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ビビディ・バビディ・ブティック (TDR)


娘が一度体験してみたいと言っていた「ビビディ・バビディ・ブティック」
シンデレラに登場するフェアリーゴッドマザーの弟子達(という設定の美容師さん)にプリンセスに変身させて貰うというコンセプトのディズニーの施設。

アメリカのディズニーパークにあるビビディ・バビディ・ブティックにするか、TDRのビビディ・バビディ・ブティックにするか悩んでいたが、アメリカのはヘアスタイルのメニューが気に入らないとのことでTDRで一度だけやってみることに。(アメリカとの違いについてはこちらの記事を参照)
もう小三なのでこの辺が最後の機会。(ビビディ・バビディ・ブティックは一応小六まで)

予約は一ヶ月前からネットで受け付けている。
人気があると聞いていたので受付開始日の開始時間丁度にアクセスしたが、希望時間をクリックするも全く取れず、どんどん満員表示に。
閑散期の希望日なのに、ほんの数秒で夕方まで埋まってしまった。
こんな状態が連日続いているのなら、店舗を増やした方がいいのではないだろうか?

悩んでいると前日埋まってしまうので、夕方を予約。
コースはキャリッジコースというもの。松竹梅の竹に当たるコース。
基本衣裳持込でメイクだけのクラウンコース、ドレスや小物もセットされるキャリッジコース、キャリッジコースに写真撮影が付くキャッスルコースという3種類がある。
我が家はせっかくいいカメラを持っているので、写真は私が撮れば良い。

当日は予約時間にディズニーランドホテルにあるビビディ・バビディ・ブティックへ。
入り口付近でまずドレスと靴を選び、サイズの確認。
娘は事前にオーロラと決めていた。日本の場合、他にシンデレラ、ベル、ラプンツェル、そしてアナとエルサも選べるようになった。(2015’1月現在)

ドレスと靴が決まったら、ブティックの中に通されて着替えとメイク。この間、親は自由に撮影が出来る。
美容師さん(フェアリーゴッドマザーの弟子?)ともう一人担当の人が付き、メイクアップ中もずっと子供に話しかけてくれる。もちろん話題は世間話ではなくディズニーのことのみ。

ビビディ・バビディ・ブティック

メイクアップ中は魔法の鏡は本人の背面。完成したら初めて鏡を見れる。

およそ30分ほどでお支度完了。
担当の人が魔法の杖を持って、全員で(親もやらされる)「ビビディ・バビディ・ブー」と呪文を唱えるのがお約束。
アメリカのビビディ・バビディ・ブティックでは、この呪文に合わせて魔法の鏡のカーテンが開くようだが、そういった演出は日本ではなかった。あと頭にかけるピクシーダスト(ラメ)も日本では無し。
最後はビビディ・バビディ・ブティックでプリンセスになった証明書をもらって終了。

夕方だったのでこの日はパークで遊ぶ時間はほとんどなし。ディズニーランドホテル内でプリンセス娘の写真をしっかり撮った。
その後ディズニーシーに少し行き、その日はシャンプーせずに翌日も同じヘアスタイル、プリンセス姿でディズニーランドへ。
シーでもランドでもパークではキャストにしっかりプリンセス扱いされるので、最初は照れていたが、最後の方はかなり楽しんでいた娘。

ビビディ・バビディ・ブティック

オーロラになってご満悦。

ビビディ・バビディ・ブティックと英字で記されたプリンセスのタスキをかけているのだが、もし上着などでそれが見えなくなる時はこれを上着に貼って下さいと、専用のシールを渡されたので、ビビディ・バビディ・ブティック利用のプリンセスと、完全持込プリンセスとはキャスト達が区別しているようだ。
持込衣裳のプリンセスドレスで行った時とは明らかにプリンセス扱いのレベルが違っていた。

ドレスや靴、メイクアップの内容とサービス、そしてパークでの子供を喜ばせるサービスもセットされていると考えると、キャリッジコース2万円強の値段設定は妥当かと思う。
子供の時に一度きりならいいんじゃないかな。


TDRと海外ディズニーパークの違い


東京ディズニーリゾートには娘が2歳の頃から頻繁に行っている。
東京に住んでいるのでそれほど遠くないということも理由だが、私自身が子供が出来る前からディズニーが好きだったこと、他の遊園地よりも親子二人で快適に過ごせることが理由。
3歳の頃には一度だけ年パスを買って月に2、3回連れて行っていた時期もあった。まだ小さかったのでディズニーシーにはあまり行かないと思い、ディズニーランドだけの年パスを購入して、一年間だけ使用した。
今では学校もあるので年に2回ほどしか行かなくなったが、今まで50回以上は行ったことになると思う。

東京ディズニーリゾート

年に2回しか行かなくってからは行く時は2泊ほどする。ランドとシー両方行くし、日帰りはキツい。

海外のディズニーパークは子供が生まれる前にオーランドのディズニーワールドに2回、カリフォルニア(アナハイム)のディズニーランドに1回、パリのユーロディズニーに1回、そして2011年の暮れに娘と一緒にカリフォルニアのディズニーランド(リゾート)に再度行っている。
今年2015年の夏に私にとっては3回目の、娘にとっては初めてのオーランドのディズニーワールドに行く予定だ。

今までの経験から東京ディズニーリゾート(以下TDR)と海外、主にアメリカのディズニーパークとの私が感じた相違点を書いてみたい。

それぞれアトラクションが違うとか、パークの構成が違うとか、大きさ広さの違いは当たり前の話として、一番感じる違いはゲスト(お客さん)の様子。
まずアメリカのゲストはゆったりとした楽しみ方をしている。パークオープン時に行ってもアトラクションに向かって走り出す様な人はいないし、パレードやショーの場所取りもTDRに比べてみんな遅め。アトラクションに並ぶ限界待ち時間も日本人に比べて短い様で、余程の繁忙期でもなければ120分以上のスタンバイというのは見たことがない。
まあ、激混みになるクリスマス等はこの限りではないが、総じて日本人よりものんびり楽しんでいるのは確かだと思う。
ビーチリゾート等でも日本人は遊びにショッピングにと忙しく歩き回るが、あちらの方達はビーチやプールサイドで読書なんていう贅沢な時間の使い方をするので、そういう性質の違いがテーマパークでも出ているのかもしれない。
性質の違いもあるし、休みの取り方が日本社会とは違うということもあるかもしれない。

キャストも日本とはちょっと違う。
あちらのサービス産業の平均点と比べれば、ディズニーは相当にサービスレベルが高いことは事実だが、それでもTDRのそれには適わない。
少し無愛想なキャストもいるし、全体的にバイト感が高い。実際、アメリカでは学生がディズニーでバイトをすると単位が取れたり、成績評価が上がるといったシステムがあるらしく、キャストに学生バイトが多くいるらしい。
まあ、欧米には客と店側が対等、良いサービスとは丁寧なことではなくフレンドリーな事と言った根本的な違いがあるので、ディズニーと言えども日本と同じレベルは期待できないのは仕方が無い。

アメリカ文化そのものであるディズニーランドを日本で運営していくにあたって、アメリカ的フレンドリを日本のサービスと融合させる為に「いらっしゃいませ」や「ありがとうございました」を使わないことにしたという話も聞いたことがある。
しかしTDRはフレンドリーの真似を超えて「夢と魔法の王国」独自の雰囲気を作り出してしまったし、その徹底は結果的に実に丁寧な仕事だと思う。

こういった違いから、TDRはキャストが素晴らしくて過ごしやすく、アメリカのディズニーパークはゲストの雰囲気が良くて過ごしやすいというのが私の感想。

アナハイムのタウンタウンディズニー

そう言えば海外には必ずあるダウンタウンディズニーがTDRにはないな。イクスピアリが相当する施設ということか。

アメリカのディズニーにあって日本のTDRにはないピントレーディングも些細な違いに見えて大きな差かもしれない。(ディズニーのピンバッジをキャストやゲストと交換し合うこと)
TDRでも一時期ピントレが行われていたらしいが、問題が多く中止となったとのこと。遊びの域を超えた一部のコレクターや転売屋等が出現してしまったことも原因らしいが、基本的に日本人は他人とのコミュニケーションを楽しめない人が多い。
アメリカ人はとにかくコミュケーション大好きだし、同じ場所にいるというだけで一緒に楽しむ仲間と思ってしまう気質だ。
日米双方のジャングルクルーズにでも乗船すればその違いは誰でも実感できるだろう。TDRの船長さんは孤独な一人芝居となってしまうことが大半だろうが、アメリカのジャングルクルーズは大概賑やかだ。

海外のディズニーに行くとなれば、スケールの違いや日本には無いパークやアトラクションを一番の目的とする人が多いだろうし、実際それらを体験することは楽しいのだが、文化的背景からくる雰囲気の違いをアメリカ人と一緒になって楽しめてこその海外ディズニーパークだと思う。それが楽しめないなら、間違い無く世界一サービスの良いTDRの方が満足度は高いと思う。

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海外テーマパークでの服装や持ち物


海外テーマパークというか、主にカリフォルニアやフロリダのディズニー、ユニバーサル等で遊ぶときの話です。

服装は冬場や気温の低い季節にでも行かない限りは、男女共にTシャツに短パンが基本、これにスニーカーやサンダルが基本です。はっきり言ってちっともお洒落ではなく、日本人の感覚からすればダサい格好の人が多いんですが、郷に入れば郷に従えで、彼等の真似をするのが無難です。
アジア系の人を見かけた時に、現地の人なのか日本などからの観光客なのかは大体服装で分かります。何故か日本人は(中国人とかも)気温が高い季節でも長ズボンという人が多いです。
ただ、寒がりの方は、基本は彼等と同じ服装がベターとしても、嵩張らずに持参できるカーディガン等は必要かもしれません。夏場の室内冷房は冷蔵庫の様に効かせています。

もちろん冬場や極端に気温の低い日はこの限りではありません。カリフォルニアやフロリダでもコートとまではいかなくても、ジャケットやジャンパーが必要な時はあります。

遊びに出掛けた先でアレもコレも必要になるのではないかと色々持って行くと大きなバッグ等が必要になるので邪魔。実際には一度も使うこと無く、たた持ち運んでいただけという事が多いです。出来るだけ荷物を軽くする事が快適に過ごすコツです。
荷物が大きいと歩き回るのに疲れるし、アトラクションでも邪魔です。

アメリカ人はテーマパークに大きな荷物を持っていく人は見かけません。かなり軽装です。
手ぶらの人も多いですが、荷物を持っている人でもウェストバッグか小さめのショルダー、もしくデイパック程度です。

私はウェストバッグとしてもショルダーとしても使えるバッグにパスポートと財布、スマホにカメラ、ティッシュ程度を入れています。
パスポートはホテルのセーフティーボックスへ…なんて言う人もいますが、お酒を買う時、クレジットカードを使う時等に提示を求められる事があります。この時、コピーではNGという事もあります。それに外国人は原則パスポートの原本を常に携帯していなければならないのがルールです。
とは言っても盗られたり紛失したりすればかなり面倒になるのも事実。なので、パスポートはホルダーに入れてウォレットチェーン等でバッグやベルト通し等につないでいます。

アメリカ人は少額でも基本クレジットカードで買い物をする人が多いんですが、現金で買い物をする時でも財布を取り出す人をあまり見ません。皆、ポケットから無造作に取り出します。
私もそれを真似て、現金は基本的にポケットに入れています。もちろん高額な紙幣はクレジットカードと一緒に財布に入れいていますが、出来るだけ現金はポケットから取り出す分だけで済むようにしています。ポケットに入れて出掛けるのは20ドル札以下の紙幣と小銭で、40〜50ドル程度でしょうか。

あと、雨具を持っている人も極端に少ないです。多少の雨なら濡れることを気にしない人が多いんですが、それなりに降っていても傘を使う人をあまり見かけません。
テーマパークで酷く降っている時等はポンチョの人が多いです。どんな時でも両手を空けておくことを好むみたいです。

テーマパークでの日本との違いと言えば、パレードや屋外ショーで敷物を地面に敷く人もとても少ないです。多くの人が何も敷かずに直接地面に座ります。敷いたとしても広げたパークマップ程度で、自分のお尻の面積くらいのものです。
彼等の前で広めにレジャーシート等を広げるのは顰蹙かもしれないので、私達もあまり敷物を使いません。(地面が濡れていたりすればさすがに小さく広げた事もありますが)
お陰で日本のTDRに出掛けるときよりも少ない荷物で済んでいます。

行き先がオーランドのディズニーワールドならマジックバンド(ホテルのキー、パークチケット、ファストパス、クレジットカード機能等を全て入れられる非接触型ICチップ内蔵の腕輪)が使えるので、更に軽装でパークに出掛けられそうです。

海外のパーク、特にディズニーではサイン帳は是非持参した方がいいです。
キャラクターと写真を一緒に撮るのは勿論ですが、日本よりもサイン帳にサインをコレクションする事がメジャーな様です。ディズニーではピントレーディングも盛んです。
レイヤード(ピンバッジを付けるストラップ)とピンバッジもあれば海外ディズニーは完璧です。
首からレイヤードをさげたキャストなら必ずピントレに応じてくれますので、気軽に楽しめます。
サイン帳もレイヤードとピンバッジのセットも現地で購入出来ます。

軽装なゲスト達

こんな感じの軽装っぷりです。首からレイヤードもかけてますね。

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