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ラスベガス・ロス(ハリウッド、ユニバーサル、ディズニー)準備編02


ラスベガスのホテルを予約

まずはエクスペディアで候補をリスト。出来る限り安く、立地のいい、子供と泊まるのに適した(プール施設の充実等)ホテルを候補にする。
子供連れに適したホテルと言えばエクスカリバー、サーカスサーカスが昔からの定番だが、そこらへんは現在も変わらない様子。どちらも宿泊経験があり、リーズナブルなことでも有名。
夏の暑い時期(ベガスはこの時期40度以上)であることを考えれば、出来るだけ立地(移動が便利)がいいことが重要。と考えれば、何処に行くにもバス利用(レンタカーが無い場合)となるサーカスサーカスは除外。となれば値段からエクスカリバーしかあり得ない。エクスカリバーはルクソール、マンダレイ・ベイとモノレールや館内通路で繋がっているので、ルクソールでもマンダレイ・ベイでもいいのだが、この3軒では常にエクスカリバーが最安値。
エクスカリバーのデメリットは全体的に古いこと、バスタブ無し(シャワーブースのみ)ということだが、子供用のゲームセンター完備、かなり充実したファミリー向けのプール施設、ニューフォーコーナー(MGMグランド、ニューヨークニューヨーク等が建つ)の一角という立地、そして格安な値段。とメリットの方が大きい。
もちろん予算度外視であればベラージオやウィンといったホテルに泊まってみたいが、子連れ(しかも子供と二人きり)ではこれらの高級ホテルは勿体ない気がする。

エクスカリバー

エクスカリバーは大型テーマホテルの第一号となったホテル。このホテルの建設以降に次々に大型テーマホテルが建設されていった。ので、現在ではかなり古いホテルというイメージ…。

エクスペディアでの料金を調べたあと、エクスカリバーの公式サイトでの料金もチェック。ここで、ラスベガスに訪れていなかった14年の間に導入されたリゾートフィーなるものの存在を知る。以前は一泊40ドル(ラスベガスのホテルはカジノ収益が大きいため宿泊料金は驚くほど安く設定されていた)とあれば、それに+税金程度で泊まれたが、現在はリゾートフィーなるものが部屋代、税金とは別に付く。これがかなり大きな額で、これを足した総額が分からないと一体幾らかかるのか分からない。(飛行機の燃油サーチャージに似てる)
一応このリゾートフィーにはプール施設利用料、WI-FI使用料等が含まれていて、そういったものの利用に別料金がかからないという謳い文句だが、エクカリバーの場合、一泊約40ドルのリゾートフィーがかかるのでかなり割高だと思う。
支払い総額で調べてみると、エクスカリバーの公式サイトでM life会員向けに提供されている宿泊料金が最安値と分かる。Mライフ(Mlife)とはMGM Resortsグループのカジノのメンバーシップだが、別にカジノを利用する予定がなくても誰でもサイトから会員登録が出来る。そして、Mlife会員にさえなってしまえば、カジノの利用実績が無くても各種の割引が受けられたりする。
そこでまずは会員登録し、Mlifeの会員番号をゲット。その上で会員向けの宿泊料金で7泊分を予約した。
が、予約後に更にお得な会員向け宿泊プランが出たので最初の予約をキャンセルし、新たなプランで再予約。キャンセルもサイトのメンバーページから簡単に行えるので便利。

mlife

mlifeのメンバーページ。自分の予約(ホテルやショー、レストラン等)リストと、右側には会員向けの各種割引オファーが並ぶ。 間際になってから格安オファーがされるショーなんかもあるので定期的なチェックが吉。

Mlifeについてもう少し触れておくと、MGM Resortsグループの主なホテルはエクスカリバーの他、MGMグランド、ニューヨークニューヨーク、ルクソール、マンダレイ・ベイ、パークMGM(旧モンテカルロ)、アリア、ベラージオ、ミラージュ、サーカスサーカス等がある。なので、これらのホテルへの宿泊や、各ホテルのショー鑑賞等を予定しているなら、必ず事前登録し、メンバー向けオファーを確認した方がいい。(OやKA、LOVEにONEといったシルク・ドゥ・ソレイユの人気ショーもお得な料金で鑑賞出来たりする)
現地に着いたら、各ホテルのMlifeのカウンターで、既に取得済みの会員番号とパスポートを提示してメンバーカードを受け取っておけば、カジノで遊ぶ毎にポイントが付く。(もちろんカジノを一切やらなくても自由)
ポイントと言えば、PCやスマホ(iPhoneでもAndroidでも)で遊べる無料のカジノゲーム(スロットやブラックジャック)がMy VEGAS(マイベガス)という名称で提供されてて、遊んで貯めたポイントに応じてホテルの無料宿泊やレストランの割引、ショーの無料券や割引といったものが提供される。
ポイントは意外に楽に貯まるので、これも利用価値大。
私はこれでショーの半額サービス等を3つゲットした。(1ヶ月以内の利用は3件までという制約があるので、通常の旅行者は3つの優待サービスを受けるのが限度)
具体的にはLOVEのチケット50%オフ、ルソールホテルのタイタニック展とマンダレイベイの水族館(シャークリーフ)の入場券50%オフの3件。
これらはチケットを自宅で印刷して持って行ける形で提供される。ショーの場合はカテゴリーは決まっているものの、席もシートマップからちゃんと指定出来る。(必要ポイントの大きい方が席のカテゴリーは高くなる)

マイベガス

マイベガスのリワード(ポイントによって得られる特典)の表示。ホテル毎、カテゴリー毎に並び替えが出来る。多くのポイントで無料を狙うより、二人以上の利用なら半額特典で実質一人分無料となるリワードがポイントも少なくて済むのでお得。

ちなみにこのMlifeと同様なメンバーシップでトータルリワーズ(Total Rewards)というのもあり、パリスやプラネット・ハリウッドといった人気ホテルが属している。
しかしトータルリワーズはMlifeの様な割引サービスがあまりない。もちろんMy VEGASの様なゲームも提供されていない。
とは言ってもサービスがゼロというわではないし、カジノでポイントを貯める予定なら必須のメンバーシップなので、系列ホテルに泊まるなら取得しておいた方がいい。こちらもネットで簡単に登録出来、すぐに会員番号が提供されるので、現地でこの会員番号とパスポートでカードを受け取れるのはMlifeと同じ。

ということでラスベガスのホテル手配は完了。
直接予約の場合、予約保証金( デポジット)として一泊分が即時カード決済され、残額を現地で支払うことになる。今回の様にキャンセル等をした場合は、カードを通して予約保証金は返金される。

リゾートフィーという残念なシステムが導入されてしまったので、想定よりも高くなってしまったが、宿泊代が高くなる週末も含む7泊を556ドル(税、リゾートフィーを含む総支払い額)で手配出来たのでまずまずかと思う。




ハワイ旅行記 20 2017・ヒルトン・ハワイアン・ビレッジのプール


ヒルトン・ハワイアン・ビレッジはプール施設の充実も魅力で二度目の宿泊を決めた。
ハワイの中では大都会のワイキキでは、プール施設がこじんまりしたホテルばかりなのだ。

ヒルトン・ハワイアン・ビレッジの敷地内にはスーパープール、タパプール、パラダイスプールという3つのプールがあり、どの棟(タワー)に泊まっていてもこの3ヵ所は自由に利用することが出来る。他にそのタワー専用のプール(例えばアリイ・タワー・プール)もあるが、小振りなのであまり魅力は無い。(その棟専用なのでプラベート感はあるだろうけど)

3つのメインプールの中で一番人気と思われるのがパラダイスプールで、最長23メートルのスライダー等もある。ちょっと場所が分かりづらく、前回の宿泊では見落としてしまい、一度も利用せずと言う大失敗をしてしまった…。(敷地のマップはよく確認することをお薦めする)
場所はラグーンタワーの奥にあるので、ラグーンタワーに行けばOK。ラグーン(デューク・カハナモク・ラグーン)の方だ。
プールへの入り口となる門はルームキーカードで開けられる仕組みで、タオルスタンドはプールエリアに入った所にある。
プールのデザインには起伏があり、橋がかかっていたり、いくつかのスライダー(子供向きだが)もあったりと、魅力的なプールではあるが、やはり一番人気と言うことで混んでいること、そして隣接するタワーのせいで日陰になる時間が長いことがやや問題。
それでも子供がいるなら一番楽しめるプールなのは間違い無いし、すぐ側にデューク・カハナモク・ラグーンがあるので、ラグーンとセットで遊ぶのにも適している。

次いで人気なのがスーパープール。大きなプールでビーチに近く、どのタワーの宿泊者でもすぐに分かる場所にある。(宿泊者なら誰でもこのプールの脇を一度は通るはず)金曜の夜にはロッキン・ハワイアン・レインボー・レビューのステージとなる場所だ。
このプールの魅力はスーパーという名の通りの大きさと、場所の良さ。ビーチとのアクセスが良いので、ビーチとプールの行き来もしやすい。
あと、ケイキプールと呼ばれる比較的小さい子供向けの浅いプールも併設されている。
場所の割にはパラダイスプールほど混んでもいないので、利用価値は大。

タパプールはその名の通りタパタワー入り口正面にある。
上記二ヵ所に比べるとかなりこじんまりしているが、タパタワー宿泊なら必ず通る場所にあるので、他のプールで遊んだ帰りにここでも遊んでいくかという気になる。
水温が他のプールよりも高くなっていることと、浅いエリアが多いので小さな子供連れの利用にも適している。ここも周囲のタワーのせいで日陰になっていることが多いが、水温が高いので問題ではない。
お金持ちで大人な雰囲気を味わいたいなら、ここにはカバナもあるので借りることが出来る。バーも近いのでカクテルを飲みながら優雅に過ごすなんて事も可能なのはここだけ。

ヒルトン・ハワイアン・ビレッジのプール

プールの位置はご覧の通り。左上、ラグーンタワーに隠れるようにパラダスプール、中央やや下、ビーチ寄りにスーパープール、タパタワー前にタパプール。

パラダイスプールのみ早い時間(19時まで)に閉まってしまうが、他は夜22時頃まで利用出来る。
それぞれのプールで借りたタオルはどこのプールで返してもOKなので、必ずタオルカードを返して貰うのを忘れない様に。タオルと引き換えるタオルカードは無くすと痛い出費になる。
タオルスタンドはプールの営業時間よりも早く閉まってしまうことが多いが、その場合には翌日にでも必ずカードを返してもらいに行く事を忘れずに。翌日のチェックアウトが早い場合等にはタオルカードをタオルスタンドが閉まる前に回収しておいた方がいい。
プールの営業開始はパラダイスプールが8時半、他は8時からとなっている。

もちろんビーチやラグーンでも遊んだが、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ前のビーチはワイキキ中心部(ハイアットの方)よりも空いていて、その上砂浜のエリアが広いので快適に過ごせる。
ハワイのビーチは全て公共のビーチで、そのホテル専用にすることは出来ないのだが、ここのビーチは他のホテル宿泊者がわざわざ来ることもないので、事実上ヒルトン・ハワイアン・ビレッジのプライベートビーチと化している状態。
ラグーンは更にプライベート感が高い。ここでシュノーケルをしてみたが、残念ながらあまりカラフルな魚はおらず、白い魚ばかりだった…。(グアムでよく見掛けたムラサメモンガラは数は少ないがここでも見掛けた)

ワイキキビーチ

今回もプールやビーチから何度も大きな虹を見ることが出来た。

今回の旅行では3ヵ所全てのプールを堪能出来た。プール好きの娘も満足したはず。




ハワイ旅行記 17 2017・ロッキンハワイアンレインボーレビュー


毎週金曜日の夜、ワイキキで打ち上げられている花火、あれはヒルトン・ハワイアン・ビレッジで行われているロッキン・ハワイアン・レインボーレビューという屋外ショーのフィナーレ。
ヒルトン・ハワイアン・ビレッジではワイキキ・スターライト・ルアウというポリネシアンディナーショーも開催されているが、それとは別に、金曜日の夜だけにスーパープールを閉鎖して、そのプールエリアのステージで行われるもの。

以前ヒルトン・ハワイアン・ビレッジに宿泊したときは、娘がまだ幼く、大きな音が苦手だった為にパスしたが、今回は鑑賞することにした。(花火だけならワイキキビーチのあらゆる所から観ることが出来る)
宿泊者の場合には前売り券を一般よりも早く入手出来る特典がある。このチケットはプールエリア内の座席(ショーの開場前に即席で並べられる椅子)に座って観ることが出来るもので、マイタイかノンアルコールのカクテル一杯が付いているもので、一人30ドル。
プールエリアに入れないとショーはかなり観にくくはなるが、外側から立ったまま遠巻きに観るだけなら、チケット等は不要で、無料で誰でも(宿泊者以外でも)鑑賞することは可能。
チケットは用意される座席数分しか無いので、早めに購入した方がいいが、宿泊者以外にも当日18時15分から開演(19時)までスーパープールの入り口で販売される。もちろん満席になった時点で販売は中止。(花火自体は有名だが、ショー全体はあまり宣伝されていないせいか、満席になることは珍しい様子)
宿泊者は土曜〜木曜の8時〜21時、もしくは金曜(当日)の8時〜14時の間にアリイタワー1階のアクティビティーデスク(フロント)で事前購入出来る。購入は部屋番号を告げての部屋付け精算になる。

チケットを事前購入した場合は、18時15分の開場までになるべく早くスーパープールに行くことをお薦めする。座席はチケットの枚数分あるが、位置は早い者勝ちで自由に選べるので、良い席(間違い無く最前列の中央付近)を確保したいなら遅くとも18時までには行くべき。
スーパープールに行くと、当日券購入のラインと、チケット所持者のラインの二つの列があるので、間違えずに並ぶことが肝心。
一般客の当日券は開場時間から販売開始なので、やはり事前購入者の方が良い席を確保出来ることは間違い無いが、開場時間を過ぎて行ったのでは、事前購入の恩恵がなくなる。更に並ぶ列を間違えたりしたら悲惨。

私達は18時ちょうどくらいに行ったが、もうかなり並んでいて、最前列中央付近の席は一席しかとれなかった。ので、娘をそこに座らせ、私は二列目、つまり娘の真後ろの席に着いた。
入場時に飲み物を貰えるので、それを受け取ってから席を確保するという流れ。手にスタンプを押してくれるので、席さえ確保したら、開演までは自由にプールエリアから出入り出来る。(再入場の際にはハンドスタンプを見せればOK)

ショーの開演時間は19時とアナウンスされているが、5分程遅れて開演。

ショーは約45分程とコンパクトだが、プール越しの屋外ステージはリゾート感満載で、内容も悪くない。ロッキンハワイアンというタイトル通り、伝統的なフラ等を力強く、現代風な演出で見せてくれる。シンガーの歌も素晴らしい。
そしてショーのフィナーレはハワイを代表するシンガー、イズラエル(通称イズ)のヒット曲「オーバー・ザ・ レインボウ」等に載せての花火。
有料席からは丁度正面に迫力の花火を観ることが出来るし、BGMも良く聞こえるので、遠くから観るのとは全く違う。

ロッキンハワイアンレインボーレビュー

これは宣伝用のビジュアルだが、プールサイド席(有料席)からは、まさにこんな見た目。とても雰囲気がいい。

ということで、ハワイ旅行の特別なリゾート感を存分に味わうことが出来るので、このショーはお薦め。特にヒルトン・ハワイアン・ビレッジ宿泊で金曜夜に滞在しているなら是非有料席での鑑賞をお勧めする。

ロッキン・ハワイアン・レインボーレビューが終了後、まだ夕食が済んでいなかったので、ホテルの敷地内でテイクアウトの食べ物を調達し、部屋で食べることにした。
ショーを観るために宿泊者はもちろん、他のホテルからも人が大勢敷地内に集まってきていたため、レストランはかなり混雑している。
もちろんテイクアウト出来る店も混んでいて、オーダーして受け取るまでにトータルで40分程はかかってしまった…。
利用したのはブルーウォーターシュリンプ & シーフード マーケット。ヒルトンハワイアンビレッジ内でガーリックシュリンプが味わえる店だが、ガーリックシュリンプ以外にもポキやステーキ等、様々なメニューがある。
多少のテーブル席も用意されているが、基本的にはテイクアウトの店。

我々はあまり海老が好きでは無いので、ポキとステーキにライスとサラダが付いたプレートをそれぞれオーダーした。
部屋に持ち帰り早速食べてみたが、味はそれなり。特別不味くはないが、美味しいとも言えない感じ。ステーキはよくあるアメリカのそれで、かための肉で味が薄いもの、ポキも今まで食べたものと比べてあまりパッとする味ではなかった。

ブルーウォーターシュリンプ

1スクープのライスにメイン(1品か2品をチョイス)、それにサラダ(ポテトかグリーンをチョイス)という、アメリカではよくあるテイクアウトスタイル。ホテル敷地内ということでお値段はやや高め。

まあ、ここは店名の通り、シュリンプの店なので、定番のガーリックシュリンプはそれなりに美味しいのかもしれない。

翌日は早朝から真珠湾に向かう。