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準備その19・クルーズフォトオーダー (オーランド)


ディズニークルーズでもWDW等のパーク同様、カメラマンが船内各所や寄港するディズニーのプライベートアイランド「キャスタウェイケイ」等で写真を撮ってくれる。
それらの写真は撮影日や撮影地毎のデザインが施されたフレームに入った大判のプリントとして、又は全ての写真が入ったフォトCDとして、もしくはデザインされたフォトブックとして購入することが出来る。

今回の5泊のクルーズではかなりの写真を撮って貰うだろうし、これは購入したいと思う写真も少なくないだろうと予想する。
なので、15パーセント割引となる事前購入をすることにした。

事前購入はディズニークルーズの公式サイトからIn–Room Gifts & Shoppingに進み、My Cruise Photosから行える。
My Cruise Photosで船名(Disney Dream)と出航日を選ぶと、購入メニューへと進める。
概ね3ヶ月先の出港日までのクルーズがリストされている。

My Cruise Photos

クルーズの船名、出航日と選択する。クルーズ毎に日数が違うので当然料金も違う。

フォトブックや全写真プリントのパッケージ、フォトCD等のメニューから好みのものを購入出来るが、迷わずフォトCDを選択。(フォトCDとフォトブックといった複数購入も可能)
CDの場合、選んだ10枚の写真を入れられるものと、全ての写真が入るもの、そして全ての写真と全てのプリントというコースがある。
せっかくCDを買うのに10枚は論外だろう。全ての写真が入ったCDのみか、それにプリントを付けるかは迷うところだが、オリジナルのフレームに魅力があるので、ここは奮発して全写真CDとプリントを選択。CDのみとプリント付きの差額は丁度100ドル。
プリントは一枚ずつ買うと一枚20.95ドルするので、5枚以上お気に入りのプリントがあればお得ということになる。

My Cruise Photos

5泊のクルーズで全写真CDと全プリントで311.95ドル。頑張ってたくさん撮って貰おうと思える価格…

注文画面ではクルーズの予約番号や氏名、日本の住所等を入力、決済はクレジットカードとなる。
購入が完了すると購入証明(Order Receipt)が表示され、メールでも送られてくる。
これをプリントしてクルーズに持参すれば良い。

クルーズでは事前購入していない場合と同様、シャッターズ(クルーズ写真の確認と購入が出来る)で写真の確認と購入手続きを行う。自分が事前に購入した全写真入りCDと全プリントのセットを注文すればいいわけだ。通常の料金が表示されるが、事前購入証明のプリントを提示すれば表示料金を請求されることなく、CDとプリントを受け取る事が出来る。
事前に支払いを済ませているだけで、実際の注文作業は完了していないので、クルーズ中に必ず購入手続きをする必要があるわけだ。

これでクルーズの事前準備は全て完了…と思ったが、フィッシュエクステンダー(同じクルーズに乗る人達でクループを作り、プレゼント交換を行う)に参加したので、その準備がある。

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ディズニークルーズとお酒


多くのクルーズ船がお酒の持ち込みを禁止しているが、ディズニークルーズは自由に制限の無い持ち込みを許可している。ただし預け入れ荷物に入れることは禁止されているので、手荷物として持ち込まなければならない。又、キャスター付きクーラーバックでの持ち込みも禁止されているので、必然的に大量のお酒の持ち込みは出来ない。

寄港地(ナッソーなど)で購入したお酒ももちろん持ち込める。
ただし、ポートカナベラルに帰港の際には無税で持ち込める範囲に注意が必要。アメリカへのお酒の持ち込みは種類に関係なく1リッターまでが無税だ。なので750㎖や1ℓのボトルは1本までとなる。それ以上は関税を払えばもちろんOK。
このへんは日本への持ち込み量(日本帰国の際にはボトル3本まで無税)と混同してしまう人がいるので注意。

クルーズ船の中でも免税でお酒が買えるが、船内の免税店で購入したお酒は船内で飲むことは出来ず、帰港まで受け取ることが出来ない。

お酒は持ち込まずとも船内で各種提供されている。(もちろん安くはないが)
中でもワインはパッケージで購入すれば比較的良心的な価格で楽しめる。ワインのパッケージはプレミアムとクラシックというランクが有り、それぞれ3本〜7本までのパッケージが選べる。
基本的にローテーションダイニングの席でサーブされるが、余った分は部屋に持ち帰って飲むことも出来る。通常クルーズの日数に合わせて選ぶが、それほど飲まないなら少ないパッケージを選んでもいいし、逆に飲むなら多めのパッケージを購入しても構わない。(一晩で2本飲んでも構わない)
プレミアムでもクラシックでもそのカテゴリーの中から白、赤、スパークリングが選べる。
単品よりもパッケージの方がかなりお得なので、ワインを飲むならパッケージをお薦めする。

ビールを飲む人ならビアマグパッケージの購入がお得だ。
これを最初に購入しておけば、以降、16オンスの値段で22オンスの生ビールを飲めるようになる。このマグは持ち運ぶ必要は無く、購入証明を代わりに提示すればいい。最後の利用の際には新しいマグをもらって記念に持ち帰ることが出来る。(クルーズのロゴが入ったビアマグだ)

ディズニークルーズのビアマグ

ビアマグは船内のバー等、生ビールを提供している場所で購入出来る。飲むなら最初に購入しよう。

カクテル類は船内のあちこちで楽しめる。キャスタウェイケイでも提供されている。
普通のボトルビール等は市価の2〜3倍の値段で提供されているので船内での購入はあまりお薦め出来ない。

ディズニークルーズへの乗船はオーランド空港からかWDWからになるのが一般的だと思う。
とすると、いずれにしても酒類を安価に入手出来る機会はないかと思う。なので、特に拘りの銘柄等が無いならば、重い思いをして持ち込むよりも船内で提供されている物を選んだ方が良い様に思う。
乗船前にスーパー等に立ち寄る機会のある人(レンタカーの人や乗船前の滞在で市内のスーパー等に行く人)ならば、安く入手出来るので好みの物を持ち込むことをお薦めする。

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ディズニークルーズのドレスコード変更


ディズニークルーズのドレスコードの変更が2013年の夏に公式にアナウンスされていたらしい。
主な変更点はローテーションダイニングに於けるディナーで、公式にジーンズとショートパンツがクルーズカジュアルとして認められたということの様だ。
パロやレミー等のレストランは今まで通りで変更は無い。(つまりジーパンや短パンはNG)

これまでも朝食や昼食はかなりラフな格好でも問題なかったし、一般的に短パンやジーンズは不適当と思われていたディナーでも、実際にはそういう格好のゲストも多く見られた様なので、最初からクルーズカジュアルの定義はディズニークルーズに於いては曖昧だった。
その曖昧な部分をディズニークルーズ側が公式にアナウンスしてということになる。

ショートパンツに関しては「ドレス・ショートパンツ」をクルーズカジュアルとして認めるということになっているが、このドレス・ショートパンツというのは聞き慣れない。
つまりは水着やスポーツウェア的なもの以外ということらしい。ジーンズに関してもダメージの大きい物(穴だらけのもの)は不適当とされている。

もちろん一週間以上のクルーズではフォーマルデーがあるので、その時にはそれなりの格好が必要だが、オプショナル・ドレスアップのみしか無いショートクルーズでは、ドレスアップは任意なので、長いズボンを持たずに乗船することが出来る様になった。(公式にという意味)

これにはアナウンス当時、ディズニークルーズのディスカッションサイト等で賛否両論の意見が闘わされた様だ。
主な論争としては、「せっかくのクルーズなのに短パンやジーンズの人達と一緒に夕食なんて嫌」「正装をしたすましたテーブルメイトよりもラフで気さくなテーブルメイトが良い」「ディナーにそれなりの格好をするのは文化」「多くのゲストは下船後WDWに行くので余計な服を夕食の為だけに持参せずに済むのは有りがたい」と、まさに賛否両論。
しかし8割方はこのクルーズカジュアルの変更(というより追認?)に賛成の意見だったようだ。

多くの人達はディズニークルーズが他のクルーズよりも小さな子供を含むファミリー利用が多いこと、特にポートカナベラル出航のクルーズはテーマパークと合わせての旅行であることから、小綺麗なショーパンルックであれば歓迎されるべきという意見だ。

なので、ローテーションディナーにショートパンツやジーンズで行くことは全く問題が無いわけだが、少数とは言えそれを好ましく思わない人がいるということも確かだ。逆にショートパンツやジーンズ以外の格好の人は嫌という人はいないだろう。
とすれば、個人的には従来のクルーズカジュアル(チノパン等の長ズボンにポロシャツやアロハ)で行くことが無難だとは思う。

オプショナルドレスアップの日はキャラクター達も正装しているので、自分達もそれなりの格好をした方がいい写真が撮れることは間違い無い。

ディズニークルーズのドレスコード

ジャケットにネクタイ、下はショーパンにサンダル。実際にこういうのもOKという例。

まあ、それぞれの主義や好みに合わせて、服装の自由度が高いというのは良いことだとは思う。
ディズニークルーズはあくまでもテーマパークの延長と考える人はラフに過ごせば良いし、ディズニークルーズと言えども豪華客船の旅らしさを大事にしたいという方はそれなりの服装でディナーに行けば良い。
私は本来かしこまった格好は苦手だし、面倒くさがり屋ではあるが、写真の出來を優先してそれなりの服を持参しようと思っている。

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