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オーランド旅行記38・ヒルトン・グランドバケーションクラブ・オン・インターナショナルドライブ


タクシーでヒルトン・グランドバケーションクラブ(2016年、ヒルトン グランド バケーション タスカニービレッジ HILTON GRAND VACATIONS AT TUSCANY VILLAGEに名称変更)に着くと、ドライバーがベルを呼んで荷物をカートに載せてくれた。大きな荷物が複数あったのでチップ込みで30ドル程を払う。(運賃は25ドル弱)

フロントでチェックイン手続き。フロントのスタッフが「日本人のパスポートはなぜ2色あるのか?」と聞くので、レッドが10年、ブラックが5年で有効期限の違いがあると教えてあげた。
このヒルトン・グランドバケーションクラブはヒルトンのサイトから直接予約したが、予約確認の画面で有料アップグレードが行える。メインプール近く、アウトレット近く、最上階、スイートへのアップグレード等々、様々なオプションがあったが、結局有料アップグレードは一切行わなかった。僅かな額でスイートにも出来たのでそれは迷ったが、あまり部屋にいるわけではないし、二人では勿体ないと思ってスタジオと呼ばれる通常の部屋にした。(スイートだとリビングと寝室が別々になり、ジェットバス、フルキッチン、更に部屋に洗濯機や乾燥機もあるので、3人以上ならお薦めする)
結果、フロント棟からは遠いが、プレミアムアウトレットにはとても近い棟(ビルディング5)の最上階だった。フロント棟近くのメインプールほど大きくは無いが、十分な大きさのプールも目の前にある。

ルームキーを受け取ったら、ベルサービスに行き、荷物と一緒にカートに乗せて貰って宿泊棟まで移動した。レンタカーを使っていれば自分達で宿泊棟の前まで来るまで移動し、その付近の駐車場に駐めることが出来る。(部屋ごとに駐車スペースが割り当てられてはいないので、混雑時は駐車スペースが自分達の棟付近に無いこともあるらしい)

スタジオタイプの部屋はとてもシンプル。ただこのタイプにも小さなキッチンが付いているし、電子レンジもある。食器や最低限の調理器具も備え付けられている。もちろん冷蔵庫もある。
製氷機は各棟とも1階のみにある。
部屋にはベランダもあり、テーブルと椅子が備え付けられているが、虫除けのネットが張られているので、あまり開放的では無い。

ヒルトン・グランドバケーションクラブ・オン・インターナショナルドライブ

私達の泊まったビルディング5の前。各棟にはイタリア各地の名称も付けられている。私達の棟はVILLA DI DUCALE

部屋でしばし休憩したら、まずはスーパーへ。
フロント棟の側の専用の門(ルームキーで解錠出来る)を出て横断歩道を渡った向い側に主にフロリダでチェーン展開しているパブリックスという大型スーパーマーケットがある。又、その手前にはウォルグリーン(コンビニ兼ドラッグストア)もある。
フロント棟までは徒歩で7、8分程度。フロント棟まで来たついでに明日から使う予定のI-RIDEという観光トロリーのチケットをフロント横のツアーデスクで購入。
使うのは2日間だけだが、2日間チケットは無い。乗り降りする回数を考えると3日間チケットを買っても十分にお得だったので、3日間乗り放題チケットを購入。
購入時に貰えるのはレシートだけで、最初にI-RIDEに乗車した際に、ドライバーにレシートを見せ、チケットに変えて貰うという方式。
このI-RIDEでインターナショナルドライブ沿いの観光ポイントには全て行ける。

パブリックスは食料品が主体で衣類や雑貨等も多く取りそろえているウォルマート等とはちょっと雰囲気が違う。それでも観光地にあるせいか、お土産品や日用品も多少は置いている。
(日用品を買うならウォルグリーンの方がいいかもしれない。)
食料品の充実度は凄いので、部屋で食べるものを買うのには困らない。パックのお寿司なども充実している。
パブリックスの周囲には外食できる店もある。利用はしなかったが、お馴染みのサブウェイやTokyo Sushi Barという和食の店もあった。
とりあえあずパブリックスでは朝食用のマフィンと、お寿司のパックを購入。飲み物類は、WDW初日にネットスーパーから届いたものが十分に余っている。

一旦部屋に戻り、今度はプレミアム・アウトレットへ。
アウトレットへの門は私達の棟のすぐ目の前なので移動は楽だ。

ヒルトン・グランドバケーションクラブ・オン・インターナショナルドライブ

湖中央に橋があるので、端の棟でもフロント棟まで歩くのは思ったほど苦では無い。

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オーランド旅行記32・マジックキングダムとオハナ


マジックキングダムの朝のエキストラマジックアワーを使ってまずは7人の小人のマイントレインへ向かう。
スタンバイのラインに到着した時点で40分程の待ち時間表示。前回はファストパス+で乗ったので、インタラクティブキューラインを見ることが出来なかった。
ちょっとしたゲームなんかも楽しめるスタンバイのラインだが、列はすいすい進むのでじっくり遊んでいる暇は無い。40分も待たずに、約30分ほどで乗車。

ホーンテッドマンションもインタラクティブキューラインを持つ。
しまってもしまっても飛び出してくる本棚、音が出る石のオルガン等々。ちょっと触って仕掛けを楽しむというものなので、列の進み方が早くても通りがかりに楽しめる。
アトラクション自体は細部は異なるものの、TDRとほぼ一緒。

続いて前回、私がキャスティングされてしまって、ちゃんとビデオ撮影出来なかったエンチャンテッド・テール・ウィズ・ベルへ。
朝のこの時間はガラガラの様で、キャストがまるで客引きの様にゲストを勧誘している。ある程度の人数がいないと成立しないアトラクションだからだろう。
本来、人気のあるアトラクションなのであっという間に規定の人数になる。
今回はキャスティングされないコツ?が分かっているので、ちゃんと娘のみ役を貰う。ポット夫人という前回よりもいい役だ。(前回は椅子役だった…)

エンチャンテッド・テール・ウィズ・ベル

基本、キャストの指示通りに動くだけなので言葉の心配はいらない。

ここでしか会えないメリダのグリーティングに並び、グリーティングを終えた辺りで朝食予約の30分前くらい。

メリダのグリーティング

日本ではあまり人気のないメリダだが、こちらではそれなりに人気がある。グリーティングスポットはケルト風の装飾が施された専用の場所。

急いでパークを出て、朝食を予約してあるオハナへ。
オハナはポリネシアン・リゾートの中にあるのでモノレールで向かう。
ポリネシアン・リゾートはハワイのリゾートホテルを模しているので、雰囲気はアウラニに似ている。水上バンガローの客室も新設され、古めのリゾートとは言え魅力はたっぷり。マジックキングダム至近の直営リゾート3軒(グランド・フロリディアン、コンテンポラリー、ポリネシアン)はどれもデラックスタイプとなるので予算的にそうそう利用出来るものではないが、お金に余裕があれば、私が一番泊まってみたいと思うのがポリネシアンだ。

オハナはポリネシアンリゾートのフロント棟2階にある。
受付で予約を確認し、ページャーを受け取る。

オハナのページャー

オハナのページャー。音は出ず、バイブレーションだけのことが多いので、振動が分かるように持っている必要がある。

10分程でページャーが鳴り、テーブルへ。
オハナでのキャラクターブレックファストはビュッフェ形式で、登場キャラクターはリロとステッチ、ミッキー、プルート。
料理自体は特別ハワイアンなメニューはなく、普通のアメリカンブレックファスト。

オハナのミッキー

ミッキーはアロハスタイル。

食事を終えたらボートに乗り、再びマジックキングダムへ。
ファストパス+をとっておいたバズ・ライトイヤーのスペースレンジャースピン(TDRのアストロブラスターと同じ)、ピーターパン、そしてプリンセス・フェアリーテール・ホールでのシンデレラとラプンツェルのグリーティング。
ファストパス+空き時間を使ってトムソーヤ島にも行ってみたが、作りはアナハイムのディズニーランドのトムソーヤ島とよく似ていた。

今日はダウンタウンディズニーでシルク・ドゥ・ソレイユのラ・ヌーバを観る。
なのでダウンタウンディズニーに移動。
娘がボートで移動したいと言うので、ボートでポリネシアン・リゾートに行き、ポリネシアン・リゾートからバスというコースでダウンタウン・ディズニーに向かった。
ポリネシアン・リゾートからはモノレールやボートという移動手段もある為か、バス停は一つに集約されている。ポップセンチュリー等の様に行き先毎に別れておらず、同じバス停に全ての行き先のバスが来る。(モノレールとボートで行けるマジックキングダム、モノレールで行けるエプコット行きのバスが無い為、1ヵ所で十分なのだと思う)
これはグランド・フロリディアンやコンテンポラリー・リゾートも同様だ。

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オールスターリゾートなら何処がいいのか


ウォルト・ディズニー・ワールドの直営リゾートに安く泊まるならもちろんバリュークラスのリゾートが一番。バリューリゾートの中ではポップセンチュリーがベストバランスなのは過去記事の通りだが、最低価格で泊まるとなればオールスターリゾートしかない。

オールスターは古い順にスポーツ、ミュージック、ムービーの3軒が並んで建っている。
この中で最もディズニーらしいのは映画をテーマにしているムービーになるが、テーマに拘らず、最も利便性の高いのはどれなのか。
実際、この3つはオブジェのテーマを除けば部屋の作りも設備もほぼ同じだ。

オールスタームービー

ムービーはディズニーらしいオブジェが魅力だが。

設備面等の条件が同じであれば、大事なのはパークへのアクセスになる。
オールスターリゾートの欠点として、朝晩の混雑時以外は各パークへのバスが共同運行となることだ。パーク開園時間前後や閉園時間前後はそれぞれのリゾートとの直行便が運行されるが、それ以外の時間帯は3つのリゾートを順番に廻っていくことになる。(直行便がある時間帯はパークからリゾートへのバス停も専用に分けられる)
その為、当たり前に専用のバスを運行している他のリゾートに比べて混雑するし、時間もかかるということになる。
建物の古さ自体は常にリノベーションされているのでそれほど気にならないと思うが、バスの便の悪さが最安値の理由と言える。

オールスターリゾートの中で最も混雑を避けられる可能性が高いのはオールスター・スポーツになる。3つのリゾートを廻る順番はパーク→スポーツ→ミュージック→ムービー→パークとなるので、パークへの行きは座れる可能性が高く、帰りは一番先に降車出来る。

ただ、パークからの帰りは直行便で無い限りは3つのリゾート全てのゲストが同じバスに乗り込むので混雑は避けられない。行きも座れる可能性が高いものの、乗ってからミュージック、ムービーと廻ってからパークへ向かうので時間がかかるのは避けられない。5分程余計に時間がかかる程度だが、あちらでは車椅子(又は電動カート)での利用者がとても多いので、停車毎に車椅子での乗り降りがあるとかなりの時間が必要になる。

ということで、一泊10ドル以内の差なら迷わずポップセンチュリーにすることをお薦めするが、長期の宿泊なら一泊で見れば小さな差額も大きな差となる。
旅費の節約がとにかく大事ということなら、オールスター・スポーツ・リゾートがお薦めとなる。
オールスターの中で最も築年数が古いものの、一番新しいムービーと設備面などに差があるわけではない。

オールスタースポーツリゾート

スポーツにもディズニーキャラのオブジェはある。

直営に泊まるということは滞在中、ほぼ毎日パークへ行くということだろうから、トランスポーテーションの利便性で選択するべきだと思う。

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