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ミッキーネットの利用


大手旅行会社のパッケージツアーを使わず、個人旅行でアメリカのディズニーリゾート(ハワイのアウラニも)行きを検討している人ならミッキーネットは強い味方。
私達もリゾート予約やパークチケットの購入等でお世話になっている。

初めて利用したときはディズニーのサイトで直接予約、購入する場合との料金比較等をしたが、リゾート(ホテル)宿泊料金、チケット、クルーズ料金等に関しては全く同額か、ミッキーネットを通した方が独自の割引等で安い場合があった。
なので、日本語でのサポートも受けられる事を考えると、基本的にディズニーが提供しているもの(直営リゾート、パークチケット等)はミッキーネットを利用して予約購入するのがお得で便利と言えると思う。

ミッキーネットはアメリカのディズニーパークに特化した会社なので、ディズニーが提供しているMy Disney Experience等のサービスとのリンクも完璧に出来る。
日本の旅行会社のツアーでも出来ないことはないと思うが、ミッキーネットほどスムースではないと思う。

ただし、ディズニー直営以外のホテル予約やオプショナルツアー予約等をミッキーネットで行う場合はよく検討した方がいい。
他のホテル予約サイトや旅行社等から予約した方が安いという場合もある。
現地での旅程全てをミッキーネットで予約すれば、滞在中の全てを一括でサポートして貰えるという安心感はあるが、それだとわざわざ個人旅行で行く意味合いが薄れると思う。
私はディズニー関連の予約はミッキーネット、それ以外のホテルはホテルのサイトで直接予約かExpedia等を使ったりと使い分けている。

ディズニーのレストラン予約等はミッキーネットで宿泊予約した日数分(予約1件×宿泊数)を無料で代行してもらえるので便利だが、ディズニーのサイトで直接予約出来る場合には自分で行った方が手間がかからない。特に自分が予約したい日時がディズニーのサイトで確認出来て、空きがあるなら、その場で自分で行うべき。ミッキーネットを通すとどうしてもタイムラグが出来るので、無料だからと言う理由だけでわざわざ使う必要は無いと思う。
もちろん英語が苦手な人にとって、電話予約しか使えない場合には、代行して貰えるのはとても便利だと思う。

注意点としてはごく一部の超人気レストラン予約ではミッキーネットで宿泊予約した場合でも若干の手数料を必要とする場合がある。
この場合には自分で予約した方がお得なのは当然。しかし、そういうレストランは特別に予約が取りにくいレストランなので、もし自分で予約が取れなかった場合には、ミッキーネットに手数料を払って予約して貰った方が、予約を取れる確率が高いというメリットはあるかもしれない。

ミッキーネットはアメリカの会社だが、日本に営業所も置いているし、現地のディズニーパークにはもちろんサポートデスクが設置されている。
ディズニーに関しては大手の旅行会社を使うよりも便利なことが多いので、活用しない手はないと思う。
もちろんミッキーネットはちゃんとディズニー・バケーション・プランナーとして認定さている。(つまり米国ではディズニー公認の旅行会社の一つ)認定は2003年末からされているので、十分に実績のあるディズニー公認の旅行会社と言える。
なので、米国のディズニーパーク、リゾートのシステムとのスムーズな連携という点では、日本の大手旅行会社等よりも格段に優れている。

ディズニーランドホテル

アナハイムではディズニーランドホテル内にミッキーネットのデスクがあった。WDWではビーチクラブ・リゾートにあるとのこと。

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準備その5・WDWスケジューリング(オーランド)


半年先のディズニーワールド滞在中のパークスケジュールが全て公開されたので、それを見ながら予定を考える。

MyDisneyExperience

WDWのサイトで半年先までのパークスケジュールが確認出来る

10泊11日の間、いつどのパークへ行くかを決めておかないと、間もなく開始されるレストランの予約も、60日前から始まるファストパス+の予約もままならない。
滅多に行けるものではないフロリダのウォルトディズニーワールド、今回はほぼ全てのキャラクターダイニングを予約するつもり。キャラダイは各パーク内や各直営リゾート内に点在しているので、いつどのパークに行くかによって、その日に行くキャラダイも決まる。
無駄な移動をしない為には行くパークの中、もしくは近辺のリゾート内のキャラダイを予約する様にしなくてはならない。

まず予約したいレストランは以下の通り。カッコ内がある場所。赤字がキャラダイ。

  • T-REXカフェ (ダウンタウンディズニー)
  • ビー・アワー・ゲスト・レストラン (マジックキングダム)
  • ミッキーズ・バックヤードバーベキュー (フォートウイルダネスリゾート)
  • ガーデングリル (エプコット)
  • ハリウッドアンドバインのファンタズミックパッケージ (ハリウッドスタジオ)
  • タスカーハウス (アニマルキングダム)
  • サイファイダイイン (ハリウッドスタジオ)
  • ケープメイ・カフェ (ビーチクラブリゾート)
  • シンデレラ・ロイヤルテーブル (マジックキングダム)
  • オハナ (ポリネシアンリゾート)
  • シェフ・ミッキー (コンテンポラリーリゾート)
  • 1900パークフェア (グランドフロリディアン)

以上、あくまで希望だがこの12件を10泊11日の中に入れ込みたい。
キャラダイのクリスタルパレスとアケシュースを外したのは、クリスタルパレスはTDRにもアナハイムにも同じロケーションにあることと、キャラクターが小さな子供向けであること、アケシュースはロイヤルテーブルとキャラクターが大きくがかぶること(なのでロイヤルテーブルがとれなければアケシュースを考える)が理由。
キャラダイはブレックファストのみと、ランチやディナーでも行っているものとがあるので、それも考慮しないといけない。

基本的に直営リゾート宿泊者が一般開園時間より早く入場出来る(もしくは閉園後、数時間遅くまでいられる)エキストラマジックアワーのあるパークに行く前提で予定を立てる。
このエキストラマジックアワー対象パークは混むので、わざとそれを外すという裏技もあるようだが、とりあえずセオリーに従ってみる。

そしてスケジュールは以下の通りとなった。

WDWの初日はディズニークルーズ下船の日、宿泊するポップセンチュリーリゾートには午前中には到着するので、部屋に入れる、入れないに関わらずポップセンチュリーから一番近いパークである、ディズニー・ハリウッドスタジオに行く。そしてHESS(ダウンタウンディズニー至近のコンビニ併設のガソリンスタンド)で格安の水などを購入しておきたいので、ダウンタウンディズニーに行くことにする。

1日目 クルーズ下船後、ポップセンチュリー・リゾートへ
ハリウッドスタジオへ。夕刻、ダウンタウンディズニーへ。
予約予定のレストラン
T-REXカフェで夕食

2日目 マジックキングダム 朝のエキストラマジックアワー
マジックキングダムへ。
予約予定のレストラン
ビー・アワー・ゲスト・レストランでランチ
ミッキーズ・バックヤードバーベキューで夕食

3日目 エプコット 夜のエキストラマジックアワー
タイフーンラグーンorブリザードビーチへ。夕刻エプコットへ。
予約予定のレストラン
ガーデングリルで夕食

4日目 ハリウッドスタジオ 朝のエキストラマジックアワー
ハリウッドスタジオへ。
予約予定のレストラン
ハリウッドアンドバイン(ファンタズミックパッケージ)で夕食

5日目 アニマルキングダム 朝のエキストラマジックアワー
アニマルキングダムへ。
予約予定のレストラン
タスカーハウスで朝食

6日目 ハリウッドスタジオ 夜のエキストラマジックアワー
タイフーンラグーンorブリザードビーチへ。夕刻ハリウッドスタジオへ。
予約予定のレストラン
サイファイダイインで夕食

7日目 エプコット 朝のエキストラマジックアワー
エプコットへ。
予約予定のレストラン
ケープメイカフェで朝食

8日目 アニマルキングダム 朝のエキストラマジックアワー
午前中アニマルキングダムへ。午後マジックキングダムへ。
予約予定のレストラン
シンデレラ・ロイヤルテーブルで夕食

9日目 マジックキングダム 朝のエキストラマジックアワー
マジックキングダムへ。夕刻ダウンタウンディズニーへ。(ラ・ヌーバ鑑賞予定)
予約予定のレストラン
オハナで朝食

10日目 エプコット 夜のエキストラマジックアワー
タイフーンラグーンorブリザードビーチへ。夕刻マジックキングダムへ。
予約予定のレストラン
シェフ・ミッキーで夕食

11日目 ポップセンチュリーをチェックアウト
ダウンタウンディズニーへ。その後ヒルトン・グランド・バケーションへ移動
予約予定のレストラン
1900パークフェアで朝食

以上。
2日目に予定したビー・アワー・ゲスト・レストランのランチはファストパス+扱いなので、180日前に予約は出来ない。60日前に専用のサイト(ビー・アワー・ゲスト・レストランのランチ専用)でファストパス+をとる必要がある。

ビー・アワー・ゲスト・レストラン

ビー・アワー・ゲスト・レストランのランチ ファストパス+の専用ページ。リンク集をご参照下さい

※2015年2月25日からビー・アワー・ゲスト・レストランのランチ ファストパス+は廃止され、ランチもディナー同様、 My Disney Experienceの通常のレストラン予約システムに移行するという情報が有り。

マジックキングダムに行くのが多くなっているのは、とりたいファストパス+が多い、つまり乗りたいアトラクションが一番多いから。
真夏なので日中に一度リゾートに戻ることがあってもいいようにして、ウィッシュやファンタズミック、イルミネーションズといった夜のショーは天候などで中止になっても予備日を確保出来る様にした。

とりあえずこれを元にレストラン予約に挑戦し、うまくとれなければ再調整ということになる。
もちろん現地に行っても天候や体調等で、臨機応変な変更を必要とすることもあると思うが、人気のキャラダイは予約しておかなければならないので仕方が無い。ファストパス+も同様。
その上で直前や当日に変更、調整出来る範囲で対応するしかない。

しかしこうしてスケジュールしてみると、改めてWDWの規模の大きさを実感する。
10泊あれば余裕と思っていたが、本当にのんびりした予定をたてる為にはまだ数日足りない。

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TDRと海外ディズニーパークの違い


東京ディズニーリゾートには娘が2歳の頃から頻繁に行っている。
東京に住んでいるのでそれほど遠くないということも理由だが、私自身が子供が出来る前からディズニーが好きだったこと、他の遊園地よりも親子二人で快適に過ごせることが理由。
3歳の頃には一度だけ年パスを買って月に2、3回連れて行っていた時期もあった。まだ小さかったのでディズニーシーにはあまり行かないと思い、ディズニーランドだけの年パスを購入して、一年間だけ使用した。
今では学校もあるので年に2回ほどしか行かなくなったが、今まで50回以上は行ったことになると思う。

東京ディズニーリゾート

年に2回しか行かなくってからは行く時は2泊ほどする。ランドとシー両方行くし、日帰りはキツい。

海外のディズニーパークは子供が生まれる前にオーランドのディズニーワールドに2回、カリフォルニア(アナハイム)のディズニーランドに1回、パリのユーロディズニーに1回、そして2011年の暮れに娘と一緒にカリフォルニアのディズニーランド(リゾート)に再度行っている。
今年2015年の夏に私にとっては3回目の、娘にとっては初めてのオーランドのディズニーワールドに行く予定だ。

今までの経験から東京ディズニーリゾート(以下TDR)と海外、主にアメリカのディズニーパークとの私が感じた相違点を書いてみたい。

それぞれアトラクションが違うとか、パークの構成が違うとか、大きさ広さの違いは当たり前の話として、一番感じる違いはゲスト(お客さん)の様子。
まずアメリカのゲストはゆったりとした楽しみ方をしている。パークオープン時に行ってもアトラクションに向かって走り出す様な人はいないし、パレードやショーの場所取りもTDRに比べてみんな遅め。アトラクションに並ぶ限界待ち時間も日本人に比べて短い様で、余程の繁忙期でもなければ120分以上のスタンバイというのは見たことがない。
まあ、激混みになるクリスマス等はこの限りではないが、総じて日本人よりものんびり楽しんでいるのは確かだと思う。
ビーチリゾート等でも日本人は遊びにショッピングにと忙しく歩き回るが、あちらの方達はビーチやプールサイドで読書なんていう贅沢な時間の使い方をするので、そういう性質の違いがテーマパークでも出ているのかもしれない。
性質の違いもあるし、休みの取り方が日本社会とは違うということもあるかもしれない。

キャストも日本とはちょっと違う。
あちらのサービス産業の平均点と比べれば、ディズニーは相当にサービスレベルが高いことは事実だが、それでもTDRのそれには適わない。
少し無愛想なキャストもいるし、全体的にバイト感が高い。実際、アメリカでは学生がディズニーでバイトをすると単位が取れたり、成績評価が上がるといったシステムがあるらしく、キャストに学生バイトが多くいるらしい。
まあ、欧米には客と店側が対等、良いサービスとは丁寧なことではなくフレンドリーな事と言った根本的な違いがあるので、ディズニーと言えども日本と同じレベルは期待できないのは仕方が無い。

アメリカ文化そのものであるディズニーランドを日本で運営していくにあたって、アメリカ的フレンドリを日本のサービスと融合させる為に「いらっしゃいませ」や「ありがとうございました」を使わないことにしたという話も聞いたことがある。
しかしTDRはフレンドリーの真似を超えて「夢と魔法の王国」独自の雰囲気を作り出してしまったし、その徹底は結果的に実に丁寧な仕事だと思う。

こういった違いから、TDRはキャストが素晴らしくて過ごしやすく、アメリカのディズニーパークはゲストの雰囲気が良くて過ごしやすいというのが私の感想。

アナハイムのタウンタウンディズニー

そう言えば海外には必ずあるダウンタウンディズニーがTDRにはないな。イクスピアリが相当する施設ということか。

アメリカのディズニーにあって日本のTDRにはないピントレーディングも些細な違いに見えて大きな差かもしれない。(ディズニーのピンバッジをキャストやゲストと交換し合うこと)
TDRでも一時期ピントレが行われていたらしいが、問題が多く中止となったとのこと。遊びの域を超えた一部のコレクターや転売屋等が出現してしまったことも原因らしいが、基本的に日本人は他人とのコミュニケーションを楽しめない人が多い。
アメリカ人はとにかくコミュケーション大好きだし、同じ場所にいるというだけで一緒に楽しむ仲間と思ってしまう気質だ。
日米双方のジャングルクルーズにでも乗船すればその違いは誰でも実感できるだろう。TDRの船長さんは孤独な一人芝居となってしまうことが大半だろうが、アメリカのジャングルクルーズは大概賑やかだ。

海外のディズニーに行くとなれば、スケールの違いや日本には無いパークやアトラクションを一番の目的とする人が多いだろうし、実際それらを体験することは楽しいのだが、文化的背景からくる雰囲気の違いをアメリカ人と一緒になって楽しめてこその海外ディズニーパークだと思う。それが楽しめないなら、間違い無く世界一サービスの良いTDRの方が満足度は高いと思う。

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