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ハリウッド周辺の観光[ベガス・ロス旅行記15]


オルベラ街の観光を終えてユニオンステーションからレッドラインでハリウッドに戻るのだが、ホテルのあるハリウッドハイランド(Hollywood / Highland)駅では無く、一つ手前のハリウッドバイン(Hollywood / Vine)駅で下車。ここから一駅間歩いて観光する。
ロスのメトロ(地下鉄)は比較的に新しいということもあろうが、この辺の駅はとても綺麗。ハリウッドバイン駅は駅構内に映画をモチーフにしたオブジェとかもあって、ハリウッドらしさが漂ってる。

まず駅を出てすぐのトレーダージョーズで買い物。トレーダージョーズはロスを中心に西海岸で展開しているオーガニック系のスーパー。ホールフーズマートと似ているが、最近はトレーダージョーズの方が人気があるようだ。
ここのエコバッグは日本でも人気なので、2種類ほどを購入。エコバッグは海外のスーパーに来る度にその店の名前が入った物をお土産に買っている。何より安いし。
そしてお目当てのレモンペッパー(調味料)を探すが、品切れで次の仕入れは2週間かかるとのことで諦め、エブリデイシーズニングとガーリックソルトを購入。この二つ、意外に何にでも使えて当たりだった。
そしてトレジョ(日本ではそう略すらしい)オリジナルのコーヒー豆を購入してトレジョを後に。

次に向かったのはサンセット大通りにある大型レコード店のアメーバミュージック。万引き防止の為に入り口で荷物を預けて店内へ。本当に広い。レコード店だが、レコードだけでは無くCDはもちろん、DVDやブルーレイ、映画やミュージシャンのポスター、Tシャツ、様々なオリジナルグッズなんかも売っている。
音楽好きなら多分ここだけで半日は過ごせるであろうが、我々はほぼ覗いただけで退散。てか、ここで真剣に品物を物色し始めたらキリがないと思ったので。(好きな方は最低でも数時間滞在出来る予定を立てて行ったほうがいい)

次いでチャップリンやジェームス・ディーン、マリリン・モンローなんかが描かれている壁画を見にいく。映画「ラ・ラ・ランド」でもエマ・ストーンがこの壁画の前を歩いていたので、見たことある人多いはず。
大きな壁画なので壁画の横を歩いても全貌は見えないし、写真も撮りづらい。壁画とは反対側の歩道に行って見るのが正解。反対側からなら写真もちゃんと撮れる。
この壁画まで来ればもうハリウッド大通りなので、そのままハリウッド大通りを西へ進めばハリウッドハイランドに着く。

ハリウッドの壁画

通りの向かいから撮影。広角レンズ(24ミリ)でも全景は入らない。車通りも多いので車道に出ることがないように注意。

ハリウッド大通り沿いの歩道には映画関係者の名前が刻まれた星形のウォークオブフェイムが延々と続いている。ずっと足下を見て歩くわけにもいかないが、時折見ながら歩くと知っている名前を発見出来るかもしれない。印象としてはハリウッドハイランドに近付くに連れて大物の名前が多くなっている感じ。

ウォークオブフェイム

ピーウィー・ハーマンのウォークオブフェイム。

しかし8月のハリウッドを歩いて観光するのはかなりしんどかった。ラスベガスほどではないだろうと思っていたが、この夏はロスでも40度超えは当たり前、50度近くまで上がってディズニーランドのパレードやキャラグリが全て中止されるような日もあったらしい。(暑さに対処出来るフェイスキャラのみで行ったとのこと)
そんなわけでハリウッドハイランドに着く頃にはもう倒れそうだった…。

ハリウッドハイランドでは冷房の効いたマダム・タッソー ハリウッドへ。
ここのマダム・タッソーはもちろん映画に纏わる蝋人形が主。(一部レディ・ガガ等のミュージシャンやオバマ大統領なんかもいるけど)有名な映画俳優や監督、キャラクターと写真を撮りまくるという楽しみ方がメイン。人形はアングルの工夫次第でリアルな、もしくは面白いシチュエーションの写真が撮れるように配置されている。映画好きなら1時間以上はたっぷり楽しめる。逆に映画をあまり観ない、知らないという人だと誰が誰やらということになるかもしれない。
我々は父娘とも大の映画ファンなのでたっぷり楽しめた。
展示コースの最後にはマーベルの4Dアトラクションを鑑賞出来るようになっている。
ここのチケットは入場のみと、記念写真やワックスハンド(自分の手の蝋人形?蝋手?)付き等各種あるが、写真は自分達で撮り放題だし、蝋の手があまり欲しいとは思えないし、入場のみのチケットで十分だと思う。
ハリウッドのあちこちで割引券を配ってたりするし、事前にネットで購入すればディスカウントがあるので、当日窓口で割引無しの料金を払うのは損。
ネットで買っておくか、ホテルのフロントや土産物店等で割引券(もしくはディスカウントチケット)を入手してから行くのがいい。

マダムタッソーハリウッド

こんな感じで有名映画のシーンにちなんだ蝋人形の展示がされている。

そして最後はハリウッド観光の王道、チャイニーズシアター。(マダム・タッソー ハリウッドのすぐ隣)
ここではシアター内の見学ツアーなんかもあるし、実際に映画をやっているので映画鑑賞も出来るのだが、我々はシアター前の手形足形見物のみで。
1927年からの手形足形はもはや凄い数なので、一通り見て、お気に入りのスターの手形の前で写真を撮ったりしているだけで満足。
ちなみにここで映画を観る場合、メインシアター以外でも上映されているので、チャイニーズシアターの観光も兼ねての鑑賞ならメインシアターで上映されている映画を観るようにした方がいい。他のシアターではただの小綺麗なシネコンで観るのと同じなので。豪華絢爛なメインシアターはIMAXシアターになっているので、IMAX上映されている映画をチョイスするように。

チャイニーズシアター

ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンの手形、足形。かなりチャイニーズシアターの建物寄りにあった。

チャイニーズシアターやアカデミー授賞式会場として有名なドルビーシアター(旧コダックシアター)を内包する形でハリウッド・ハイランドという一つの大きなモールになっている。(その地下にあるのがメトロのハリウッド・ハイランド駅という構造)
テナントはショップもレストランもカジュアルな店が多い。

ハリウッドハイランド

ちょっと遠いが、ハリウッドハイランドからは有名なハリウッドサインも見える。(写真を撮るなら望遠レンズは必須かも)

この界隈を観光する上での注意だが、チャイニーズシアター前等は人で溢れているのでスリや置き引きが多そう…というのは世界のどこの観光地でも同じだろうが、ここの特徴として映画スターやキャラクターに扮した者が観光客相手に一緒に写真を撮る、もしくは撮らせるといったビジネスを展開している。中には高額なチップを強制する輩もいるらしい(かなりの確率で)ので、無視するのが一番。更には街中でのティッシュ配りの様な感じでCDを配っている者がいるが、手に取ってしまうと「買ったのだ」と言い張って金銭を要求するなんてのもあるので受け取らない様に。

予定しているハリウッド観光で残すはアカデミー授賞式会場のドルビーシアターの内部見学(約30分の見学ツアーに申し込む必要がある)、大型土産物店の物色とチャイニーズシアターの向かいにあるチョコレート店、ギラデリでの買い物くらい。これらは明後日、アナハイムに移動する前の午前中に廻ることにした。

一旦ホテルに戻り、休憩した後、サンタモニカへ行き、夜はグリフィス天文台にも行ってみる。そして明日はユニバーサルスタジオ・ハリウッド。




ラスベガスでのお買い物[ベガス・ロス旅行記10]


ラスベガスでのショッピングといえば各種のモールにアウトレット。
スーパーマーケット大好きな私にとって、ストリップ(ラスベガス大通り)から車無しで行ける範囲にウォルマートやターゲットといった大型スーパーが無いことは残念だが、CVS等のドラッグストア(日本のコンビニエンスストアを大きくした感じで、スーパーとコンビニの中間くらいといった感じ)、マーシャルズとロスドレスフォーレスというメジャーなディスカウントストアがストリップ沿いに出店していることは庶民にとって(特に我々の様なブランドものに興味がない者にとって)有難い。

それぞれのホテルも大小のちょっとしたショッピングモールを持っているが、特に大きな、モールを訪れる事だけで満足出来るような規模のものは以下の通り。

  • ミラクルマイルズ (プラネットハリウッドホテル)
  • フォーラムショップス (シーザースパレス)
  • グランド キャナル ショップス (ヴェネチアン)
  • ファッションショーモール (独立したショッピングモール)

ミラクルマイルズ(ミラクル マイル ショップス)はフォーコーナーとニューフォーコーナーの真ん中くらいに位置しているので、どちらからでも徒歩でアクセス出来る。(夏に外を歩くのは暑くて大変だが)
比較的カジュアルな店が出店していて、アールオブサンドイッチ等の軽食の店もいくつか出店している。有名なギャレットポップコーンもここにある。
気取った感じがしないので一番好きなモールかも。
レインストームという毎時正時に行われるアトラクションがあるが、屋内の池に雨が降り、雷が鳴る…というだけのものなので、わざわざ観に行く必要はないと思う。
その時間に丁度池の辺りにいればついでに見ていけばいいといった感じ。

フォーラムショップスはティファニーをはじめ高級店が多い感じだが、H&MやGAPといったカジュアル店も出店している。
ハワイや全米各地に展開しているカジュアルレストラン、チーズケーキファクトリーはここにある。
アトラクションはフォール オブ アトランティスが有名。銅像や人形が動く(カリブの海賊みたいに)というタイプ。水や炎等の演出もあり、それなりに見応えはあるが、今となってはやや古い印象を受ける。

グランド キャナル ショップスはゴンドラの巡る屋内の運河を取り囲むように店が配置されているので、モールそのものがヴェネチアをテーマにしたパークのような雰囲気。
出店している店はイタリアンブランドを中心に高級店ばかり。
アトラクションはゴンドラライド。(有料)
ゴンドラの船頭さん(ゴンドリエーレ)はサンタ・ルチア等のカンツォーネを歌ってくれるのだが、モール内に響き渡るような見事な声量で歌うので、周囲からかなり注目される。

ファッションショーモールは上記の3つと異なり、ホテルに併設されたモールでは無く、独立したショッピングモール。
出店している店の傾向はミラクルマイルズに似ていて、カジュアルブランドが多く庶民的な感じ。ディズニーストアはこのモールにある。
アトラクションとしてはモールの名の通りのファッションショーが行われるが、週末のみ。

フォーラムショップス

フォーラムショップスの中には天井に空が広がり、時間経過で色が変化していく。グランドキャナルショップスにもミラクルマイルズにも同様に空を模した天井がある。

アウトレットは以下の二軒が定番。

  • プレミアムアウトレット・ノース
  • プレミアムアウトレット・サウス

北にあるのがプレミアムアウトレット・ノース、南にあるのがプレミアムアウトレット・サウスという分かりやすいネーミング。ホテル街からは離れているのでどちらもバス(SDX)か車で行く必要がある。
出店数から見た規模としてはノースの方が大きい(ノースは約180店、サウスは約140店)ので、買い物好き、ブランド好きならノースがお薦めかもしれないが、ストリップの中心あたりからだと距離的にはサウスの方が断然近い。そしてノースは屋外型、サウスは屋内型のアウトレットなので、夏はサウスの方が過ごしやすい。(ノースも店から店へと入り続けるような移動なら夏でも苦では無いかもしれないが)
どちらもフードコートやレストランでの食事と合わせて行くといいと思う。今回我々はサウスのみに行って、フードコートでファットバーガーをいただいた。

ストリップのホテルからプレミアムアウトレット・サウスに向かう途中にタウン スクエアという新たなショッピング(レストランも多い)スポットが出来ていた。店の傾向はカジュアル。
一つの大きな街のような作りになっている屋外型のショッピングエリアなので、夏はかなりキツい。が、本当に小綺麗な街の様になっている雰囲気は素敵。
ここに行く理由の一つになると思うのはオーガニック系スーパーのホールフーズが出店していること。ホールフーズはトレーダージョーズと双璧を成す人気のオーガニック系スーパーなので、食品を買うなら是非行ってみたい所。観光客も調味料やコーヒー豆、菓子類等のお土産、滞在中の飲料やスナックを買うのに丁度いい。
今回我々はホールフーズのみに立ち寄ってすぐに退散した。(8月のベガスで屋外を歩いて店をハシゴするのは無理)

滞在中の飲み物やスナック、安いお土産を便利に近場で調達するならドラッグストアが一番。各ホテルもコンビニの様なショップを持ってはいるが、ドラッグストアで調達した方がかなりお得。
ドラッグストアなので各種医薬品や衛生用品なんかももちろん揃ってる。
ウォルグリーンとCVSという有名チェーンがストリップの各地に店を出しているので、ストリップ沿いに宿泊しているなら、近くにも必ずあるはず。
我々もパークMGM(旧モンテカルロ)ホテルの隣にあるCVSで滞在中の飲み物やスナックを調達していた。

そしてハワイに行った時には必ず行くロスドレスフォーレス。全米に展開しているディスカウントストアで、衣料品を中心に靴やバッグ等が驚くほど安く購入出来る。マーシャルズも同様のディスカウントショップだ。
今回、娘用のスーツケース(キャリーバッグ)をロスドレスで新調した。
日本から持参した古いスーツケースはホテルに捨てていく事にした。スーツケースをホテルの部屋に置いていく(捨てていく)場合には、中を完全に空にして、中が空であることが一目で分かるように開いた状態にし、チップを沿えてGarbage(ゴミ)とでも書いたメモを沿えておけばいい。(これはあくまでもアメリカの場合。日本のホテルではやらないように)

ロスドレスフォーレス

娘がロスドレスフォーレスで買ったスーツケース。高さ70センチくらいの大きめのものだが約60ドル。

ロスドレスフォーレスとマーシャルズはニューフォーコーナー(MGMグランドの側、ニューヨークニューヨークの斜め向かい辺り)にある。ロスドレスフォーレスはストリップ沿いにもう一店あるが、一般的にストリップの中心部に宿泊している観光客が行きやすいのはニューフォーコーナーだろう。ここなら2店が至近にあるので、楽にハシゴできる。
我々はニューフォーコーナーのエクスカリバーに宿泊していたので、大きなスーツケースも徒歩で楽に持ち帰れた。

あまりショッピングには興味のない我々だが、ラスベガスのショッピングスポットはテーマパーク感覚で巡ることが出来るので楽しかった。(足はかなり疲れるが)




ラスベガス・ロス(ハリウッド、ユニバーサル、ディズニー)準備編04


アナハイム(ディズニー)のホテルを予約

今回の旅行での最終宿泊地、アナハイムでのホテル予約。ここでの滞在はディスニー目的なので、パークへのアクセスが重要なポイントになる。
もし予算に余裕があるなら間違い無くベストな選択はディズニー直営のグランド・カリフォルニアン。ダウンタウンディズニーから直接アクセス出来て、ディズニーランド、カリフォルニアアドベンチャー両パークに最も近く、カリフォルニアアドベンチャーには専用の出入り口もある。
次いでディズニーランドホテルだが、これくらいパークとの距離があると、ハーバーブルバード(ディスニーリゾート外側の目抜き通り)沿いにある安いホテルとさほどアクセスは変わらない。前回のアナハイム旅行ではハーバーブルバードを挟んでディズニーリゾートの入り口真ん前にあるパークビューインというホテル(モーテル)に宿泊した。連日パークとの往復で過ごす滞在だったので、この選択は悪くなかったと思う。

が、今回ハーバーブルバード沿いのパーク入り口に近いホテルをリストしてみたが、前回よりもかなり料金が高くなっている。これは旅行期間がアメリカでもサマーホリデーのシーズンと重なっている為と思われる。
そこでみつけたのがハーバーブルバードではなくウェスト・カテラ・アベニュー沿いにあるキングス・イン・アナハイム(旧スーパー 8 モーテル アット ザ パーク)というホテル。
アナハイム・ガーデンウォークというショッピングモールの隣にあり、CVS(ドラッグストア)にも至近、パークまでは徒歩10分ほど。(実際のパーク入り口までは15分ほどかかると思う)

キングスインアナハイム

パークからはハーバーブルバードを南下し、ウェスト・カテラ・アベニューに曲がってすぐ。

夏の暑い時期であることを考えるとちょっと遠いかなとも思うが、飲料やスナック等が安く調達出来るCVSへのアクセスの良さ、隣にチーズケーキファクトリーやカリフォルニア・ピザ・キッチン等の人気レストランがあること、パークへのアクセスには徒歩以外にもART(アナハイムの観光客向けシャトルバス)での移動も使えること等を考えれば悪くは無い。
何よりもこのホテルの値段が魅力的。もちろん外廊下のモーテルタイプなのでリゾート感はないが、朝から夜までほとんどパークに出掛けていることになると思うので、寝るだけと割り切れば問題はない。

kings-inn-hotel-anaheim

ホテルの入り口。アメリカによくあるタイプのモーテル。車利用の人なら1階をリクエストすれば、自室の目の前に駐車出来る。

宿泊料はホテルの公式サイトの特別プランで5泊、税、朝食込みで568ドル。つまり一泊1万円ちょい。徒歩でのパークへの移動は不可能というくらいまで離れればこの程度の値段(もしくは更に安く)で泊まれるところもあるが、徒歩移動が可能な場所で探した中では最安値。
しかしキャンセル、返金不可の特別料金なので、予約と同時にクレジットカードに全額が課金され、もうキャンセルは出来なくなる。
既にキャンセル返金不可の航空券を購入しているので、もうその辺のリスクは気にしても仕方がないと決断し、予約。万が一、旅行を取りやめなければならなくなった場合には被害が拡大するので悩む所ではあるが…。

ということでアナハイムでの宿も手配完了。
このキングス・イン・アナハイム(Kings Inn Anaheim)というホテル、つい最近に名称変更されたようで、旧名のスーパー 8 モーテル アット ザ パーク(Super 8 Anaheim Near Disneyland)での情報がまだ多い。基本的に設備等に変更はないようで、各種レビューでは室内設備や清潔さには問題はないようだ。ただ、どうやら朝食はあまり期待しない方がいい様子。

キングスイン プール

こんなプールやジャグジーも完備されている。パークに出掛けるゲストが多いので意外に空いている時間も多く、利用価値はあるかもしれない。

これでホテルの予約手配は全て完了。続けて現地でのツアー利用や、空港、ホテル、観光予定地までの移動手段を検討、手配していく。