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WDWのシェフ・ミッキーでブランチがスタート


オーランドのWDWでは数多くのキャラクターダイニングが行われているが、中でも人気のシェフ・ミッキー(ディズニー・コンテンポラリー・リゾート内)で5月31日からブランチも行われるようになる。
今までは朝食と夕食だけだったので、これで朝昼晩と行われることになる。

ブランチとは朝食を兼ねた昼食(ブレックファストとランチを合わせてブランチ)という意味だが、既にキャラクターブレックファストがあり、新たに始まるブランチの時間は朝食後の11時35分から14時30分なので、単純にランチだと思う。なぜブランチと称しているのかは不明。
ちなみに朝食は7時から11時30分なので、5分でメニューの入れ替えが行われるようだ。シェフ・ミッキーはバフェなので、朝食で11時以降に入店すればブランチメニューも食べられるはずだ。(朝食で入った客はランチメニューをとってはいけない等と言われることはまずない)
ディナーは17時からなのでブランチの時間とは繋がっていない。

料金は大人40.46ドルで子供(3歳〜9歳)が21.29ドル(税込み、チップ別)
これは朝食と同じ料金だ。同じ料金なのにメニュー追加が行われるというお得な設定になっている。(ディナーは大人50.05ドル、子供25.55ドル)
ブランチには朝食メニューに加えてサラダ各種とメインが3品ほど、そしてミッキーのアイスクリームバーを含むデザートが追加される。
登場キャラクターはミッキー、ミニー、プルート、ドナルド、グーフィーの所謂ゴールデン5という面子。

予約は従来通りMy Disney Experienceから簡単に行える。

シェフミッキー

コンテンポラリーリゾートのモノレール駅から見えるシェフミッキー

ちなみにWDWのキャラクターダイニングの多くでシーズン料金が設定されていて、シェフミッキーにも適用されている。閑散期は安く、それ以外は高くなる。(高い方が標準で、安い方は割引と考えた方が良い)
掲載した料金は2015年5月現在の閑散期以外のシーズン料金だ。

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ひとり親が子供と海外に行くには未成年渡航同意書が必要?


子供と海外に行く場合には、両親揃っての海外旅行でなければ未成年渡航同意書というものが必要な国が多くなっている。ひとり親家庭はもちろんだが、両親揃っていても父親か母親のいずれかが留守番という場合にはこれが必要になるらしい。
正確には、必ずしも必要ではないが、入国審査官に提示を求められた場合に、未成年渡航同意書がなければ審査官の裁量で入国を拒否される場合があるということだ。

国際結婚等の場合に片方の親がもう一方の親の許可無く子供を国外に連れ出してしまう事を防ぐための、所謂バーグ条約に関わる処置だ。日本も2014年にこの条約の締結国になった。

バーグ条約

これは2013年の締結国。2014年に日本も加わった。

アメリカももちろん対象国なので、親ひとりと子供との渡航の場合には未成年渡航同意書の携行が強く勧められている。
ただ、今現在(2015年4月)、この書類を持たずに親ひとりと子供で渡米し、入国を拒否されたという情報は無いようだが、別室での審査を要したケースはあるようだ。
実際問題、親子共に日本国籍で、観光で渡米した親子がバーグ条約で問題となるような連れ出しの状況であることは考え難い。なので、入国審査官が未成年渡航同意書の提示を求めるようなことは滅多にないのではないかと思う。

ただ、原則として必要とされていることは確かなので、求められて提示出来ない場合には入国を拒否されても文句は言えないということだ。
書式が決まっている国もあるようだが、アメリカの場合は自由書式だ。英文で、旅行に同行していない親が旅行を許可している旨の書面にサインしていれば良い。
死別や離婚などでサインが用意出来ない場合には、それが分かる書類、つまり戸籍謄本とその英訳があれば良いようだ。(英訳は戸籍謄本上に単語を自分で直接記入したものでも良い)
日本では共同親権が無いので、離婚をすれば親権はどちらか一方の親が持っている。戸籍謄本には離婚した父親と母親のどちらが親権者かが書かれている。もし親権を争っているような場合での海外旅行は、まさしくバーグ条約にひっかかるようなケースなので、そんな状況での海外旅行はしない方が無難だ。
又、子供と親の姓が違うような場合は書類は絶対に用意した方が無難だ。(戸籍謄本と英訳)

これは親がどちらも同行しない子供独りでの渡航(留学やホームステイ、修学旅行等)でも同様だ。ちなみに子供とは18歳未満の者を指す。20歳未満では無い。

アメリカの場合は上記の様に必要書類が割と簡単だが、かなり厳格な書類を必要とする国もあるので、親ひとりと子供での海外旅行の際には、ツアーなら旅行会社、個人手配なら渡航先の国の大使館や領事館などに余裕を持って確認した方が良い。


オーランドで日本食


海外に行くと食べたくなる日本食。
オーランド旅行でWDWが中心の旅ならエプコットセンターのワールドショーケースに行けば日本館があるので、そこで各種の日本の味が楽しめる。
日本館の「Tokyo Dining」「Teppan Edo」「Katsura Grill」そして「Kabuki Cafe」だ。
これ以外にはスワンホテル内に「Kimonos」という和食レストラン、そして今年(2015年)夏にダウンタウンディズニー(ディズニースプリングス)に「Morimoto Asia」というレストランがオープンする。

WDWの敷地内で和食を食べたければ上記の選択肢しかないが、オーランド市内には様々な和食レストランが点在している。
レンタカーがあればいつでも和食にありつけるのだが、日本人旅行者が行きそうな場所で和食が食べられる場所にプレミアムアウトレット・バインランドがある。(WDWに近い方のアウトレット)

まずアウトレット内のフードコートの中に「Maki of Japan」という日本食のファストフード店がある。
そしてアウトレットと道(バインランドアベニュー)を挟んだ向い側にあるマクドナルドの裏手には「SUSHIOLOGY」という日本食ファストフード店もある。
更に同じく道を挟んだ向い側にあるスーパー、パブリックスの横に「Tokyo Sushi Bar」という和食レストランがある。
徒歩圏の中にこれだけ日本食の店がある場所も珍しい。いずれも日本人旅行者を相手に営業しているわけではなく、お客の大半は地元民やアメリカ人旅行者だ。

上記3店のメニューから一部を紹介。

まずMaki of Japanだが、残念なことに巻き寿司(カリフォルニアロール等の)以外のメニューは中華のファストフードと酷似したもので、なんちゃって和食の様だ。営業時間はプレミアムアウトレットの営業時間に準じる。

Maki of Japanの料理

Maki of Japanのプレートの一例。ご覧の通り中華のファストフードと変わらない。

SUSHIOLOGYは巻き寿司の他ににぎり寿司も一通りのネタが揃っている。
そして散らし寿司、鰻丼、鉄火丼、天丼等の丼物、枝豆や冷や奴、酢の物、餃子まで、メニューを見た限りではかなり本格的な和食を提供している。ドリンクメニューにはカルピスまであって、ファストフード店としてはかなり充実した内容だ。営業時間は11時〜23時半

SUSHIOLOGYの店内

和食ファストフードとしてはかなり本格的で味の評判もいい。もちろんアメリカで食べる和食としてはリーズナブル。

Tokyo Sushi Barはかなり本格的な日本食レストランで、寿司はもちろん、天麩羅、うどん、各種丼物にカレーライスまである。Barとある通り居酒屋風のお店で日本酒や焼酎等もあり、もちろん焼き鳥や枝豆、刺身等のメニューも充実している。営業時間は月曜から土曜までが11時半〜22時半、日曜日が12時〜22時半となっている。

Tokyo Sushi Bar店内

テーブルサービスの日本食レストラン。アメリカ人の評判はまちまち。メニュー次第なのかもしれない。寿司の評判は悪くない。

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