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ジェダイ トレーニング アカデミー


東京ディズニーリゾートには今のところないが、アメリカのカリフォルニアディズニーリゾートとフロリダのウォルトディズニーワールドにはあるジェダイトレーニングアカデミー。
アメリカのディズニーパークに行くことがあって、小学生までの子供(4歳〜12歳)がいて、尚且つ多少でもスター・ウォーズに興味があるなら、是非スケジュールに入れてみてほしい。
子供にとってはいい思い出になると思う。

ジェダイトレーニングアカデミーはスター・ウォーズに登場するジェダイの騎士になる為のトレーニングを受けるという趣向のイベント。映画を好きな人なら、ジェダイのテーマにのって登場するジェダイの騎士達や、ダース・ベイダーやダース・モールといったキャラクターのパフォーマンスも楽しめるはず。

場所はアナハイムのディズニーランドはトゥモローランド、オーランドのWDWではディズニーハリウッドスタジオのスターツアーズ近く。
どちらも1日に何回も行われるのだが、パダワン(ジェダイの騎士の訓練を受ける資格を持つ子供をこう呼ぶ)になる為の、つまり参加する方法はアナハイムとWDWでは異なる。
(観覧するだけなら開催時間にその場所に行けば観られる)

アナハイムでは開催場所のJedi Training Academyと書かれたサインボードに開催時間が書かれているので、その時間までに行って、スタートを待ち、始まるとジェダイの騎士に扮したキャストが集まっている子供達の中から20名程のパダワンを選んでいく。
なので、出来るだけ早めに行って前列近くの場所をキープしておくことが大切。私達は2回参加出来たが、いずれも20〜30分前からの場所取りで最前列、中央付近をキープできた。
選考が始まると、どの子供達も元気よくアピールするので、アピールも大切。
良い場所にいる子供はそれだけ早くから待っていたと認識してくれるので、最前列の目立つ場所であれば、立って手を上げているだけで選ばれる可能性は高い。

ジェダイトレーニングアカデミー

「そこのプリンセス!!」と言われて選ばれたので、プリンセスドレスもアピールポイントだっかかも

WDWでは事前登録となっている。
ハリウッドスタジオのABCサウンドスタジオの外で登録を受け付けているので、朝早めに登録をしに行けば、空いている回に入れくれるので、指定された回に行けば参加が保証される。開催時間の30分前に集合するように指示されるようだ。登録には子供本人も行くことが必要で、保護者だけでは受け付けられない。ほとんどの場合、お昼までには埋まってしまうようだ。
登録後のキャンセルは連絡するよう言われるので、ちゃんとルールは守ること。ちゃんとキャンセルすれば他の誰かが参加出来る。

ジェダイトレーニングアカデミーの所用時間は20分ほど。
まずライトサーベルの訓練を受け、その後登場するダース・ベイダーやダース・モールと一人一人、順番に戦っていく。
最後は全員が整列してジェダイマスターであるヨーダからのお言葉をいただいて終了。
この間、フォトパスカメラマンが写真を撮ってくれる。
記念としてジェダイトレーニングアカデミーの修了証が貰える。

ジェダイトレーニングアカデミーの修了証

ジェダイトレーニングアカデミーの修了証

4歳の子供から参加出来る内容なので英語が喋れなくても問題はない。指示は簡単なので言葉が理解出来なくても流れで分かる。
ただ、WDWでは登録時に子供に簡単な質問をする様なので、それにはちゃんと答えられること。
聞かれる内容は「ジェダイとして頑張ることが出来るか?」みたいなことなので、「イエス」とか「オフコース」とか言えれば十分。日本語で「はい!!」だって構わない。
スター・ウォーズというと男の子が好きなものというイメージがあるかもしれないが、参加する子供は女の子もとても多い。見た限りでは半数以上が女子という回もあった。

アメリカにはあるが日本のディズニーには無いものというのは、参加型のイベントが多い様な気がする。参加型をあえて取り入れないのは、やはり国民性を考慮してだろうか…。
せっかくアメリカのテーマパークに行くのなら、ジェダイトレーニングアカデミーに限らず、一緒に参加して楽しむ、もし参加出来なくても他人の参加と活躍に拍手し、応援して楽しむというアメリカ流に、是非触れみて欲しい。

オーランド旅行記 目次


スプラッシュマウンテン


ディズニーランドのアトラクションの中で一番好きなスプラッシュマウンテン。
娘は落下するアトラクションが嫌いなのであまり乗れないのが残念…。

スプラッシュマウンテンに初めて乗ったのは20年以上前、初めてアナハイムのディズニーランドに行った時だと思う。現在では東京ディズニーランド、アナハイムのディズニーランド、そしてオーランドのマジックキングダムに存在する。

個人的にはこのアトラクションがディズニーらしさを一番感じる。
ほぼのんびりしたボートライドで、一度きりの迫力ある水面への落下という構成がいい。
スプラッシュマウンテンもそうだが、ディズニーパークには所謂「古き良き南部」をコンセプトとしたアトラクションが他にも存在する。蒸気船やトムソーヤ島なんかは正にそれだ。
初めてオーランドのWDWを訪れた時に宿泊したのが、デキシーランディングリゾート(現ポートオリンズ・リバーサイドリゾート)だったが、「風と共に去りぬ」で観たような、昔のアメリカ南部の風情に溢れていて素敵な場所だった。(デキシーランドとはアメリカ南部のこと)

スプラッシュマウンテンは「南部の唄」という1946年のディズニー映画を題材としたアトラクションなので、この「古き良き南部」という雰囲気があることは当たり前なのだが、残念ながら映画「南部の唄」はもう観ることが出来ない。
もうアトラクションでしか聞けない「ジッパ・ディー・ドゥー・ダー(Zip-A-Dee-Doo-Dah)」はアカデミー歌曲賞もとっているし、主役のリーマスおじさんを演じた黒人俳優、ジェームズ・バスケットがアカデミー特別賞も受賞している。

南部の唄

実写をメインに、アトラクションにも出てくる南部の動物たちがアニメで合成されている、「メリーポピンズ」の様な作品だ。

かつては日本でもビデオが販売されていたので、私は滑り込みセーフでレンタルして観たことがある。現在は絶版で、アメリカでも再公開の予定はないとのこと。
理由は当時の奴隷制の実態を正しく描いていないという、全米黒人地位向上協会からの強い抗議によるもの。確かに「古き良き南部」は当時奴隷であった黒人達から見れば、決して「古き良き」ではないわけで、この辺は難しい。

ただ、映画自体はとても良い作品だったので、スプラッシュマウンテンの元の映画を娘に見せてやることが出来ないのは、やはり残念。
奴隷制度の実態を正しく描いてはいないかもしれないが、誰が考えても(まともな人間なら)奴隷制度が非道であることは当然だし、南北戦争や、今も続く人種差別の問題等、実情を知る機会は他にもある。

Zip-A-Dee-Doo-Dah歌唱シーンのみですが、YouTubeで観られるようです。


WDW(ウォルトディズニーワールド)のhow-to 2


英語のWDW情報サイト等から入手したTip’sの2回目。
今回はパークホップ(パークからパークへ移動すること)と移動に関すること。

  • パークホップは、まず朝のエキストラマジックアワーのパークへ行き、昼以降に他のパークへが基本だが、昼以降の移動先のパークにアニマルキングダムとハリウッドスタジオは選ぶべきではない。(アニマルキングダムは常に午前中から行くべきで、ハリウッドスタジオは昼頃から常に混雑する代表的パーク)
  • 上記の法則に則ると、午後のパークホップの行き先はマジックキングダムかエプコットセンターが適している事になるが、もっともお薦めなのはエプコット。理由はキャパシティ(許容入場者数)が最も多いため、結果的に混雑の影響を最も受けにくいから。
  • 夜のエキストラマジックアワーがあまり有効では無いことは前回の情報にもあったが、もっとも有効でないのはハリウッドスタジオ。酷い場合はマジックアワー前よりも混雑するという情報もある。(キャパシティが最も小さいことと、ファンタズミックの人気が原因と思われる)
  • パークホップが混雑を避ける目的なら、パーク2つまでに留めるべき。3つ以上は移動時間のロスが混雑のロス以上となる可能性が高い。
  • マジックキングダムからボードウォークへ行くならスワン/ドルフィン行きのバスに乗ると早く行けることが多い。このバスがビーチクラブやヨットクラブを経由しないことが理由。更に他のバスよりも空いている場合が多い。スワンからボードウォークは徒歩ですぐ。
  • マジックキングダム以外のパークからマジックキングダムへバスで行く場合、何処かのリゾートを経由することになるが、コンテンポラリーリゾート行きが最も効率がいい。コンテンポラリーのバスストップからマジックキングダムは徒歩ですぐ。
  • ボードウォーク、ビーチクラブやヨットクラブからエプコットに行く際、ほとんどの場合、ボートを利用するよりも徒歩でエプコットのインターナショネルゲートウェイに向かった方が早い。
エプコットと周辺

これを見るとスワン/ドルフィン界隈からハリウッドスタジオも徒歩で行けることが分かるが、エプコットまでの歩道は散歩に適した景観なので、歩くのはエプコットに行く際がお薦めの様だ。

おまけ

  • 1月と7月はブラジルとアルゼンチンの学校が休みとなり、両国のティーンエイジャーがかなり大規模なグループでWDWに訪れる。この一団はかなり騒がしい事で有名で、これが理由でこの時期を避ける旅行者が多いらしい。

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