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【留学見送り旅行記】ジョージア大学(UGA)で始まる留学生活、そして父は帰国

アセンズの朝、しばらくのお別れ

アセンズで滞在した、ホリデイ・イン エキスプレス アテンス ユニバーシティ エリア(Holiday Inn Express Athens – University Area)は朝食付き。「エキスプレス」が付くホリデイ・インは、宿泊プランの如何に関わらず、すべてのゲストに朝食が無料で提供されている。
セルフサービスのワッフルメーカーや、スクランブルエッグ、ソーセージといった定番のメニューが並ぶ。

娘と共にダイニングへ向かい、アメリカン・スタイルの典型的な朝食を済ませると、彼女が大学のボランティアに引率され、留学生向けのオリエンテーションへと向かう時間が近づいてきた。

出発を待つロビーで、娘が近くにいたアジア系の女子学生に声をかけていた。
普段、どちらかと言えば人見知りな彼女にしては、積極的な行動。
その学生は中国からの留学生で、すでにアメリカの他大学で学び、修士課程でジョージア大学(UGA)へとやってきたのだという。

オリエンテーション中は提携ホテルに泊まるが、数日後にはこの寮に入寮する

やがて出発の刻限となり、小雨が降りしきるなか、このホテルにいた留学生たちのグループが、ボランティアの先導でホテルを後にした。その集団の中に娘もいる。

一人でアトランタに戻る

娘を見送った後、私は一人、アトランタへと戻る。
利用したのは、往路と同じ、グルーム・トランスポーテーション(Groome Transportation)のシャトルサービスだ。

アセンズからアトランタ国際空港までは、渋滞がなければ1時間半から2時間弱の道のりである。
アトランタ国際空港でホテルの無料送迎シャトルバスに乗り換え、向かう先は、先日チェックアウトしたばかりの Holiday Inn & Suites Atlanta Airport-North 翌朝の帰国便に備えるための前泊。

帰国のために手配したのは、アラスカ航空JAL(日本航空)を組み合わせたマルチシティの航空券。あえてJALの米国版サイトから購入したのである。

一般的に、日本発着の往復航空券は日本のサイトが使いやすいが、今回のようなアメリカ発の片道、あるいはアメリカを起点とする行程の場合、現地通貨建てのサイトで購入する方が安価に設定されているケースが多い。

さらに重要なのは、これが「通し券(Single Ticket)」であるという安心感だ。
もし往路のように別々の予約(別切り)であれば、遅延による乗り継ぎ失敗は自己責任となるが、通し券であれば運行会社が最終目的地までの振替を保証してくれる。(同一予約+提携航空会社が条件)

その夜、ホテルに到着すると娘からFaceTime(無料のビデオ通話・音声通話アプリ)があった。
オリエンテーション中のホテルでのルームメイトは韓国からの留学生にだったこと、オリエンテーションの様子などを話してくれた。

彼女の留学生活はトラブルなく、滑り出したようだった。

アトランタ空港でのチェックイン

翌朝、まだ夜の静寂が支配する未明の時間帯にホテルを出発し、無料シャトルでハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港(ATL)へ向かった。

早朝のアトランタ空港国内線ターミナルの前。綺麗だった

まずは国内線ターミナルにあるアラスカ航空(Alaska Airlines)のカウンターでチェックインを行う。ここで、アトランタからシアトル(SEA)、そしてシアトルから成田(NRT)までの全行程の搭乗券を受け取ることができた。

預け荷物についても、最終目的地の成田までスルーで運ばれることを確認する。
アメリカ入国時とは異なり、出国時の乗り継ぎでは荷物を一度ピックアップして預け直す必要はない。国際線との通し券であれば、アメリカ国内線の移動も国際線と同じ預け荷物の条件となり、別料金はかからない。(利用航空会社により1~2個)

アメリカは出国に対しては淡白である。日本のような出国審査は存在しない。航空会社のカウンターでパスポートがスキャンされた時点で、その情報は電子的に当局へと送られ、保安検査場を通過すれば、それが出国の手続きとなる。文字通り「去るもの追わず」を地で行くシステムだ。

シアトル・タコマ国際空港でのゲート移動

アトランタから約5時間半のフライトを経て、シアトル・タコマ国際空港(SEA)に到着した。ここでの乗り継ぎは、慣れない旅行者にとっては少々難解かもしれないが、案内に従っていけば問題ない。

アラスカ航空の国内線が到着するのは、主に「Cゲート」か「Dゲート」、あるいは「N(ノース)サテライト」である。

一方で、JAL(日本航空)の成田行き国際線が出発するのは、空港の南端に位置する「S(サウス)サテライト」であることが一般的だ。

事前に得ていた情報では、「国内線から国際線へ乗り継ぐ際、一度制限エリアを出て再度保安検査を受ける必要がある」という説もあったが、実際にはシアトル空港はすべてのゲートが制限エリア内の地下トレイン(STS:Satellite Transit System)で結ばれており、一度も外に出ることなく移動が可能だった。

1. アラスカ航空到着から地下トレイン駅へ

飛行機を降りたら、まずは「Baggage Claim(手荷物受取所)」の案内は無視し、「Gates S」の表示を追う。
アラスカ航空が到着するCゲート付近からSゲートへ向かうには、必ず地下トレインを乗り継ぐ必要がある。

2. ループ路線の乗り換え

シアトルの地下トレインは「北ループ」「南ループ」「シャトル」の3系統に分かれている。

  • Cゲートから出発する場合:まず、ブルーラインに乗って「Main Terminal South Station」を目指す。
  • メイン・ターミナル(南)駅に到着後:一度ホームを降り、隣接するイエローラインのホームへ移動する。ここがSゲート(サウス・サテライト)行きの始発駅となる。

3. サウス・サテライト(Sゲート)への到達

イエローラインに乗り、一駅でSゲートに到着する。
電車を降りてエスカレーターを上がると、そこはすでに国際線が飛び交うサウス・サテライトの制限エリアだ。

このルートを辿れば、重い手荷物を持って再度セキュリティ・チェックの長い列に並ぶ必要はない。
案内に従って歩いていくだけで、難なくJALの成田行きが出るゲートに着くことができた。(運用の変更によって、この通りではない場合もあるのかもしれない)

アメリカを出国して日本に帰国

アトランタのチェックインカウンターでスキャンされたパスポート情報が、正しく「出国」として処理されているかどうか、今後の渡米の予定もあったので、JALの出発ゲートに常駐しているスタッフに確認してみることにした。

ゲート前にはJALの制服を纏った二人の女性スタッフがいた。
当然のように日本語で声をかけてしまったが、二人とも「日本語は話せない」という。

日本航空(JAL)という日系のフラッグキャリアであり、かつ日本行きの便を待つ乗客が詰めかける場所において、日本語でのコミュニケーションが一切成立しない場面に遭遇するのは、少々予想外だったが、海外空港は現地スタッフ主体であること自体は珍しくないことで、JALのサービスに過剰な期待をしてしまっていたのかもしれない。

結局、英語で「アトランタでのチェックイン時に出国手続きは完了しているか」と問い、「問題ない」との回答を得た。

一人きりで帰宅、そして次なる旅

ほぼ定刻で成田空港に到着後、アートホテル成田のシャトルバスでホテルの駐車場に行き、停めていた自家用車に乗り込む。向かうのは静かな我が家だ。

そして無事帰宅。

【留学見送り旅行記】はこれで終了。

次の娘との旅行記は、秋学期が終わり、冬休みに入ってからのもの。
今後に公開する、おおまかな【留学冬休み旅行記】の内容は以下の通り。

  1. 大学近郊やアトランタ周辺のストーンマウンテンパークなどを観光。
  2. ニューオーリンズへ移動し、フレンチ・クオーターを中心に観光してクリスマスを過ごす。
  3. フロリダへ移動し、。ウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)で年越し、新年を迎える。
  4. ユニバーサル・オーランド・リゾートに2025年に誕生したばかりの第3のパーク、エピック・ユニバースを訪問。
  5. 締めくくりは、10年ぶりとなるディズニー・クルーズ・ライン。10年前はドリームだったが、今回はウィッシュに乗船。

旅行記は、まだまだ終わらない。