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オーランド市内の観光ポイントの位置と距離


オーランドに旅行する日本人旅行者の大半はウォルト・ディズニー・ワールドのみか、そこを中心とした滞在になると思う。
WDWの外に出るとすれば、観光スポットならシーワールドとユニバーサルスタジオ(と、アイランズ・オブ・アドベンチャー)、ケネディズペースセンターくらいだろう。
そしてモールやアウトレット、大型スーパー等だろうか。

まずケネディズペースセンターのあるケープカナベラルまではかなり距離があるので、レンタカーを持たないならツアーで行くのが現実的だろう。
それ以外はそれほど遠くない場所に点在しているスポットなので、ツアー等を使わず、自力で行くことも十分可能だ。
現地旅行会社(日本の大手旅行社が扱っているオプショナルツアーも現地旅行会社の商品だ)のツアーで行けば手間がかからないが、デメリットとしては自力で行くよりも割高になることと、時間の融通がきかないことだ。

自力で行く場合、レンタカーを借りられるなら、自由にどこにでも行けるので問題ないが、車が無い場合は公共交通機関かタクシーになる。
公共交通機関はLYNXというバスか、観光トロリーのI-RIDEしかない。

WDWからという前提で考えると、バスで行くのならせいぜいシーワールドくらいだろうか。
というのも、シーワールド以外に行くためには乗り換えが必要になってしまい、手間と時間を考えると、観光客向けとは思えない。
WDWからは、ダウンタウンディズニー(ディズニースプリングス)かTTCからLYNXに乗車出来る。どちらから乗ってもシーワールドまではLYNXの50番で乗り換え無しで行くことが出来るが、40〜50分の時間がかかる。
シーワールドまでLYNXで行ければ、インターナショナルドライブを南北に走るI-RIDEに乗ることも出来るので、二つのプレミアム・アウトレットのいずれにもI-RIDEで行くことが出来る。
シーワールドで朝から午後まで遊び、その後にアウトレットのいずれかに行きたいと言う場合には、I-RIDEで行けるということだが、最初からアウトレット目的ならこの方法はあまりにも時間がかかるのでお薦め出来ない。

ということで、シーワールド以外はタクシーが現実的だ。(シーワールドもタクシーならもっと早く行ける)

一口にWDWと言ってもかなり広大なので、ダウンタウンディズニー(ディズニースプリングス)辺りからの距離で言うと、まず近い順に

  1. プレミアム・アウトレット・バインランド(目の前にスーパーのパブリックス)
  2. シーワールド(アクアティカ)
  3. ユニバーサルスタジオ/アイランズ・オブ・アドベンチャー/プレミアムアウトレット・インターナショナルDr
  4. ザ・モール・アット・ミレニア

となる。ちなみにフロリダモールはユニバーサルスタジオまでの距離と同程度の距離だ。
フロリダモールはWDWからオーランド空港に向かう途中の位置にあり、空港側に近い。

オーランドのマップ

主要スポットの位置

ダウンタウンディズニー(ディズニースプリングス)からプレミアム・アウトレット・バインランドまではタクシーで渋滞無しなら10分程度で到着する。
それより先のシーワールドくらいからは高速を使う場合もある。いずれにしても渋滞さえ無ければもっとも遠いザ・モール・アット・ミレニアまででも20〜30分くらいだろう。

タクシー料金はもっとも遠いザ・モール・アット・ミレニアまででも片道50ドル(チップ込み)程度で行けるはずだ。

WDW以外の場所に行く際には、上記の距離感を頭に入れて計画すれば移動がスムーズになるはずだ。

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WDWのトランスポーテーション乗りこなしアプリ


オーランドのウォルト・ディズニー・ワールドでは広い敷地内の各パーク、リゾート等を無料の交通システムが結んでいる。バス、モノレール、大小のボートが利用出来るが、WDW内を自由に動き回るにはトランスポーテーションシステムの位置や仕組みを頭に入れておかなければならない。
分かりやすい看板や案内標識があるとはいえ、複数の選択肢がある場合や、乗り換えが必要な場合にはどうやって行くのがベストかを選択するのは意外に難しい。
まあ、目的地に辿り着けないということはあり得ないと思うが、別のルートを使えばかなり時間を節約出来たということはあるだろう。

そんなWDWのトランスポーテーションシステムを便利に使いこなすためのアプリがある。
GPS Transportation Wizard for Walt Disney Worldというアプリだ。英語版だが日本のiTunes Storeでも問題なくダウンロードして使う事が出来る。もちろんアンドロイド版もある。
使い方は至って簡単で、現在いる場所をスタート地点としてメニューから選択し、目的地をエンド地点としてメニューから選択するだけ。
これで数種類の行き方を所要時間と共に表示してくれる。
スタート地点とエンド地点として選択出来るメニューにはウォーターパークを含む全てのパークと、全ての直営リゾート、そしてダウンタウンディズニー(ディズニースプリングス)、TTC等が用意されている。

ディズニーのトランスポーテーションシステム以外にマイカー(レンタカー)や徒歩で移動した場合のコースや所要時間も表示してくれる。

とても便利なアプリだが、とても残念な事に有料だ…。
出来る事はシンプルなので無料なら有難かったが、有用なことは確かなので価値はある。

GPStwisjpg

マップやナビのアプリはもっと優秀なものがたくさんあるが、WDWのトランスポーテーションに特化しているのがミソ。

トランスポーテーションのマップだけで適切な移動方法を判断出来るという人なら不要だろうが、知らない場所での交通機関の乗りこなしは苦手という人にはお薦めしたいアプリだ。

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アメリカでタクシーを使うならUBER


アメリカではNY等の特別な場所を除いて日本のように流しのタクシーを手を上げて捕まえるようなことは出来ない。タクシー乗り場から乗るか、ホテルや商店、レストラン等で呼んで貰うのが一般的だ。
タクシー乗り場が近くにあったり、呼んで貰えるような場所にいる時はいいのだが、そうでない場合には今までは自分で電話で呼ぶくらいしか選択肢は無かった。
しかし今ではUBER(ウーバー)というとても便利なサービスが有り、アメリカではほぼ全土で使える。(オーランドでもロス、アナハイムでも)

UBERはインターナットとGPSを使って自分の近くにいるタクシーを呼べるサービスだ。
スマホさえあれば誰でも使える。(アプリはiOSとアンドロイド用が用意されている)
今では全世界に拡大しているサービスで、日本でも東京等の一部の都市で稼働しているのだが、日本ではまだまだ台数が少なく、使いこなすのは難しい。
しかしアメリカではオーランド、ロス、アナハイムといった場所ではとても台数が豊富で、5〜10分程度で自分のいる場所まで来てくれるUBERのタクシーがすぐに見つかる。

UBERアプリ

iOS板のUBER

使い方はとても簡単で、初期登録済みのアプリを立ち上げると自分の現在地から近くにいるタクシーが表示される。タクシーの到着時間に問題が無ければ呼び出すだけ。タクシーが到着されるとその旨がスマホに通知される。
更に最初に目的地も入力出来るので、大凡の目安料金も表示される。もちろん道路状況などによって料金は変動するが、余程のことがない限り表示される目安料金の上限以内に収まるはずだ。
この料金は一般的なタクシー料金よりも2〜3割は安めの事が多い。(安いのはアメリカの場合で日本では高めだが、UBERは深夜早朝割増が無いので日本でも割増時間帯ではお得なことがある)
料金の積算システムはUBERのサイトに明示されている。

支払いは初期登録で登録したクレジットカードで行われるのでキャッシュレスだ。(現金は使えない)
更に日本人にとって有難いのは初期登録の際にチップの額も選択出来ること。タクシー料金とその額に対するチップも自動的にクレジットカードで決済される。利用明細(領収書)はメールで送信されてくる。
初期登録時、チップの額は15パーセントから5パーセント刻みで設定出来るのだが、通常、タクシーへのチップは15パーセント+大きな荷物1個に付き1〜2ドルと言われているので、スーツケース数個がある日本人旅行者の場合は20パー-セントで登録しておけばいいだろう。
この設定はいつでも変更できるので、荷物の無い移動の場合は15パーセントにしておけばいい。

UBERにはドライバーを評価するシステムが採用されている。この評価はドライバーとUBERとの契約にシビアに反映されているので、問題がなければ最高評価をあげておくといい。
最初に呼び出す際にも近くにいるUBERタクシー毎のドライバー評価を見られるので、利用者が評価の高いドライバーを選ぶことも出来る。
この様なシステムなので、UBERのドライバーは総じて親切だ。(確実に利用者全員に評価され、結果が収入に直結するので)

UBERのタクシーはドライバー個人が所有している車なので、綺麗な事が多い。車両の状態も評価の対象になるためと思われる。
呼び出す際、以下のタクシーのタイプを選択出来る。

  • UberX: 4人乗りの通常のセダンタイプ
  • UberXL:最低でも6人乗れるミニバン、SUVタイプ
  • UberPlus: 4人乗りの高級セダンタイプ(ベンツやBMW等)

2、3人の移動ならUberXでいいだろう。人数が多い場合や荷物が多い場合はUberXLになる。もちろん基本料金はX→XL→Plusと高くなる。(大きな差では無いのでたまには優雅にPlusというのも有りだと思う)

以上は基本的にアメリカでUBERを利用する際の情報だ。世界的に進出し、各地の既存のタクシー業界や規制と摩擦を起こしているUBERだが、アメリカではすっかり定着し、安い、早い、便利という評価も安定してきている。
アプリ一つで呼び出せ、運賃もチップもキャッシュレスというUBERは日本人旅行者にとってもかなり有難いサービスだと思う。
アメリカ旅行ではかなり活用出来るだろう。

UBER

サイトから登録することでも使える

誰でも最初のUBER利用で使える2,000円割引のプロモーションコード cws7s2

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