シェフミッキーでの夕食を終えて再びマジックキングダムに。
ファストパス+をとっておいたタウンスクエア・シアターでのミッキーとのグリーティング(ミート ミッキー マウス アット タウン スクエアシアター)。
最近、徐々に瞬きをし、口の動くキャラクターが登場しているが、ここのミッキーはそれに加えて世界で唯一、実際に会話が出来るのだ。(2015年8月現在)
タウンスクエア・シアターではミッキーの他にティンカー・ベルとのグリーティングも行われているが、当然ミッキーの方が人気。午前中早い時間帯でなければ、ファストパス+がないと長時間待たされる。ファストパス+があってもかなり待たされた。
いよいよ喋るミッキーとのご対面。
部屋に入ると、キャストに何処から来たのかと聞かれる。どうやらミッキーは多少の外国語も喋れるようで、対応出来る国であればその国の言葉で応対してくれるようだ。
日本から来たと言うと、キャストがミッキーに「この人達は日本から来たのよ」と伝えていた。
すると案の上、「オー、ジャパーン、コンニチワー」と挨拶をしてくれるミッキー。
その後も片言の日本語を使いながら接してくれた。
そして最後も「サヨーナラー」と見送ってくれた。目の前で瞬きをし、喋るとおりに、全く違和感なく滑らかに口の動くミッキーを見ていると、本当に生きているかの様な錯覚を覚える。この滑らかで自然な動きは一体、どんな仕組みと材質で実現させているのかと驚くばかりだ。
次いでファストパス+でビッグサンダーマウンテンへ。夜のビッグサンダーマウンテンは眺めが綺麗という印象があったのだが、それはTDRだけだった。こちらはあまりライトアップがされておらず、単純に暗いだけ。先日のエレクトリカルパレード同様、TDRの方が明かりの演出は勝っている。
スタンバイでホーンテッドマンションへ行き、ウィッシュ(花火)のファストパス+エリアに入れる時間になったのでシンデレラ城前に向かう。
ウィッシュのファストパス+エリアにはウィッシュの前に行われるセレブレート・マジック(TDRのワンス・アポン・ア・タイムと同様のプロジェクション・マッピング)の開始より前に入れる。
つまり同じ場所でセレブレート・マジック、ウィッシュと続けて鑑賞出来るのだ。(現在、セレブレート・マジックのファストパス+は無い)
ファストパス+のエリアは芝生なのでスタートまでは座ったり、寝っ転がって待ったり出来る。が、スタート時間には皆立って鑑賞する様にとキャストが指示している。
そしてセレブレート・マジック、ウィッシュと連続して鑑賞。どちらも大変素晴らしい。特にウィッシュは圧巻。
ただ残念な事も少し。まずプロジェクション・マッピングの光量がTDRよりも低い気がする。どうもWDWはTDRに比べてとにかく明かり系、電飾系の演出に弱いものがあるようだ。
光量が不足しているのでコントラストも足りず、映像がイマイチはっきりしない。これはミッキーのフィルハーマジックでも感じた。スクリーンに映る映像が明らかにTDRよりも暗いのだ。
節電なんて言葉は無いとばかりにガンガンにクーラーを効かせている、物量、エネルギー豊富なアメリカのはずなのに何故なのだろうか。
そしてウィッシュのオープニング、シンデレラ城の上から飛ぶはずのティンカー・ベルが飛ばなかった。よく見ると、ワイヤーは準備されていたので、なぜ割愛されたのかは不明。
とまあ、多少の残念な点はあったものの、花火自体は演出も量も申し分なし。WDW最後の夜を飾るのに相応しいエンターテインメントだった。
マジックキングダムは24時までオープンしているので、まだ乗っていなかったダンボへ。
こちらのダンボは同じ物が2機ある。混雑緩和の為と思うが、この時間はガラガラ。なので稼働しているのは片方だけだった。
更にスタンバイはインタラクティブキューラインになっており、屋内型のアスレチックエリア(お子様用)が設けられている。そこで遊びながら待つことが出来るのだ。
全く待つ必要の無い状態なのだが、せっかくなのでそこで少し遊んでから乗り場へ。
乗り物自体はTDRと全く一緒。ただ、乗り物の下が噴水になっている。
更にアストロ・オービター(TDRのスタージェットとほぼ同じ)に乗って、深夜のマジックキングダムを後にした。
この旅行記で書ききれなかった他のアトラクション(モンスターズ・インク・ラフフロアー、ピープルムーバー、スティッチ・グレートエスケープ等々)については、番外編のアトラクション体験記として後日執筆の予定。
さて、明日は10泊したポップセンチュリーをチェックアウトし、インターナショナル・ドライブに移動する。つまり、ディズニー・クルーズ、ウォルト・ディズニー・ワールドと続いたディズニーの世界とのお別れだ。