WDWのメモリーメーカー


オーランドのウォルト・ディズニー・ワールドでももちろんパークカメラマンに撮って貰った写真を購入出来るが、今現在、ウォルト・ディズニー・ワールドでは従来のフォトパスサービスではなく、メモリーメーカーというシステムになっている。
このシステムはスタート以来細かい仕様変更等が行われているようで、情報が錯綜している部分もある。
パークカメラマンによる写真が欲しい場合、従来のフォトパスで個別の購入も可能だが、一定の枚数以上を購入するなら、メモリーメーカーを購入するのがベスト。とりあえず分かっている情報をまとめてみた。(2015年8月現在)

  • メモリーメーカーはパークのショップ等でも購入出来るが、出発(最初にインパークして写真を撮って貰う前の)の3日前までにMy Disney Experienceから事前購入出来る。(購入後3日間の間にパーク内カメラマンに撮って貰った写真は反映されない)帰国後も最後の撮影から45日間の間なら事後購入が可能。事前購入にはかなりお得な割引価格(30ドルほど)が設定されているので、3日前までの事前購入が断然お得。
  • メモリーメーカーのカードかメモリーメーカーのリンクされたマジックバンドをカメラマンにスキャンしてもらうことで写真が識別、保存される。
  • 写真は撮影後45日間閲覧可能で、ダウンロードを行うと、最初にダウンロードを行った日から30日間に期限が変更される。この30日間はダウンロードが無制限に行える。期日を過ぎるとデータは削除される。
メモリーメーカー

メモリーメーカーのカードはWDWで販売されている

メモリーメーカー対応のキャラクターダイニングは以下の通り。メモリーメーカーはデジタルデータのみの提供でプリントは付かない。
レストランの入り口での記念写真のみの場合と、各キャラクターにカメラマンが付いて回ってグリーティングを撮ってくれるものとがある。入り口での記念写真のみの場合はテーブルでのキャラクターグリーティングは自前のカメラでの撮影のみとなる。(現在メモリーメーカー対応のレストランやアトラクションは徐々に増えているので、これ以外での対応もあるかもしれない)

  • タスカーハウス・レストラン
  • オハナ
  • フープ・ディー・ドゥー・ミュージカルレビュー
  • ディズニーズ・スピリット・オブ・アロハ・ディナーショー
  • シェフ・ミッキー
  • 1900パークフェア
  • シンデレラのロイヤルテーブル

メモリーメーカー対応のアトラクションは以下の通り。上記キャラダイ同様にプリントは付かない。アトラクションに乗った後はメモリーメーカーがマジックバンドにリンクされている場合は、搭乗アトラクションと写真を紐付ける手続きが必要なものと不要なもの(アトラクション搭乗時に、それぞれのマジックバンドの信号を自動的に読み取るらしい)がある。アトラクション出口付近に写真のモニターがある場合、自分達の写真が表示されているモニターに繋がっているミッキーマークにマジックバンドをタッチすることでリンクされる。
写真だけでは無く、搭乗中の動画も付くアトラクションがある。

  • テストトラック
  • トワイライトゾーン・タワー・オブ・テラー(ビデオも有り)
  • スプラッシュマウンテン
  • スペースマウンテン
  • 7人の小人のマイントレイン(ビデオも有り)
  • ロックン・ローラーコースター
  • エクスペディション・エベレスト(ビデオも有り)
  • ダイナソー
  • バズ・ライトイヤーのスペースレンジャー・スピン

メモリーメーカーは家族や同行者とシェア出来るので、代表者が一枚購入すればOK。(My Disney Experienceで全員が一つのパーティーになっていれば、別行動中の写真も各々のマジックバンドでちゃんとリンクされる)
撮影場所はカメラマンのいる所ならどこでもOKで、各テーマパークの撮影スポットとなる様な場所、キャラクターグリーティングのスポットには必ずいるし、2つのウォーターパークや直営リゾート等にもいる。ちなみにカメラマンは自分達のカメラでも撮ってくれる。

ウォーターパークのスライダーや、エンチャンテッド・テール・ウィズ・ベル、ジェダイ・トレーニング・アカデミーといった一部のアトラクションでは専用のフォトパスカードがカメラマンから配られることがある。(いちいち全員のマジックバンドをスキャンするのが面倒な場合だ)このカードのIDをMy Disney Experienceで自分のメモリーメーカーにリンクさせれば、メモリーメーカーの他の写真と一緒に表示、ダウンロードが可能になる。

メモリーメーカー上の写真は色々なフレーム等と合成してダウンロードすることが可能。ただしダウンロード以外の、CD-Rにしたり、プリントにしたり、フォトブックにしたりといったことは全て別料金。まあ、データを全てダウンロードできてWDWのフレームも付けられるなら、プリント等は国内の安いネットプリントを利用すれば良いので、問題無し。
又、プロカメラマンによる各パークのシンボルやキャラクター、パレード等の写真がおまけとして提供されるので、自分達の写真と一緒にダウンロードして写真集作り等に利用する事が可能。(おまけの写真には著作権があるので、個人使用以外には使えない)

問題点としては、やはり写真の紛失はあるらしい。申し出れば撮影場所や時間等の情報から探してもらえるようだが、手間がかかる。まあこれは今までのフォトパスでもあるトラブルなのでメモリーメーカー特有の問題ではないかもしれない。

メモリーメーカーの価格は本日現在事前割引有りで169ドル。
これを高いと思うか安いと思うかは写真をどれだけ撮るかによるだろう。
通常この手のスーベニアフォトは一枚1,000円くらいしてもおかしくない。しかしそれはプリントでの話なので、データのみとなると又違うかもしれないが、データは普通手に入らないので、逆に汎用性があって有難いとも言える。
写真に全く興味が無い(グリーティングに興味が無い)という人には無意味なものだが、個人的には20枚以上撮れば特別損したということにはならないと思う。もし100枚以上撮るなら迷わず購入してもいい価格だろう。

私達は100枚以上撮って貰う可能性のある親子なので、間違い無く購入する。

事前購入する場合の注意点としては、必ずMy Disney Experienceにサインインした状態で購入すること。(事前にMy Disney Experienceのアカウントは作っておこう)
そうすれば自動的に購入したメモリーメーカーは自分のMy Disney Experienceにリンクしているので、以降、自分でリンクさせる作業などを行う必要は無い。My Disney Experienceにリンクされているということは、紐付けされているマジックバンドにもリンクされているということだ。
購入後、メモリーメーカーのカードが自宅に送られてきたが、マジックバンドがあればこのカードは一切不要。(もちろんこのカードをカメラマンにスキャンして貰うことも可能)
カードにはメモリーメーカーのIDが記載されているので、念のために携行し、保管しておけば良い。

以上の内容はあくまでも2015年8月現在。随時追加変更が行われると思うので、ご参考までに。

オーランド旅行記 目次