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オーランド旅行記4・ディズニークルーズに乗船


いよいよディズニークルーズへ。
昨夜のうちにスーツケースにはクルーズのタグを付けて置いた。預ける荷物にはブックレットと一緒に届いているタグを付けておくことが必要。
その上でハイアットのチェックインの際にもらったクルーズ乗船者専用の書類も記入。

ハイアットのディズニークルーズ書類

名前とハイアットの部屋番号、クルーズの部屋番号、預ける個数を記入しておく。これはクルーズシャトルの受付に提出する

朝8時半、預けるスーツケースを部屋のドア付近に置いたままチェックアウト。
エクスプレスチェックアウトでフロントなどに立ち寄る必要は無いのだが、念のためフロント階にあるベルデスクに、クルーズに乗るので荷物が部屋に置いたままであることを告げに行った。
ベルマンがちゃんとクルーズ利用者のリストに載っていることを確認してくれた。

そして手荷物だけを持ってオーランド空港の一階にあるクルーズシャトルの受付へ。
クルーズシャトルの受付はWDWに向かうディズニーマジカルエクスプレスのカウンターの向い側になる。9時からの受け付け開始前だが、もう結構な行列が出来ていた。

ちなみに我々は乗船後、船室(ステートルーム)に入れる様になる13時半より前にアクアダック(ディズニードリームとファンタジーにある人気のウォータースライダー)に乗りたいと思っているのでしっかり水着を下に着ていった。上に着ているTシャツやワンピースを脱げば即プールに入れる状態だ。ゲストがステートルームに入れる時間を過ぎると混んでくると聞いていたのでその様に準備した。

受付はクルーズのブックレット、パスポートを見せて、ハイアットのクルーズ乗船者用の紙の半券を渡せば完了。結構な列だったので一番バスへの乗車は無理かと思ったが、ぎりぎり一番最初のクルーズシャトル(ミッキーの乗車チケット)に乗車が出来た。受け付け終了と同時に即乗車だ。

クルーズシャトルが何台も停まっていたので、最初のシャトルに乗れなくても次から次へと出発するものと思われる。
私達が最後の乗車だったので、乗車してすぐにバスは出発した。

先日ケネディスペースセンターに行ったときと同じ道をポートカナベラルに向けて走る。
車内ではクルーズの紹介ビデオがながされていて、気分が高まる。
バスは進行方向左側に乗ると、真っ先にディズニークルーズの船体を真っ先に観られるという情報があったが、残念ながら右側しか席が空いていなかった。
しかし、確かに最初に船体が見えるのは左側だが、その後、間近にクルーズ船の巨大な姿を拝めるのは右側になる。結果的に右側の方が良かったと思える。

10時半にはポートカナベラルのディズニークルーズターミナルに到着。
空港と同様の手荷物検査や金属探知を経て、チェックインカウンターの並ぶ階へとエスカレーターで登っていく。
手荷物検査は空港のそれに比べると楽なものだった。(靴まで脱がされる様な厳重なものではない印象)

事前にオンラインチェックインを済ませているので乗船受付も簡単だった。
健康チェックは全てNOにチェック、パスポート、ブックレット、クレジットカードを出し、船内での買い物やフォトパス(クルーズ中、カメラマンに写真をとってもらえる)、寄港地の乗船下船のチェックにも使うカードキーを受け取って、その説明を聞き、顔写真を撮影すれば終了。当日のナビゲーター(その日の船内スケジュールが網羅された冊子)もこの時にくれる。

次いでチェックインカウンターの反対側にあるオセアニアラボ(クラブ)の受付に行って、手続き。これもオンラインで事前に登録してあったので簡単。
ICタグの入ったバンドを娘の腕に付けて貰って完了。(このバンドは下船前日のバンド返却まで外せない)

そしてクルーズ船の模型の前でのミッキーとのグリーティング。
このグリは最初がミッキー、次がミニーという順番で、乗船開始前から、乗船開始後暫くまで行われている。

ディズニークルーズ・ミッキー

模型のクルーズ船はマジックだ。カメラマンに撮影してもらった写真は受け取ったカードキーで紐付けできる。

ミッキーとの写真を撮り終えても乗船まで時間があったので、クルーズ乗船口の横にあるドアからターミナルのバルコニー(喫煙所はここにある)に出て、大きなディズニードリームを眺めたりもした。

乗船グループは4番目くらいだったが、乗船が開始されると次から次へとグループ番号がアナウンスされるのであまり待つことなく乗船出来る。
例のミッキー型の乗船口を入り、まずは記念写真の撮影(任意)。特にキャラクターと撮れるわけでも、背景が面白いわけでもないのでパスしてもいいかもしれない。
我々は一応撮影。

次いでいよいよ乗船。船に入る手前で名前を聞かれるので名字を答える。
と、マイクで「○○ファミリー」とアナウンスされ、並んだクルーに拍手で迎えられ乗船。12時前には乗船出来たと思う。

さて、ここからやるべきことがある。
先程もらったナビゲーターに載っている、要予約のグリーティングのチケットをゲットしておかなければならない。(通常のグリとは別に乗船初日に予約、チケット受け取りの必要なグリがある)
そしてアクアダックに出来るだけ早く向かいたい。昼食はその後だ。

多くのゲストが昼食へと向かう中、我々はグリーティング予約の場所としてナビゲーターの一面、Don’t missという所に記載されているポートアドベンチャーデスク(クルーズのオプショナルツアーを扱う場所)へと向かう。
さて、予定通りに事が進んだかどうかは次回。

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オーランド旅行記3・ケネディスペースセンター


ケネディスペースセンターには日本語現地ツアーを使う。
広いケネディスペースセンターを見て回るに当たり、日本語の解説無しでは何が何やらということになる可能性があるので。

行きのピックアップはハイアットの車寄せ。空港ロビーから出入りする事が多いホテルなので、ここに泊まっても一度も一階のエントランスを利用しないという人も多いと思うが、ちゃんと外に面した、車寄せのある正面玄関がある。
迎えの車はWDW方面から参加者を乗せてくるので、ハイアットでのピックアップは最後になる。
帰りは一番早く到着するのでケネディスペースセンターへのツアー利用には有難い位置だ。

迎えの車は約5分程遅れて到着。
私達はアップクロースと呼ばれる、通常ツアーよりも見学ポイントの多いツアーで申し込んでいる。通常コースよりも参加者は少ないと思われるが、やはり全部で3組ほどなのでミニバンの様な車での送迎だ。(20年以上前、通常のコースで利用した際には参加車も多く、大型バスだった)

ケネディスペースセンターに行くには一番リーズナブルで一般的なのはレンタカー。次いで料金面では英語での現地ツアーになるかと思う。日本語ツアーは同じ内容でも英語ツアーに比べるとかなり割高だ。そこは英語力の乏しさをお金で補うということなので仕方が無い。
タクシーではかなりの高額な料金となるのでお薦め出来ない。WDW等からケネディスペースセンターまでは片道1時間はかかる距離になる。(4、5人で割り勘で行くならタクシーもアリかも…)

結果的にやはり日本語ガイドは有難かった。
見所を押さえて効率的に廻ってくれるし、説明もとても分かりやすくしてくれた。(写真も撮ってくれるし)
ガイドの質にもよりけりだろうが、ケネディスペースセンターの日本語ツアーのガイドさんは総じて評判がいいようだ。
到着時、時計は丁度9時を指す頃で、国旗の掲揚に合わせて国歌が流れるので、その時は必ず国歌終了まで立ち止まって動かないようにと言われる。
なるほど周囲のアメリカ人観光客は国歌と同時にその場で静止して演奏の終了を待っている。こういうアドバイスを貰えるのもガイド付きツアーのいいところだ。

ケネディスペースセンターには20年以上前、初めてオーランドを訪れた時にも行ったのだが、その時よりも展示も見所も増えてはいるものの、感動は初回の時の方が大きかった。
当時はスパースシャトル計画の真っ只中という背景もあったかもしれない。
現在も興味深い惑星探査計画を進めているNASAではあるが、アポロ計画やスペースシャトル等の過去の栄光を見て回るという感じは否めない。

評判のスペースシャトル、ディスカバリーの展示だが、演出が凄いという前評判に期待しすぎたせいかイマイチだった。これは事前情報のせいでサプライズ演出のオチが予測出来てしまったことが大きいと思う。
何も考えずに展示に向かった人なら「おお!!」と思うだろう。
もちろん本物のディスカバリーをあれだけ間近で観られる展示そのものが素晴らしい。

スペースシャトル・ディスカバリー

ディスカバリーには短い紹介映画の後にご対面。映画の最後のサプライズは…予想通りだった。

ということで、ケネディスペースセンターは一度訪れれば十分な場所というのが個人的な感想。余程宇宙開発に興味ある人なら行く度の発見や感動もあるだろうが、私レベルでは大きなプロジェクトの展示にしか興味を引かれないので、何度も行く意味は無い。
ただ、一度は行く事をお薦めする場所ではある。

月の石

アポロ関連の展示では本物の月の石に触り放題。

アトランティスの展示見学、アップクロースコースでのバスツアー、そして自由時間にはランチと買い物、スペースシャトル発射体験アトラクション(スターツアーズ系のシュミレーション)まで十分楽しめた。(I-MAX鑑賞は時間的に余裕無し)
ケネディスペースセンター唯一のライドアトラクションであるスペースシャトル発射体験アトラクションだが、一度に乗れる人数が多いので待ち時間はさほどでもない。(もちろん混むときもあるだろうが)乗る際には専用のロッカーに荷物を仕舞う必要がある。
しかしアトラクションそのものはあまり激しい物ではなかったので、ロッカー利用を必須とするほどでも無いと感じた。

チャレンジャー号の破片

一瞬で7人の命が失われたチャレンジャー事故。回収された破片の展示は印象深い物だった。

ホテルには17時頃には帰着。
ガイドさんがWDW界隈までなら何処でも好きな場所に送ってくれるというので、空港とWDWの中間地点にあるフロリダモールに行ってもらうことも考えたが、明日からのクルーズに備えて大人しくしておくことにした。
昨日は夜遅い到着だったために見られなかった空港内のショップを見て回り、フードコートのピザで夕食。

いよいよ翌日はディズニークルーズ。

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ジェダイ・トレーニング・アカデミー(WDW)は争奪戦らしい


アナハイムのディズニーランドとオーランドのWDWハリウッドスタジオで行われているジェダイトレーニング・アカデミー。(他にパリのユーロディズニーでも行われている)
4歳〜12歳までの子供が参加出来、映画そのもののダース・ベイダーやダース・モールを相手にジェダイの騎士としてのトレーニングを受けられるというイベント。
アナハイムでは毎回開催時間にその場に来た子供達からランダムに(とは言ってもやはり早めに良い位置をとっていた子供から)参加出来る子供が選ばれるが、WDWでは事前の参加登録が必要になる。

ジェダイトレーニング・アカデミー

男の向けと思われがちだが、実際には女子の参加もとても多い。

ハリウッドスタジオのABCサウンドスタジオで先着順にその日の参加者登録が行われるのだが、これがかなりの争奪戦となっており、のんびり過ごす人の多いアメリカでも、これに子供を参加させたい親は、気合いの入った朝の行動をする様だ。

ジェダイトレーニング・アカデミーのレジストレーションはパーク開園と同時に行われる。エキストラ・マジック・アワーの場合は、その時間から行われる。
登録場所のABCサウンドスタジオはスターツアーズの前にある。まずは開園と同時にそこを目指す必要があり、朝一番での登録が出来ない場合には参加は難しいらしい。
登録には参加する子供本人が行く必要があるので、保護者のみでの代理登録は出来ない。
通常ジェダイトレーニング・アカデミーは一日に12回行われる。繁忙期には更に回数が増やされるが、一回につき12名の定員なので、回数が増える日でも200名未満の枠となる。
空きさえあれば希望の回を予約出来、予約時間の30分前にはジェダイトレーニング・アカデミー開催場所に到着している必要がある。ジェダイトレーニング・アカデミーは20分間なので、合計所要時間は50分になる。
参加には時間の明記された登録済みのチケットが必要になるので、予約時間まで無くさないように注意。
ジェダイトレーニング・アカデミーは屋外で行われるので、雨天の場合は代替えのエンターテインメントに変更され、中止にはならない。

さて、どれくらい前に行けば間違い無く登録することが出来るのか。
まず間違い無く登録したいなら開園の45分〜1時間前にハリウッドスタジオのパークエントランスに到着する事が薦められている。
早いときで開園から90分、遅いときでも正午までには満員になると言われている。ならば開園時間に到着していれば大丈夫かと言えばそうではない。登録希望者の並んでいる列は時として待ち時間が90分以上になるので、開園時間頃にゆっくり到着では、この列に並べないということも有り得るのだ。

パークに入ってから長い時間待たされてしまうことを考えれば、開園時間前に待った方が結果的には時間を有効に使えることになる。登録が早く済めばその分他のアトラクションに時間を回せるし、更にジェダイトレーニング・アカデミーの参加時間も選択肢が多くなる。

裏技としてはパーク開園時間が通常(エキストラ・マジック・アワーではない)の日に、開園よりも1時間早く開店するパーク内レストランであるハリウッド・アンド・バインを、朝一番の時間で予約しておくことだ。そうすれば開園より前にパーク内に入れてしまう。
開園時間前に食事を済ませれば、誰よりも早く登録に向かう事が出来る。しかし、開園時間になるまではハリウッド・アンド・バインからABCサウンドスタジオまでは進めないかと思う。(通常、開園後、最初のゲストが到達するまでロープが張られている)それでも、一番先頭のグループに入れることは間違いが無い。

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