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WDWのコインランドリーがカード専用化


アメリカのコインランドリーと言えば、クォーター(25セント硬貨)を数枚並べて押し込むタイプのものが一般的だったが、最近ではクレジットカード専用やクレジットカードもコインも使えるタイプのコインランドリーが増えてきているらしい。
ディズニークルーズのランドリールームではルームキーのカード使うキャッシュレスシステムが使われているが、それと同様のシステムだ。

ウォルト・ディズニー・ワールドの直営リゾートのコインランドリーもクレジットカードタイプに変更され来ているらしい。(マジックバンドは使えないとのこと)
アメリカはそもそもカード社会だし、旅行者もクレジットカードを一枚も携行せずに海外旅行に行く人は稀だろうから当然の流れだとは思う。
小銭をたくさん用意しなければならない従来のものはとても不便だったし。

WDWのコインランドリー

それぞれの洗濯機と乾燥機に番号が付いている。丸いドアが洗濯機、四角いドアが乾燥機

クレジットカード専用ランドリーの使い方の手順は次の通り。

  1. まず使う洗濯機を選び、そこに洗濯物と洗剤を入れる。(洗剤投入口は引き出し式)
  2. ペイメントステーションと呼ばれる機械にクレジットカードをスワイプ(もしくはインサート)
  3. ペイメントステーションで洗濯か乾燥か等を選択、使う洗濯機の番号を指定
  4. ペイメントステーションでの上記の操作完了後、洗濯機に戻り洗濯モードのボタンを押す

乾燥機を使う場合も洗濯物を乾燥機に入れて、ペイメントステーションで同様の操作をする。

WDWのコインランドリー、ペイメントステーション

ペイメントステーションの一つ。いくつか種類があるが、基本的な操作は一緒。

やや手順が多いが、ペイメントステーションの画面表示に従えば問題なく使えるはずだ。表示される英語も難解なものではない。
洗濯モードや乾燥モードは白い物や色物、デリケート等といった種類があるが、基本的には「Whites」や「Whites & colors」を選べば問題ない。
乾燥時間は量や衣類の種類にもよるが、60分でほとんどの場合ちゃんと乾くはずだ。

従来の一般的なコインランドリーについてはこちらを。

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オーランドのウォーターパーク


フロリダ州オーランドはウォルト・ディズニー・ワールドをはじめ、シーワールドやユニバーサルスタジオとテーマパークの集まる一大観光地。フロリダという温暖な土地柄、ウォーターパークもスケールの大きな施設が4つも揃っている。

オーランドの4大ウォーターパークといえば以下の4ヵ所。

  • ディズニー・タイフーンラグーン
  • ディズニー・ブリザードビーチ
  • アクアティカ
  • ウエッティン・ワイルド

タイフーンラグーンとブリザードビーチはウォルト・ディズニー・ワールドの中にあるパークなので、ディズニー中心の日本人旅行者にとっては一番利用しやすいウォーターパークになると思う。
WDW滞在中に2回以上どちらかのウォーターパークに行く予定があればパークチケットにウォーターパーク・モア・ファンというオプションを追加して行くのがお得。
1回行く料金程度で滞在中(基本のパークチケットの日数分)行き放題になる。

どちらのパークも規模は大体同じだが、若干趣向が異なっている。
雪山をテーマにしたブリザードビーチはスライダーが充実しているので、スリルのあるアトラクションが好きならお薦めだ。

ブリザードビーチ

ブリザードビーチの垂直スライダー、サミットプラメット

ハリケーンに襲われた南国の海岸がテーマのタイフーンラグーンは波のプールの迫力と規模が大きい。(日本の波の出るプールとは波の規模が比べものにならない)
どちらのパークにも流れるプール、波のプール、スライダーと基本的なものは同様にあるので、どちらかと言えばと言う特徴になる。

タイフーンラグーン

タイフーンラグーンの常軌を逸した波

アクアティカはシーワールドにある(正確には隣接する)ウォーターパークで、シーワールドとの2パークチケット等も用意されている。
シーワールドに行くついでに寄ってみるという行き方も出来るが、かなり充実したウォーターパークなので、出来れば半日はゆっくり過ごせる時に行くのがお薦め。
オーランドのウォーターパークの中では比較的新しい施設なので、スライダー系のアトラクションも目新しい物が充実している。シーワールドのウォーターパークらしく、イルカの泳ぐプールを通り抜けるスライダーもある。
砂浜のある波のプール、とても長い流れるプールと一日遊んでも飽きない構成になっている。

Breakaway Falls

アクアティカのBreakaway Falls。足下の板が開いて垂直落下から始まるスライダー

ウエッティン・ワイルドはユニバーサルスタジオと同系列の比較的古いウォーターパークだが、常に改装、改修がされていて、他のウォーターパークと十分に対抗できる内容になっている。
他の3つのウォーターパーク同様、各種スライダーに波のプール、流れるプールと揃っている。
WDWからは一番遠いウォーターパークだが、ユニバーサルスタジオとのコンボチケットも用意されているので、ユニバーサルスタジオ付近やインターナショナルドライブ近辺に滞在するなら利用してみる価値はある。

ウエッティン・ワイルド

ウエッティン・ワイルドのスライダー

いずれのウォーターパークも年間を通して営業しているが、冬期は営業時間が短くなる。もちろんメンテナンス休業等も冬期に設定される事が多い。(タイフーンラグーンとブリザードビーチは冬期には交互の営業となる場合が多い)
ウォーターパークに向いているのはやはり夏場になるが、夏は夏で、午後から夕方にかけてオーランドは雷を伴うスコールにほぼ連日見舞われる。落雷の可能性がある時間帯は一時的にプールは閉鎖され、屋内への退避が必要となる。
なので、ウォーターパークで遊ぶのにお薦めなのは夏場の午前中からお昼過ぎ頃までだ。
夏はやはり混むので、朝一で訪れればチェア等の場所取りも楽になる。

どのウォーターパークにもロッカーや更衣室、貸しタオルが用意されている。有料で、キーやタオルの返却時にデポジット分が返金されるシステムが多い。
ただ、日本と違って更衣室やシャワールーム等はあまり使いやすいとは言えない。なので、着替えはホテルで行うことをお薦めする。行きは水着の上にTシャツや短パンで行き、帰りもその状態で一旦ホテルに帰り、シャワーと着替えをすることをお薦めする。

流れるプールも波のプールも日本と違ってかなりワイルドだ。
流れるプールの水流はかなり強いので、チューブ(専用の浮き輪)以外での利用は出来ないものもある。その変わりコースも長く、かなり楽しめる。
波のプールも波そのもののスケールが大きいので、小さな子供は要注意だ。大人でも油断をしていると溺れてしまうくらいだ。(実際にタイフーンラグーンでは頻繁に監視員にゲストが救助されている)
スライダー類も絶叫モノがたくさん揃っている。もちろん子供でも楽しめるものが幾つもあるので、それぞれの楽しみ方が出来る。

レストラン施設は基本的にクイックサービスのファストフード系となる。(アクアティカにはバフェレストランがあり、一日食べ放題のオプションもある)

その他、日本との違いとしては、子供用の小さな浮き輪類が禁止されているプールが多いので注意が必要。(アメリカでは子供用浮き輪は脱落事故防止で禁止が多く、泳げない子供はライフジャケットや腕輪型のフロートを使うのが一般的)
カメラ撮影はプールの内外でほぼ自由に出来るが、スライダー利用の際には手に持つことを禁止されていたりする。又、スライダーは上にTシャツを着た状態では利用出来ない。(ラッシュガード等は大丈夫)

夏のフロリダにある程度の旅行期間で行くのなら、一度はいずれかのウォーターパークに行ってみることをお薦めしたい。そもそもプールが嫌いという人でなければ楽しめると思う。
WDWに夏、5泊以上するならタイフーンラグーンとブリザードビーチのいずれか一つはスケジュールに入れるのがお薦めだ。(4泊以下ではウォーターパークに行く余裕は無いかもしれない)7泊以上ならウォーターパーク・モア・ファンを付けるといいだろう。ウォーターパーク・モア・ファンがあればクールダウンの為にちょっとウォーターパークへという事が出来る。

WDW直営リゾートはもちろん、オーランドの大抵のホテルにはプールがある。中にはかなり充実したプールもあるので、短い滞在ならホテルのプールを利用するだけでも十分かもしれない。
いずれにしても夏のフロリダではプールは必須の施設だと思う。(ホテルのプールも通年オープンしている)

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ビー・アワ・ゲスト・レストランは朝昼夜のどれがいいか


ウォルト・ディズニー・ワールドのマジックキングダム内にある人気のレストラン「ビー・アワ・ゲスト・レストラン(Be Our Guest Restaurant)」
「美女と野獣」の野獣の城を模した人気レストランで、当初はディナーのみだったものが、現在ではランチ、そして朝食と予約利用出来る時間が拡大している。
(2015年8月現在、朝食は10月3日までの予定)

おかげで予約が取りやすくなっているのはいいことだが、朝昼晩のいずれを予約するのがいいのか迷う人もいると思う。
まずそれぞれに内容が違うので、それを把握した上で検討するといい。
ランチとディナーは他のレストラン同様、180日前からMy Disney Experienceからの予約が行える。朝食は90日前からとなっている。

  • 登場キャラクターは野獣のみで、ディナーにのみ登場。
  • 朝昼はクイックサービスでディナーはテーブルサービス

基本的な違いは上記の二つ。
ビー・アワ・ゲスト・レストランを堪能したいと思っているならディナーで決まりだろう。
野獣とのグリーティングにそれほど魅力を感じない、レストラン内部を見学出来るだけで満足という場合は朝食か昼食でいい。

昼食は予約日の30日前になるとMy Disney Experienceで事前のオーダーが出来る様になる。
これをしておくと当日5〜10分の時間の節約が出来る。
クイックサービスということもあり、食事の時間を短くしてアトラクションに時間を回したいという人なら迷わず事前オーダーしておくといい。

ビー・アワ・ゲスト・レストラン

昼食はこの端末でオーダーするのだが、事前オーダーしていれば注文した内容が表示されるので変更がなければOKするだけなのでスムース。もちろん注文の修正も行える。

それぞれの営業時間は次の通り。(変更の場合もあるので確認を)

  • Breakfast 8:00 AM – 10:00 AM
  • Lunch 10:30 AM – 2:30 PM
  • Dinner 4:00 PM – 10:00 PM

ここで裏技を一つ。
マジックキングダムが朝9時オープンの日でもビー・アワ・ゲスト・レストランの朝食営業は基本的に8時からだ。
そこで9時開園の日に8時からの予約を持っていれば1時間前に入園出来ることになる。
1時間もあれば朝食は済んでいるだろうから、9時にアトラクションが動き出すと同時に、つまり一般のゲストが辿り着く前にビー・アワ・ゲスト・レストラン周辺のアトラクションに乗れるということだ。
周辺のアトラクションには大人気の「7人の小人のマイントレイン(Seven Dwarfs Mine Train)」もある。

パーク内のレストラン予約があるとパーク開園時間前に入園出来るというのはビー・アワ・ゲスト・レストランだけの話では無いので、他のレストランやパークでも同じ様に使える裏技だ。
しかし実際に8時(8時10分からしか選べないとの情報も有り)からの予約をとるのはなかなか難しい様だ。
又、エクストラマジックアワーのある日もレストランの営業開始時間が早まるわけではないので、エクストラマジックアワーで朝早く入園出来る日には意味の無い裏技となる。

ビー・アワ・ゲスト・レストランは美女と野獣のお城見学というアトラクションの要素を持っている。もしそれ自体に興味があまり無いならわざわざ食事をしに行くレストランでは無いだろう。なぜなら朝昼の料金はクイックサービスタイプのレストランとしてはかなり高額だ。

ビー・アワ・ゲスト・レストラン

もちろんあの薔薇もレストランの中にある

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