グアム旅行記 (2016) 5・アウトリガーグアムのプールとビーチ


グアムでもっともプール施設が充実したホテルと言えば、まずはPIC(パシフィック アイランド クラブ)、そしてオンワードになる。この二つはウォーターパークと言っていい規模だ。
タモンの中心部ではハイアットのプールが大きめでリゾート感もあることで有名だが、今回アウトリガーに初めて泊まってみて、アウトリガーのプール施設も意外に悪くないと思った。

アウトリガーにはメインプール、スプラッシュプール、子供用プールの3つがあるが、子供用プールは本当に幼児向けの水遊び場なので、プールと言えるのはメインプールとスプラッシュプール。
スプラッシュプールにはウォータースライダーがある。
ここ数年、プール施設のメンテナンスでどちらか一方のプールが閉鎖ということも多かったようなので、確かにどちらか一つになってしまうと淋しいと思う。が、どちらもオープンしている通常の状態であれば、十分にリゾートホテルのプールとして満足出来るレベルだと思う。

アウトリガーのメインプール

メインプールの周囲には南国の花等も咲いていて、リゾートらしい。

スプラッシュプールのウォータースライダーは高さが5.2メートル、長さ20メートルというものなので、大人には物足りないが、子供ならそれなりに楽しめるもの。
ジャグジーはメインプールとスプラッシュプールの間に一ヵ所あるが、いつも大抵混んでいる…。

アウトリガーのウォータースライダー

スライダーには年齢や身長の制限はなかった。

プールの営業時間は朝7時から夜10時まで。
プールのある階(コインランドリーも同じ場所)までは客室階からエレベーターで直接降りられるので、部屋からは水着のまま(上にTシャツ等を着る程度で、下は水着のままでも大丈夫)往復するのが基本。
プールとビーチ用のタオルはスプラッシュプール横のタオルスタンドで必要な枚数を借りられるので、部屋から持参する必要は無い。
タオルのレンタルにはチェックイン時にルームキーカードと一緒に受け取るタオルカードが必要で、このカードをスタッフに渡してタオルを受け取り、返却時にカードを返してもらうというシステム。(これはハワイのヒルトンワイキキとかと同じ)
カード一枚に付きタオル一枚という決まりはないようなので、2枚でも3枚でも必要なだけ借りられる。
タオルの受け取り時にプール利用者用の腕輪をはめてくれるので、もしタオルが必要無い場合でも、この腕輪だけはしてもらいに行く必要がある。(ホテルのゲスト以外はプール利用が出来ないので、ゲスト証明用の腕輪が必要になる)
この腕輪はタオル返却時にハサミで切ってもらうことも出来るが、強く引っ張れば自分で切る(ちぎる)事も可能だった。
あと、タオルスタンドでは浮き輪やビーチボールに空気を入れてもらうことも出来る。(ホテルのプールでは浮輪禁止という所も多いが、アウトリガーのプールでは使用OKだった)

ビーチへはプールエリアからアクセス出来る。(借りたタオルはビーチでもそのまま使ってOK)
ビーチとプールエリアの間には砂を落とすためのシャワー等も完備されている。

ビーチにあるパラソルやチェアは有料レンタルなので、借りないなら砂浜にタオルやシートで場所取りをすることになる。日本の海水浴場やワイキキみたいには混んでいないので、余裕で場所はある。
有料レンタルはビーチパラソルやチェアの他、ペダルボートや浮き輪類、シュノーケルの道具等があって、現金が無くても部屋付けで借りることが可能。ビーチ沿いのホテルごとにパラソルの色が違っていて、アウトリガーはブルー。
ただ、長時間ビーチで過ごすのでなければ、プールサイドのチェアは無料だし、ビーチでチェア等を借りる必要性は感じない。

タモンのビーチ

こんな感じでビーチパラソルが並ぶ。浮いているボートもレンタル用。

タモンの海は遠浅で、とても綺麗。砂浜も綺麗に整備されている。ワイキキビーチなんかよりも格段に透明度がある。(もちろん天候にもよるが)遠浅なので比較的安全なビーチではあるが、遠くの白波の立っている辺りからは急激に深くなり、流れも急らしいので注意は必要。
あと、サンゴの欠片が多いし、ちょっと入っていった辺りからはサンゴもあるので、素足の時は気をつけた方がいい。基本的にはマリンシューズやクロックス等をはいていた方が安心。

今回、日本からシュノーケルセットを持参したので、シュノーケリングも楽しんだ。ホテル前のビーチでもある程度魚はいるので、それなりに楽しめる。
この辺りに多くいるムラサメモンガラという魚は、産卵期には近付く人間をよく噛むという話を聞いたが、我々は噛まれることは無かった。

タモンビーチでのシュノーケル

こんな感じで珊瑚の回りに魚がたくさんいるが、あまりカラフルなのはいない…

タモンのムラサメモンガラ

こいつがムラサメモンガラ。グアムのビーチでは頻繁に見る魚。噛まれても大怪我をするようなことはないが、それなりに痛く、軽く出血してしまう事もあるからしい。

ホテル前のビーチは夜遅くまでライトアップされているので、さすがに泳ぐのには適さないが、日が落ちても波打ち際でちょっと遊ぶくらいなら可能だ。

ホテルのプールやビーチの他、今回はホテルから徒歩圏のターザ・ウォーターパークにも足を運んだ。規模はそれほど大きくはないが、流れるプールにいくつかのウォータースライダーがあって、それなりには楽しめる。
ターザの良いところは何と言っても立地。タモンの中心部にあるので、この辺りのホテルからなら容易に行けるのがいい。当日の入退場は自由なので、午前中にちょっと遊んでホテルに戻り、また午後に行くなんてことも可能。
ただ、一通り遊べば満足してしまうので、我々はオープンと同時に行って、2時間ちょっと遊んで退散。有料のウォーターパークとしてはちょっと物足りない感じではあるので、特にスライダーが好きということでなければ、わざわざお金を払って行くほどでもないかもしれない。

ターザ・ウォーターパーク グアム

空いているので人気のスライダーもそれほど並ばずにすむ。

滞在中、雨は降ったり止んだりを頻繁に繰り返していたが、一日中ずっと雨ということはなかったので、雨期でもプールとビーチを十分に堪能することが出来た。

グアムのプールやビーチで遊ぶ際には日焼け止めは必須なので、それだけは忘れずに。(もちろん現地のABCとかでも調達は可能)




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