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WDWのファストパス+ お薦め取得パターン


ウォルト・ディズニー・ワールドのファストパス+の取得はかなり迷う。
一日3つという制約、(使い切れば追加も出来るが)そしてハリウッドスタジオとエプコットにあるグループ分け、ファストパス+の対象アトラクションが多すぎるマジックキングダム…。

実際に取得してみた経験から、私なりのお薦め取得パターンを考えてみた。
アトラクションには好みもあるだろうし、ショーやグリーティングに興味の無い人や、逆にショー、グリ優先という人もいるだろうから、万人にお薦め出来るとは言えないが、取り方の参考になればと思う。(2015年6月現在の状況になる)

マジックキングダム

ファストパス+の対象アトラクションがとても多く、グループ分けも無いので、一番迷うパークかもしれない。アトラクションで最も混むのは今現在、七人の小人のマイントレインとピーターパン、アナとエルサのグリーティングだ。
ではこの3つでと思うが、エキストラマジックアワー等、朝早くからインパーク出来るなら、ピーターパンは混み始める前に乗ってしまうということも出来る。
七人の小人のマイントレインとアナとエルサのグリーティングは朝一から混むので、この2つともう一つということになる。3大マウンテンの中ではスペースマウンテンが一番混む傾向があるので、これを入れるというのもいいし、コースター系が苦手ならジャングルクルーズかベルの魅惑の物語という手もある。
パレードや花火等のファストパス+でもいいが、パレードはファストパス+が無いと観られないというものではないし、花火もそうだ。
ベストポジションでどうしても観たいという場合は別だが、他にも乗りたいアトラクションが多いなら、限られたファストパス+を使うほどでもない。
そこでお薦めは以下の通り。

  1. 七人の小人のマイントレイン
  2. アナとエルサのグリーティング
  3. (ベルの魅惑の物語orスペースマウンテンorジャングルクルーズorパレードや花火のいずれか)

アニマルキングダム

閉園時間が早いパークなので朝から行くことが鉄則のパーク。
まずはキリマンジャロ・サファリに向かうべき。動物たちは朝が一番行動しているので、お昼過ぎに行くのは向かないし、朝一であればそれほど待たずに乗れるはず。
あとはエクスペディション・エベレスト、カリ・リバー・ラピッド、ダイナソーが混むアトラクションなので、この3つを取ればOK。
ショータイプのアトラクションが多いパークなので、それらの鑑賞時間を考慮して取得する必要がある。
激しく濡れるカリ・リバー・ラピッドは冬場は空いていることが多いので、冬場ならキリマンジャロ・サファリのファストパス+に変えてもいいし、ミッキー、ミニーとのグリーティング、アドベンチャー・アウトポストにしてもいい。
お薦めは以下の通り。

  1. エクスペディション・エベレスト
  2. ダイナソー
  3. カリ・リバー・ラピッド(冬期はキリマンジャロ・サファリorアドベンチャー・アウトポスト)

エプコット

こことハリウッド・スタジオにはファストパス+にグループ分けがある。グループAから一つ、グループBから2つというルールだ。
一つしか取れないグループAのアトラクションは以下の通り。

  • テスト・トラック
  • ソアリン
  • イルミネーションズ
  • ミート・ディズニーパルズ

この中では間違い無くテスト・トラックかソアリンをとるべき。どちらかと言えばソアリンだろう。
テストトラックはマジックアワー等を利用して朝一で乗ろう。
グループBには特にファストパス+が有効と言えるアトラクションが無いのだが、強いて言えば60分待ちになることもあるミッション・スペースとスペースシップ・アースでいいだろう。
※ 2016年現在、ミッション・スペースもAグループに変更されている模様

なのでお薦めは以下の通り

  1. ソアリン
  2. ミッション・スペース (現在はAグループの様なので、他のアトラクションを)
  3. スペースシップ・アース

※ 2016年6月21日にノルウェー館の新アトラクション「Frozen Ever After」がオープンするので、それ以降はこれが一番人気となる可能性有り。ファストパスもAグループと思われる。

ハリウッド・スタジオ

ここでのグループAは以下の通り。

  • ロックンローラー・コースター
  • トイ・ストーリー・ミッドウエイ・マニア
  • 美女と野獣 ライブ・オン・ステージ
  • ファンタズミック
  • グレート・ムービー・ライド(嘗てはグループBだったが、現在はA)

この中では朝一から長い行列になるトイ・ストーリー・ミッドウエイ・マニアしかない。
ロックンローラー・コースターは朝一で乗ればトイ・ストーリーほどの混雑では無い。美女と野獣も外せないが、早めに行けば観られないということはないだろうし、ファンタズミックも同様だ。それにファンタズミックは2回ある日ならセカンドショーを観ればかなり楽に観られるし、ファストパス+専用席よりも条件のいい、ダイニングパッケージを利用するという手もある。

残り二つをグループBから選ぶと、まずはタワー・オブ・テラー、そしてスターツアーズでいいだろう。マペット・ビジョンのファストパス+は全く必要性を感じないし、あとはショータイプのファストパス+ばかりなので、早めのスタンバイを心がければ満員で入れないということも無いと思う。

なのでお薦めは以下の通り。

  1. トイ・ストーリー・ミッドウエイ・マニア
  2. タワー・オブ・テラー
  3. スターツアーズ

もし各パークに2回行けるなら選択はかなり楽になるはずだ。

FP+

取得したファストパス+が時系列で並んだMy Disney Experienceの画面。

ファストパス+は使い切ると追加が出来るが、当日枠では人気アトラクションを希望時間にとることはかなり難しいので、たくさん取得したいからという理由で午前中からファストパス+を使い切ってしまうような取り方はしない方がいい。
空いている午前中はスタンバイで廻り、お昼頃から午後にかけてのファストパス+を取るべきだ。使い切ったらその時点で空いているファストパス+をとれればいい、その中に希望の物があればラッキーというくらいの気持ちの方がいいと思う。

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WDWのファンタズミック攻略


オーランドのウォルト・ディズニー・ワールドのナイトショーの中でも特に人気なのがハリウッド・スタジオで行われるファンタズミック。
東京ディズニーシーのものと比べてもハリウッドスタジオのファンタズミックの方が豪華なので、TDSでも観られるという理由でパスすることは勿体ない。

さて、より良い席で鑑賞するための最もベストな方法はファンタズミック・ディナーパッケージの利用だ。鑑賞位置はセンターとなるのでこれ以上の方法は無い。
ハリウッドスタジオ内での食事を考えているのなら、食事代のみで、特に追加料金等もないので、利用しない手は無い。
ただし適用になるのはファーストショー(2回ある時は最初のショーのみ)のみということと、事前の予約は絶対に必要ということに注意。
選べるレストランはハリウッドブラウンダービー、ママメルローズのリストランテ、ハリウッド&バインの3つ。
これらのレストラン予約をしていても後からパッケージにするということは出来ないので、最初からファンタズミック・ディナーパッケージで予約しておくことが必要になる。(もちろん元の予約を一旦キャンセルしてディナーパッケージで取り直すことは可能)

ディナーパッケージの欠点は天候やテクニカルの問題でショーがキャンセルされても何等の保証も無いこと。しかし元々食事代以外に料金を取られているわけではないので、この辺は仕方ないかもしれない。

ディナーパッケージを利用しない場合にはファストパス+をとることも出来るが、席の位置はステージに向かって左側となる。
ステージに向かって右側がスタンバイ席、センターがディナーパッケージ、左側がファストパス+という位置なので、早めに並んでおくことが出来るなら、鑑賞位置がスタンバイに比べて良いというわけではないので、ファストパス+を利用する意味はあまり無いかもしれない。2回ショーがある時のファーストショーは混むので、ある程度有効かもしれないが、セカンドショーではほとんど意味が無いと思っていい。(2回目はかなり空く)

スタンバイの場合には早めに行くことはもちろんだが、セカンドショーがあるならそちらをお薦めする。かなり楽に鑑賞出来るはずだ。

WDWファンタズミック席位置

この位置は2015年6月現在。変更も有り得るのでご了承を。

ステージに向かっての位置は上記のいずれの方法で観るかによってある程度決まってしまうが、前後ではどの位置がベストなのか。
単純に鑑賞することだけが目的なら全体を見渡せ、濡れる心配の無い中央よりやや後方がベストポジションとなる。もし写真撮影も楽しみの一つであるなら、前方の方がボート上のキャラクターのベストショットを狙える可能性が高い。ただし濡れることがあるのでカメラ機材には注意する必要がある。

ファンタズミックは屋外ショーなので待ち時間中の飲食も可能だ。
ディナーパッケージを利用しない場合(利用していてもランチだった場合にも)には待ち時間中に簡単に食事をしてしまうこともできる。なので、出来るだけ早めに並んでベストな席をとった方がいい。

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WDWの禁止事項 (持ち込み制限等)


オーランドのウォルト・ディズニー・ワールドが2015年6月現在、公式にアナウンスしている禁止事項は以下の通り。カリフォルニアのディズニーリゾートもこれに準じると思われる。

61 cm x 38 cm x 46 cmを超える荷物の持ち込み

スーツケースはもちろんだが、上記のサイズを超えるバッグ、リュック等は持ち込めない。
概ね飛行機に乗るときの機内持ち込み荷物のサイズと同じと思えばいいだろう。実際にはそれより若干大きめの物まで大丈夫なので、常識的に考えれば大丈夫かと思う。

不適切な言葉やデザインのタトゥーが見える事を禁止

タトゥー自体やタトゥーが見えることを禁止してはいないが、それが不適切(差別的、暴力的、卑猥等)な言葉やデザインである場合には隠されていなければならないということ。
実際に何が不適切かはディズニー側の判断となる。

適当な衣類の着用

つまり上半身裸、裸足等ではダメということ。適当な衣類という表現には、あまりにも突飛な衣類でもダメという意味があると思われる。(特別なイベントの時にはその時々で判断が変わることも付記されている)

14歳ルール

14歳未満の者だけでのパーク入場は禁止されている。アトラクションでは、7歳未満のゲストは14歳以上の同伴者と一緒に利用しなければならない。ということなので、7歳以上14歳未満は、入場には14歳以上の同伴者が必要だが、入場後のアトラクション利用は一人でもOKということになる。

車輪付き遊具の持ち込み禁止

ローラースケートや車輪付きの靴、スケートボード、キックスクーター、それらに類するものは持ち込めない。

アルコール飲料の持ち込み禁止

お酒の販売や提供があるパークでも持ち込みは禁止。

92 cm × 132 cmを超えるベビーカーの持ち込み禁止

こんなでかいベビーカーは滅多にないとは思うが、複数人を乗せられるベビーカーの持ち込みを考えている人は注意。

マスクの着用禁止

医学的な理由がある場合を除いて、マスクが禁止されている。日本人は風邪気味の時にマスクをしたり、埃よけの為にしたりする人がいるが、アメリカでは余程の事がない限りマスクをする人はいない。(マイケル・ジャクソンはしていたが、かなり奇異)
医学的な理由とは酸素供給が必要な場合や、免疫不全等で普通の空気が吸えない等の理由。

折り畳み式の椅子は禁止

キャンプや運動会ではないので当たり前。

ガラス容器の持ち込み禁止

飲料をガラス瓶で持ち込んだりすることが出来ない。ベビーフード等を入れる小型容器はガラス製でも大丈夫。

大きな三脚類の持ち込み禁止

大きなとはどれくらいなのかは不明だが、大型のビデオカメラや一眼レフ等をがっちり固定出来る様なサイズだと持ち込めない可能性がある。小型のコンデジ専用サイズであれば問題ない。ただし、三脚や一脚を使って撮影している様な人は滅多にいない。いてもアジア系のゲストばかりなので、目立つことは避けられない。目立たず、邪魔にならない小型の一脚を、自分の目線の高さまでで使用することをお勧めする。
ちなみにアメリカ人達にも人気だったセルフィースティック(自撮り棒)はアトラクション内での使用が禁止となった。(※2015年夏、セルフィースティックはパーク内での使用が全面禁止となった)

WDWのセルフィースティック禁止

アトラクション入り口に禁止サインが掲げられている。ライドで使用が発見されるとアトラクションが一時停止してしまう。

動物への餌やり禁止

パーク内で見掛ける鳥や小動物には餌を与えてはいけない。

アニマルキングダムへのストローと風船の持ち込み禁止

動物保護の為にアニマルキングダムでのみ、一般的なプラスチック製のストローの持ち込みや使用、そして風船の持ち込みが禁止されている。ストロー付きの飲料等も持ち込めないので注意。

これ以外にも色々あるが、後はWDW特有ではなく、常識的なルールだ。
例えば営利目的の撮影、録音の禁止、宣伝や販売活動の禁止、盲導犬や聴導犬等を除くペット同伴の禁止、武器や危険物の持ち込み禁止、そして喫煙ルール等だ。
喫煙に関しては各パーク内に喫煙所があるので、そこ以外での喫煙が禁止されているのは当然だが、TDRに比べてWDWの喫煙所はかなり多く設置されているので、愛煙家にとってはTDRよりも過ごしやすいはずだ。

留意事項として、WDWはパークに入園するゲストを撮影することがあり、それを使用することがあるということ、明示した禁止事項以外にもWDW側が不適切と判断したゲストに対して、代金の払い戻し等無く、入場を拒む、或いは退去させる権利があるということがアナウンスされている。

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