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ホテルの有線LANを自前で無線化する


最近はどこのホテルでもネット利用は無線LAN、つまりWi-Fiが基本だと思う。
旅先でインターネットに接続することも随分と楽になった。
今年のオーランド旅行では滞在ホテルの全て(ハイアットリージェンシー・オーランドエアポート/ディズニー・ポップセンチュリーリゾート/ヒルトン・グランドバケーション・プレミアムアウトレット/ロイヤル・パシフィックリゾート)でWi-Fiが無料で使える。アメリカの場合有料での提供が意外に多いのでラッキーだ。

たまに有線LANのジャックだけ。もしくはケーブルがTVの裏辺りから出ているだけというホテルもある。LANポートを備えたノートパソコンであればそれを繋げばOKだが、最近ではWi-FiオンリーでLANポートを持たない機種もあるし、ケーブルではタブレットやスマホでは使えない。
そんな時に便利なのが小型のWi-Fiルーターだ。
これを持参していれば、それにケーブルを繋げば自前で無線化出来て、複数台(パソコンやスマホ、タブレットやゲーム機器)で同時に使えるようになる。
製品自体はとても小型で、しかも安価(2,000〜3,000円台)な物も多いので手軽に入手して持ち運べるはずだ。
これを使う時はLANケーブルと電源確保の為のテーブルタップも一緒にあった方がいい。

小型無線ルーター

形は様々だが、LANケーブルをルーターに挿し、コンセントに挿せば設置完了。

無線もあるのだが、有線もあるというホテルの場合、多くのケースで無線よりも有線で接続した方がスピードが速い。そんな時にもホテルが提供している無線ではなく、自前のWi-Fiルーターで有線を無線化した方が快適にネットに繋げる。

自前で無線化するメリットとしては、常に同じSSIDとパスワードで使えるということもある。
いちいち使用する機器のWi-Fi設定をいじらずに済むわけだ。
有線LANがあって、複数の機器でWi-Fiに繋ぎたい場合には、自前で無線化した方が手間がかからないはずだ。更に速度も上がるとすればやらない理由はない。

USBタイプWI-FI親機

有線でネットに繋いだパソコンのUSB端子に挿し、他のスマホ等にWI-FIを供給する物もある。このタイプの場合、間違ってパソコンを無線対応にするだけの製品(子機機能のみ)を買わない様に注意。

たまにWi-Fiは無料だが、有線は有料というケースもある。
そんな時は無料提供されているWi-Fiを素直に使った方が経済的だが、著しく遅い場合には有線の無線化も検討には値する。(値段次第だが)


オーランド空港と乗り継ぎ空港でのWI-FI


今回のオーランド旅行での乗り継ぎ地はシカゴのオヘア空港。
乗り継ぎ時間が3時間以上あるので暇を持て余しそうなのでネット環境を調べてみた。
残園ながら空港の公式無料WI-FI等は提供されていないようだが、非公式なものではBoingoというサービスが20分間という制限付きで無料WI-FIを提供しているようだ。
SSIDは「_Free_ORD_Wi-Fi」というもので、最初これに繋ぐと広告が表示されるが、その画面で「show Me Another」をタップすればBoingoの接続画面になる。
20分しか使えないとのことなので、のんびりWeb閲覧なんてことは出来ないが、メールをチェックし、SNSへのちょっとした投稿くらいなら出来そうだ。

目的地のオーランド空港では公式に無料WI-FIが提供されている。
SSIDは「MCO Internet」だ。
到着時はそのまま移動する人が多いだろうからネットに接続する暇も必要もないだろうが、帰りはこれで時間が潰せる。

私達は到着時と帰国時に空港内のハイアットに宿泊するが、ハイアットでも全室無料でWI-FIが使えるとアナウンスされている。

WDWもほぼ全域で無料WI-FIが提供されているので、オーランド旅行の目的がWDWだけなら、携帯会社の海外パケットプランも海外用モバイルWI-FI機器のレンタルも不要ということになる。
データローミングは一切使用せず、WI-FIだけで全行程繋ぎ放題だ。(空港、WDW間の移動時を除けば)
ちなみにWDWのSSIDは「Disney-Guest」とのこと。WDWのフリーWI-FIは場所にもよるのだろうが、かなり高速で快適らしい。ゲストの大半がスマホやタブレットでMy Disney Experienceを使いまくるわけだから、良質なWI-FI環境を用意してるのだろう。

WDW Wi-Fi

スマホのWi-Fi設定で目的のSSIDを選んで接続すればいい。一度設定しておけば同じSSIDのWi-Fiには以降自動的に接続されるはずだ。

オーランド旅行記 目次


海外旅行に変圧器は必要か


一昔前までは海外旅行の必需品だった変圧器。今でも海外で持参する電気製品を使うなら変圧器が必要と書いている旅行ガイドを見かけるが本当に必要なのか?
私は海外旅行に変圧器を持って行ったことがないし、必要になったケースもない。

まず旅行に持って行く電気製品と言えば、パソコンやタブレット、スマホ、デジカメ等の充電器やACケーブル、男性ならシェーバーといったところだろうか。
もちろん電池で動く物は関係ない。
まずパソコン、タブレット、スマホ、デジカメの充電器等は変圧器不要の物が殆どだ。世界中で同じモデルを売るメーカーにしてみれば、いちいち国毎に違う充電器を付けるのは面倒なので、全世界で対応出来る物を同梱しているはず。

日本でしか使えない恐れがあるとしたらシェーバーだろうか。又、ドライヤーやヘアアイロン等、大きな電気を必要とするものも日本国内専用の可能性が高いので注意が必要だ。
あとガラケーの充電器も国内専用品が多い。

確認方法は充電器や製品そのものの表示を見ることだ。100~240V(又は240以上)と記されていれば大丈夫。100Vのみであれば国内専用、100/110Vであればアメリカでは使える。
アメリカは110〜120Vで日本より若干高い程度の電圧なので、100Vの日本国内専用品でも支障なく使えてしまう事が多い。(自己責任)

ということで、どうしても日本国内専用品を海外で使いたい場合のみ変圧器が必要になるのだが、ほとんど必要になる様な物を持って行く機会はないのではないだろうか。
それに、変圧器は一般的に重くて嵩張るので、持って行かずに済むならその方がいい。
女性ならいつも使っているドライヤーを持参したいというのもあるだろうが、国内専用のドライヤーの場合、変圧器を使ってもコード自体が対応していないだろうし、そもそも大きな電気を必要とするドライヤーを使えるような変圧器はとても重くて馬鹿でかいと思うので、現実問題としてお薦め出来ない。
ドライヤーはほぼ全てのホテルに用意があると思うので、それを使った方がいい。

プラグの形状だが、アメリカは日本と同じ物がそのまま使えるので問題ない。
問題はヨーロッパだが、最近では世界中の主なプラグをそのまま差し込めるユニバーサルタイプのコンセントが普及している。中級以上のホテルなら問題ないことが多いだろう。
しかし格安のホテルやヨーロッパの田舎に行く場合にはプラグの変換が必要になる。行き先別のアダプタもあるが、変換アダプタにも1個で様々な国に対応するユニバーサル(マルチ)タイプがあるので、それを1個持って行けばいいだろう。

海外旅行プラグアダプター

何種類かの国に使えるマルチアダプタ−。対応国は確認する必要がある。

ということで、渡航先がアメリカなら変圧器もプラグアダプタも不要、ヨーロッパなら行き先(滞在ホテル)に因ってはプラグアダプタだけは必要というのが結論だ。