アメリカ」カテゴリーアーカイブ

オーランドに世界一の絶叫マシン


オーランドにはI-ドライブ360という新たな観光スポットがオープンしたばかりだが、又新たな計画が進行している。
今度もI-ドライブ360に似たプロジェクトで、目玉となるアトラクションを中心に、各種の小売店やレストラン等が集まる施設になるようだ。
場所もインターナショナルドライブ沿いで、I-ドライブ360に至近。

さて、中心となるアトラクションだが、かなりのスケールの絶叫マシンとなるようだ。
名称は、「Skyscraper(スカイスクレイパー)」
どんなアトラクションかと言うと、地上173メートルのタワーの頂上付近から、ねじり落とされるように何度となくループを繰り返しながら高速で落下していくコースタータイプのアトラクションだ。最高速度は時速104キロ。
タワーからの落下とループコースターが合体したようなアトラクションで、とてもではないが、高所恐怖症の人には絶対に無理なシロモノだろう。

スカイスクレイパー

コースターは何度となく頭が地上側に向く形でループする。

スカイスクレイパー

ライドの形状は列車型では無い。

タワーの最上階には展望台と展望レストランが作られるとのこと。
絶叫マシンが苦手なら、展望台に上がるだけにするか、のんびりと高所からの眺めを楽しめるI-ドライブ360のオーランドアイの方がいいだろう。
いずRにしても建設に290億円が投入されるとのことで、中途半端な観光施設ではないようだ。

スポットの名称は「Skyplex(スカイプレックス)」
2017年のオープン予定だ。

オーランド旅行記 目次


アメリカ旅行での注意点とマナー


アメリカが一部の都会や観光地を除いて車社会であること、治安が日本に比べて良くないこと、チップの習慣が徹底(欧州等よりも)していること等は基本的なことなので理解している人は多いと思う。
日本と完全に異なる部分については下調べもするだろうし、注意もするだろうが、微妙に違う事、ついうっかりやってしまいそうな事も色々ある。
今回はそういったことを中心に紹介する。ただ、一口にアメリカといってもとても広い国なので、地域によってはこの限りではないこともあるかもしれない。

トイレはノックしない

日本人は空いているかどうかを確認する意味でノックするが、アメリカでは「早く出ろ」という意味になる。そもそもアメリカのトイレはノックせずとも使用中かどうかを容易に確認出来る様になっているので、ノックはしない。個人の家でも未使用時はドアを開けておく場合が多い。

電車やバスで寝ない

乗り物に乗ると眠くなってしまう人も多いと思うが、これはしてはいけない。公共交通機関ではしっかりと目を開けておくように。

障害者用スペースに健常者は駐車しない

日本でも基本的にやってはいけないことだが、日本ではあちこちの駐車場で便利な場所にあるから、一般のスペースが混んでいるからという理由で、障害者用の駐車スペースに車を駐める健常者を見掛けると思う。アメリカでこれをやるとかなりの確率で発見、通報される。そして高額な罰金を支払うことになる。

障害者用の駐車スペース

駐車スペースもそうだが、障害者用のトイレ等も障害者の優先使用が徹底されている。アメリカでは障害者が自由に外出、社会参加しているので、障害者用のスペースを必要としている人達がとても多いのだ。

人前で化粧を直さない

日本では電車の中でメークをしている女性も見掛けるが、アメリカでは完全にアウト。交通機関の中はもちろん、メークは人前ではしない。必ずトイレ等に行って行うこと。特別に罰金などがあるわけではないが、相当変な人と思われる。(娼婦のみがするという認識がある)

子供が騒ぐのは当たり前ではない

子供中心の場所、子供が多くいて当然の場所ではこの限りでは無いが、公共の場所やレストラン、劇場等で子供が騒ぐことを大目に見てはもらえない。親がしっかりとコントロールすることが当然と思われている。しかしだからといって騒ぐ子供を大声で叱りつけたり、叩いたりすれば通報される可能性が大。

お金は財布から出さない

いちいちお金を財布から取り出さないこと。基本的に高額な買い物はクレジットカードで、少額の現金はポケットから取り出す。

ドアは手で押さえる

建物のドアを開けて出入りする際、後方に人がいれば必ず押さえる。押さえて貰ったら必ずサンキューと言う。これはほぼ確実に行われているので忘れずに。

挨拶は見ず知らずでもする

あまり多くの人が行き交う場所では無い様な所で人とすれ違う際には、見ず知らずでも挨拶をする。ホテルの廊下ですれ違う際やエレベーターで誰かと乗り合わせた際などだ。(混んでいるエレベーターは除く)挨拶をされたら必ず返事をしよう。無視はとても感じが悪い。

レディファーストの徹底

列を作って入ったり乗り込んだりするような場所ではこの限りでは無いが、特に列や順番が決まっていない場所、例えばエレベーターの乗り降りや、小人数でのバスや電車の乗り降り等ではレディファーストが徹底されている。女性よりも優先されるのは障害者と老人。この優先順位を守らないとかなり失礼な人間と思われる。

日本人旅行者は旅行先で迷惑と思われるような行動をする人は少ないと思う。総じてマナーの良い旅行者ではないかと思うが、コミュニケーションが苦手、恥ずかしがり屋という事で誤解されることが多い様に思う。
旅の恥は掻き捨てなんて言葉があるが、郷に入れば郷に従えという言葉もある。多少の気を使うだけで気持ちよく過ごせるならその方がいいだろう。


オーランド市内の観光ポイントの位置と距離


オーランドに旅行する日本人旅行者の大半はウォルト・ディズニー・ワールドのみか、そこを中心とした滞在になると思う。
WDWの外に出るとすれば、観光スポットならシーワールドとユニバーサルスタジオ(と、アイランズ・オブ・アドベンチャー)、ケネディズペースセンターくらいだろう。
そしてモールやアウトレット、大型スーパー等だろうか。

まずケネディズペースセンターのあるケープカナベラルまではかなり距離があるので、レンタカーを持たないならツアーで行くのが現実的だろう。
それ以外はそれほど遠くない場所に点在しているスポットなので、ツアー等を使わず、自力で行くことも十分可能だ。
現地旅行会社(日本の大手旅行社が扱っているオプショナルツアーも現地旅行会社の商品だ)のツアーで行けば手間がかからないが、デメリットとしては自力で行くよりも割高になることと、時間の融通がきかないことだ。

自力で行く場合、レンタカーを借りられるなら、自由にどこにでも行けるので問題ないが、車が無い場合は公共交通機関かタクシーになる。
公共交通機関はLYNXというバスか、観光トロリーのI-RIDEしかない。

WDWからという前提で考えると、バスで行くのならせいぜいシーワールドくらいだろうか。
というのも、シーワールド以外に行くためには乗り換えが必要になってしまい、手間と時間を考えると、観光客向けとは思えない。
WDWからは、ダウンタウンディズニー(ディズニースプリングス)かTTCからLYNXに乗車出来る。どちらから乗ってもシーワールドまではLYNXの50番で乗り換え無しで行くことが出来るが、40〜50分の時間がかかる。
シーワールドまでLYNXで行ければ、インターナショナルドライブを南北に走るI-RIDEに乗ることも出来るので、二つのプレミアム・アウトレットのいずれにもI-RIDEで行くことが出来る。
シーワールドで朝から午後まで遊び、その後にアウトレットのいずれかに行きたいと言う場合には、I-RIDEで行けるということだが、最初からアウトレット目的ならこの方法はあまりにも時間がかかるのでお薦め出来ない。

ということで、シーワールド以外はタクシーが現実的だ。(シーワールドもタクシーならもっと早く行ける)

一口にWDWと言ってもかなり広大なので、ダウンタウンディズニー(ディズニースプリングス)辺りからの距離で言うと、まず近い順に

  1. プレミアム・アウトレット・バインランド(目の前にスーパーのパブリックス)
  2. シーワールド(アクアティカ)
  3. ユニバーサルスタジオ/アイランズ・オブ・アドベンチャー/プレミアムアウトレット・インターナショナルDr
  4. ザ・モール・アット・ミレニア

となる。ちなみにフロリダモールはユニバーサルスタジオまでの距離と同程度の距離だ。
フロリダモールはWDWからオーランド空港に向かう途中の位置にあり、空港側に近い。

オーランドのマップ

主要スポットの位置

ダウンタウンディズニー(ディズニースプリングス)からプレミアム・アウトレット・バインランドまではタクシーで渋滞無しなら10分程度で到着する。
それより先のシーワールドくらいからは高速を使う場合もある。いずれにしても渋滞さえ無ければもっとも遠いザ・モール・アット・ミレニアまででも20〜30分くらいだろう。

タクシー料金はもっとも遠いザ・モール・アット・ミレニアまででも片道50ドル(チップ込み)程度で行けるはずだ。

WDW以外の場所に行く際には、上記の距離感を頭に入れて計画すれば移動がスムーズになるはずだ。

オーランド旅行記 目次