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オーランド旅行記7・キャスタウェイケイ1回目


今回乗船しているディズニークルーズは通称ダブルディップと呼ばれる、キャスタウェイケイに2度寄港するものだ。
クルーズ2日目は一回目のキャスタウェイ寄港日。
(英語での発音はケイでは無くキィーだった。つまりキャスタウェイキィー)

朝食はルームサービスにして前夜にオーダーをドアノブに掛けて置いた。
朝食オーダー用のドアノブプレートは日数分、ステートルームに用意されている。指定された時間までに記入してドアノブに掛けておけば良い。
ルームサービスはクルーズ料金に含まれているので簡単に部屋で食事を済ませたいときに便利だが、対応しているメニューも簡単なものばかりだ。
朝食もコンチネンタルブレックファスト(パン数種類、シリアルにコーヒーやジュース)といった内容で、ホットミールは無い。

ディズニークルーズのルームサービス

ベランダでの朝食はちょっと贅沢な気分にはなれる。フルーツが選べるのは有難い。

キャスタウェイケイの景色を眺めながら、朝食をベランダでとり、水着に着替えて、下船が始まる時間にギャングウェイ(Gangway)と呼ばれる下船場所へ。(船の前方と後方、二ヵ所から乗船、下船が出来る)

寄港地での下船と乗船はルームキーカードで管理される。上陸するときも船に戻るときもカードのスキャンが必要だ。キャスタウェイケイはディズニー所有の島ではあるが、バハマにある。しかしここではパスポート(そのコピーも)は不要。

船からビーチまではトラムでも徒歩でも移動出来る。散歩がてら歩ける距離ではあるが、日差しの強い時には徒歩は少し辛いかもしれない。
トラムに乗る前にドリームの全景を入れての撮影スポットにカメラマンがいるのでまずは撮影。撮影をしてもらったらルームキーを渡してスキャン。
ビーチ用のバスタオルもこの辺りで配っているので忘れずにもらっておく。タオルリターンボックスはビーチにも船に戻る直前にも用意されているので好きな場所で返すことが出来る。
そして絵葉書を出そうと郵便局に立ち寄ったが、閉まっていた。8時半頃だったのでまだ開いていないのかと思ったが、帰りに寄っても開いてなかった。なのでこの日は投函を断念。

トラムは3ヵ所に停車する。シュノーケルエリアのあるビーチ、その奥のファミリービーチ、そして大人専用のセレニティビーチだ。
まずは最初の停車ポイントで下車。ビーチに向かう途中、ミッキーとプルートのグリーティングで写真撮影。
下船が早かったせいかビーチチェアはガラ空きで自由に選べる状態。特にロッカー等は用意されていないので荷物はチァアに置いておくことになる。
乗船日のプール利用の時と同様、念のためにビーチチェアにチェーンを使って荷物を結んでおくことにした。ちなみに着替える場所も特には無いので皆、水着のままか、その上に何か羽織る程度で下船している。(トイレはもちろんあるけど)

私達はゲッタウェイパッケージの2デイ(2デイはキャスタウェイに2度寄港するクルーズにのみ設定)を申し込んでいて、そのチケットを持っているので、キャスタウェイケイに寄港の日にはチューブ(浮き輪)やフロート、シュノーケルセット、自転車が借り放題となる。(自転車は一日につき1回、1時間)
チケットは紙なのでビーチでは扱いに注意が必要だった。それに2デイの場合、チケットが2枚あるわけではなく、1枚のチケットに2デイの旨が記載されているので、初日にボロボロにしてしまうわけにはいかない。

浮き輪を借りてビーチで過ごしていると、この日のみ申し込んでいるスティングレイ アドベンチャー(エイの餌やりと専用エリアでのシュノーケリング)の予約時間になったので、その受付へ。
まずはエイについての説明等の講義を聞き(英語なので半分は意味不明)、その後はグループ毎に餌やりへ。
半円状のフロートの上に次から次へとエイがやってくるので、餌を指に挟んで直接食べさせるというもの。エイの口の感触が直接手に感じられるのでちょっとスリリング。実際、何度かやってるうち、1回、エイの口に指を強く吸い込まれる状態になり、ちょっと痛かった。(危険はないのだろうと思うが)

ディズニークルーズのスティングレイ アドベンチャー

エイの餌は海老と海藻を固めたコンニャクみたいな物。

その後にエイがたくさん泳ぐエリアでシュノーケル。もちろんこのエリアのエイ達は全て毒のあるトゲを抜かれているので安全。
エリア全体が深くは無いので間近にエイが見られるが、ただそれだけのことなのですぐに飽きる。
そして終了。所要時間は1時間ほど。

スティングレイ アドベンチャーのシュノーケル

スティングレイ アドベンチャーのシュノーケルエリアからはドリームがよく見える

スティングレイ アドベンチャーの受付とゲッタウェイパッケージでのシュノーケルセットレンタルは同じ建物なので、スティングレイ アドベンチャー用のシュノーケルセットを返却したらすぐ通常のシュノーケルセットをレンタル。
フィンのサイズ(靴のサイズ)を聞かれるので、アメリカで靴を買うときのサイズを伝える。(私の場合は9、娘は5)もし合わなければ取り替えてもらえば良いだけなので大凡で構わない。

キャスタウェイケイでのシュノーケルはライフジャケット必須で、泳ぎに自信があろうとなかろうと着用しなければならない様子。おかげで泳ぎに自信の無い私でも、シュノーケル初体験の娘でも難なく楽しむ事が出来る。ただ、潜るのは大変なので、泳ぎに自信があって、潜りたい人はジャケットの空気を加減した方がいいと思う。(着用さえしていればエアの状態まではチェックされない)

さて、シュノーケルエリアでのシュノーケリングだが、エリアは結構広く、かなり深い場所が多いので、十分に楽しめるものなのだが、透明度はイマイチ。これは時期や天候にもよると思うが、私達の体験した時は期待したほどの綺麗さでは無かった。
そしてエリアが広いので、キャスタウェイケイでのシュノーケリングのお楽しみであるミッキー像やミニー像がなかなか見つからない。
ヘトヘトになってしまったので、次回(明後日)に期待してシュノーケルセットを返却。

昼食はCookies BBQ(ビュッフェスタイル)で簡単に済ませ、ショップでキャスタウェイケイのピンバッジとマグネット等の小物を購入、そして自転車を借りに。

サイクリングコースは決まっているので、標識に従って島のちょっと奥にある展望台を目指します。自転車は好みの物を自由に選べるのだけど、日本では珍しいペダルブレーキの自転車が多いので、これに乗る場合は少しブレーキの練習をした方がいいかも。
難しいことはなく、ペダルを逆に回転させるとブレーキがかかるのだが、加減しないと急ブレーキになっちゃうので、感覚は掴むことが必要。

キャスタウェイケイのサイクリング

サイクリングコースは木々の間を通る道。ビーチ沿いの景色とかで無いのは残念だが、アドベンチャーな雰囲気ではある。

展望台から遠くのドリームの姿を眺め、来た道を引き返す。途中曲がる方角を間違えてセレニティビーチに行ってしまったが、おかげでビーチの様子を垣間見ることが出来た。(子連れなので入れないけど)
で、引き返している最中に嫌な予感が…。突然冷たい風が強く吹き始めた。
案の上、自転車を返したと同時に雨がポツポツ。荷物をビーチチェアに置きっぱなしなので取りに急ぐと、既にビーチは無人。どうやらサイクリングに行ってる間にビーチはスコールの接近で閉鎖されたらしく、キャストがビーチから出るようにと叫んでいる。
しかし荷物を放ってはおけないので急いで取って、屋根のあるトラムの乗り場に着くと同時に激しい雷雨に。間一髪。

この状態ではトラムも動かないのでとにかくスコールが収まるのを待つしかない。
停留所の屋根のあるエリアは広くは無いのでラッシュアワーの様な状態。
約30分ほどで晴れ間が広がってきて、トラムに乗れる状態になった。ビーチも再開されるのだろうが、そのままトラムに乗って船に帰ることにした。もうやるべきことは全てやったし。

船に戻る前にもう一度郵便局に寄ってみたが閉まっていたのは前述の通り…。

1回目のキャスタウェイケイはこうして終了。

キャスタウェイケイのマップ

キャスタウェイケイのマップ

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オーランド旅行記3・ケネディスペースセンター


ケネディスペースセンターには日本語現地ツアーを使う。
広いケネディスペースセンターを見て回るに当たり、日本語の解説無しでは何が何やらということになる可能性があるので。

行きのピックアップはハイアットの車寄せ。空港ロビーから出入りする事が多いホテルなので、ここに泊まっても一度も一階のエントランスを利用しないという人も多いと思うが、ちゃんと外に面した、車寄せのある正面玄関がある。
迎えの車はWDW方面から参加者を乗せてくるので、ハイアットでのピックアップは最後になる。
帰りは一番早く到着するのでケネディスペースセンターへのツアー利用には有難い位置だ。

迎えの車は約5分程遅れて到着。
私達はアップクロースと呼ばれる、通常ツアーよりも見学ポイントの多いツアーで申し込んでいる。通常コースよりも参加者は少ないと思われるが、やはり全部で3組ほどなのでミニバンの様な車での送迎だ。(20年以上前、通常のコースで利用した際には参加車も多く、大型バスだった)

ケネディスペースセンターに行くには一番リーズナブルで一般的なのはレンタカー。次いで料金面では英語での現地ツアーになるかと思う。日本語ツアーは同じ内容でも英語ツアーに比べるとかなり割高だ。そこは英語力の乏しさをお金で補うということなので仕方が無い。
タクシーではかなりの高額な料金となるのでお薦め出来ない。WDW等からケネディスペースセンターまでは片道1時間はかかる距離になる。(4、5人で割り勘で行くならタクシーもアリかも…)

結果的にやはり日本語ガイドは有難かった。
見所を押さえて効率的に廻ってくれるし、説明もとても分かりやすくしてくれた。(写真も撮ってくれるし)
ガイドの質にもよりけりだろうが、ケネディスペースセンターの日本語ツアーのガイドさんは総じて評判がいいようだ。
到着時、時計は丁度9時を指す頃で、国旗の掲揚に合わせて国歌が流れるので、その時は必ず国歌終了まで立ち止まって動かないようにと言われる。
なるほど周囲のアメリカ人観光客は国歌と同時にその場で静止して演奏の終了を待っている。こういうアドバイスを貰えるのもガイド付きツアーのいいところだ。

ケネディスペースセンターには20年以上前、初めてオーランドを訪れた時にも行ったのだが、その時よりも展示も見所も増えてはいるものの、感動は初回の時の方が大きかった。
当時はスパースシャトル計画の真っ只中という背景もあったかもしれない。
現在も興味深い惑星探査計画を進めているNASAではあるが、アポロ計画やスペースシャトル等の過去の栄光を見て回るという感じは否めない。

評判のスペースシャトル、ディスカバリーの展示だが、演出が凄いという前評判に期待しすぎたせいかイマイチだった。これは事前情報のせいでサプライズ演出のオチが予測出来てしまったことが大きいと思う。
何も考えずに展示に向かった人なら「おお!!」と思うだろう。
もちろん本物のディスカバリーをあれだけ間近で観られる展示そのものが素晴らしい。

スペースシャトル・ディスカバリー

ディスカバリーには短い紹介映画の後にご対面。映画の最後のサプライズは…予想通りだった。

ということで、ケネディスペースセンターは一度訪れれば十分な場所というのが個人的な感想。余程宇宙開発に興味ある人なら行く度の発見や感動もあるだろうが、私レベルでは大きなプロジェクトの展示にしか興味を引かれないので、何度も行く意味は無い。
ただ、一度は行く事をお薦めする場所ではある。

月の石

アポロ関連の展示では本物の月の石に触り放題。

アトランティスの展示見学、アップクロースコースでのバスツアー、そして自由時間にはランチと買い物、スペースシャトル発射体験アトラクション(スターツアーズ系のシュミレーション)まで十分楽しめた。(I-MAX鑑賞は時間的に余裕無し)
ケネディスペースセンター唯一のライドアトラクションであるスペースシャトル発射体験アトラクションだが、一度に乗れる人数が多いので待ち時間はさほどでもない。(もちろん混むときもあるだろうが)乗る際には専用のロッカーに荷物を仕舞う必要がある。
しかしアトラクションそのものはあまり激しい物ではなかったので、ロッカー利用を必須とするほどでも無いと感じた。

チャレンジャー号の破片

一瞬で7人の命が失われたチャレンジャー事故。回収された破片の展示は印象深い物だった。

ホテルには17時頃には帰着。
ガイドさんがWDW界隈までなら何処でも好きな場所に送ってくれるというので、空港とWDWの中間地点にあるフロリダモールに行ってもらうことも考えたが、明日からのクルーズに備えて大人しくしておくことにした。
昨日は夜遅い到着だったために見られなかった空港内のショップを見て回り、フードコートのピザで夕食。

いよいよ翌日はディズニークルーズ。

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オーランドに世界一の絶叫マシン


オーランドにはI-ドライブ360という新たな観光スポットがオープンしたばかりだが、又新たな計画が進行している。
今度もI-ドライブ360に似たプロジェクトで、目玉となるアトラクションを中心に、各種の小売店やレストラン等が集まる施設になるようだ。
場所もインターナショナルドライブ沿いで、I-ドライブ360に至近。

さて、中心となるアトラクションだが、かなりのスケールの絶叫マシンとなるようだ。
名称は、「Skyscraper(スカイスクレイパー)」
どんなアトラクションかと言うと、地上173メートルのタワーの頂上付近から、ねじり落とされるように何度となくループを繰り返しながら高速で落下していくコースタータイプのアトラクションだ。最高速度は時速104キロ。
タワーからの落下とループコースターが合体したようなアトラクションで、とてもではないが、高所恐怖症の人には絶対に無理なシロモノだろう。

スカイスクレイパー

コースターは何度となく頭が地上側に向く形でループする。

スカイスクレイパー

ライドの形状は列車型では無い。

タワーの最上階には展望台と展望レストランが作られるとのこと。
絶叫マシンが苦手なら、展望台に上がるだけにするか、のんびりと高所からの眺めを楽しめるI-ドライブ360のオーランドアイの方がいいだろう。
いずRにしても建設に290億円が投入されるとのことで、中途半端な観光施設ではないようだ。

スポットの名称は「Skyplex(スカイプレックス)」
2017年のオープン予定だ。

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