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鑑賞したラスベガスのショー[ベガス・ロス旅行記06]


子連れのラスベガスではショー鑑賞がメインの楽しみ方になる。
今回セレクトしたショーは以下の通り。

  • ザ・ビートルズ LOVE (シルク・ドゥ・ソレイユ)
  • O (オウ) (シルク・ドゥ・ソレイユ)
  • マイケル・ジャクソン ONE (シルク・ドゥ・ソレイユ)
  • エグゼヴィア・モーティマーのMagical Dream
  • ハウス・オブ・ブルースでのゴスペルブランチ

いずれのチケットも出発前にネットで購入した。それぞれのショーを開催しているホテルのサイトに行けばショーチケットを購入出来るページが用意されていて、座席位置まで指定、確認した上で購入出来る。
ネットを通してM lifeのメンバー登録を済ませておけば、各種割引オファーもあるので、格安でチケットを購入することも可能。ラスベガスのホテルグループではMGM系列のM lifeとハラーズ系列のトータルリワード(Total Rewards)が利用出来るホテル数等から2大グループと思われるが、トータルリワードのホテルショーではメンバー登録しただけのゲストへのショー割引は発見出来なかった。対してM lifeはショーのディスカウントは豊富にされていた。(M lifeについてはこの記事の後半で詳しく触れている)
オンライン購入のシステムはほぼどのショーもTicketmasterという所のシステムを使っていて、自宅でプリントするか、スマホに入れられるかのどちらか。チケットを郵送というのもあるが、日本人の場合は利用出来ないか、出来るとしても送料等が追加でかかってしまうので、自宅プリントかスマホにチケットデータを入れるかのどちらかがベスト。
いずれにしても発行されたチケットにはバーコードが付いていて、現地でチケット引き換えなどの手間もなく、そのまま入場出来る。
ショーだけでは無く、マンダレイベイの水族館等、各種のアトラクション等のチケットもTicketmasterを使ったシステムでオンライン販売されていて、それらもプリントアウトしたものやスマホの画面を提示すればそのまま入場出来る。

Ticketmasterのチケット

Ticketmasterで発行されたチケット。(自分でプリントアウトしたもの)各種のクーポン券なんかも付いている。会場では半券を切り取る…ではなくて、バーコードをスキャンで入場出来る。(スマホ版も同様)

ショーチケットは日本の旅行代理店や現地の日本語代理店等が手配を代行していたりするが、ネットで直接買える現在では、ごく一部のプレミアムチケット等を除けば、手数料(それも安くは無い)を払ってまで頼む必要は無いと思う。
もし旅程に余裕がある場合や、その日に観られるショーを何でもいいから観られればいいといった場合には、空席のあるショーを安く売り出す専門のチケットショップ(TIX 4 TONIGHT等)がストリップ(ラスベガス大通り)のあちこちにあるので、それを利用するのもアリだと思う。

ザ・ビートルズ LOVE
これはシルク・ドゥ・ソレイユのショーで、ミラージュで上演されている。ミラージュはMGM系列なので、M lifeのメンバーシップと紐付けたMyVegasという無料のスマホゲーム(PC版もあり、スロットやブラックジャックが出来る)で貯めたポイントを使い、2枚購入で50パーセント割引という特典を使って購入した。つまり1枚分無料ということ。
こういうポイントを使ったチケット入手でも上記のTicketmasterから普通に買う時と同様に座席指定まで行えて、チケットを入手出来る。
ポイントによって座席のカテゴリーが違ったりするので、出来るだけたくさんのポイントを必要とする特典と引き換えれば、良い位置の席を選択出来るようになる。(もちろん特典では指定不可のカテゴリーもある)
ザ・ビートルズ LOVEは娘が一番観たいと言っていたショーなので、真っ先に貯めに貯めたゲームポイントで良い席のカテゴリーの2枚購入で50パーセント割引という特典と引き換えておいた。

ショーの内容は全曲ビートルズの楽曲を使い、曲のイメージから創作されたシルクのパフォーマンスが繰り広げられるというもの。
曲はこのショーの為に新たにアレンジ、編集されたもので、ポール・マッカートニーやオノヨーコ等も制作に関わっている。
ビートルズ好きには満足この上ないショーで、以前からビートルズが好きだった娘は、滞在中にもう一度観たいと言っていた。(それは無理と言って諦めさせたが)
ショー会場の入場口からユニオンジャックが輝き、ショーグッズを売るショップも大盛況だった。
が、満席という状態ではなかったので、同じシルク・ドゥ・ソレイユのO(オウ)とかと比べればチケットは入手しやすそうだった。(当日でも余裕で買えそうだった)

LOVE

ミラージュのエントランスからショー会場の途中にあるイエローサブマリンのオブジェ。エントランスには赤い電話ボックスも置かれ、LOVEがホテルの看板になっている事が分かる。

かつてミラージュといえばホワイトタイガーのイリュージョンショー、ジークフロイド&ロイが看板だったが、現在はこのLOVEが大きく看板になっている。

O (オウ)
言わずと知れた、多分ラスベガスのショーの中でも最も有名で今でも一二を争う人気のショー。
私は今回で4度目くらいの鑑賞だが、観る度にチケット料金が上がっていることに驚く。もうスタートして10年以上は余裕で経っているのに、チケット料金が上がり続けているということは、人気が衰えないということだろう。実際、このOもMGM系列のショー(ベラージオホテル)だが、M lifeの割引オファーは他のショーほどは出ていなかった。
これと似たコンセプトのLe Reve The Dream(ルレーブ)というショーも素晴らしいという噂を聞いていたのだが、嘗て観てとても感動したこのショーを娘にも見せたいという理由からOを選択した。

もう古い部類に入ってしまったショーなので、嘗てほどの感動を味わえるか不安もあったが、このショーの魅力は不変だった。多少細かい部分に演出の変更も見られたが、基本的には全く変わっていないのに、何度見ても素晴らしい。娘もとても感動したようで何より。高いチケット代(M lifeの割引があるチケットを購入したがそれでも高い)を入手した甲斐があった。
シルク・ドゥ・ソレイユでは他にKA(カー)も気になっていたが、LOVEとOは絶対、シルク・ドゥ・ソレイユはあと一本だけと決めていたので(予算と日程から)、評判と人気度からあと一本はマイケルジャクソン ONEにした。まだ観ていないシルクのショーとしてはズマニティもあるが、これは成人指定なので、今回の旅行ではパス…。

マイケル・ジャクソン ONE
LOVEと同じ様なコンセプトのシルク・ドゥ・ソレイユによるショー。LOVEはビートルズだが、こちらはMJことマイケル・ジャクソンの楽曲、そして特有のダンスを全編に織り込んだもの。マンダレイベイホテルで上演されている。
チケットの売れ行きではOに匹敵すると言われているショーで、なるほど料金もOに匹敵している。このショーはM-lifeで割引オファーされている日程と合わず、定価(定価と言ってもラスベガスの多くのショーは日によって料金設定が変動する)で購入。一番後ろから2番目という席だったが、それでも一人100ドル以上した…。
映像が左右の壁面にも映し出されるので、結果的に後方の席の方が見易い印象だったが、パフォーマーの表情などは見えないので、やはり真ん中辺りがいいことは確か。(前方は見難いと思う)
マイケル・ジャクソンの曲もダンスも素晴らしいことは確かだが、全体的にダンスパフォーマンスという印象が強く、シルク・ドゥ・ソレイユらしさはかなり薄かった。LOVEの様なシルク・ドゥ・ソレイユらしい解釈、表現といったものが少ないので、マイケル好き向けのショーというのが素直な感想。
ということで今回観たシルク・ドゥ・ソレイユの順位としては「LOVE」「O」そして「ONE」だろうか。あくまでも個人的な感想。

エグゼヴィア・モーティマーのMagical Dream
ラスベガスのマジックショーといえばかつてはミラージュホテルのジークフロイド&ロイ、モンテカルロホテルのランス・バートン等、有名なものがあったが、今ではあまり大掛かりなマジックショーは無くなってしまった様子。でもマジックも観たいということで選んだのがプラネットハリウッドホテル(2階のシン・シティー・シアター)で行われているXavier Mortimer Magical Dream(エグゼヴィア・モーティマー マジカルドリーム)
比較的小さな会場で行われていて、席は2種類のカテゴリー指定のみで、カテゴリー内の席位置は早い者順というショー。
なので、開場よりも30分ほど早めに行って劇場前で待った。おかげで余裕で最前列に座れた。(前方のカテゴリーのチケットを購入してたので)
会場は本当にこぢんまりしていたので、安い後方カテゴリーでも十分かもしれない。が、なぜか会場の真ん中辺りに柱があり、後方カテゴリーだと席位置に因っては柱が邪魔な場合もありそう。なので、後方カテゴリーなら前方よりも早めの席確保が必要かもしれない。
フランス人マジシャンのモーティマー氏はかなり独創的で幻想的なマジックを売りにしていて、ネタの多くは初めて観るものばかり(グアムで2つのマジックショーを観た時はかなりネタが被ってた)で、あまり大掛かりなイリュージョンは無いものの、全体的にはとても楽しめた。
アメリカズ・ゴット・タレントへの出演で有名になったらしいが、番組で披露して絶賛されたネタも多く披露していたようだ。
帰りは観客一人一人と記念写真に応じてくれるというサービス付き。
大掛かりでお金のかかったショーが多いラスベガスにあって、かなりアットホームなショーだったが、それはそれで満足出来た。でも60分と短めなので、コストパフォーマンスはあまり良くないかも。

ハウス・オブ・ブルースでのゴスペルブランチ
日曜日にラスベガスに滞在していたので、バフェのブランチ(主に日曜に提供される遅めの朝食兼昼食でメニューが豪華になる)でもと思ったが、ならばゴスペルブランチをと思い、チケットを入手。
ハウス・オブ・ブルースは全米に出店しているライブハウスレストランで、ラスベガス店はマンダレイベイホテルの中。そのレストランで日曜日の日中にのみ2回行われている、ゴスペルを聞きながら食事が出来る(正確には食後にゴスペルが始まる)というものがゴスペルブランチ。ゴスペルはウーピー・ゴールドバーグの映画「天使にラブ・ ソングを」とかで観た(聞いた)人も多いと思う、ブルースとジャズを結合した、黒人による宗教音楽のこと。
席は基本的に長テーブルに配置されたレストランの椅子だが、ネットからはちゃんと席位置指定でチケット購入出来る。二人以上だと向かい合わせか並びか迷うが、私達は向かい合わせで指定。
早めの購入だったおかげで最前列が指定出来た。
食事の内容はレストランのブランチとは違ってやや質素なランチバフェといった感じで、ケイジャンと呼ばれるアメリカ南部風の料理がメイン。
開場から45分くらい経った辺り(おおよそ食事を終えた頃)にゴスペルが始まる。
ショーの内容はもちろんゴスペル。途中、お客さん達との合唱や簡単なダンスなども盛り込まれているのはいかにもアメリカのショーと言った感じ。たまたまかもしれないが、私達が行った時にはお客の8割が黒人で白人は2割ほど、アジア系は我々のみといった感じだった。ので、ゴスペル慣れしたお客が多く、ノリノリだった。
全体的な感想としては、日曜日の日中にラスベガスにいたのだし、まあ行っておいて良かったかなという感じ。でも次は評判のいいバフェでブランチを食べる事にすると思う。

以上が今回のラスベガスで行ったショー。
ザ・ビートルズ LOVE、マイケル・ジャクソン ONEの成功を受けてシルク・ドゥ・ソレイユが「エルビス」というショーも始めるという噂。なので、もし次回があれば「エルビス」と「KA」は観に行こうと思う。娘はもう一度「LOVE」を観たいと言うと思うので、シルク・ドゥ・ソレイユは「エルビス」と「KA」そして「LOVE」かな。




ラスベガスのファストフード[ベガス・ロス旅行記04]


今回の旅行での楽しみの一つが各種のハンバーガー等のファストフード。
とは言っても一日一店、出来れば二日に一店くらいが健康上限界かと思い、ラスベガスではファストフード的な食べ物と、ラスベガスの食の楽しみの代表と言える各ホテルのバフェを中心に食事をした。まずはファストフードの感想を。

今回ラスベガスで食したのは以下の通り。いずれも現地で美味しいと評判の店を前以てリストして、食べに行った。

  • In-N-Out Burger イン・アンド・アウト・バーガー
  • FAT BURGER ファットバーガー
  • Earl of Sandwich アール・オブ・サンドウィッチ
  • Gordon Ramsay Fish & Chips ゴードン・ラムゼイ・フィッシュ&チップス

この他にシェイクシャック(ハンバーガー)とUMAMIバーガーもアメリカの美味しいバーガーで有名だが、いずれも日本に進出していて、都内で食べた事があるのでパス。(シェイクシャックは六本木や新宿等に、UMAMIは青山に出店している)
ファットバーガーも渋谷に出店している。イン・アンド・アウト・バーガーとアール・オブ・サンドウィッチ、ゴードン・ラムゼイ・フィッシュ&チップスは今現在(2018年)、まだ日本には店が無いはず。

イン・アンド・アウトはカリフォルニアを中心に展開しているハンバーガーチェーン店で、ラスベガスではリンク・プロムナードの店が一番行きやすい。これ以外の店舗に行くには車が必要。
噂では米国のハンバーガーチェーンの中では一番美味しいとのことで、リンク店もこの評判通り、いつ行っても激混み。(今回の旅行では気に入って2回行った)
メニューは極めてシンプルなので、何をオーダーするか迷うことは無いが、メニューにない裏メニューも有名なので、その一つ、アニマルスタイルで注文するのがベター。
オーダーにアニマルスタイルと付け加えると、特性ソースがプラスされるのだが、このソースの味こそがイン・アンド・アウトが美味しいと言われる理由の一つの様だし、ほとんどの人がそれで頼むので、何故裏メニューという形式にしているのか謎。
このアニマルスタイルはバーガーだけでなく、フレンチフライ(ポテト)にも適用出来る。(アメリカでは棒状のフライドポテトをフレンチフライと言う。ちなみにイギリスではチップスと言うので、フィッシュ&チップスと言えば魚フライとポテトフライのセットのこと)

インアウトバーガー

ポテトもアニマルスタイルにするとご覧のようにソースとチーズ、炒めたオニオンが…。食べるのにはフォークが必要。

ファットバーガーはニューフォーコーナー近くとプレミアムアウトレット・サウスのフードコートに店がある。
ボリューミーなパテで有名だが、味も肉本来の味を堪能出来るということで人気を得ているらしい。確かにボリューミーなので、日本人ならレギュラーサイズで満腹になる。味は確かにシンプル。特別な味付けらしいものを感じないので、素材の美味しさとはこういうことか…と納得する感じ。フレンチフライはファットとスキニーの2種類が選べ、ファットは太いポテトフライ、スキニーが細切りのよくあるポテトフライ。

ファットバーガー

ポテトはファットとスキニーをそれぞれ頼んでみた。ポテトの量も多いのでハンバーガーが小さく見える。

アール・オブ・サンドウィッチはオーランドのディズニーワールドで食べて美味しいと思ったので、今回も楽しみしていた。ラスベガスの後に行くアナハイムのディズニーにも店があると聞いていたのだが、つい最近閉店してしまったらしいので、ラスベガスで食べておかねばならない。
場所はニューフォーコーナーとフォーコーナーの中心くらいにあるミラクル・マイル・ショップス(プラネットハリウッド・ホテル隣接)の中。ストリップから入ってすぐの場所にある。
The Full Montagu(フルモンタギュー)とThe Earl’s Club(アールズクラブ)の2種類をオーダーしたが、オーランドで食べた時と同じオーダーかもしれない。
それぞれ半分にカットしてくれているので、娘と半分ずつシェア。
変わらず美味しいサンドイッチだが、食べた事がない人に説明するとしたら、ドトールのミラノサンドを具沢山でボリューミーにした感じと言えば近いだろうか。

アールズクラブ

アールズクラブ。このように半分にカットされているので、二人で行くなら違う種類をオーダーしてシェアがお薦め。

ゴードン・ラムゼイ・フィッシュ&チップスはその名の通りフィッシュ&チップスが評判の店。
イン・アンド・アウトと同じリンク・プロムナードにある。
フィッシュ&チップスと言えばイギリスを代表するファストフード。ということで赤い電話ボックスが店の前にあるイギリス風の外観。
フィッシュ&チップスがメインだが、他にシュリンプ&チップスとチキン&チップスもあり、それぞれ飲み物とセットのコンボメニューをオーダーするのが基本。もちろん飲み物にはビール各種も用意されているのはイギリス風。
ソースをCurry & Mango カレー&マンゴー、Sriracha Aioli シラチャー&アイオリ、Southwest Ranch サウスウェスト ランチ、Gordon’s Tartar Sauce ゴードンのタルタルソース、Dijon Mayonaise ディジョンマヨネーズという5種類の中から2種をチョイスするというのも特徴。
フィッシュフライと言えばタルタルが定番なので、ゴードンのタルタルソースとその他試してみたいソースの2種を選ぶのが無難かと思う。

ゴードンラムゼイ フィッシュアンドチップス

盛り付けも丁寧で、色からして油の良さと揚げ方が程よいことが分かる。魚も厚みのある身を使っているのでフワッとした食感で美味しかった。

いずれの店もレジでオーダーと支払いを済ませ、番号の書かれたレシートを受け取り、番号が呼ばれたら受け取りに行く。というファストフード定番のスタイル。
あと、飲み物(ソフトドリンクの場合)もアメリカのファストフードでは定番のシステムで、空のカップを支払いと同時にレジで受取り、ドリンクサーバー(ソーダファウンテン)で自分で注ぐ。

さて、上記4店の中ではイン・アンド・アウト・バーガーが一番美味しく感じた。
シェイクシャックやUMAMIバーガー等の高価なハンバーガー店では美味しい物を出すのは当たり前と思えるが、有名バーガー店の中ではかなり安価なこともイン・アンド・アウトの味の印象を押し上げているかもしれない。
次点はゴードン・ラムゼイ・フィッシュ&チップス。白身魚のフライにポテトフライというシンプルな料理なので、味の決め手は油の良さと揚げ方(もちろん素材も)かと思う。この2点がちゃんとしていると感じたのは高得点。フィッシュ&チップスは本場のイギリスでも食べた記憶があるが、今回食べたものが一番美味しかったように思う。
他の2店も美味しかったが、アール・オブ・サンドウィッチは二度目でインパクトが初めての時よりも薄れた感じ。ファットバーガーは確かに素材の美味しさは感じるが、味がシンプルすぎたかも。

 




ラスベガス・ロス(ハリウッド、ユニバーサル、ディズニー)準備編07


カリフォルニア・ディズニーリゾートの各種手配と予約

アナハイムでのホテル予約は完了したので、あとはディズニーリゾートでの各種手配。
一番大事なパークチケットはいつも通り若干の割引があるミッキーネットで購入することにした。私が今回の旅行の手配を始めた頃、カリフォルニア・ディズニーではパークチケットの値上げが発表されていて、丁度旅行する頃には値上げ後という状況だったが、ミッキーネットで値上げ前に購入することで、値上げ前の価格(と、少しの割引)で入手出来きた。
カリフォルニア・ディズニーリゾートのチケットをミッキーネットで購入するとバウチャーが発行される。それを自宅印刷して実際のチケットと交換しなければ使えない。交換自体はパークのチケット売り場かディズニーランドホテル内のミッキーネットオフィスで行えるので、さほどの手間では無い。(フロリダのディズニーワールドの場合はミッキーネットで購入したチケットもマジックバンドに入るのでこういった手間は無い)

今回購入したのは4日間のパークホッパー付きチケット。パークホッパーとは一日にディズニーランドとカリフォルニアアドベンチャーを自由に行き来出来るオプション。3日間以上のチケットにはディズニーランドのマジックモーニングが付く。マジックモーニングは指定された曜日(現在は木曜と土曜)に一回限り、一般の開園時間よりも1時間早く入園出来る特典。
残念ながらカリフォルニアアドベンチャーのマジックモーニングは直営ホテルの宿泊者にしか提供されていない。そしてカリフォルニアにはフロリダの様な深夜のマジックアワーは無い。

続いてレストラン予約。
我々はディズニー直営ホテルのゲストでは無いので、予約開始は60日前から。フロリダの様に直営ホテル宿泊者がたくさんいるわけではない(現在直営は3軒で更にもう一軒が建築準備中)一般のゲストの予約開始となる60日前でも十分に希望の時間帯で予約出来る感じ。もちろんスタートダッシュに遅れると、人気レストラン(と、そのパッケージ)はみるみる予約可能な時間がなくなっていく。

ディズニーランドのマジックモーニングを使用する日や、ショーやパレード鑑賞の時間も考慮した上で計画を練っておき、それに合わせて手配をするのだが、ディズニーランドの公式サイトではパークの開園、閉園の時間を40日後までしか公開していない。
なので、60日前にレストラン予約のスタートダッシュをかけるには、ある程度行動に余裕の出来る予約時間にしておくことも大切。

7年前のアナハイム旅行では当時のキャラクターダイニングを全制覇しているので、今回はあまり欲張らずに予約したキャラクターダイニングはディズニーランドパーク内のPlaza Inn(プラザイン)でのキャラクターブレックファストのみ。
あとはショーやパレードを専用エリアで鑑賞出来るダイニングパッケージをメインにした。

  • Hungry Bear Restaurant Fantasmic! On The Go
  • Frozen Lunch Package
  • Sonoma Terrace Paint the Night Reception
  • Blue Bayou Restaurant Fantasmic! Dinner Dining Package

Hungry Bear Restaurant Fantasmic! On The Go 2nd Showはディズニーランド内、ハングリーベアレストラン(カリフォルニアはカレーの店じゃ無い)での軽食とファンタズミックの専用鑑賞エリアのパッケージ。
Frozen Lunch Packageはカリフォルニアアドベンチャー内のCarthay Circle Restaurant(カーセイサークルレストラン)でのコースランチとFrozen – Live at the Hyperion(アナと雪の女王:ライブ・アット・ザ・ ハイペリオン)の優先鑑賞席のパッケージ。
Sonoma Terrace Paint the Night Reception(ソノマテラス・ペイント・ザ・ナイト・レセプション)はカリフォルニアアドベンチャー内、ソノマテラスでのオードブルとデザート、アルコール類(もちろん21歳以上のみ)、ソフトドリンクと、屋外席で座ってペイント・ザ・ナイト(夜のパレード)を鑑賞出来るパッケージ。
Blue Bayou Restaurant Fantasmic! Dinner Dining Package(ブルーバイユー・レストラン・ファンタズミックディナーパッケージ)はディズニーランド内、ブルーバイユーレストランでのコースディナーにファンタズミック優先鑑賞エリア(と、鑑賞エリアで使えるオリジナルクッション)が付くパッケージ。

ファンタズミックの鑑賞パッケージを初日と最終日(4日目)で二つ予約したが、鑑賞エリアの位置は違う。もちろんハングリーベアよりもブルーバイユーでのプランの方が正面寄りで位置がいい。滞在中はファンタズミックが2回公演されるので、ハングリーベアは2ndショー(22時半)、ブルーバイユーを1stショー(21時)で予約。
優先鑑賞エリア内での鑑賞位置は早い者勝ちなので、指定の鑑賞エリア集合時間よりも早めに行って並んだ方がいいらしい。

ファンタズミック・パッケージ

このような鑑賞エリアの入場券がパッケージに付く。この場合、9時開園で、8時〜9時に鑑賞エリアに来るように指示されているが、良い位置で観たければ8時前(エリアオープン前)に行って並んだ方が良いらしい。

あとはダウンタウンディズニー(二つのパークの間に位置するレストラン、ショッピングエリア)にあるTortilla Jo’sというメキシカンレストランでのディナーも予約した。ダウンタウンディズニーにあるレストランもディズニーの公式サイトからパークや直営ホテル内のレストランと同様に予約が出来る。
このTortilla Jo’sというレストランは、週末のディナーでのみマリアッチバンドのライブ演奏があるとのことで、土曜のディナー利用にした。

Tortilla Jo's

Tortilla Jo’sの他、レストランやショップで賑わうダウンタウンディズニーは深夜まで安心して過ごせるエリア。私達の滞在中は深夜2時までオープンしている。(ディズニーランドは24時閉園)

以上でディズニーリゾートでのレストラン予約は完了。
レストラン予約にはディズニー公式サイトのアカウントとクレジットカード登録が必要になるが、これは以前にフロリダのディズニーワールド旅行の際に登録、使用していたものがそのままカリフォルニアのディズニーリゾート公式サイトでも使用出来た。(登録してたクレジットカードだけは期限切れで変更が必要だったが)
いずれの予約も期限内のキャンセル、変更は自由に出来るが、期限を過ぎてのキャンセルや、キャンセルせずに行かなかった場合には規定のペナルティ(罰金)がクレジットカードに(多くの場合10ドル程)課せられる。
一部予約時に全額決済のパッケージもあるが、これも期限内キャンセルでは全額返金される。しかし、期限を過ぎると全額没収となる場合があるので注意。
こういうペナルティが無いと、行けるかどうか分からないがとりあえず予約しておこう…なんて人がたくさんいそうなので、良いシステムだと思う。

予約の確認書は念のために持参した方がいいが、スマホにメールで送られてくる予約確認を保存しておくだけで十分だと思う。基本的にレストランでは予約時間と名前を告げるだけでOKなので、トラブルが無い限りは予約番号等が必要になることはない。(私は今までノートラブルだった)