアメリカやカナダ、プエルトリコ在住者専用ばかり。外国人である日本人旅行者が購入出来るチケットは割安感無し。

そこでネットで格安チケットを販売しているサイトを探してみた。
クレジットカードで買うことになるので評判も重要。
Undercover Touristというサイトが良さそうだったので、チケット料金を調べてみた。
確かに安い。公式サイトでは外国人旅行者には販売されていない酒類のチケットが用意されていてる。

undercovertourist.

オーランドの他、カリフォルニア、サンディエゴのテーマパークチケットも販売している。

そこでシーワールドとアクアティカにそれぞれ一度だけ入場出来るというコンビチケットと、ユニバーサルスタジオとアイランズオブアドベンチャーの2パーク2デイ+1デーフリーというチケットをカートに入れた。ユニバーサルのチケットは2日間の料金でもう1日入場出来るという実質3日間のチケットだ。
このタイプのチケットを公式サイトでも販売しているが、公式サイトではアメリカとカナダ在住者専用だった。

ところが、シーワールドの方はEチケットなので問題ないが、ユニバーサルスタジオの方は郵送か現地受け取りのリアルチケットしかない。
郵送可能な国に日本はなく、その場合は現地のUndercover Touristのオフィスでしか受け取れない。場所を調べてみたが、ユニバーサルスタジオに近いのだが、車がないと行けない場所。
今回レンタカーは使わないので受け取りには行けそうもない。タクシーやバスでわざわざ受け取りに行くのは時間も費用も勿体ない。

そこでここでの購入はシーワールドのチケットのみに。
公式サイトで売っている同様のチケットよりも、二人分合計で約80ドル安く購入出来た。

チケットは購入日から1年間有効。シーワールドに1回、アクアティカに1回入場出来る。
E-チケットなのでウィルコール等に立ち寄る必要なくそのまま入場出来るが、入場の際、フォトID(パスポート)での本人確認が必要とのこと。
E-チケットには名前が印字されていて、その名前の人間しか使えないというルールだ。

シーワールドのチケット

購入したE-チケット

今回利用したUndercover Touristではオーランドの3大テーマパーク以外にもロサンゼルスのユニバーサルスタジオハリウッドやナッツベリーファーム等の格安チケットも販売している。
E-チケットで購入可能なもの(ユニバーサルスタジオハリウッドやナッツベリーファームはE-チケットで販売されている)であれば日本人でも簡単に、格安に購入出来るので便利なサイトだ。
リアルチケットしか種類が無い場合でも、現地オフィスに受け取りに行けるなら、全てのチケットが購入出来る。

ちなみに手軽に購入出来るE-チケットだが、家庭用プリンターで印刷することが殆どだと思う。
通常の家庭用インクジェットプリンターで印刷されたものは水にとても弱いので要注意だ。
E-チケットにはQRコードやバーコードが印刷されているが、水に濡れるとすぐに滲んでしまい、読み取り不能になる。
E-チケットは絶対に濡らさないようにすることが大事だ。特にマルチデーチケットの様に何日も使うチケットは途中で読み取り不能になると大変なので、予備もプリントして現地に持参した方がいい。

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海外旅行保険は加入するべき


海外旅行の際には海外旅行保険への加入を検討するもの。
一人旅の頃はクレジットカード付帯の保険で十分と思って別途に海外旅行保険に入ることは無かった。
子供と一緒の旅でも旅行期間が一週間程度であればカード付帯の保険のみで出掛けることもある。
私のクレジットカードに付いている保険は同行家族もカバーされる。
補償の内容は本人の死亡が2千万、家族は5百万、怪我疾病治療が2百万、それに携行品50万という感じ。海外旅行の場合はクレジットカードでの旅費支払い等の適用条件無し、旅行期間は90日まで対応。
普通に考えればこれで十分なのだが、よくよく考えると極端に低い補償がある。
怪我と病気の治療費だ。
特別なスポーツなどをするようなアクティブな旅行はしないので、怪我の危険はそれほど高くはないのだが、怪我にしろ急病にしろ、絶対に無いとは言い切れない。
この辺は確率の問題でもあるので、旅行期間に応じて検討することにしている。旅行期間が長ければ長いほど、保険を使う事態の発生確率は増えるわけだ。
短期間の旅行であれば、よほどの重病でない限りは帰国までなんとかするという事も可能だろう。

そこで旅行期間が2週間を超える場合は別途に海外旅行保険に入る。
入るべき保険は心置きなく病院に行けることを前提に治療費の補償が高いものだ。

そもそもいちいち保険なんかに入らなければならないほど海外旅行は危険かのか?国内旅行ではその都度旅行専用の保険になんか入らないのに…と考える人もいるかもしれない。
確かに行き先にもよるが海外旅行が国内旅行に比べて著しく危険ということはない。しかし国内と海外では事情が全く異なってしまう部分が病院代、治療費というやつだ。

国内であればどこにいようと健康保険での治療が受けられるが、海外では日本で加入している健康保険は適用されない。それに加えてアメリカのように極端に医療費の高い国では、風邪で受診しただけでも10万円を超える診察料が請求されることも珍しくはない。
10万円程度であれば払うことも無理ではないだろうが、検査機器を使用したり、1泊でも入院したり、救急車を使うことでもあればあっと言う間に百万円を超えるだろう。
そう考えると万が一の場合に遠慮無く医療施設を利用したいと思えば2百万程度の保険ではぎりぎりだし、最低ラインなのだ。
出来れば無制限、最低でも2千万円の医療費が保障される保険が望ましい。

最近はインターネットで簡単に入れる海外旅行保険も増えている。
治療費2千万なら旅行日数1ヶ月で1万円程度の保険料で加入出来るものも多いはず。

クレジットカードに付いてくる保険の内容を確認した上で別途加入する必要があるかどうかは検討すればいいわけだが、もし海外旅行保険が付帯しないクレジットカードしか持っていないという場合には、海外旅行保険への加入は必須と言える。子供と行くなら尚更だ。
補償されるということも大切だが、万が一の場合に保険会社のサービスセンターが病院の手配や、手続きを仲介してくれるという安心も付いてくる。

アメリカでは都市によって医療費はかなり違うのだが、参考までにロサンゼルスでの平均をあげると、相部屋での入院費は基本1泊約22万円、盲腸で2泊入院して手術を受けた場合は約170万円だ。
投薬や検査等、色々と加算されていくとあっと言う間に数百万円になるのは想像に難くない。

ちなみにアメリカのドラッグストア(ウォルグリーンやロングス・ドラッグス、医薬品販売をしているターゲットやウォルマート等)では、軽度の症状であれば簡単な診察の様なことをして処方箋を出し、薬を販売してくれるインストア・クリニックと呼ばれる施設を併設している場合もある。ちょっとやそっとのことでは病院にかかれない人々が多いので、そういうサービスがあるわけだ。

retail health clinics

店の奥に見えるのがインストアクリニック。処方箋薬局の様な感じで存在する。

更に海外で治療を受けた場合にも、帰国後の手続きで国内の健康保険を適用して貰える「海外療養費」という制度があることも知っておこう。ただし同じ医療行為を日本で受けた場合の医療費を基準として支払われるので、これで安心という制度では無い。例えば日本では10万円で済む医療行為ならそれを基準に保険が適用されるということだ。海外では100万円かかったとしてもそれは考慮されないので、海外旅行保険の代わりには到底ならない。


オーランドのスコール対策


以前5月のオーランドに行ったことがあるが、その時もスコールはあった。
しかし運良く移動中だったり、食事中だったりで、外に出ると雨がやんでいるということが続いたので助かった。

今回は8月なのでスコールは真っ盛り。スコール対策はある程度考えておかないと現地で苦労することになりそうだ。(本格的なスコールのシーズンは例年7〜9月)
スコールは午後にやってくるということは分かったが、情報を集めてみると午後早いときは14時頃から、遅いときは17時頃までと時間に結構幅がある。30分程度でやむこともあれば1〜2時間降り続くこともあるようだ。まあそれ以上降っているならスコールというよりも単純に雨天だろう。

これらの情報から天気に左右されるパークやアトラクションは午前中を中心に考えた方が良さそうだ。ウォーターパークや屋外アトラクションがこれに当たるだろう。
真夏の猛暑もあるのでお昼過ぎには一旦ホテルに戻れるスケジュールがベストだと思う。
で、問題は午後を基本的にどうするか。
スコールはいきなり暗くなってやってくるようなので、数時間後の状況を予測できるものではないだろう。
夕方までには夕食の予約をしている日もあるし、パークに戻ることが多くなるわけだが、スコールの最中の移動になればバスやモノレールなどのWDWトランスポーテーションシステムは停止したり遅延したりもする様なので、雨の中の移動となれば早めに出掛ける事が必要と思われる。

パーク内でスコールに見舞われた時には屋内アトラクションかショップ、レストラン等でやり過ごすのが賢明だろう。激しいスコールは滝壺の中同様の状態らしい。
とは言ってもレストランの予約時間等によっては多少の移動は必要になるかもしれない。そんな時の雨具は傘では役に立たないとのことで、ポンチョが必須。
ポンチョはある程度作りのしっかりしたものでないとこれまた役に立たないとのことで、経験者の大半がパークで売られている物を推奨している。
最初のうちに入手しておいた方が良さそうだ。

スコール wdw

やはりポンチョが定番で傘はあまり見かけない

スコール対策という意味ではないが、夏のテーマパークなので半ズボンで過ごすつもりだが、これはスコール対策としても有効らしい。長いズボン等では濡れてしまって苦労するらしい。
本格的なスコール対策ルックなら、水着の上にTシャツと短パンとのことだ。びしょ濡れ系のアトラクションにも対応するので、特にアメリカ人の女子にはこのパターンも多いらしい。
あとは靴下をはかず、水はけするクロックスやサンダル等にすることは必須で、スニーカーだと悲惨なことになるらしい。
たくさん歩かされるテーマパークでは歩きやすいスニーカーがいいと思うのだが、夏はそもそもスニーカーでなければ足に負担が大きいと感じるほど歩き回ること自体が無理とのこと。
午前と午後に分けて途中で必ずホテルに戻ると決めていれば、午前中は歩き回ることを想定したスニーカー、スコールの多い午後はクロックスやサンダルと分けることも可能かもしれない。

午後から夜にかけてパークに行く場合はポンチョとタオルは必携か。
暑さ対策としてもスコール対策としても余裕を持った行動が必要なのは確かなようだ。

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