【留学冬休み旅行記】ナッソー寄港──アトランティス見学とコンク・サラダ

クルーズ2日目は、バハマの首都ナッソー(Nassau)への寄港日だ。

朝食:1923レストランにて

ナッソー上陸前の朝食は1923レストラン(1923)で。前夜とは異なるテーブルに案内された。指定されているローテーション・ダイニングのディナーと違い、朝食は、テーブルサービスのレストランやビュッフェ、ルームサービスなどを自由に選べる。

ガラスケースには眠れる森の美女(Sleeping Beauty)のコンセプトアートが多数展示されており、マレフィセントや騎士が描かれたスケッチが壁面を飾っていた。

1923で朝食。

ナッソーへ上陸:乗合タクシーの使い方

ディズニー・クルーズラインがナッソーに寄港する際、乗客は帰船時刻さえ守れば自由に上陸できる。公式エクスカーション(オプショナルツアー)を利用しない場合も、個人で自由に行動することが可能だ。

今回の移動手段として選んだのが乗合タクシーだ。
ナッソー・クルーズ・ポートを出た正面付近に複数の乗合タクシーが待機しており、目的地を告げると他の客と相乗りで運んでくれる。
パラダイス・アイランド(Paradise Island)まで一人数ドル程度と安価で、所要時間は10分前後。
個人タクシーよりコストを抑えられる反面、行き先が合わない乗客がいた場合は遠回りになることもある。帰りも同じく乗合タクシーを利用した。

なおナッソー・クルーズ・ポートはリニューアルが進んでおり、10年前とは印象が違う。
飲食店や土産物店が整備された小綺麗なモール型エリアが形成されていた。

アトランティス・パラダイス・アイランド:無料で入れる範囲

アトランティス・パラダイス・アイランド(Atlantis Paradise Island)はパラダイス・アイランドに位置するバハマ最大級のリゾート施設で、ウォーターパーク、水族館、カジノ、複数のホテルタワーを擁する。
ナッソー港からはサー・シドニー・ポワチエ橋(Sir Sidney Poitier Bridge)を渡ってアクセスする。

非宿泊者が無料で入れるエリアは以下の通りだ。

ロビーエリア(ロイヤル・タワー:The Royal)は一般公開されている。
古代アトランティス文明をモチーフにした装飾と、アメリカの現代美術家デイル・チフーリ(Dale Chihuly)によるガラス彫刻が随所に飾られており、巨大な金色の彫刻や噴水の前は写真スポットとして機能している。

カジノ(Atlantis Casino)も24時間365日一般開放されており、非宿泊者でも自由に入場できる。
広さ約5,600平方メートル、スロットマシン700台以上、テーブルゲーム80台以上を擁する、カリブ海最大規模のカジノのひとつだ。
天井にはチフーリのガラス彫刻が飾られ、インテリアとしても見応えがある。
バハマの賭博年齢は18歳以上。

アトランティスのカジノ。

一方、ウォーターパーク(Aquaventure)、プール、ビーチ、水族館(The Dig)、イルカプログラム(Dolphin Cay)などには入れない。
各エリアの入口にセキュリティスタッフが立っており、リストバンドの確認が行われている。
アトランティスを本格的に楽しむには、ウォーターパークのパスくらいは押さえておく必要がある。
私たちは本当に見学程度になった。

アトランティスの雰囲気だけは楽しんだ。

ダウンタウン・ナッソーを歩く

アトランティスをあとにして、乗合タクシーでダウンタウンへ戻る途中、ドライバーにお願いしてバハマス・ラム・ケーキ・ファクトリー(Bahamas Rum Cake Factory)の前で降ろしてもらった。
「THE OFFICIAL RUM CAKE OF THE BAHAMAS」を謳うラムケーキ専門店で、店内では無料試食も提供されている。
複数のフレーバーを確認してから選べるので、土産選びには最適だ。
賞味期限が比較的長く、持ち帰りやすい。フレーバーの違うものを4つ購入した。

バハマス・ラム・ケーキ・ファクトリー、他のラムケーキとどう違うのかはわからない。

そこからクルーズターミナル方面まで徒歩15分ほど歩き、ナッソー・ストロー・マーケット(Nassau Straw Market)に立ち寄った。
麦わら製品を中心とした工芸品・土産物のマーケットで、100以上のブースが並ぶ。

昼食:セニョール・フロッグスのコンク・サラダ

セニョール・フロッグス(Señor Frog’s)ナッソー店は、クルーズ・ポートに近い港に突き出したウッドデッキが特徴のレストランだ。
メキシコ発祥のチェーン店だが、このナッソー店はカリブ海を望む開放的な立地が売りで、クルーズ客を中心に常に賑わっている。
店内は終日大音量のパーティーBGMが流れており、静かな食事を求める場合には向かない。

ここでナッソーで必ず食べたかったコンク・サラダ(Conch Salad)を頼んだ。
コンク貝(巻貝の一種、学名Lobatus gigas)の身を生のままみじん切りにし、トマト、ピーマン、玉ねぎと混ぜ、ライム果汁と柑橘の酸みで締めたバハマを代表するローカルフード。
生の貝をライムで酸締めするという点ではセビーチェに近い料理で、新鮮な海の風味とさっぱりした後味が後を引く。
バハマを訪れたなら必ず試してほしい一品だ。

コンク・サラダは本当に美味しい。

ナッソーではコンクフライはどこでも食べられるが、コンク・サラダを置いている店は意外と少ない。事前に確認してから向かうことをおすすめする。

10年前に食べた店はもう営業していなかった。

娘はここで現地の法律上問題のないアルコール入りピニャ・コラーダを飲んでいた。
クルーズ船内ではアメリカと同じ年齢制限が適用されるが、下船中は寄港地の法律が適用される。

帰船:アクアマウスと大人専用エリア

帰船後は、ディズニー・ウィッシュ最大のアトラクション、アクアマウス(AquaMouse)へ向かった。

アクアマウスはデッキ13に設置された約231メートルのウォーターコースターで、ディズニーが「初の海上アトラクション」と位置付ける乗り物だ。
ミッキーマウスのアニメーション短編を題材にした映像が乗車中に流れる仕組みになっており、「スクーバ・スクランブル(Scuba Scramble)」「スイス・メルトダウン(Swiss Meltdown)」の2つのストーリーがランダムに切り替わる。
身長制限は約107センチ以上。

船が寄港中は多くのゲストが上陸しているため、デッキのアクアマウスの待ち時間が比較的短くなる傾向がある。
この日は30分ほどの待ち時間で乗ることができた。
乗船中に合計2回体験した。

18歳未満が入れないクワイエット・エリア(大人専用エリア)も、今回は娘と一緒に利用することができた。
ジャグジー、小さなプール、ゆったりしたソファが用意された静かなスペースで、寄港日の午後はとくに落ち着いている。

スター・ウォーズ:ハイパースペース・ラウンジ

帰船後の夕方前、スター・ウォーズ:ハイパースペース・ラウンジ(Star Wars: Hyperspace Lounge)に立ち寄った。
宇宙船の艦内をモチーフにした大人向けの有料バーラウンジで、スター・ウォーズの世界観にちなんだ名前のカクテルやノンアルコールドリンクがメニューに並ぶ。

スター・ウォーズ:ハイパースペース・ラウンジは寄港日のせいか混んではいなかった。

ドリンクは一杯10~15ドル前後と割高なため、予算と相談しながら利用するといいだろう。内装を眺めるだけでも価値があるスペースだ。

ディナー:ワールズ・オブ・マーベル

夕食はローテーション2夜目、ワールズ・オブ・マーベル(Worlds of Marvel)だ。

このレストランの最大の特徴は「アベンジャーズ:クァンタム・エンカウンター(Avengers: Quantum Encounter)」と呼ばれるインタラクティブな映像ショーが食事と同時進行する点だ。
アントマン(Ant-Man)とワスプ(The Wasp)が主役のオリジナルストーリーが大型スクリーンで展開し、各テーブルに置かれた「クァンタム・コア(Quantum Core)」と呼ばれる発光するデバイスが物語に連動してリアクションする。
ポール・ラッド(Paul Rudd)ら映画俳優が実際に出演しており、映画の延長線上で楽しめる。
内装は六角形ハニカムモチーフで統一され、テーブルにはアベンジャーズのロゴ入りプレートが置かれている。

食事の途中にスパイダーマンも場内を回ってくれる。

ワールズ・オブ・マーベルはマーベル好きなら凄く楽しいだろうと思う。

なお、食事中に公式カメラマンによるテーブル撮影もあって、アベンジャーズのロゴ枠入り写真を後日アプリからダウンロード(購入)できる。
私達は既にパッケージを購入しているので、ダウンロードし放題。
昨日の1923でもカメラマンによるテーブル撮影はあった。

ザ・リトル・マーメイドとサイレント・DJ・パーティー

夕食後はウォルト・ディズニー・シアターへ。
この夜の演目はDisney Wish専用に制作されたブロードウェイ式舞台「ザ・リトル・マーメイド(The Little Mermaid)」で、上演時間は約60分。

この日も当然のように2階最前列。

ショー終了後、船内の別フロアでサイレント・DJ・パーティー(Silent DJ Party)が開催されていた。
専用の光るヘッドフォンを手渡され、複数のチャンネルから好みの音楽を選んで踊るイベントで、会場内では各自がばらばらな音楽に乗っている。
傍から見るとほぼ無音の中で大勢が踊るという独特な光景だが、当人たちは完全に自分の世界に入っている。
娘は青いヘッドフォンをつけて踊っていた。

見てるだけだと、無音なのでなんだか不思議な感じだ。

深夜、客室に戻ると昨夜同様、タオルアートがベッドに置かれていた。
毎晩異なるタオルアートを用意してくれる。

この日のディナーはオプショナルドレスアップ(任意)だったが、皆カジュアルだった。

明日はルックアウト・ケイ寄港とパイレーツ・ナイトだ。

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