グアム」カテゴリーアーカイブ

グアム旅行記 (2016) 10・デデドの朝市と恋人岬


土曜と日曜の朝(6時~9時頃)にグアムのデデドという所で朝市が開催されている。
デデドはタモンから車で10分程なので遠くは無いが、公共交通機関はないので、基本的にタクシーかレンタカーでないと行けないのだが、水曜のナイトマーケット同様、赤いシャトルバスとHISのレアレアトロリーが専用の朝市シャトル(赤いシャトル)、チャオフリーマーケットエクスプレス(HIS)を出していいる。
チャオフリーマーケットエクスプレスはHIS利用の旅行者以外も直接バスで乗車運賃を払うことで乗れるのはチャモロビレッジエクスプレスと同様。(乗車券を事前にHISのレアレアラウンジで買うことも出来る)

今回私達が利用したのはデデドの朝市と恋人岬観光がセットになったツアー
もちろん料金はシャトルバスを使って行くよりも高いが、それほど高額では無いので、便利なツアーを選択した。
このツアーのメリットは次の通り。

  • 他の観光客よりも早めにデデドの朝市に着くので、比較的空いている時間に見て回れる
  • 恋人岬にも他の観光客よりも早く着くので空いている状態で写真撮影が出来る
  • 専用車でホテルから送迎してくれるのでバスの混雑等を気にせずにすむ
  • 日本語で案内して貰える

デメリットは

  • 当然ながら料金が自力で行くよりは高い
  • 観光時間が決まっているので自由がきかない(シャトルバス往復2便ずつくらいしかなく、時間が決まっているのであまり変わらない)

結果的にはツアーを使って正解だったと思う。
ちなみにこのツアーはデュシタニではなく、宿泊しているアウトリガーのロビー集合だった。

デデドの朝市はローカル相手の生鮮食料品から観光客相手の洋服や工芸品を販売している屋台がずらりと並んでいる。もちろん朝食がとれる屋台やフードトラックもある。
ローカル朝食のお薦めと聞いていたGOTO(ゴトー)を買って食べたが、なるほど美味しかった。(そして安い)
GOTOは一言で言えばチキン風味の小粥だが、味付けは日本人が好むものだと思う。
私達は食べなかったが、TAHO(タホ)という豆腐にタピオカと黒蜜をかけたものも名物らしく、美味しいとのこと。
飲み物はメロンとグレープのスムージーを買って飲んだ。

グアムのゴトー

これがゴトー。さすがにこれだえでは少ないので、チーズサンド付きというセットで注文。チーズサンドは本当にチーズを食パンに挟んでトーストしただけのものだった。

衣料品も安かったので、娘のサマードレスを一着購入。同じ様な物をJPストアやABCで買うよりも半額以下で購入出来る。Kマートよりも安い。(品質は分からないが、さほど違うとは思えない)

朝市での滞在時間は約1時間。これで食事を済ませたり、一通り見て回ることが出来た。時間としてはちょっと余るくらいで丁度良かった。

次にグアム定番の観光スポット、恋人岬。
海抜100メートル以上の岬で、天気さえよければ眺望が素晴らしい。とりあえず行っておくか程度に思っていた場所だが、天気も良かったので絶景を目の当たりにして来て良かったと思った。
まだ他の観光客が到着する前の時間だったので、空いている展望台で写真も撮り放題。ガイドさんも撮ってくれるので、二人旅では少なくなりがちな2ショット写真も多く撮れた。
展望台は別途入場券が必要なのだが、これはツアーにセットだった。
恋人岬も赤いシャトルが専用のシャトルを運行している。

恋人岬

この展望台からはタモンのホテル外を一望出来る。素晴らしい景色。

ホテルに戻ったのがまだ9時前。
朝の約2時間半ほどで上記の様な観光を終えて、まだまだ一日は始まったばかり。ちょっと得した気分だ。


グアム旅行記 (2016) 9・マジックショー


今回のグアム旅行では二つのマジックショーを鑑賞。 グアムのマジックショーと言えばサンドキャッスルのイリュージョンマジックショーとニッコーグアムのカーメが有名だが、実際に観た人の評価ではウェスティンのマジックロックスシアターとフィエスタリゾートのアンコール!がマジックショーとしての満足度が高いらしい。
ということでそのどちらを観るか悩んだが、せっかくなので両方とも行く事にした。

どちらも食事付きとショーのみというコースがあるが、フィエスタの食事はあまり評判が良くない。(ポリネシアンBBQとのセットもあるが、フィエスタのそれには以前のグアム旅行で参加しているし)ウェスティンの方はフルサービスのレストランであるプレゴとビュッフェレストランのテイストのどちらかの食事とのセット。どちらも評判がいいのでテイストのディナービュッフェ付きにした。

まずはフィエスタリゾートのアンコール!から。
宿泊しているアウトリガーからフィエスタまではやや距離があるので送迎付き。アウトリガー宿泊者の場合、多くのツアーが隣のデュシタニの一階ロビーが送迎バスの集合場所となっていて、そこで待つ。(アウトリガーとデュシタニ間は専用通路で結ばれているので移動は楽)
アンコール!は比較的小さな会場でのショーなのだが、かなり立派な、大きなバスが迎えに来た。
ショーのみの場合は開演時間に合わせた到着で、着いたらチケットの引き替えがあって、すぐにショー会場に案内される。
ショーのみでも飲み物付きで、各自一杯オーダー出来、開演まで座席で飲める。座席は予約順などで予め割り振られているようで、案内係が指定してくれる。私達は最前列中央に案内された。

ショーの内容はジャグリングやアクロバット等をはさみつつのマジックショー。一瞬ではあるがホワイトタイガー等も登場するので見応えは十分。
会場、ステージのサイズからあまり大掛かりではないが、イリュージョンと呼べる様な出し物もある。マジックはあまり大きな劇場で遠目に見るよりも間近の方が見応えがある。
終演後には会場出口で出演者との記念撮影(時前のカメラで)も。
それぞれ写真を撮り終えたらすぐにバスへ。全員が乗車したら即出発と、移動もスムーズ。

アンコール・グアム

かつてラスベガスで上演されていたホワイトタイガーで有名なマジックショー「ジークフロイド&ロイ」の小劇場版といった雰囲気も。

ウェスティンのマジックロックスシアターも送迎付き。(ウェスティンはアウトリガーから十分に歩いて行ける距離だが)
食事付きなので送迎バスがウェスティンに着いたらまずは食事。送迎バスのドライバーが各自で利用するレストランへ行くようにと説明してくれるが、案内はしてくれない。それにその説明も英語なので、簡単な内容ではあるが聞き取れずに困っている様子の参加者もいた。
まあ、利用するレストランはホテル内にあるわけで、それほどの問題ではないが、全く英語が分からないという人にはちょっと不親切かもしれない。

私達が食事をするテイストに行き、入り口で名前を告げる。通常のレストラン予約と同様に名前だけで案内してもらえる。
テイストはさすがウェスティンと思える内容と雰囲気のビュッフェレストランで、食事にはとても満足。
食事中にマジックロックスを鑑賞する人達のテーブルに、何時までに何階のショー会場に来て下さいといった案内をしにきてくれる。その際にショーの入場チケットの様なものもくれる。
食事を終えたら言われた時間までに会場へ。時間になると先程もらったチケットで会場に入れる。まずは前室の様な所に通され、名前を呼ばれた順に座席につくというシステム。つまりここもアンコール!同様、予約順による指定席。
アンコール!よりも更にこじんまりした会場なので、後方席でも十分にステージに近い。
私達は2列目の端の方の席。

マジックロックスはアンコール!とは違い、ほとんどマジシャン(と、アシスタントの女性)だけで頑張る内容。
いくつかのネタがアンコール!と全く同じだったが、距離の近さを生かしたマジックが多く、更に観客参加のネタも多い。子供はほぼ全員が何等かの形で参加出来るようになっている。
アンコール!よりも地味ではあるが、マジックそのものを楽しむことが出来るのはマジックロックス。
こちらも終演後はマジシャンとの写真撮影が出来る。
帰りの車は全員揃って同じバスでという方式ではなく、それぞれがロビーの配車係に送迎のチケットを見せて車を依頼するシステム。

マジックロックス・グアム

イケメンな雰囲気だが、ショーではかなりコミカル。日本語も使ってくれる。

さて、アンコール!とマジックロックスのどちらが良かったかだが甲乙付けがたい。
出し物の多さにホワイトタイガー(登場はちょっとだが)といった、内容の豪華さではアンコール!だが、純粋にマジックを楽しむということならマジックロックス。
マジックロックスは距離の近さと参加型が多いということもあって、子供のいる家族に特にお勧め出来る。それに食事付きなら食事もウェスティンの方が上と思う。
ということでマジックロックスの方が私達は満足度が高かった…と言っていいと思う。(僅差ではあるが)


グアム旅行記 (2016) 8・ショッピングとお土産


グアムでのショッピングと言えばマイクロネシアモール、Kマート、GPO(グアム・プレミアム・アウトレット)の3ヵ所に、ホテルから至近のザ・プラザとABCストア、そしてJPストア。
高額なブランド商品等には興味のない私達はDFSには用が無い。

今回、移動するために赤いシャトルとレアレアトロリーの両方を自由に使えるパスを用意したが、結果は正解だったと思う。どちらでも先に来た方に乗れるおかげで、ほとんど待ち時間も無く、かなりスムーズに移動が出来た。(準備編を参照)
赤いシャトルバスは混んでいることも多いので、そんな時は空いているレアレアを待って乗ったりもした。
これは完全に偶然のタイミングだと思うが、7泊の間に使った割合はレアレア7割、赤いシャトル3割といった感じ。

マイクロネシアモールではビルケンシュトックを扱うフォンタナビレッジ・コラボへ。残念ながら目当てのグアム(グアム限定のモデル)はブラウンしか無く、好みではなかったので買わず。
後にザ・プラザのビルケンシュトックでグレーを購入(残念ながら一番欲しかったホヌ、海亀柄は品切れ)。ザ・プラザのビルケンシュトックは店は小さいが、品揃えは豊富だった。娘にも日本未発売のトフィーノを購入。
その時のレートにもよるだろうが、1ドル120円程で考えてもグアムのビルケンシュトックは日本の正規店よりもお得な値段だと思う。(購入したのがいずれもグアム限定モデルなのでちゃんと比較は出来ないが、類似のモデルと比べて3割は安いと思う)

ビルケンシュトック・トフィーノ

トフィーノはトングの花の部分が3色ほどセットになっていて、交換出来る。花の部分がミッキーの形になっているディズニーコラボモデルもある。

もう玩具という年齢ではない娘だが、オモチャ屋のKDトイズとトイザラスエクスプレスは覗く。KDトイズは低年齢向けの玩具がメインですぐに退散、トイザラスエクスプレスではマインクラフトのフィギュアを購入。

グアム・トイザラスエクスプレス

トイザラスエクスプレスはマイクロネシアモールの中からではなく、外側から入れる。ベイレススーパーマーケットの側にある。エクスプレスという店舗は小規模で品揃えもあまり豊富では無い。

マイクロネシアモールにはスーパーのベイレスがあるので、ほぼそこで時間を費やした。Kマートにも行くが、ベイレスもそこそこ大きいスーパーで、ブランド物よりも日用品や小物が好きな我々にとっては外せない場所。

Kマートでは主にお土産(お菓子類やキーホルダー、写真立て等)を購入。タモンの中心部にあるABCやJPストアよりもKマートの方が安い。なので、同じ物ならKマートで買った方がお得。
ABCやJPストアで欲しいお土産物に目を付けたら、Kマートにも同じ物が無いかを確認し、Kマートには置いていない物だけをJPストア等で買った方がいい。
滞在中のスナックや飲料、お酒なんかもKマート(もしくはベイレス)で買った方がお得だが、レンタカーでない場合はあまり重い荷物を持っての移動は大変。その辺は便利料と思ってホテルから近いABCとかを利用するのが賢明かもしれない。

GPO(グアムプレミアアウトレット)ではまっすぐロス・ドレス・フォー・レスへ。
広い店内を1時間ほどかけて見て回り、買ったのは娘の帽子一個だったが、気に入った物がみつかり、サイズさえ合えば衣類はここで買うのが一番安いことは間違い無い。
GAPやオモチャ屋のトゥインクルスも見たが、めぼしい物は無し。
GPOで一番時間をかけたのは買い物ではなくチャッキーチーズだったかも。このチャッキーチーズについては改めて記事を書こうと思う。

買い物としてはテテドの朝市で娘のワンピースも格安で購入した。このテテドの朝市についても別記事で。

グアムならではのお土産として、グズリア、タバスチョコ、ボージョボー人形、Coco・JO’sクッキー等、グアムならではでは無いけれど、マカデミアナッツやマカデミアナッツチョコレート、ドライマンゴー、コナコーヒーも購入。
Coco・JO’sクッキー、マカデミアナッツとマカデミアナッツチョコレート、ドライマンゴー、コナコーヒーはKマートに大量にあったのでKマートで購入。
グズリア、タバスコチョコ、ボージョボー人形はJPストアとABCで購入した。

ボージョボー人形

ボージョボー人形はチャモロ族に伝わるお守りの様なもの。

グズリアは日本のかりんとうをもう少し柔らかくしたようなお菓子。とても素朴な味。タバスチョコは文字通りタバスコ入りのチョコレートで、チョコなのに辛いというのは面白いでけれど、肝心のチョコがあまり美味しくない気がする…ので、値段が高い気が。
Coco・JO’sクッキーもかなり素朴な味わい。(ハワイのホノルルクッキーカンパニーとかの方が美味しいと思う)
ということで、もし又グアムを訪れることがあったら、お土産、特に食品ははグアム特産、メードイングアムに拘らずにを買おうと思う。