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ハワイ旅行記 13 2017・billsでの朝食


世界一美味しい朝食…と言われているbills(ビルズ)の朝食を食べるため、予約を行った上で行ってみた。
ちなみにbillsはオーストラリア発祥のレストランチェーンで、日本にも上陸(表参道店やお台場店がある)しているので、ハワイ(ワイキキ)ならではの店ではない。

billsは朝食専用のレストランでは無く、ランチもディナーもやっているが、この店を有名にしたのはやはり朝食(世界一の朝食?)。なので、朝食時が一番混雑する。
日本からの予約は公式サイトから簡単に行える(予約のシステム自体はOpenTableのもの)。

ワイキキ店はワイキキ・ビーチウォークのカラカウア通り寄り、セブンイレブンの前辺りにある。
我々は朝8時半に予約を入れて行ったが、特に行列が出来ているわけでもなく、ちょっと拍子抜けするくらいの客数だった。もしこの状況が常であるなら、わざわざ予約をする必要もないのではないかと思う。
レストランフロアは2階になっていて、1階には受付があるのみ。なので、入る建物を間違えたかと一瞬思ってしまう様な感じ。1階の受付がまるで小洒落たオフィスの受付の様な感じなので。

billsワイキキ

ワイキキのロングスドラッグスのすぐそば。

店の雰囲気はお洒落ではあるが、いたってカジュアル。
お客の大半が日本人。エッグスンシングス同様、やはり日本人観光客は雑誌に載るような店に弱いのだと感じる。
確かに朝食に一人20ドルもかかるような店に欧米人や現地の人間が行くとは思えない…。

日本人観光客が大半なせいか、店員のサービスはいたって機械的。無愛想ではないが、特別愛想がいいわけでも無い。
定番メニューも決まっているせいか、きっとこれを頼むんでしょといった感じの、よく言えば手間のかからない、悪く言えばやはり機械的なオーダーの取り方。
まあ実際、初めてのbillsで大抵の人は有名な定番メニューを頼むだろうし、もちろん我々もそうなのだが…。

ということで、リコッタパンケーキとフルオージー(スクランブルエッグとソーセージなどの盛り合わせ)を注文。billsの朝食と言えばこの2種類が定番中の定番。どちらも1品20ドル前後するので、朝食の一品料理としてはかなりの値段。

フルオージーはすぐに運ばれてきたものの、リコッタパンケーキはなかなか来なかった。時間がかかるのか、もしかしたら作り忘れていたのでは?と思う。(30分弱はかかった)
この二品を娘とシェアして食べてみたが、なるほどリコッタパンケーキは今まで食べたことの無い食感。味も上品。
フルオージーも自慢のスクランブルエッグはフワッとした食感で、丁寧に調理されいるのは分かる。つまりリコッタパンケーキもスクランブルエッグもとてもエアリー。billsの朝食が評価される理由は、このトロふわ感かと思う。

bills フルオージー

フルオージーにはスクランブルエッグの他、ベーコン、ソーセージ、焼きトマト、パンなどが付く。

bills リコッタパンケーキ

リコッタパンケーキ。この異様な膨らみ方からして食感が想像出来ると思う。

ということで、確かに美味しかった。が、世界一というのはさすがに言い過ぎかと思う。
良くも悪くもパンケーキとスクランブルエッグ(ソーセージとかも付いてるけど)という、アメリカンブレックファーストである。
まあ、食も観光の一部(だからこそ観光地価格を払う)。評判の物を食べてみて、まずまず美味しかったのだから文句は無い。

初めての人に、一度この食感を味わって貰うという為になら又訪れるかもしれないが、個人的には何度も通いたくなるというほどではなかった。(安ければ別だが)




ハワイ旅行記 12 2017・アラモアナショッピングセンターと周辺


アラモアナショッピングセンター付近に到着後、まずはロス・ドレス・フォー・レス(ケアウモク店)へ。
いまやワイキキにも出来たので、わざわざここのロス・ドレスへ行く必要も無いのだが、店舗によって若干品揃えが違うというので、とりあえず物色。
後にワイキキ店にも行ったので、比べてみての感想だが、多くの商品はほぼ両店とも同じ。本当に若干、どちらかにしか無い商品もあるという程度だったので、時間に余裕の無い人はワイキキ店だけ(もしくはアラモアナ店だけ)でいいのではないかと思う。

次いでウォル・マートへ。
さすがに大型スーパーはまだワイキキには無いので、スーパーマーケット好きならここは外せない。(大型スーパーでなくても良いという事なら、昔からあるフード パントリーと新しく出来たロングスドラッグスを利用すればワイキキでも事足りる)
ワイキキ中心部のABC等と比べれば同じ物がかなり安く買えるのもスーパーの良いところ。
ワイキキ辺りでの購入すると高くなりそうなもの(やや高額なものや量や数を多く買う物)と、スーパーならではの商品を中心にウォル・マートで購入。
この後アラモアナショッピングセンターを見て回ることもあり、そんなに大量の買い物は出来ないので、ほどほどにした。(買い物好きならレンタカーが便利だとつくづく思う)

アラモアナショッピングセンターでは、ブランド品、高級品に興味のない我々なので、予め覗いてみようと決めていた店は数店だけ。
ここでの買い物で一番の高い買い物はレインスプーナーのアロハシャツ。(一着100ドル強)
10年以上前にハワイでレインスプーナーのアロハシャツを一着だけ買って着ていたが、何度洗濯しても乾燥機にかけても全く型崩れせずパリッとしている品質に感動し、もう一着欲しいと思っていた。(レインスプーナーはアラモアナセンターの2階、2Dエリア、メイシーズ寄りにある)

買い物(ほぼウィンドウショッピング)を終えたら、アラモアナショッピングセンターで一番の楽しみだったフードランド ファームへ。
以前、フードランドというスーパーがあったが、それが閉店し、数年を経て新たにフードランド ファームとしてオープンした。場所はアラモアナショッピングセンターの1階だが、建物内ではないので、1階駐車場からアクセスする形になる。
食料品と食に関するグッズ等を中心としたお洒落な大型スーパーといった感じの店だが、我々のお目当てはポケ丼(ポケボウル)。
何種類ものポケ(ポキとも言う)を量り売りしているコーナーで、好きなポケを選び、それをご飯の上に乗せて貰ってテイクアウトのポケ丼をオーダー出来る。
ポケは好きな物を1種類か2種類、ご飯は白米か玄米をチョイス出来る。ポケ1種類が6.99ドル、2種類は9.99ドルという値段なので、2種類にすると量もそれなりに多くなるのだと思う。
2種類の味を楽しみたかったので、2種類、9.99ドルのポケ丼にしたが、案の上、量はかなりの大盛りだった…。なので、複数人で行ったなら、一人1種類でオーダーして、その後に皆でシェアして複数の味を楽しむというのがお勧めかと思う。
スーパーなので会計はレジ。作ってもらったポケ丼にドリンクコーナーで買った飲み物、他にも買い物があればそれらと合わせてレジで精算。
すぐに食べるための飲食スペースが用意されているので、そこでポケ丼の夕食。
種類にもよるのだと思うが、先にハワイ島、コナのウメケで食べたポケ丼よりもかなり濃厚な味付けに感じたが、やはりポケ丼は日本人の味覚に合う。

フードランド ファーム ポケボウル

フードランド ファームのポケボウル。ポケ2種類に白米をチョイス。ポケの量だけで腹一杯になりそうな量。

食事を終えた頃にはもう夜の21時過ぎ。
フードランド ファームを出るとそこは駐車場で、ワイキキに戻るトロリー乗り場の近く。アラモアナショッピングセンターからのワイキキトロリーはいつも激しく混んでいて、何台か待たないと乗れないというイメージだが、この時間になるとかなり空いている様で、すんなり乗れた。
アラモアナショッピングセンターとワイキキの各ホテルを結ぶピンクラインはJCBのカードを持っていると無料になるので、それで乗車。

明日は予約してあるbillsでの朝食から始まって、終日、ホテルとワイキキ界隈で過ごす予定。




ハワイ旅行記 11 2017・カメハメハ大王像


アウラニから一旦ヒルトン・ハワイアン・ビレッジの部屋に戻り、荷物を置いて再び外出。
まだ時間も早いのでアラモアナショッピングセンターと、その界隈にあるウォルマート、ロス・ドレス・フォー・レスで買い物をすることに。
その前に娘がカメハハメハ大王像を見たいというので、写真だけ撮りに行く。(ツアーでハワイに来たことが無いので、ホノルル市内観光の定番であるカメハハメハ大王像を見たことが無い)

ヒルトン・ハワイアン・ビレッジからカメハハメハ大王像のあるアリイオラニ・ハレ(最高裁判所)まではザ・バス(オアフ島内を走る市バス)で行く。
カメハハメハ大王像の正面にはイオラニ・パレス(イオラニ宮殿)もあるので、その付近に向かうバスに乗れば良い。
ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ至近のバス停からだと42番か19番、もしくはEというバスに乗れば15分前後の乗車時間で着く。

カメハハメハ大王像の前には引っ切りなしに観光客がやってきて写真を撮っている。
我々も写真を撮って観光終了。時間がとれれば向かいのイオラニ・パレス内の見学なども出来るが、我々はカメハハメハ大王像の写真を撮って、すぐにアラモアナショッピングセンター方面へザ・バスで移動。アラモアナショッピングセンターは多くのバスの乗り換え地点となっているので、この付近からだと使える路線はたくさんある。(42、40、20、19、9、3番等)

カメハメハ大王像

後ろの建物は最高裁判所。斜め向かいにイオラニパレスがある。アロハタワーまでも徒歩10分程なので、時間があれば他にも観光する場所が近くに点在している。

ザ・バスに乗る時は行き先の方向に注意が必要。同じ路線番号で往復しているので、方角を間違えると目的地からどんどん離れて行ってしまう。
現在の乗車賃は大人2.50ドル、小人(6~17歳)1.25ドルで6歳未満は無料。ただし6歳未満の子供が複数の場合は1名しか無料にならず、二人目からは6歳未満でも小人が発生する。ハワイのバスもアメリカの他の都市のバス同様、お釣りは無いのでピッタリのお金が必要。
降りるときは窓際に張られている紐を引くというのも同様。(稀に日本の様なボタンタイプもあり)
降りるときはドアを軽く押すと開く。自分達が先頭で降車する場合は自動で開いたりはしないので注意。
2時間以内であれば2回まで乗り換えに使う事が出来るトランスファーチケットを貰うことも出来るので、必要であれば乗車時に「トランスファープリーズ」とでも言って貰っておくこと。
貰い忘れると、乗り換えが必要な行き先の場合は、乗り換える度に乗車賃を払う羽目になる。
(このトランスファーチケット、日時の記載のみで、路線番号や行き先方面が記載されたりしていないので、同日2時間以内であれば往復で使えてしまう…が、これはルール違反となっているので、良心に従った使用をお勧めする)

ザ・バスのトランスファーチケット

トランスファーチケットには日付の他、乗車した時間が記載されているので、この時間から2時間以内の乗り換えが無料になる。

ちなみにザ・バス等の市バスを海外で利用するときにはスマホのGoogleマップを使うととても便利。今走っている位置、次のバス停等を確認出来るので、降車のタイミングを余裕を持って知ることが出来る。
バス乗車中にWi-Fi等のデータ通信が使えない場合にも、予めWi-Fiが使える場所等で必要なエリアのマップデータをダウンロードしておくことで、データ通信無しで使う事が出来る仕組みも用意されている。(ダウンロードしたマップには一定の使用期限があるので注意)
マップデータさえあればGPS使用にはデータ通信は必要無いので、データ通信が行えない場所でもGoogleマップが使えるということ。

Googleマップは世界中の地図データが詳細で正確なのでお薦めだ。