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オーランド旅行記16・ポップセンチュリーにチェックイン


ディズニークルーズを終えて、10泊するポップセンチュリー・リゾートに到着。
早速チェックイン。
オンラインチェックインを済ませているので、専用の列に…と、思ったが、まだ朝早いこともあってかチェックインカウンターはガラガラ。で、専用も何も関係なく手招きされたカウンターへ。

パスポート、クレジットカード、そして一応予約確認書を出して手続き。
オンラインチェックイン済みなので特に何かを記入したりする必要も無い。オンラインで70年代棟の一階をリクエストしていたが、3階なら今すぐ部屋に入れるがどうするかと聞かれる。
荷物を預けてハリウッドスタジオへと思っていたが、今すぐ部屋に入れるなら手間がないのは事実だ。3階ではあるがエレベーターに近いと言われ、ならばOKということで了解。
カスタマイズされたマジックバンドを受け取り、ファーストビジットの缶バッジもいただく。(私はファーストビジットでは無いけれど)
マジックバンドにクレジットカード機能を付加するには改めて手続きが必要かと思ったが、My Disney Experienceで既に設定済みのクレジットカードとPIN(暗証番号)がそのままリンクされているとのこと。

プリファードルームなので70年代棟はフロント棟から遠くは無い。
巨大なミッキーのオブジェの裏にあるエレベーターで3階に上がると、部屋までは確かに近かった。

ポップセンチュリー70年代棟

このミッキーの裏が70年代棟のエレベーター(業務用と兼用らしき大型エレベーターが2機ある)

部屋に荷物を入れ、パークに出掛ける準備をしている所にネットスーパー(Garden Grocer)で注文した商品をベルマンが運んできてくれた。
午前中の配達指定にしてあったので、既に届いていた商品を、チェックインを待って届けに来てくれた様だ。部屋に品物を入れて貰い、一応チップを渡しておいた。
やはりネットスーパーは便利だ。10泊分の飲み物(水やビールにジュース)やスナック類等が、部屋に着いたと同時に苦も無く手に入った。しかも安く。
が、届いた飲み物等を冷蔵庫に仕舞っていて、注文したスナックが一点、足りないことに気付く。
電話で英語で苦情を言うのは面倒なので、簡単な英文を駆使し、メールで商品が足りないと伝えておく。

ポップセンチュリーの冷蔵庫

ポップセンチュリーの冷蔵庫は小型ながら、ご覧の通り収納力は高い。

正午以降のファストパス+をとってあるのだが、思いの外早く事が運んでしまい、まだ時間に余裕があったので、フードコートでリフィルマグ、ショップでマジックバンドのアクセサリーを購入。

WDWのリフィルマグとマジックバンド

リフィルマグとマジックスライダーとマジックバンディッツ(アクセサリー)を付けたマジックバンド(私が青、娘は黄色)

更にキャスタウェイケイで結局出せなかった絵葉書を出すための切手も購入。
米国には現在、海外への絵葉書専用切手がある。米国外の全ての国に送れて、一律料金だ。もちろん航空便。(というか、米国からの郵便に船便は基本的に無い)
この切手は各リゾートのショップで販売されていて、レジで聞けば引き出しから出して売ってくれるという方式。まるでただのシールで切手とは思えないデザインなのだが、見た目通りシールなので、舐めたりせず、剥離紙を剥がして貼る。(ちなみに、聞けば引き出しから出してくれる商品には、切手以外に煙草もある)

アメリカの海外用切手

まるでデコレーションシールの様な海外専用切手は1枚1ドル15セントほど

切手を絵葉書に貼ったら、フロント横のポストに投函して完了。(ポストはどこの直営リゾートでもフロント付近にある)

WDWリゾートのポスト

これが郵便ポスト。とても地味で目立たない。

ポップセンチュリーに着いたらやろうと思っていたことのほぼ全てが完了してしまったので、まさに準備万端でパークに向かえる体制が整った。(ネットスーパーの商品が足りなかったことを除いては)

もうアクセサリーまで付けてしまったマジックバンドを腕に装備し、バスに乗ってハリウッドスタジオへと向かう。

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オーランド旅行記15・ディズニークルーズ下船


いよいよディズニークルーズ下船の朝。

朝6時頃起床すると、まだ薄暗いベランダの外には既にクルーズターミナルが見える。身支度をして荷物を持ち、朝食をとるアニメーターズ・パレットへ。
朝食メニューは数種類、いずれも簡単なアメリカンブレックファスト。
食事を終えたら担当サーバーとテーブルメイトにお別れの挨拶をしてシャッターズへ。
シャッターズではフォトCDを配るだけの専用のブースが出ているので、そこで昨日貰った引換券を渡してCDを受け取る。

名残惜しいがすぐに下船。預けた荷物を受け取る場所はだだっ広い倉庫のような感じ。
大きくキャラクターの絵が掲げられているので、そのブロックを見つけることには困らないが、一つのブロック自体が大きいので、そこから自分達の荷物を見つけるのは手間取りそう…と思っていたら、係員に部屋番号を伝えると、ブロックのどの辺りかを教えてくれる。
なので簡単に見つけ出せた。

さて、アメリカ再入国である。(空港での入国同様、パスポート、税関申告書等を用意して審査を受ける)
ここでちょっとした問題が発生。私のパスポートには米国の入国スタンプがあるが、なぜか娘のパスポートには無いのだ。どうやらシカゴでAPC出口の審査官が私のパスポートにしかスタンプを押さなかった模様。
なぜスタンプが無いのかと問いただされても、自分でもどうしてだか分からない。しかし、シカゴで入国し、その際にAutomated Passport Controlを使用したと伝えると、了解してくれた。
ということはAPCでは家族の代表者にしかスタンプを押さないのか、もしくはよくあるミスなのか…理由は今以て不明。

無事ターミナルを出たら、クルーズシャトルの方に行く。バス乗り場では係員が行き先毎にどのバスに乗ればいいかを指示してくれる。我々は往復(空港からターミナル、ターミナルからWDW)のクルーズシャトルを予約してあるので、ブックレットを見せて受付完了。
指示されたバスに乗り込む。大きな荷物はドライバーが車体下の荷物入れに入れてくれる。
ある程度の人数が乗車した所でバスはウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)に向けて出発。

ディズニークルーズシャトル

ディズニークルーズのシャトルバスは空港との往復でも空港〜WDWリゾート、WDWリゾート〜WDWリゾートでも往復70ドルの均一料金。もちろん片道も有り。

停泊しているディズニードリームの真横を通り、バスはポートカナベラルを離れていく。
こうして5泊のディズニークルーズは終了。

ディズニークルーズの感想としては、想像以上に良かった。けして安くはないのにリピーターが多いというのも頷ける。安くはないとは言っても、例えばTDRのディズニーランドホテルやミラコスタ辺り、もしくはハワイのアウラニで同じ日数宿泊するのと大差は無い。部屋のランクや時期によってはクルーズの方が安いことも十分考えられる。
基本的な飲食料金が含まれていることまで考えれば安価と言えるかもしれない。

今回はベランダ付きのステートルームを選んだが、ベランダからのんびり海を眺めるような時間はほとんど無かった。二度ほど朝食をベランダでとったのは優雅な気分だったが、それくらい。
外は湿度が異常に高いので窓を開けることさえ少なかった。(窓を開けると室内のガラス類が一斉に曇るほど)
なので、もし次回があればベランダは不要、窓もいらないかもしれない。内側ステートルームでも十分クルーズを堪能出来そうな気がする。となれば代金もかなり安くなるだろう。
ステートルームは一般的なホテルの部屋に比べれば狭いことは確かだが、機能的で十分に快適だった。基本的な部屋の構造は一部を除いてそれほど変わらないはずだ。
もっとも安いカテゴリーのみバストイレが一緒になるが、その一つ上くらいからバストイレが別になる。
特筆すべき事として、バスルームのシャワーがアメリカでは滅多に見ないハンドシャワーだったことがある。日本人にとってはこれだけで入浴が快適になる。

ディズニクルーズのシャワー

アメリカでハンドシャワーを見るのはとても珍しい。

さて、最後に失敗談を一つ。
有料のWI-FIを購入したのだが、スマホの設定をミスして無駄にしてしまった。
アプリの自動アップデートをWI-FI接続時のみ行うように設定してあったのだが、これを一切行わない様にしておくのをうっかり忘れてしまったのだ。
通常はモバイルデータ通信時は自動アップデートせず、WI-FI接続時のみにする設定にしておけば、通信料金を節約出来るのが当たり前だが、クルーズで購入したのはWI-FIでのデータ通信量なので、この設定のままではダメなのである。
このうっかりミスのおかげで、寝ている間に購入した通信量の全てを使い果たしてしまった。

さて、いよいよ20数年ぶりのウォルト・ディズニー・ワールドである。
港を出て1時間強、クルーズシャトルは数件のホテルを廻り、私達が10泊するポップセンチュリーリゾートに到着した。時間はまだ朝の10時前だ。

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オーランド旅行記14・ディズニークルーズ最後の夜


とうとうディズニークルーズも最後の夜。

今夜はアニメーターズ・パレットで夕食。
二度目のアニメーターズ・パレットではクラッシュのタートルトークは無し。サーバーによるマジックも折り紙も無し。壁面を飾る絵画(モニター)の変化を楽しむのみ。
最後のディナーとしてはちょっと淋しい感じ。
ちゃんとサーバーとアシスタントサーバーにチップを渡し、もちろん挨拶に来た(チップを受け取りに来た?)ヘッドサーバーにも渡す。

ちなみに下船日の朝食は最後のディナーをとったレストラン(つまり我々はアニメーターズ・パレット)と決まっていて、もちろんサーバーも同じなので、ディナーでチップを渡しそびれたら朝食でも渡す機会はある。(しかし最後の夕食時がお約束の様子)
ガイドブック等にはチップは手から手へさりげなく渡すのが良いみたいなことを書いているものがあるが、少なくともあげて当然、もらって当然のアメリカでは「はいチップです」と堂々と渡して構わないと思う。

食後はクルーズ公式のピントレーディングへ。
アメリカのディズニーパークではよく行われるディズニーピンバッジの交換だ。(TDRでも一時期やってたが中止となった)
クルーズでは交換用のピンバッジが既に用意されていて、好きなものと交換出来る。(パークでもキャストが持っているピンバッジはディズニーのものであればどんなピンバッジとでも交換してくれる)
もちろんゲストどおしでの交換も出来るが、欲しいピンバッジと交換してもいいピンバッジが折り合わなければダメなので難しい。
クルーズ公式のピントレと言っても、特にクルーズらしいピンバッジや特別なピンバッジが用意されているわけでもない。マニアやコレクターには物足りないだろうが、子供には十分楽しめるイベント。

ピントレ終了後はショーの開場前にウォルト・ディズニー・シアターの二階席入り口へ。
前回同様、二階席最前列中央をゲット。最後のショーは「ディズニー・ビリーブ」
ジーニーが大活躍し、ディズニー映画の登場人物、キャラクターが多数登場する最後の夜に相応しい内容。

ショーの後は一旦部屋に戻って運んで貰う荷物をドアの外に出す。
既にターンダウンは終わっていて、最初の日に預けた枕カバーと写真立てが届けられていた。
ちゃんとミッキーと仲間達のサイン済み。
なので、それもスーツケースに仕舞ってドアの外へ。
※2015年末現在、このサインのサービスが中止になったとの情報があります。ご利用を検討されている方は現地にてご確認下さい。
どのステートルームもドアデコレーションが外され、船内の廊下は寂しい感じだ。

オセアニアラボ(クラブ)の腕輪も忘れずに返しておく。これを返し忘れるとかなりいい値段を後日クレジットカードに請求されてしまう。バンドを返すと、返却した旨の証明書をくれる。
同様に部屋のウェーブホンも二台、ちゃんと元に戻しておかないと請求対象になるので注意。

お別れグリーティング「See ya real soon!」の前にシャッターズへ。
機械でCD-Rを発注し、棚のプリントを全て持ってカウンターへ。プリオーダーしていることを確認して全プリントを引き取り、CDの引換券を貰う。CDは翌朝、下船前に受け取りとなる。
結構な枚数の写真を撮ったが、紛失したデータは無く、全ての写真が揃っていた。

ディズニークルーズフォト

5泊のクルーズで計92枚の写真をカメラマンに撮って貰った。クルーズフォトにはもちろん専用のフレームが付く。

そしてロビーアトリウムで行われるSee ya real soon!
ミッキー等、キャラクター達がバルコニーに登場し、ゲスト達と最後のグリーティング。
キャラクターが登場し終えたら、それぞれ好きなキャラクターの列にならんでグリ。娘は最後の締めにミッキーを選択。すでにカメラマンによる撮影は終了しているので、持参のカメラでの撮影のみ。

ディズニークルーズ・キャプテンミッキー

ミッキーの衣裳はもちろんキャプテンミッキー

今回、イルミネーションが輝く夜のアクアダックに一度も乗っていないので、急いでプールデッキへ。ナビゲーターではまだやっている時間のはずだが、既にクローズ。よく観ると「悪天候でクローズ」との看板が。
どうやらさっきまで雨が降っていたようで、デッキは濡れていた。
雨はやんでいるとはいえ、時間も時間なので再開される様子は無し。残念ながら夜のアクアダックを体験することは出来なかった。

こうして最後の夜は終了。
部屋に戻ると既にドア前の荷物は無くなっていた。
明朝、すぐに部屋を出られるように手荷物を整理し、既に配られていた税関申告書を記入。(飛行機で書くのと同じもの)

翌朝、ファーストシーティング(ディナーがショーの前)のゲストの朝食は6時45分に指定されている。もうそのまま写真のCDだけ受け取って下船となるので、朝食には手荷物を持参する。
最初は4泊のバハマクルーズを検討していたが、5泊クルーズにして良かった。本当にあっという間だったので…。

5日目のナビゲーター(表紙とタイムテーブル表裏のみ)

ディズニークルーズのナビゲーター

表紙(1面)

ディズニークルーズのナビゲーター

タイムテーブル

ディズニークルーズのナビゲーター

タイムテーブル(裏面)

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