観光」タグアーカイブ

ハワイ旅行記 10 2017・アウラニへ


4年前のハワイ旅行では2泊したディズニー・アウラニ・リゾートだが、今回は日帰りで訪問することに。ハワイ島での滞在に費用をかけたため、オアフでアウラニに泊まるという贅沢はさすがに出来なかった…。

アウラニへの往復には「ワイキキ発コオリナ地区ホテル間 シャトル往復送迎サービス」というのを利用。朝7時にワイキキの滞在ホテル発、帰りは13時にアウラニ発と、時間が決まってしまっていることが難点だが、5名未満だと料金的には最もリーズナブルな移動方法になる。(5名以上なら普通にタクシーを使ってもあまり変わらないと思う)
出発が朝7時というのはアウラニのマカヒキでキャラクターブレックファストをとることを想定してのことだと思うが、特別な渋滞にでも巻き込まれない限りは1時間かからずに到着するので、8時半のキャラブレを予約しておけば余裕で間に合う。
我々はマカヒキを8時半に予約した。予約はアウラニの英語サイトから簡単に行える。(サイトメニューのDining→Make Reservationsと進む。日本語サイトには予約ページが無い)

マカヒキのキャラブレは前回宿泊した時も利用しているので、出来れば新たに始まった夜のルアウショー「カ・ヴァア: ルアウ・アット・アウラニ(毎週水・土曜開催)」を体験してみたかったが、まあ、こちらには一瞬しかキャラクターが登場しないとのことなので、ディズニーらしさという意味では再度マカヒキを体験するというのが正解か。
ちなみに夜のエンターテインメントしてはスターレットフィーというショーが必見のものだったが、これが終了して新たにカ・ヴァア: ルアウ・アット・アウラニが始まったらしい。スターレットフィーは原則宿泊者専用のショーで、無料だったが、カ・ヴァア: ルアウ・アット・アウラニは有料でビジターでも鑑賞出来るとのこと。

頼んだ送迎は時間ピッタリにヒルトン・ハワイアン・ビレッジに迎えに来てくれた。ヒルトン・ハワイアン・ビレッジのツアー送迎は多くの場合、新しく出来た「グランドアイランドタワーバス乗り場」という場所でのピックアップになる。以前にあったタパタワーバス乗り場と同じ位置だが、待合スペースは屋内になっていて、新しくて、雰囲気がいい。

道が空いていて40分ほどでアウラニに到着。
マカヒキの予約時間まで時間があるので、ショップ、カレパ・ストアでアウラニのグッズを物色。お目当ての物を決めておくだけにして、買い物は帰りにする。(荷物をもってのアウラニ散策は大変なので)

マカヒキでは予約の時間と名前を告げるだけでOK。
まずはミッキーとの記念写真、その後、テーブルの案内係に呼ばれるまで待機。テーブルに案内されたら、あとはブッフェ形式の食事(飲み物のみテーブルで注文する)とキャラグリを楽しむという流れ。

アウラニのマカヒキ

4年振りにアウラニのミッキーと再会。

食事の内容、30分おきくらいに始まる子供達参加のイベント等、4年前とほぼ変わらず。テーブルを廻ってくるキャラクターは前回はミッキー、ミニー、グーフィーだったが、今回はミッキー、ミニー、チップだった。(この4年の間に変わったのか、そもそも日によって変わるのかは不明)

マカヒキの食事

ビュッフェの内容は変わらず。アメリカンと中華、いくつかのハワイ風の料理、ミッキー形のワッフルももちろん健在。

食後はアウラニのビーチへ。本当は豪華なプール施設を利用したかったが、ビジター利用は不可なので仕方が無い。有料でのビジター利用が出来ればいいのに…とも思うが、高い宿泊料を払ったゲストのみが優雅に、ゆっくり楽しめるというコンセプトは正解かもしれない。
ビジターはゲスト専用の更衣室等も使えないので、水着の着替えをする場所はトイレくらいしかない。なので、ビーチで遊ぶなら下に水着を着た状態で来る等、着替えは出来るだけ簡単に出来るように考えておくといいと思う。
ビーチで遊ぶためにシュノーケルセットを持参したが、アウラニのビーチにはあまり魚はいなかった。

アウラニのビーチ

アウラニのビーチは入り江状になっていて波も穏やか。アクティブに過ごすというよりはのんびり過ごすのに向いている。

ビーチで約2時間ほど過ごし、トイレで着替えてカレパ・ストアへ。
この4年で商品はかなり入れ替わっていた。ピンバッジやマグネット、ポストカード、衣類等のアウラニグッズを幾つか購入。

買い物を終えた頃にはちょうど良い時間になっていた。
我々はビーチで過ごして時間を使ったが、ビーチに興味がなければ、アウラニから徒歩10分くらいのコオリナ・ステーション(オープンエアのショッピングセンター)を散策してもいいかもしれない。前回アウラニに宿泊した時には買い物に行ったが、今回はコオリナ・ステーションまで行く時間はなかった。

帰りの迎えも時間前には待機してくれていたので、13時ちょっと前にはワイキキに向けて出発。まだ時間も早いので途中のアラモアナショッピングセンターで降ろしてもらって買い物でも…と思っていたが、アウラニでの買い物を部屋に置いてから行動するのがベストと判断し、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジまで送ってもらうことにした。(希望すればアラモアナショッピングセンターでの下車も可能とのこと)

4年振りにアウラニに行って感じたのは、やはり泊まってこその場所ということ。
TDLやTDSに行って、お土産購入と食事だけして帰る様なものなので、やはり消化不良の感は否めない。プールや各種エンターテインメントを、ゆっくりと堪能してこそのアウラニだと思った。




ハワイ旅行記 05 2017・ワイコロアへ


3日目はゆっくり寝て10時頃にコナシーサイドホテルをチェックアウト。
ワイコロアに到着してから食事をするつもりで朝食は抜き。
準備段階でもどうすれば良いかよく分からなかったコナからワイコロアへの移動方法だが、結局タクシーにした。
空港ホテル間の送迎はシャトルサービス等があるが、ホテルからホテルという移動に使えるものは私が調べた限りでは見つからなかった。
ハワイ島ではレンタカーを借りるのが一番確実と言われる所以はこのへんの交通の不便さだろう。なので、島内を連日アクティブに動き回るような旅行をするなら、間違い無くレンタカーを借りるべき。

コナシーサイドホテルのフロントでタクシーを頼むと、約10分ほどで迎えに来た。
タクシーはホテルやレストランで呼んでくれるので、利用に困ることは無い。(もちろん流しのタクシーは無い)

コナからワイコロアまでは車で約40分。タクシー料金はチップ込みで総額100ドル弱。

ワイコロアはオアフのコオリナやマウイのカアナパリなんかと似た雰囲気の高級リゾート地といった感じ。ワイコロア・ビーチ・リゾートにはホテルの他、ショッピングモール、ゴルフ場等がある。
我々が今回泊まるのはヒルトン・ワイコロア・ビレッジ。ハワイ島旅行の目的の一つがこのホテルに泊まること。巨大なホテル敷地内には大きなプール施設があり、ホテルの各客室棟をモノレールやボートで結んでいるというテーマパークの様なホテル。

チェックインを済ませ、荷物をベルサービスに預け(部屋に届けておいてくれる)、食事の為にワイコロアリゾート内にあるショッピングセンターに向かう。
ショッピングセンターはキングス・ショップスとクィーンズ・マーケット・プレイスという2ヵ所がある。それぞれはごく近い位置にあるので、どちらかに行けば、そこからもう一方には簡単に移動出来る。
ホテルからは2つのショッピングセンターへ行けるワイコロア・ショッピングシャトル(大人2ドル、5歳〜12歳までは1ドルが一回乗車毎に必要、5歳未満無料)というシャトルバスがあるが、運行間隔は公式には15分…しかしアバウトなので30分くらい来ないこともある。
少しシャトルバスを待ってみたが、なかなか来る気配がなかったので、歩いて行く事に。

ワイコロア・ショッピングシャトル(

これがワイコロア・ショッピングシャトル。ヒルトンではフロント階の下の階にある、ツアーバスの送迎場所からの利用になる。

ヒルトン・ワイコロア・ビレッジからだとキングス・ショップスが近いが、そこまで徒歩約20分ほど。日差しが強く、予想よりもきつい移動だったので、帰りは絶対シャトルバスに乗ることを決意。

まずはキングス・ショップスのアイランド・フィッシュ & チップスという店でフィッシュ & チップスとカラマリ(イカ)フライで食事。基本テイクアウト専門店だが、開放感のある湖に面してテーブルと椅子がいくつか用意されている。

アイランド・フィッシュ & チップス

フィッシュ & チップスはどこで食べても外れの少ない食べ物なので良い。魚の種類は「その日の魚」という表示で不明…。

次いでクィーンズ・マーケット・プレイスに移動して、アイランド・グルメ・マーケットで飲み物やスナック類、ちょっとしたお土産を購入。アイランド・グルメ・マーケットは大きなABCストアといった感じで、日用品から食品、お土産類を扱うスーパー。
実際、経営はABCストアで、オアフ以外の他島にあり、生鮮品も扱う大きめの店舗がアイランド・グルメ・マーケットという名称になっている。(オアフにもコオリナにはある)

ブランド物等、高価なものには興味が無いので、ショッピングセンターでの用事は以上。(傾向としてはキングス・ショップスが高級品店、クィーンズ・マーケット・プレイスがカジュアルな店舗を揃えているという感じだった)
クィーンズ・マーケット・プレイスからワイコロア・ショッピングシャトルに乗り、ヒルトン・ワイコロア・ビレッジに戻った。

ホテルのフロント棟からモノレールに乗り、我々の客室があるオーシャンタワーへ。(歩いたら15分くらいはかかりそう)
部屋はオーシャンタワーの3階、ラナイからは遠くに海も見える、所謂パーシャルオーシャンビューだった。

本日から2泊、ここでリゾートライフを過ごす。




ハワイ旅行記 04 2017・ハワイ島観光


ハワイ旅行二日目。昨晩は早めに寝て私も娘も体調万全。
本日申し込んでいるハワイ島一周観光ツアーは10時半のピックアップなので、その前に朝食へ。
宿泊しているコナシーサイドホテルの敷地内にあるスプラッシャーズグリルへ。
満席だったが、名前を告げて待つこと約10分ほどで席へ案内してもらえた。窓際のテーブルだったが、海側では無いのであまり景色はよくない。
味とサービスはまずまず。そしてやはり観光地価格で朝食としては割高。

朝食を済ませホテルのロビーで待っているとほぼ時間通りにツアーの車が迎えに来た。
車は4列シートのメルセデス・ベンツ。
ガイド兼ドライバーは現地在住の日本人女性。
今日のツアーは満席ということで、我が家を含めて4家族での催行。
ツアーの名称は「マウナケア山麓 世界遺産キラウエア&星空観測 溶岩専門ガイドが徹底案内デラックスツアー」で、ビッグ・アイランド・クレストという現地の旅行会社によるもの。約600キロの行程を約12時間ほどかけて観光する。

カイルアコナの街を後にしてワイコロア(翌日から宿泊する)を通り、ホノカアの街並みを遠くに観て、TEXドライブインへ。
TEXドライブインはマラサダで有名な店なので、マラサダを買って食べてみた。オアフ島のレナーズとかも有名だが、作りたての味はどちらも美味しく甲乙つけがたい。(作りたてはどこの店でも美味いんじゃなかろうか?)

TEXドライブイン

店内と外に食べられるテーブルが十分に用意されている。様々なツアーの立ち寄りポイントになっているので、混んでいるとマラサダを買うのに時間がかかることもあるらしい。

次いでアカカの滝を見学。
高低差が130mという滝を観た後はビッグアイランドキャンディーへ。ハワイ島を巡るツアーでここに立ち寄らないものはないというくらい定番の場所。ツアー会社と提携しているのだと思うが、トイレも綺麗なので休憩がてら立ち寄るのには最適な場所なのだと思う。
ビッグアイランドキャンディーはショートブレッド(クッキー)で有名な店で、ホノルルのアラモアナ・ショッピングセンターにも出店しているし、ワイキキのTギャラリアでも定番の商品は売っているが、ここハワイ島の本店にでしか取り扱いの無い商品もある。
味はホノルル クッキー カンパニーと大差無い気もするが、ハワイ島に来たらビッグアイランドキャンディーというくらい有名ではあるので、多少のお土産を購入。

ヒロの街を車窓から見つつ、キラウエア火山国立公園へ。
溶岩洞窟等を観光し、溶岩台地で幕の内弁当での夕食。
日本で言えば群馬の鬼押し出し園でお弁当を食べてるような感じ。絶景ではあるのだが、風が強すぎて、落ち着いて食べられるような雰囲気では無かった…。それと弁当はご飯の量はたっぷりだが、オカズが微妙であまり美味しいとは言えず。
強風はたまたまだったのかもしれないが、景色が楽しめずとも、もう少し落ち着いて食べられる場所を選定してくれた方が良かったと思う。

溶岩台地

こんな所でお弁当。遠くに海も見えて景色は良いのだが、食事に適しているとは言えないと思う。

食事の後はメインイベントである、キラウエア火山内のハレマウマウ火口へ。
火口を綺麗に見るには夕刻から日没にかけてここに来るのがいいようだが、時間はまさにその頃。
溶岩の状況は日々違うとのことだが、この日はベストな状況だったようで、赤く吹き出す溶岩をたっぷり見ることが出来た。
ガイドさんが双眼鏡も用意してくれるので、それを使って見ると、火山のドキュメンタリー番組で見たような迫力の溶岩噴出が間近に見えて大満足。
双眼鏡が無くても十分に見えるので、実際に溶岩がグツグツと噴出している火口に、これだけ近づける観光地はなかなか無いと思う。(キラウエア火山は日本の火山とはタイプが違うので、危険無く近づけるということらしい)
ここには資料館とスーベニアショップもあるので、記念のお土産(マグネットやポストカード)も幾つか購入。

キラウエア火山

コンパクトデジカメのズームで撮った火口の写真。赤々と煮えたぎる溶岩が本当に間近に見える。

ハレマウマウ火口を堪能し、いよいよ最後のお楽しみ、マウナケア山麓での星空観測へ。
星空観光は以前、マウイ島でハレアカラでのものに参加したのだが、その時は空に明るい月が煌煌と輝いていて、期待していたほど星が見えなかった。
今回は事前に星空観測の時間帯には空に月が無いことを確認していたので、期待大。
あとは天気が心配だったが、運良く晴天。
ということで、観測ポイントに着いて車外に出ると、まさにプラネタリウムの様な満天の星空。
溶岩の噴出する火口も凄かったが、星空にも感動。
都会育ちなので、ここまでの降るような星空は生まれて初めて見たかもしれない。
娘も同様で、月がなく、下界に明かりもなく、天気が良ければこれだけの星が肉眼で見えるのだという事に感激した様子。
天体望遠鏡も用意してくれて、いくつかの惑星や星雲等を望遠鏡で見たりもしたが、やはり普通に肉眼で見上げる満天の星が一番だった。

全ての観光を終え、ホテルに到着したのは22時半頃なので、出発からちょうど12時間くらいの観光だった。
大きなハワイ島を一日で見て回るというのはちょっと無理な話で、急ぎ足で見て回ったという感じは否めないが、時間をあまりとれない旅行者にとってはまずまず満足出来る内容だったと思う。
この手のハワイ島一日ツアーではビッグアイランドキャンディーとキラウエア火山以外のルートは細かく違っているので、好みで選べるのもいいと思う。(例えばヒロの街を下車して観光できるものや、アカカの滝ではなくレインボー・フォールズに行くもの等)
あと、星空観光も付くツアーで、日程が多少自由になるのであれば、観測予定の時間帯に月の無い日を選ぶことをお薦めする。(天気は運次第だが、月の状態は事前に確実に分かる事なので)

翌日は二泊したコナシーサイドホテルをチェックアウトし、ヒルトン・ワイコロア・ビレッジに移動する。