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オーランドのウォーターパーク


フロリダ州オーランドはウォルト・ディズニー・ワールドをはじめ、シーワールドやユニバーサルスタジオとテーマパークの集まる一大観光地。フロリダという温暖な土地柄、ウォーターパークもスケールの大きな施設が4つも揃っている。

オーランドの4大ウォーターパークといえば以下の4ヵ所。

  • ディズニー・タイフーンラグーン
  • ディズニー・ブリザードビーチ
  • アクアティカ
  • ウエッティン・ワイルド

タイフーンラグーンとブリザードビーチはウォルト・ディズニー・ワールドの中にあるパークなので、ディズニー中心の日本人旅行者にとっては一番利用しやすいウォーターパークになると思う。
WDW滞在中に2回以上どちらかのウォーターパークに行く予定があればパークチケットにウォーターパーク・モア・ファンというオプションを追加して行くのがお得。
1回行く料金程度で滞在中(基本のパークチケットの日数分)行き放題になる。

どちらのパークも規模は大体同じだが、若干趣向が異なっている。
雪山をテーマにしたブリザードビーチはスライダーが充実しているので、スリルのあるアトラクションが好きならお薦めだ。

ブリザードビーチ

ブリザードビーチの垂直スライダー、サミットプラメット

ハリケーンに襲われた南国の海岸がテーマのタイフーンラグーンは波のプールの迫力と規模が大きい。(日本の波の出るプールとは波の規模が比べものにならない)
どちらのパークにも流れるプール、波のプール、スライダーと基本的なものは同様にあるので、どちらかと言えばと言う特徴になる。

タイフーンラグーン

タイフーンラグーンの常軌を逸した波

アクアティカはシーワールドにある(正確には隣接する)ウォーターパークで、シーワールドとの2パークチケット等も用意されている。
シーワールドに行くついでに寄ってみるという行き方も出来るが、かなり充実したウォーターパークなので、出来れば半日はゆっくり過ごせる時に行くのがお薦め。
オーランドのウォーターパークの中では比較的新しい施設なので、スライダー系のアトラクションも目新しい物が充実している。シーワールドのウォーターパークらしく、イルカの泳ぐプールを通り抜けるスライダーもある。
砂浜のある波のプール、とても長い流れるプールと一日遊んでも飽きない構成になっている。

Breakaway Falls

アクアティカのBreakaway Falls。足下の板が開いて垂直落下から始まるスライダー

ウエッティン・ワイルドはユニバーサルスタジオと同系列の比較的古いウォーターパークだが、常に改装、改修がされていて、他のウォーターパークと十分に対抗できる内容になっている。
他の3つのウォーターパーク同様、各種スライダーに波のプール、流れるプールと揃っている。
WDWからは一番遠いウォーターパークだが、ユニバーサルスタジオとのコンボチケットも用意されているので、ユニバーサルスタジオ付近やインターナショナルドライブ近辺に滞在するなら利用してみる価値はある。

ウエッティン・ワイルド

ウエッティン・ワイルドのスライダー

いずれのウォーターパークも年間を通して営業しているが、冬期は営業時間が短くなる。もちろんメンテナンス休業等も冬期に設定される事が多い。(タイフーンラグーンとブリザードビーチは冬期には交互の営業となる場合が多い)
ウォーターパークに向いているのはやはり夏場になるが、夏は夏で、午後から夕方にかけてオーランドは雷を伴うスコールにほぼ連日見舞われる。落雷の可能性がある時間帯は一時的にプールは閉鎖され、屋内への退避が必要となる。
なので、ウォーターパークで遊ぶのにお薦めなのは夏場の午前中からお昼過ぎ頃までだ。
夏はやはり混むので、朝一で訪れればチェア等の場所取りも楽になる。

どのウォーターパークにもロッカーや更衣室、貸しタオルが用意されている。有料で、キーやタオルの返却時にデポジット分が返金されるシステムが多い。
ただ、日本と違って更衣室やシャワールーム等はあまり使いやすいとは言えない。なので、着替えはホテルで行うことをお薦めする。行きは水着の上にTシャツや短パンで行き、帰りもその状態で一旦ホテルに帰り、シャワーと着替えをすることをお薦めする。

流れるプールも波のプールも日本と違ってかなりワイルドだ。
流れるプールの水流はかなり強いので、チューブ(専用の浮き輪)以外での利用は出来ないものもある。その変わりコースも長く、かなり楽しめる。
波のプールも波そのもののスケールが大きいので、小さな子供は要注意だ。大人でも油断をしていると溺れてしまうくらいだ。(実際にタイフーンラグーンでは頻繁に監視員にゲストが救助されている)
スライダー類も絶叫モノがたくさん揃っている。もちろん子供でも楽しめるものが幾つもあるので、それぞれの楽しみ方が出来る。

レストラン施設は基本的にクイックサービスのファストフード系となる。(アクアティカにはバフェレストランがあり、一日食べ放題のオプションもある)

その他、日本との違いとしては、子供用の小さな浮き輪類が禁止されているプールが多いので注意が必要。(アメリカでは子供用浮き輪は脱落事故防止で禁止が多く、泳げない子供はライフジャケットや腕輪型のフロートを使うのが一般的)
カメラ撮影はプールの内外でほぼ自由に出来るが、スライダー利用の際には手に持つことを禁止されていたりする。又、スライダーは上にTシャツを着た状態では利用出来ない。(ラッシュガード等は大丈夫)

夏のフロリダにある程度の旅行期間で行くのなら、一度はいずれかのウォーターパークに行ってみることをお薦めしたい。そもそもプールが嫌いという人でなければ楽しめると思う。
WDWに夏、5泊以上するならタイフーンラグーンとブリザードビーチのいずれか一つはスケジュールに入れるのがお薦めだ。(4泊以下ではウォーターパークに行く余裕は無いかもしれない)7泊以上ならウォーターパーク・モア・ファンを付けるといいだろう。ウォーターパーク・モア・ファンがあればクールダウンの為にちょっとウォーターパークへという事が出来る。

WDW直営リゾートはもちろん、オーランドの大抵のホテルにはプールがある。中にはかなり充実したプールもあるので、短い滞在ならホテルのプールを利用するだけでも十分かもしれない。
いずれにしても夏のフロリダではプールは必須の施設だと思う。(ホテルのプールも通年オープンしている)

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準備その9・シーワールドのチケット格安購入(オーランド)


シーワールドと、シーワールドが作ったウォーターパークのアクアティカ、そしてユニバーサルスタジオのチケット手配を始める。
まずは公式サイトでのチケット購入だが、安いチケットはなぜかアメリカやカナダ、プエルトリコ在住者専用ばかり。外国人である日本人旅行者が購入出来るチケットは割安感無し。

そこでネットで格安チケットを販売しているサイトを探してみた。
クレジットカードで買うことになるので評判も重要。
Undercover Touristというサイトが良さそうだったので、チケット料金を調べてみた。
確かに安い。公式サイトでは外国人旅行者には販売されていない酒類のチケットが用意されていてる。

undercovertourist.

オーランドの他、カリフォルニア、サンディエゴのテーマパークチケットも販売している。

そこでシーワールドとアクアティカにそれぞれ一度だけ入場出来るというコンビチケットと、ユニバーサルスタジオとアイランズオブアドベンチャーの2パーク2デイ+1デーフリーというチケットをカートに入れた。ユニバーサルのチケットは2日間の料金でもう1日入場出来るという実質3日間のチケットだ。
このタイプのチケットを公式サイトでも販売しているが、公式サイトではアメリカとカナダ在住者専用だった。

ところが、シーワールドの方はEチケットなので問題ないが、ユニバーサルスタジオの方は郵送か現地受け取りのリアルチケットしかない。
郵送可能な国に日本はなく、その場合は現地のUndercover Touristのオフィスでしか受け取れない。場所を調べてみたが、ユニバーサルスタジオに近いのだが、車がないと行けない場所。
今回レンタカーは使わないので受け取りには行けそうもない。タクシーやバスでわざわざ受け取りに行くのは時間も費用も勿体ない。

そこでここでの購入はシーワールドのチケットのみに。
公式サイトで売っている同様のチケットよりも、二人分合計で約80ドル安く購入出来た。

チケットは購入日から1年間有効。シーワールドに1回、アクアティカに1回入場出来る。
E-チケットなのでウィルコール等に立ち寄る必要なくそのまま入場出来るが、入場の際、フォトID(パスポート)での本人確認が必要とのこと。
E-チケットには名前が印字されていて、その名前の人間しか使えないというルールだ。

シーワールドのチケット

購入したE-チケット

今回利用したUndercover Touristではオーランドの3大テーマパーク以外にもロサンゼルスのユニバーサルスタジオハリウッドやナッツベリーファーム等の格安チケットも販売している。
E-チケットで購入可能なもの(ユニバーサルスタジオハリウッドやナッツベリーファームはE-チケットで販売されている)であれば日本人でも簡単に、格安に購入出来るので便利なサイトだ。
リアルチケットしか種類が無い場合でも、現地オフィスに受け取りに行けるなら、全てのチケットが購入出来る。

ちなみに手軽に購入出来るE-チケットだが、家庭用プリンターで印刷することが殆どだと思う。
通常の家庭用インクジェットプリンターで印刷されたものは水にとても弱いので要注意だ。
E-チケットにはQRコードやバーコードが印刷されているが、水に濡れるとすぐに滲んでしまい、読み取り不能になる。
E-チケットは絶対に濡らさないようにすることが大事だ。特にマルチデーチケットの様に何日も使うチケットは途中で読み取り不能になると大変なので、予備もプリントして現地に持参した方がいい。

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オーランドのテーマパークチケット


WDWのパークチケットは既に直営リゾートと共に購入済みだが、ユニバーサルスタジオとシーワールドのチケットは未だ。

現地の格安チケット屋等での購入がもっとも安く入手する方法らしいが、時間を有効に使う為にも日本からネットで購入していくことを考えている。
そこで両パークのオフィシャルサイトでのネット販売を調べてみた。

まずユニバーサルスタジオ・フロリダだが、ここはホグワーツ特急に乗りたいので、その為には同日に2パーク入場可のチケットである必要がある。
そして計3日間パークに入場する予定なので3デイチケットだ。

ユニバーサルスタジオ・オーランド

ユニバーサルスタジオのダイアゴン横町とアイランドオブアドベンチャーのホグズミード村を結ぶ列車は2パーク入場可能チケットがないと乗れない。

2パーク3デイというものになるわけだが、この場合本日現在大人$204.99、子供$194.99で計$399.98に税で合計 $425.9だ。
かなり高い印象だが、2パークを3日間なので1日1パークの入場料を考えれば特別高額ということもない。(大人料金で1日1パーク約34ドルという計算になる)
2デイの料金で3日間というチケットもあるが、これは米国とカナダ居住者専用とのこと。
合衆国とその自治領専用割引のあるチケットというのはアメリカには多い。

3日間とも2パーク入場するものではなく、1パークにしか行かない日と分けて買うということも考えたが、WDWのパークホッパーチケットの購入と同様で、1日でも2パーク入場をするのであれば、3日間とも2パークチケットを買った方がバラバラに買うより全然安かった。

この基本チケットにダイニングパッケージやエクスプレスパス等のオプションを付けていくわけだが、私達は無制限エクスプレスパスが付くオンサイトホテル宿泊者なのでエクスプレスパスは不要、その他のオプションも付けない。
が、ブルーマンの鑑賞を検討しているので、もし鑑賞するならこれは一緒に購入した方が良さそうだ。
ブルーマンのチケットを付けると、最も席数の多いTier 1という座席位置で大人75ドル、子供37.50ドルの追加となる。

次にシーワールド。ここはウォーターパークのアクアティカにも行きたいと考えているので、そのセット券が希望だ。

ここもアメリカ、カナダ、プエルトリコ居住者専用の割引チケットがある。それはかなりお安いが、私達は日本人なので買うことは出来ない。

シーワールドとアクアティカ

ブッシュガーデン等とのセット券など、販売されているチケットの種類は多いが、外国人が使えるものは制限されている。

で、シーワールド+アクアティカのチケット(最初の使用から14日間有効で両パークに無制限入場可能)は3歳以上は同一料金で一人$126なので計$252、これに税金で合計$273.37だ。
ここのオプションとしてはAll-Day Dining Deal(一日食べ放題のダイニングオプション)、Quick Queue Unlimitedというエクスプレスパス等がある。
シーワールドにエクスプレスパスは不要と思うが、All-Day Dining Dealは迷う。
大人$34.99、子供$19.99とそんなに高くは無いし、一日何食でも食べられるというのは魅力的だ。問題はこれを有効に使えるほどパークにいるかどうかということだ。

まだ余裕なのでよく検討して購入する。

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