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子供と二人で旅すること


訳あって幼い娘と二人きりで暮らす独り親となってから、娘と旅をすることを楽しむ余裕が出来る様になるまでは多少の時間がかかりました。

子供が出来る前は暇とお金があれば自由気ままにアメリカや欧州に旅していましたが、子供が出来て、更にシングルファザーとなれば趣味を楽しむ余裕なんて無いと思っていました。でも、赤ちゃんの時は無理でも、歩けるようになり、公共の場所で静かにしていることが出来る様になると、無理ということもないのではないのではないかと思い始め、国内の旅行で自信が付き、海外にもチャレンジしてみると、意外に大丈夫だと分かり、今では二人で旅することを楽しんでいます。

子供と二人であることのメリット

  • 旅費が安く済む(飛行機は12歳未満は多くの場合子供料金が適用)。大人と同額だとしても三人より二人が安いのは当たり前。食費や観光に要する費用も同様。
  • 相手がいないのだから旅行中の夫婦喧嘩など無縁。(これも当たり前)
  • 独り親と分かると親切な対応を受けることがたまにある。

子供と二人であることのデメリット

  • 子供に向かない場所には一切立ち入れない(バーやカジノ、年齢制限のあるショー、アトラクション等々)ので、行き先は限定される。アメリカでは多くの州で13歳未満の子供をホテルの部屋等に一人でいさせることは違法。マジで逮捕されます。
  • ホテルは人数料金ではなく部屋料金なので少し勿体ない気がする。
  • 娘なので、男女別のエリア(トイレや更衣室等)に一緒に入れないので、不安な事がある。
  • 二人から催行の現地ツアーでは子供を人数に入れてもらえないことがある。(催行があぶない場合に大人料金を払えば良いというケースもあるが)
  • 旅行の為に学校は休ませないと決めているので、ピークシーズンにばかり旅行する事になり旅費が高くなる。

今では子供も大きくなり、問題のなくなった事ですが、子供が小さかった頃は男性用トイレにおむつ替えスペースなどが用意されていない場所が多いのは困りました。男女共に無いなら未だしも、女性用トイレにはあったりすると男親であることのデメリットを感じました。

子供との旅行で一番問題なのは、注意を払うべき保護者が自分一人であるということです。急な病気や万が一のトラブルに一緒に対応出来る大人のパートナーがいないという事を自覚して、準備と計画をしています。現地の日本語対応可能な病院を事前に調べておく、想定できる病気や怪我に対応出来る薬は準備していく、自分一人なら平気だと思える場所でも、多少でも治安の不安を感じたら迂回したり避ける事を面倒がらない。

あとは子供が周囲に迷惑をかけないという事も。
旅行はあくまでもレジャーなので、不要不急の用事ではありません。
絶対に泣かない、騒がない、動き回らないという確信が持てる距離と時間に限定した場所を選んでいます。個人差もあると思いますが、3歳未満では難しい子が多いのではないでしょうか。
うちの子は5歳くらいでかなりの時間じっとしていられるようになりました。
レストラン等も、大人同様とはいかなくても、周囲を不快にさせない食べ方が出来るかどうかを考えて食事する場所を選んでいます。

年齢とともに自分一人で出来ることも増えてきて、どんどん楽になってきます。
旅行は子供の成長を実感する機会にもなっています。

ハワイ旅行

ハワイのアウラニにて初めてのペアルックを購入。

早いですが、娘が18歳になったら欧州を巡ることと、21歳になったらアメリカ各地を巡ることを今から計画しています。
いずれもその地域でお酒が合法になる年齢です…。
娘と酒を飲むってのは多くの父親が夢みる事なんじゃないでしょうか。


準備その3・ホテル(オーランド)


23泊のうち5泊はクルーズなので、残りの18泊分のホテルを予約していく。

まずオーランド到着からクルーズ乗船までの2泊。ディズニークルーズが出港するポートカナベラルまではディズニーのクルーズシャトルにオーランド空港から乗っていくつもり。なので空港内にあるハイアットリージェンシーオーランドエアポートに決定。
このホテルならクルーズ乗船日はホテルの部屋からクルーズ船内まで自分で荷物を運ぶ必要が無いという嬉しいサービス付き。
クルーズ乗船日まで2泊あるが、クルーズ乗船の前日はケネディスペースセンターに現地のツアーで行くことにした。ケネディスペースセンターのあるケープカナベラルまでは市内のホテルよりもオーランド空港の方が近い。
二日連続で港方面への同じ道を行くバスに乗ることになるが、まあ、仕方ない。

クルーズ下船後はディズニーワールドに真っ直ぐ向かうことにした。
直営リゾートしか考えていなかったので、バリュークラスのディズニー・ポップ・センチュリー・リゾート、ディズニー・アート・オブ・アニメーション、オールスター・スポーツ・リゾート、オールスター・ミュージック・リゾート、オールスター・ムービー・リゾートの以上5軒を候補に。
もちろん理由は料金。
この中でオールスター・スポーツ・リゾートには20年以上前、宿泊した経験がある。その頃はまだオールスターリゾートはスポーツとミュージックだけだったし、ポップ・センチュリーもアート・オブ・アニメーションも無かった。

オールスター3軒はリゾートとパークを結ぶバスが共同運行であったりと、ちょっと混雑が不安。そして古い。(リノベーションは随時されてるだろうけど)
アート・オブ・アニメーションは新しいし一番ディズニーらしさのあるリゾートだが、ファミリースイートが主体で、スタンダードな部屋はフロントやバス停からかなり遠い場所にしかない。そしてバリュークラスの中では一番高い。
ということで、ポップ・センチュリー・リゾートに決定。フロントやフードコートの近い部屋を約束してもらえるプリファードルームで予約。
ディズニーワールドのパークチケットは最長で10日間なので、それに合わせて10泊とした。
もちろんリゾートとパークチケットはセットで予約。チケットの種類は10デイズ・パークホッパー・モアファン。つまり10日間全てのパークに自由に出入りが出来て、二カ所のウォーターパークとディズニーのゲーセン「ディズニークエスト」にも入れるという全部入りのもの。

PopCenturyMap

バリュークラスのホテルはフロント棟から遠いとちょっとしんどい

さて、残りは6泊。

まずオーランド観光の中心地となるインターナショナルドライブ界隈のホテルを検討。
インターナショナルドライブ沿いではシーワールドと、出来ればシーワールドのウォーターパークであるアクアティカにも行きたいので、その近くを探したが、素敵なホテルはかなり高く、安いホテルはイマイチという当然な状況。
インターナショナルドライブは公営バスのLYNXや観光用バスのi-Rideで至極便利に移動できるので、シーワールド近くに拘らず、値段が手頃なのにプレミアムアウトレットに隣接しててLYNXやi-Rideに乗るにも便利そうなヒルトン グランド バケーション クラブ オン インターナショナル ドライブ(2016年、ヒルトン グランド バケーション タスカニービレッジ HILTON GRAND VACATIONS AT TUSCANY VILLAGEに名称変更)に決定。
ここはアウトレットに隣接してるだけでなく、向いにはフロリダでは有名なスーパー、パブリックスもある。(ウォルマートやターゲットと違ってパブリックスは食料品メインだが、一応日用品や雑貨もある)
せっかくのアメリカ、少しはゆっくりスーパーも覗いてみたかったし、アウトレットのフードコートは食費の節約に役立ちそう。
シーワールド、出来ればアクアティカ、その他のインターナショナルドライブ沿いの見物もするだろうから3泊とした。

8122 Arrezzo Way, Orlando, FL 32821

さて残り3泊だが、ユニバーサルスタジオに全て泊まるかどうかが問題。
パークへのアクセス、エクスプレスパス(ディズニーで言うところのファストパス)とパークへのアーリーエントリー(アイランズアドベンチャーのみ通常開園の1時間前に入場可)という好条件を考えればオフィシャルホテルしかない。しかし3軒のオフィシャルホテルはみないい値段してる。
その中でも一番安かったロイヤル パシフィック リゾート アット ユニバーサル オーランドに決定。(今は格安なカバナベイリゾートという4軒目のオフィシャルホテルもオープンしたが、ここはエクスプレスパスが付いてこない)

オフィシャルホテルの特典はチェックイン当日の朝からチェックアウト後の夜まで使える。
オーランド空港から帰りの飛行機が出るのは朝の7時20分を予定。空港に早朝5時までには着かなければならないことを考えると最後まで高額なロイヤル パシフィックに泊まるのは無駄。
二泊にしても3日間ユニバーサルスタジオで特典を使えるのだ。
ということで、ここは二泊にして、オーランド最後の日はチェックアウト後に荷物を預けて、気が済むまでユニバーサルで遊んだ後、空港に移動してしまうことにした。

オーランド空港周辺はビジネス利用の客も多いため格安ホテルがたくさんある。もちろん空港までの送迎は大抵のホテルで提供している。
のだが、少しでも朝ゆっくりしたいということで再びハイアットを選択。空港内のハイアットならチェックインカウンターまで徒歩数分だ。これ以上ゆっくり出来る場所は存在しない。(高いけど)

ということで全てのホテル予約を完了。

さて、次はディズニーワールド滞在中のプランニング、ファストパスプラス(ディズニーワールドでは事前にネットでファストパスがとれる)の取得等々を出発前にしておかねばならない。
まずは直営リゾート宿泊者は180日前から行えるキャラクターダイニング(キャラダイ以外のレストランも)の予約から。

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準備その2・飛行機(オーランド)


オーランド行きの航空便はJAL、ANA、デルタ、ユナイテッド、アメリカンが運行している。
直行便は無いので米国内の何処かで乗り継ぎ。
私がマイレージプログラムに入っているのはJAL、ANA、デルタ。ANAはユナイテッドと、JALはアメリカンと提携しているのでどれを選んでも問題なし。

クルーズの予定は決まっているので出航日の7月24日にはオーランドにいなければならない。
なので、国際線の予約が始まる( 航空会社により330〜355日前)と同時に7月22日か23日のフライトを探した。

ネットで便を検索したところ、JAL、ANA、デルタいずれも同日着のフライトは問題なく存在するので、料金、乗り継ぎの便の良さと座席の配置等で比較。
JALは安いフライトで比較的乗り継ぎのいいものは3-4-3等の座席配置しかない。
我が家は出来るだけ2席のみの窓側座席をとりたい。(長距離は絶対に)
ANAとデルタは同程度の料金で乗り継ぎの便も似た感じ。(デルタはデトロイト、ANAはシカゴかワシントン乗り継ぎ)

席はデルタの場合基本3-4-3の747型機だが、後部に2-4-2の配置が何列かある。ANAは便によってデルタと同じ後部のみ2-4-2かエコノミー全座席2-4-2も有り。
同程度の料金で乗り継ぎ条件等も似た様なものなので日系のANAを選択。
3週間前後の滞在で最も料金が手頃になる往復のフライトは7月22日発の同日着、8月14日現地発で翌15日に帰国の23泊25日がベスト。
往復共にシカゴでユナイテッドに乗り継ぎ。座席は行きが基本3-4-3の機体だが後部2-4-2の窓際2席を確保。帰りは2-4-2なので問題なく窓際2席を指定。

ana

ANAの国際線に乗るのは15年くらい前にパリに行ったとき以来。

そして予約と支払い。安いチケットなので変更もキャンセルも不可。1年以上先の旅行なのでちょっと勇気が必要だったが、クルーズは予約してしまったし迷っても仕方ない。

ANAでは席の指定が不可だったユナイテッドの便もANAの予約番号を使ってユナイテッドのサイトで難なく座席指定が出来た。
残念なことにユナイテッドは往復ともに3-3の座席配置。まあ3時間程度のフライトなので問題無し。翼の真横を避けて窓際を指定した。

次はこのフライトとクルーズの予定を元に残りのプランを立てて、ホテルを予約していく。

…なのだが、購入が早すぎた為、ユナイテッドの発着時間が変更になった。
行きは3時間の乗り継ぎ時間で丁度良いと思っていたのにシカゴ発が1時間15分遅くなり4時間15分に。
ANAが定刻に着くとかなり空港内で待たされそう。
帰りの便は今のところ1時間半という丁度いい乗り継ぎ時間なのだが、まだ変更の可能性あるとのこと。あまり極端な変更が無いことを祈る。(日をまたぐ様な変更が生じたら変更キャンセル不可のチケットではあるが相談に応じますと、ANAは言ってはいるが)

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