オーランド旅行記25・ディズニー・アニマルキングダム


20数年前にウォルト・ディズニー・ワールドを訪れた時にはなかったディズニー・アニマル・キングダム。
全くの初めてということで楽しみにしていたパークだが、雨が降ったりやんだりのあいにくの天気。

エキストラマジックモーニングでまず向かうのはキリマンジャロ・サファリ。
とにかく朝早いうちが動物が活動しているのでお薦めと聞いていたので、ファストパス+はとらず、真っ先に行く事に決めていた。
要はディズニー流のサファリパークだが、コースもレイアウトも確かによく出来ている。アフリカで実際のサファリツアーに参加しているような感覚だ。
動物とゲストの間には何も隔てるものがないかのように見える。(実際には高低差等を利用して、死角になる部分に安全な境界を設けている)
ただ、相手は本物の動物なので仕方が無いが、あまり動物たちが活動的では無く、思ったほどの迫力は無かった…。

空いているうちにイッツ・タフ・トゥー・ビー・ア・バグ、ダイナソーと廻って、遅めの朝食を予約してあるタスカーハウス・レストランへ。

ダイナソー

ダイナソーとエクスペディション・エベレストはメモリーメーカー対応でライド中の写真が入手出来る。エクスペディション・エベレストはビデオも有り。

アニマルキングダムはエリアからエリアへの移動が結構大変(東京ディズニーシーと同様)なので、可能ならエリア毎にアトラクションをまとめてスケジュールした方がいいと思う。我々は各ショーの時間等を考慮して順番を決めた結果、あちこち歩き回らされることになってしまった…。

タスカーハウスでは他の多くのキャラクターダイニング同様、待ち時間にレストランの表でカメラマンに写真を撮ってもらえる。
レストラン内はかなり広い。食事は飲み物のみ注文してから自分達で取りに行くブッフェスタイル。アフリカ風の料理で癖があるので日本人の味覚には合わないというような情報を散見したが、選んだものが良かったのか、スタンダードなアメリカ料理の味だった。
キャラクターはサファリスタイルのミッキー、グーフィー、ドナルド、デイジーがテーブルを廻ってくる。一定時間毎に子供達とキャラクターがアフリカ風の楽器を持って店内を行進するイベントも有り。

タスカーハウス

広い店内なので、全てのキャラとのグリにはそれなりに時間が必要。(タイミングによってはなかなか廻ってこない)

食事の後はフェスティバル・オブ・ライオン・キング、ファインディング・ニモ・ザ・ミュージカルと続けてショーを鑑賞。(これもかなり離れた位置にあるので移動が大変)
更に続けてフライツ・オブ・ワンダーを鑑賞する予定だったが、雨でキャンセル。仕方が無いのでショップ見物で時間を潰したり、アニマルキングダムのシンボル、ツリー・オブ・ライフを背景に写真を撮ってもらったりしつつ、最初のファストパス+取得アトラクション、カリ・リバー・ラピッドへ。
しかしもう少しで乗り場という所でシステムトラブルとのこと。復旧は未定と言われたが、次のファストパス+指定時間に間に合う範囲で待つことに。約30分ほどで再開され、無事乗ることが出来た。出口で当日のみ有効の、好きなアトラクションに好きな時間に一度だけ乗れるファストパスチケット(もちろんアニマルキングダムのアトラクションだけ)をいただく。待たせたお詫びということだろうか。

次はエクスペディション・エベレスト。今まで乗ったディズニーパークのコースター系ライドの中で1、2を争う面白さ。(もう一つもWDWだがハリウッドスタジオのロックンローラーコースター)
頂上付近からのバックでの滑走は思ったよりも迫力がある。長さは大したことはないが、楽しませる仕掛けが凝縮されている感じだ。

最後のファストパス+は朝に乗ってしまったダイナソー。二度乗りたいと思うほどの面白さではなかったので破棄。他に特に乗りたいアトラクションもなく、更にフリーのファストパスチケットも入手しているので変更もせず。
先程雨で観られなかったフライツ・オブ・ワンダー(鳥のショー)へ。ちょうど雨のやみ間で無事観ることが出来た。今日は本当に天気が悪い。おかげで涼しいくらいの気候で歩きやすかったが。

カリ・リバー・ラピッドでもらったファストパスチケットはカリ・リバー・ラピッドで使う事にして再び乗った。娘はアナハイムのグリズリー・リバー・ランも気に入っていたので、この手のアトラクションが大好き。

トラをメインに蛇やコウモリを観られるマハラジャ・ジャングル・トレックを一通り見て、アニマルキングダムは終了。アニマルキングダムは18時という早い時間に閉園してしまう。
コンセプトからして当たり前のことなのだが、ネイチャー色が見事なまでに強く、ディズニーらしい華やかさ(アメリカンな)は無い。
なので、その華やかさが好きな娘にはちょっと物足りなかった様子。(動物園や自然も好きだが、それはそれとして楽しみたいらしい)

ディズニー・アニマルキングダム

アフリカやアジアの街並み等は徹底的に作り込まれていて、そういう拘りはさすがディズニー。

しかし今後はアバターエリアが新設されたり、夜のエンターテインメントショー(アナハイムのワールド・オブ・カラーに似た?)も始まるということなので、楽しみは増えると思う。

まだまだ明るい時間なのでダウンタウンディズニーへと向かう。

オーランド旅行記 目次