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ディズニーアンバサダーホテル(TDR)


東京ディズニーリゾートの直営ホテルにはディズニーアンバサダーホテルとディズニーランドホテルに泊まったことがある。
直営の中で最も安価(似た様な価格設定だけど)なのがアンバサダーホテル。
ディズニーランドの目の前にあるディズニーランドホテル、ディズニーシーの中にあるかのようなミラコスタに比べると魅力に欠ける感じがすのは確かだが、その代わりイクスピアリと繋がっているというのは買い物や食事にとても便利。
それに直営ホテルの中では唯一のキャラクターダイニングであるシェフミッキーもここにある。

ディズニー直営ホテルの魅力は浴室に洗い場があってとても使いやすいこと。
小さな子供がいる家族連れにはとても魅力的だと思う。(オフィシャルでも洗い場付きの部屋はあるが)
そしてさすがに直営だけに他のオフィシャルホテルに比べてディズニー色も強いので、寝ても覚めてもディズニーを味わいたいと思うような人には最適。

ディズニーアンバサダーホテル

アメニティももちろんディズニー

サービスや特典の多くはオフィシャルホテルと大差ないのだが、直営だけの特典としてはアーリーエントリーとマルチデーパスポート・スペシャルがある。
アーリーエントリーはハッピー15エントリーと言い、一般開園の15分前にパーク入場出来るのだが、この15分というのはアメリカのディズニーホテルのアーリーエントリー(エクストラマジックアワー、或いはマジックモーニング)に比べるとかなり淋しい。(アメリカでは1時間前が普通)
開園20分くらい前にパークに着くと、直営ホテル宿泊者の列がかなり長くなっているため、結局入場出来るのは一般のゲストと同じ時間になる。
本当に15分前に入場したければかなり早めに行っていないと無理だと思える。

マルチデーパスポート・スペシャルは通常のマルチデーパスポートと異なり、初日からランドとシーを自由に行き来出来る。

アンバサダーだけの特徴としてはディズニーリゾートクルーザー(ミッキーのバス)がランドとシー、2つのパークに直接運行しているので、イクスピアリと共通の駅(リゾートゲートウェイステーション)まで行って乗らなければならないリゾートライン(モノレール)を使うよりも早くアクセス出来る。

 そして何と言ってもシェフミッキー。
かなり人気のレストランで予約が取りにくいのだが、直営ホテル宿泊者ならホテル予約成立と同時に予約が出来るので、1ヶ月以上前で有れば希望の時間でとれる確率は高い。(直営ホテル宿泊者以外の予約開始が1ヶ月前なので)
世界中のキャラクターダイニングがそうであるように、値段の割に料理は大したことはないが、TDRの中では、労せずミッキーを初めとしたディズニーの人気キャラとグリーティングが出来る数少ない場所なので、価値はある。

シェフミッキー

初めて行ったシェフミッキーにて。ミッキー、ミニー、ドナルド、プルート、日によってディジーがいる。

直営ホテルはそれぞれにホテルオリジナルのグッズも販売しているので、売店も要チェック。
せっかく直営に泊まったのなら、やはりオリジナルの商品は欲しくなる。


アメリカのレストランで食事をする


テーブルサービスのレストランで食事をする時はメニューがちんぷんかんぷん、注文する際の英語、お勘定の仕方にチップと、難題がたくさん。
これが面倒でファストフードやバフェ(バイキング)のみで食事するという人もいるようだが、基本的な事さえ分かっていれば大した事はない。
そもそもこちらはお客さんだし、外国人観光客なのだ。失礼なことさえしなければ、問題ない。

まず日本のレストランとの違い。

  • お冷やは出ない。もちろんおしぼりも。(水が欲しければ別途頼む)
  • 席には案内されてから着く。勝手に席に座れない店が日本より多い。
  • 担当のウェイター、ウェイトレスが決まっている場合も多く、他の従業員に頼めない。
  • お勘定は通常テーブルで行う。
  • もちろんチップが必要。
  • 高級店のディナーではドレスコードに注意。(日本でもそうだろうが)

メニューは日本人観光客の多い場所なら日本語メニューがある場合も多いので、あるかもしれない様な場所なら「ドウーユーハブア、ジャパニーズメニュー?」と聞いてみよう。無ければ英語のメニューを読まなければならないが、基本的なメニューの構成は前菜、サラダやスープ、メイン、デザート、飲み物とセクション毎に書かれている。

  • StarterもしくはAppetizerが前菜
  • Soupはスープ、Saladはサラダ
  • Side Dishは付け合わせ
  • MainもしくはEntreesがメインディッシュ
  • DessertもしくはSeweetsがデザート
  • Kids menu又はChildren’s menuは子供専用料理(小学生くらいまで)

そしてDrinksやBeveragesと書かれた飲み物のメニューがある。別になっている場合もあれば、料理のメニューと同じ場合もある。ワインのみ専用メニューというのが一番多いパターン。

料理素材の単語は頑張って読むとして、基本的な調理方は以下の通り。

  • sauté(炒めた)
  • steamed(蒸した)
  • grilled(焼いた)
  • fried(揚げた)

メインディッシュにはServed with ○○○と書いてある事が多い。これは○○○が付いているという意味。例えばServed with riceならライス付きということ。
この付け合わせは選べることが多いので、例えばYour choice of French fries or Baked potatoなんて書いてあればフレンチフライ(日本で言うフライドポテト)かベイクドポテトかを選べるという意味。
メニューの中に「or」とあればチョイスするということなので、それを聞かれると思っていれば間違い無い。
ステーキを頼めば焼き加減も聞かれるが、これは日本と同じでミディアムやレア、ウェルダンで答えればいい。日本の感覚よりも焼いてしまう店が多いので、ミディアムが好みなら、ミディアムレアくらいが丁度いい場合が多い。

よく前菜、メイン、デザートと一通り注文しなければならない等と言う話を聞くが、それは高級店での話。ドレスコードがカジュアルな店ではメインさえ注文すれば問題はない。

又、「Would you like something to drink?」等と食事を選ぶ前に飲み物のオーダーを聞かれる事も多い。

注文が無事に済めばあとは食べるだけ。なのだが、多くの場合、食事中に担当ウェイター(ウェイトレス)がやってきて「Everything OK ? 」と声をかけられる。
味に問題があればOKではないとこの時に伝えていいのだが、まあ普通は「ベリーグッド、サンキュー」と言えば良い。

それ以前に入店時からこちらの返事を必要とする様な挨拶、例えば「How are you today?」等と言われるので、「ファイン、サンキュー」等と簡単でいいので返事はしよう。
このへんはフレンドリーこそがサービスという文化なので仕方が無い。

一通り食事が済むとデザートやコーヒーの注文を聞きにくるので、欲しければその際に注文できる。いらなければ「ノーサンキュー、チェックプリーズ」とお勘定を頼んでしまおう。

お勘定の仕方は「チップの払い方」を参照。

あと、アメリカのレストランではどこでも食べ残しを持ち帰りできる。
量が多く食べきれないので夜食にでもしようと思うなら、遠慮無く頼もう。
「I’d like to take this to go.(アイライクトゥー、テークジストゥーゴー)」と言えば、持ち帰り用の箱を持ってきてくれるか、皿を下げて箱詰めして持ってきてくれる。
箱だけ渡された場合は自分で入れましょう…。

チーズケーキ

デザートなら持ち帰りに適してる

 


アメリカでファストフード


アメリカで安く簡単に食事をするならやはり便利なファストフード。
居たる所に店があるし、ショッピングモールやアウトレットなんかに行けばフードコートに様々なファストフードが揃っている。
マクドナルドやバーガーキング、サブウェイ等、日本で馴染みの店もたくさんある。
敷居が低いのは日本で知ってるバーガーチェーンだが、若干日本とは異なる部分があるので注意。

ほとんどの店で日本で見かけるレジ横のメニューがないので、注文はレジカウンター後方上のメニュー表を見ながらすることになる。指差し注文が出来ないので英語に自信が無い人は戸惑うかもしれないが、そこはファストフード、難しい会話は必要としない。
セットで良ければメニューの番号をそのまま言えばいい。数字だけで「3プリーズ」で通じる。飲み物の種類を聞かれたら、メニュー表の商品名をそのまま言えばいい。
ただ、ソーダ類(ファンタやコーラ等の所謂炭酸飲料)はファウンテンと呼ばれる機械で自分で注ぐシステムが多い。その場合は空のカップが出てくる。
最初からそのシステムであることが分かっていて、ソーダ類を希望する場合は、コーク等と言わず、ソーダでいい。ソーダなら何をどれだけ飲もうと自由だからだ。もちろん飲み放題。
サイズを聞かれたら、ラージ、ミディアム、スモールで希望のサイズを言えばいい。
ちなみにフライドポテトは通じない。アメリカではフレンチフライ。

ソーダファウンテン

ファストフードでよくあるタイプのソーダファウンテン

単品で注文したい場合は商品名で注文することになる。セット(通常Comboと表示)価格の横にサンドイッチ(Sandwich)という価格があるが、これが単品価格。ハンバーガーの単品はサンドイッチと言う。

必ず聞かれるのは日本で言うところの「お持ち帰りですか?店内で召し上がりますか?」という質問。「To go or for here?」や単に「To go?」等と聞かれるので、持ち帰りならトゥーゴー、店で食べるならイートヒアと答えればいい。

時間がかかる場合はレシートの番号で呼ばれるか、名前を呼ばれるかのどちらか。名前の場合は注文時に名前を聞かれる。

以上を分かっていれば何も問題なく食べられるはず。
ちなみにマクドナルドでは日本では販売されていないアンガスバーガー(Angus Third Pounder)がとても美味い。

アンガスバーガー

マクドナルドで一番美味しいと思うアンガスバーガー

日本では馴染みが無いが、中華のファストフードも日本人には有難い。日本人向けのテイストではないアメリカン中華で、米はパサパサだがその辺は我慢。
よく見るのはパンダエクスプレス(Panda Express)。
このタイプ(プレートランチ)の店の注文も簡単だ。持ち帰りか店内かを聞かれるのは同じ。
目の前で注文する物をプレートに盛ってくれるので、指を指して「This」等と言っていく、指差し注文も可能。

まずサイド(Side)と呼ばれる主食(チャーハンや焼きそば、ミックス野菜等)を選び、その後、エントリー(Entree)と呼ばれるおかずを2種類決めます。(2Comboの場合)
おかずを何種類選べるかによって値段が違うというシステムが一般的で、2Comboや3Comboと言うように値段表示されてます)日本人なら2Entree((2Combo)で十分だと思います。(おかずによっても若干の値段の違いが有り)
お薦めはオレンジチキン(Orange Chicken)。鶏肉の甘酢あん掛けといった感じで、酢豚(鶏だけど)を想像してくれればほぼ似た様な味です。
スープや飲み物は別料金。最後に注文した合計額をレジで払えば注文完了です。

テーブルサービスのレストランに比べて英語力も必要とせず、簡単に食事が出来るファストフードは利用価値大です。アメリカはファストフード大国なので様々な店が有ります。基本は同じなので、(具材や調理方法を細かく選べる店もあるので、その場合はちょっと英語力が必要)色々な味がファストフードだけで楽しめると思います。
チップも不要なので食費がかなり安く済むこともいい点です。