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オーランド旅行記34・ポップセンチュリーとアート・オブ・アニメーション


午前中から午後にかけて、WDWでやり残しそうな事があれば、それにあてるつもりで予定は無し。
しかしほぼやりたいことはやってしまったので、久しぶりにゆっくり寝て、リゾート内で過ごすことに。

フードコートでの朝食はあまり種類も多くなく飽きてしまっていたので、ランチメニューになる11時まで待ってブランチをとることに。ランチとディナーはフードコートのメニューが充実する。
ランチの時間はパークに出掛けている人が多いのでガラガラだ。(朝晩の混雑時間でも満席になることは滅多に無いが)

食後はショップをゆっくり見学。
ポップセンチュリーのショップは広めでかなり充実している。もちろん専門のショップに比べれば種類やサイズなどは少ないのだろうと思うが、WDWで売られている一般的な商品は全て網羅しているという感じだ。
WDW内であればどこで買っても値段は変わらないので、ここで売っている物はここで買った方が便利だろう。(宿泊者は)

ジェネレーションギャップ橋を渡ってアート・オブ・アニメーションへ。
橋の長さは70メートル程なので、あっという間に移動出来る。なので、ポップセンチュリーとアート・オブ・アニメーションは双方の施設を自分のリゾートのように利用する事も十分に可能だ。
ただし、プールは原則として宿泊リゾートのものしか利用出来ない。(特にチェックは無いが)

やはり新しいだけあってアート・オブ・アニメーションの敷地に入るとポップセンチュリーよりも明らかに真新しさを感じる。プールもこちらの方が楽しそうだ。
どちらも同じバリュークラスだが、アート・オブ・アニメーションの客室はファミリースイートがメインだ。4人以上の家族なら検討の余地があるが、我々の様な二人旅では勿体ない。(広さもお金も)
ポップセンチュリーのスタンダードルームと同じ客室はアート・オブ・アニメーションではリトル・マーメイド棟のみとなる。(それでも若干ポップセンチュリーのスタンダードより値段は高い)
実際にリトル・マーメイド棟を眺めてみると、やはりフロント棟からかなり遠いと感じる。

フロント棟は壁の装飾等を見なければ見分けがつかないほどそっくり。
フードコートやショップ、ゲーセン等、作りも位置もまったく同じだ。(フードコートのメニューは若干違う)

アート・オブ・アニメーション

オブジェもディズニーアニメーションのものばかりのアート・オブ・アニメーションの方が、よりディズニーらしい雰囲気で楽しそう。

一通りアート・オブ・アニメーションを見学してポップセンチュリーに戻り、ヒッピーディッピープールへ。まだ遊んでいないボーリングプールかコンピュータープールで遊ぼうかと思ったが、そちらには誰も泳いでなく、監視員に我々だけを監視してもらうことに気が引けたのでやめておいた。

日本のプールとこちら(アメリカ)のプールでは異なる点がいくつかある。日本の一般的なプールとの違いは以下の通り。

  • 子供用の浮き輪(ドーナツ型)は多くのプールで禁止されている。その代わり子供用のライフベストや腕に付けるタイプのフロートが普及している。
  • 写真、ビデオ撮影を禁止しているプールは見たことが無いので、撮影は自由に行える。(ウォータースライダー等では使用禁止のことも多い)防水カメラであれば水中への持ち込みもOK。
  • タトゥー禁止のプールはまず無い。(禁止したら入れない人が多すぎる)
  • ラッシュガードが普及していない(入手出来る場所も限られる)ので、これを着ているのはほぼ間違い無くアジア人。(着ていけないわけではない)
  • 水深が一般的に日本よりも深め。フィートで水深を表示している場合が多いので、泳げない人や子供は注意。(同じプールでも位置で水深が変わることも多い)ファミリー向けのプールでも深いところでは水深1.8メートル以上もざらにある。

WDW直営リゾートのプール(ウォーターパークも)も上記の通りだ。特に日本とは異なるので困るというものはないかと思う。
WDWの場合はプールサイドに子供用のライフベストは自由に使えるように置いてある。又、監視員の数も過剰ではないかと思うほどに多いので、安心だと思う。
撮影禁止というプールは無いが、当然のことながら他人に断りも無くカメラを向けるのはマナー違反だ。家族や友人を撮影している限りは問題は無いが、風景などを撮る場合にはレンズを向ける先に気を付けた方がいい。

ヒッピーディッピープール

夕方以降は水着のみで泳いだが、日中はラッシュガードをいつも着用。アメリカ人の子供で着ている子は誰もいなかったが、日焼け止めを節約出来るのでやはり便利。

リゾート内のWI-FIだが、これはとても快適だった。In-room Guest WiFi もPublic Space Guest WiFi も電波はかなりしっかりしていて、一度拾えば途切れることはない。
スピードも十分にあって、YouTubeの動画鑑賞等もストレス無く出来るレベルだ。
が、一転、パークでのWI-FIはあまり快適では無かった。繋がっている間はスピードも十分なのだが、とにかく途切れるのだ。(同じ場所に立っているような場合でも)
メールチェックとかであればWI-FIに繋がっている間に自動的に受信してくれているので問題ないが、Webで調べ物をしたりする際や、My Disney Experienceを使う時には断続的に接続と切断を繰り返すのでイライラした。
バスやボートでの移動中は基本的にWI-FIは使えないと思った方がいい。
データ通信をディズニーのWi-Fiに頼る人は、出来るだけリゾートの中に居るときにするべきこと(調べ物やMy Disney Experienceの利用)をしてしまった方がいい。

夕刻からはマジックキングダムへ。パークへ行くのもこれで最後だ。
夕食はコンテンポラリー・リゾートのシェフ・ミッキーを予約している。

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オーランド旅行記33・ラ・ヌーバとディズニークエスト


ダウンタウンディズニーが工事中(ディズニースプリングスとしての全面オープンに向けて)の為、バスはマーケットプレイス側のみに着く。
ラ・ヌーバの劇場があるウエストサイドまではかなり歩かされるが、レインフォレスト・カフェの前から橋を渡ることで多少のショートカットが出来る。(本当に多少だけど)

ラ・ヌーバの劇場に着くと既に開場中。
二階に上がり、劇場内へ。チケットは公式サイトでオンライン購入したものだが、自宅プリントしたものでそのまま入場出来る。セクション毎に客席に入る入り口が分けられているが、チケットのスキャンの際に係員がどの入り口かを教えてくれる。

他のシルク・ド・ソレイユの演目同様、開場中、開演前のプレショーがあるので15分前には入場するのがお薦め。

私にとってはかなり久しぶりの、娘にとっては初めてのシルク・ド・ソレイユ。
内容的にはまさしくシルク・ド・ソレイユ。シルクらしい演目が網羅されている構成なので、この世界観に眠気を感じない人なら満足出来る。
私の場合、最初に観たのがラスベガスのO(オウ)だったので、その時の印象を超えることは出来ないが、ラ・ヌーバのクォリティも十分以上に高いのは確か。
個人的にはシルク・ド・ソレイユを観る度に、その世界観から寺山修司の偉大さを感じる…。

ラ・ヌーバ

劇場の一階はショップ。ラ・ヌーバはもちろん、シルク・ド・ソレイユの関連グッズを販売している。

ラ・ヌーバの後はお隣にあるディズニー・クエストへ。
ディズニー・クエストはパークチケットにウォーターパーク・モア・ファンのオプションを付けていれば入場出来る。もちろん別途チケットを買って入ることも可能。
一旦入ってしまえば、都度お金を払う必要もなく遊び放題となるゲームセンター。
普通のゲーセンにあるようなビデオゲームや、レトロなカーニバルゲーム、そしてバーチャルなスペースマウンテンやジャングルクルーズ等の大掛かりな物まで数多くのゲームマシン、装置が各フロアに置かれている。
フードコートも入っているので、食事をとりながらゲーム三昧ということも出来る場所だ。

サイバースペース・マウンテンはなかなか面白かった。
専用のカードを受け取り、自分達でコースターのコース設計をし、そのカードに記録。
コース設計はとても多彩で、ループや急降下はもちろん、実際では作れないような過激な仕掛けもコースに入れることが出来る。
コースが出来上がったら、シミュレーターが並ぶ乗り場へ。空いたシミュレーターにキャストが誘導し、コースを記録したカードをロードしてくれる。
シミュレーターは本当に設計したコース通りに動くので、荷物は勿論、ポケットの中の物も全て専用のロッカーに入れる様に指示される。
ループなどの回転系の仕掛けを多く使うと、本当に何度も天地が逆になるのでポケットに物が入っていると落ちてしまう。そして本当に気持ち悪くなるので、コース設計は自分の体調と相談して行った方がいい。

そして映画「シュガーラッシュ」に登場したアーケードゲーム「フィックス・イット・フェリックス」も置かれている。レトロ感漂う内容だが、実際にプレイしてみるとかなり難易度が高い。

ディズニークエスト

ゲームと言えば「シュガーラッシュ」ラルフもいる。

意外に楽しめるディズニー・クエストだが、ゲーセン感たっぷりなので、わざわざフロリダまで来てこんな薄暗い屋内で、機械を相手に時間を使うのはいかがなものかと思わなくも無い。
だからかどうかは分からないが、ここは間もなく閉館となるとのこと。

ちなみにゲーセンは直営リゾートにも用意されている。(ポップセンチュリーとアート・オブ・アニメーションにはそれぞれに同規模のゲーセンがある)
ビデオゲームや体感ゲーム、エアホッケー等、日本のちょっとしたゲーセン並みの施設。
いちいちコインを投入するのではなく、最初にポイント制のプレイペイドカードを販売機で購入して遊ぶ。
このプリペイドカードはどこの直営リゾートでも共通で使用出来、ポイントが無くなったら追加チャージも出来る。(使い捨てでは無い)
ゲームによって消費ポイントが異なるが、料金的には日本の1ゲーム100円の感覚よりも遙かに安く設定されているので、暇潰しにはいい場所だ。WDWに来て暇など無いかもしれないが…。

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オーランド旅行記32・マジックキングダムとオハナ


マジックキングダムの朝のエキストラマジックアワーを使ってまずは7人の小人のマイントレインへ向かう。
スタンバイのラインに到着した時点で40分程の待ち時間表示。前回はファストパス+で乗ったので、インタラクティブキューラインを見ることが出来なかった。
ちょっとしたゲームなんかも楽しめるスタンバイのラインだが、列はすいすい進むのでじっくり遊んでいる暇は無い。40分も待たずに、約30分ほどで乗車。

ホーンテッドマンションもインタラクティブキューラインを持つ。
しまってもしまっても飛び出してくる本棚、音が出る石のオルガン等々。ちょっと触って仕掛けを楽しむというものなので、列の進み方が早くても通りがかりに楽しめる。
アトラクション自体は細部は異なるものの、TDRとほぼ一緒。

続いて前回、私がキャスティングされてしまって、ちゃんとビデオ撮影出来なかったエンチャンテッド・テール・ウィズ・ベルへ。
朝のこの時間はガラガラの様で、キャストがまるで客引きの様にゲストを勧誘している。ある程度の人数がいないと成立しないアトラクションだからだろう。
本来、人気のあるアトラクションなのであっという間に規定の人数になる。
今回はキャスティングされないコツ?が分かっているので、ちゃんと娘のみ役を貰う。ポット夫人という前回よりもいい役だ。(前回は椅子役だった…)

エンチャンテッド・テール・ウィズ・ベル

基本、キャストの指示通りに動くだけなので言葉の心配はいらない。

ここでしか会えないメリダのグリーティングに並び、グリーティングを終えた辺りで朝食予約の30分前くらい。

メリダのグリーティング

日本ではあまり人気のないメリダだが、こちらではそれなりに人気がある。グリーティングスポットはケルト風の装飾が施された専用の場所。

急いでパークを出て、朝食を予約してあるオハナへ。
オハナはポリネシアン・リゾートの中にあるのでモノレールで向かう。
ポリネシアン・リゾートはハワイのリゾートホテルを模しているので、雰囲気はアウラニに似ている。水上バンガローの客室も新設され、古めのリゾートとは言え魅力はたっぷり。マジックキングダム至近の直営リゾート3軒(グランド・フロリディアン、コンテンポラリー、ポリネシアン)はどれもデラックスタイプとなるので予算的にそうそう利用出来るものではないが、お金に余裕があれば、私が一番泊まってみたいと思うのがポリネシアンだ。

オハナはポリネシアンリゾートのフロント棟2階にある。
受付で予約を確認し、ページャーを受け取る。

オハナのページャー

オハナのページャー。音は出ず、バイブレーションだけのことが多いので、振動が分かるように持っている必要がある。

10分程でページャーが鳴り、テーブルへ。
オハナでのキャラクターブレックファストはビュッフェ形式で、登場キャラクターはリロとステッチ、ミッキー、プルート。
料理自体は特別ハワイアンなメニューはなく、普通のアメリカンブレックファスト。

オハナのミッキー

ミッキーはアロハスタイル。

食事を終えたらボートに乗り、再びマジックキングダムへ。
ファストパス+をとっておいたバズ・ライトイヤーのスペースレンジャースピン(TDRのアストロブラスターと同じ)、ピーターパン、そしてプリンセス・フェアリーテール・ホールでのシンデレラとラプンツェルのグリーティング。
ファストパス+空き時間を使ってトムソーヤ島にも行ってみたが、作りはアナハイムのディズニーランドのトムソーヤ島とよく似ていた。

今日はダウンタウンディズニーでシルク・ドゥ・ソレイユのラ・ヌーバを観る。
なのでダウンタウンディズニーに移動。
娘がボートで移動したいと言うので、ボートでポリネシアン・リゾートに行き、ポリネシアン・リゾートからバスというコースでダウンタウン・ディズニーに向かった。
ポリネシアン・リゾートからはモノレールやボートという移動手段もある為か、バス停は一つに集約されている。ポップセンチュリー等の様に行き先毎に別れておらず、同じバス停に全ての行き先のバスが来る。(モノレールとボートで行けるマジックキングダム、モノレールで行けるエプコット行きのバスが無い為、1ヵ所で十分なのだと思う)
これはグランド・フロリディアンやコンテンポラリー・リゾートも同様だ。

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