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Fish Extender (フィッシュエクステンダー)


ディズニークルーズに乗船すると、船室(ステートルーム)のドアに施されたマグネットのデコレーションと一緒にドア横のフックに賭けられたレターラックや袋を目にすることがあると思う。
これがFish Extender (フィッシュエクステンダー)と呼ばれるものだ。
ドア横のフックは魚の形状(タツノオトシゴだったりもする)をしていて、それにぶら下げるのでフィッシュエクステンダーという通称が付いた様だ。

フィッシュエクステンダー

ドア横のフックにかかってるのがFish Extender

これは事前に同じクルーズに乗る人達どおしでグループを作り、そのグループ内でプレゼント交換を行う為に使われる。グループはFEグループと呼ばれる。
このフィッシュエクステンダーと言う行為はディズニークルーズ公式のものではなく、有志の間で非公式に行われているものだが、アメリカでは有志も多く、専用のサイトも多くあってかなり知られているようだ。
専用のレターラック等を手作りで販売している人や、交換するプレゼントの情報ブログなんてのもたくさんあったりする。

参加の方法はまずFEグループに入れて貰うことから始まる。
これは該当クルーズに乗る誰かがボランティアでリーダーとなり、グループリストを作ってくれることで始まるものなので、必ず全てのクルーズで行われるとは限らない。
傾向としては3日間程度のクルーズでは行われる率が低く、長いクルーズになればなるほどグループが作られる可能性が高くなるようだ。
現在ではかなり人気の遊びなので、4日間以上のクルーズではほぼグループが作られると思っていい状態のようだ。

グループリストに入る為にはコミュニティサイトの該当クルーズのスレッドで参加したい旨を表明する。そのクルーズにボランティアでFEグループリストを作ってくれている人がいれば、それでリストに入れてくれるので、後はクルーズが近くなれば何等かの方法(メール等)でリストを入手出来るはずだ。
FEグループは10室〜20室くらいに纏められてグループ化される。あまり巨大なグループだとプレゼントの用意が大変になってしまうからだ。
参加の時に伝えておく情報は自分達の性別と年齢、ステートルーム番号が最低限必要だ。それ以外にアレルギーの有無等も書く人がいる。(お菓子等がプレゼントに使われることも多いからだと思う)
もちろんこれらのやりとりは全て英語になる。

フィッシュエクステンダー

DIS boards.comのDisney Cruise Line Forum→Disney Cruise Meetsと辿っていくと、クルーズ毎、出航日毎のフォーラムに行ける。そこでFEグループに参加出来る。

プレゼントはレターラックに入るくらいのサイズでグループ全員の分を用意する。
手作りでも買ったものでも自由だが、皆それぞれに工夫を凝らしているようだ。グループ内の一家族に1個でもいいし、一人一人に一個ずつでもいいし、クルーズ中毎日配る人もいれば1回のみ配る人もいる。この辺は自由な様だ。
もちろんプレゼントに使う金額なども決められてはいない。
ルールとしてはクルーズ中に1回はグループ内の全員(全室という意味)にプレゼントを渡す(フィッシュエクステンダーに入れる)こと、そして何故かプレゼントを入れるところを見つからないことらしい。

フィッシュエクステンダー

プレゼントは工夫次第で様々な物が用意される

FEグループ内で実際に会って交流する人達も多いが、プレゼント交換のみでももちろん構わない。実際のコミュニケーションをするかしないかは自由。

プレゼント作りやフィッシュエクステンダーの用意等、ドアデコレーション同様にクルーズ乗船前から楽しめるので、子供と一緒のクルーズならトライしてみると楽しそうだ。

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ディズニークルーズのドリームが改装


ディズニークルーズラインの船、ドリームが改装されて今年(2015)の秋に登場するらしい。
10月下旬以降とのことなので、私達は残念ながら間に合わない…。

改装の主なポイントは子供向けの施設になる。
まずはスターウォーズ・ミレニアム・ファルコン。
スターウォーズに登場する宇宙船、ミレニアム・ファルコンの船内が再現されたエリアがオセアニア・クラブに作られ、シミュレーションゲームやスターウォーズ映画の鑑賞が出来る。
更にアメリカのディズニーパークではお馴染みのジェダイ・トレーニング・アカデミーもここで開催される様になる。
ジェダイ・トレーニング・アカデミーはカリフォルニアでは先着でキャストに選ばれ、オーランドでは先着で事前登録することで参加出来る人気の参加型アトラクション。これがクルーズ船内で体験出来る様になるというのは羨ましい。

そして同じくオセアニア・クラブにWiiUのソフトでお馴染みの「ディズニー・インフィニティ」を題材にしたエリアも出来るらしい。ゲーム自体も大画面で遊べるらしい。

そしてビビディ・バビディ・ブティックが船内に開店する。(兄弟船のファンタジーには既にある)
パークでは予約が取りにくいほどの人気だが、クルーズ船内のビビディ・バビディ・ブティックはパークよりは予約しやすくなるのではないだろうか。
クルーズではプリンセスとのグリーティングも多いので、パーク同様にプリンセスに変身してから、グリーティングでプリンセス達と写真を撮るといった楽しみが楽に行える。
更にフォーマル指定のディナーの日に予約をしておけば、小さな子供ならそのままディナーに行くのもアリだと思うので、クルーズ船内にビビディ・バビディ・ブティックがあるというのは便利だと思う。

映画「シュガーラッシュ」のスイーツショップ「ヴァネロぺのスイーツ&トリーツ」がデッキ11に開店する。キャンディーやチョコといったお菓子にアイスクリーム類も提供され、ビュッフェレストランのカバナとプール側の二ヵ所からアクセス出来るということなので、カバナで食事をして、デザートはヴァネロぺのスイーツ&トリーツでという利用も出来そうだ。

大人向けとしてはデッキ13に新たな大人専用エリアが設けられる。
サテライト・フォールズというアダルト専用プールがここに作られる。

以上が現在分かっているドリームの改装内容だ。
兄弟船であるファンタジーにも追って同様の改装が施されるのではないかとも思うが、オーランド(ポートカナベラル)からのショートクルーズには主にドリームが就航している事から、最も子供連れのファミリー需要が高いドリーム限定の改装なのかもしれない。

ディズニードリーム

透明チューブのウォータースライダー「アクアダック」があるのがドリームとファンタジーだ。他にマジックとワンダーがある。

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準備その15・ディズニークルーズのオンラインチェックイン (オーランド)


ディズニークルーズの乗船75日前となったので、オンラインチェックインを行う。
私達は初めての乗船なので75日前だが、既に乗船経験のあるキャスタウェイメンバーならば90日前から行えるらしい。

なので、きっかり75日前にオンラインチェックインをしたのに既に一番早い乗船時間(港への到着時間)である10時30分〜10時45分の指定は一杯だった。が、2番目に早い10時45分〜11時が指定出来たのでまずまず。それにオーランド空港から一番早いクルーズシャトルに乗ってもポートカナベラルに着くのはちょうどそれくらいの時間だろうからこれで良し。

オンラインチェックインはディズニークルーズラインの公式サイトから行える。
予約時に既にアカウントを作ってあったのでサインインし、オンラインチェックインに進む。

ディズニークルーズのオンラインチェックイン

ディズニークルーズのサイトでサインイン。乗船するクルーズに関する様々なメニューが並んでいる。そこからオンラインチェックインを選択。

必要事項を順番に記入していけばいいだけだが、ここで注意点が一つ。
空港からクルーズに向かう場合、航空機の情報を入力するのだが、乗り継ぎがある場合、その全てのフライトを入力していく様になっている。日本からの旅行者はこれに当てはまるし、ちゃんとJALやANA等の日本発着便も選択出来るので、日本からのフライトを順に入力していけるのだが、そうすると問題が生じてしまう。
日本を出た便は時間を遡って米国に到着するわけだが、出発時刻より前に到着するわけがないという警告が出てしまうのだ。
これを回避する方法は2つ。全てのフライトを米国時間に直して入力するか、米国での乗り継ぎ便以降のフライト(つまり最後の1区間)のみを入力するかだ。
どちらでも問題はなさそうなので、入力項目を少なく出来る後者の方法をとった。

ディズニークルーズのオンラインチェックイン

項目を順に入力していくと上に並ぶアイコンが順にチェックされていく。

下船後はポップセンチュリーに向かうので、ディズニーリゾートに行くことを選択すると全ての直営リゾートがリストされるので選択するだけ。

パスポート番号も必要なので、もし旅行に合わせて新たに取得が必要な場合は、オンラインチェックインの開始まで(75日前)までに取得しておいた方がいい。
船内でのオンボードクレジットの登録にクレジットカード番号等も必要。(現金での支払いも選択出来る)

全てが無事入力されればオンラインチェックインは完了。後はMy Online Check-In Signature Formという書類をプリントアウトして、そこにサインして当日持参すればいい。

ディズニークルーズのオンラインチェックイン

全て無事入力しれるとアイコンが全てチェックされコンプリートとなる。編集はいつでも行える。

オンラインチェックインが済めば船内アクテビティ(レストランやエステ等)、寄港地でのポートアクティビティ(寄港地でのオプショナルツアー等)の予約も出来る様になる。
既に売り切れというアクティビティもいくつかあったので、人気のアクティビティの予約を考えているのなら、早めのオンラインチェックインをお薦めする。
私達はTwo-Day Getaway Packageという、キャスタウェイ・ケイでのシュノーケルとフロート、自転車レンタル2日間セット(二回キャスタウェイ・ケイに行くクルーズのみ2日間セットがある)のみを予約した。

更にオセアニアラボとクラブの事前登録も出来るのでこれも完了。
既に子供の名前や年齢はリストされているので、ニックネームと子供の引き取りに必要なパスワードの設定、注意事項を了解したというチェックのみで完了。一応留意事項も記入できるので、「英語があまり喋れない」と書いておいた。
これで乗船当日は利用バンドの受け取り程度で済むはずだ。

オンラインチェックインをしていない場合、以上のことを当日港で記入したりせねばならないと考えると、オンラインチェックインは必ずやっておいた方がいいと思う。
特に英語にあまり自信のない人にとっては、いくらでもゆっくりと読んで理解することが出来るので、とても便利なシステムだ。

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