旅行関連アプリを紹介 1 (オーランド編)


スマートフォンに入れておくと便利な旅行関連のアプリを幾つか紹介します。
私はi Phoneですが、アンドロイド版もほぼ全てのアプリに存在します。
実際に試したもののみですが、全てのスマホでの動作を私は保証出来ませんので悪しからず。

今回はオーランド関連から。
日本のi Tunse storeからはダウンロード出来ないアプリばかりなのですが、普段使っている日本のアカウントをログアウトして、米国のアカウントを新規にとり、そのアカウントで米国のi Tunse storeにログインすることでダウンロード可能になります。
アプリのアップデートも日本のアカウントでは出来ないので、時々米国のアカウントでログインし、更新する必要があります。使う分にはどちらのアカウントでも問題はありません。

My Disney Experience – Walt Disney World

ウォルトディズニーワールド

WDWに行くなら必須のMy Disney Experienceアプリ。
Web版のMy Disney Experienceで行えることのほとんどがアプリからも行えます。アトラクションの待ち時間表示機能も付いているので活躍しそうです。
ファストパス+の取得や変更、レストラン予約やキャンセルといった事が手元で出来るので、無くてはならないアプリだと思います。

The Official Universal Orlando® Resort App

ユニバーサルスタジオフロリダ

ユニバーサルスタジオ・オーランドの公式アプリ。
操作してみた感想としては、パークマップとしての利用以外にはあまり活躍しそうにないアプリですが、ショースケジュール等も確認出来る様なので、あれば便利だと思います。

SeaWorld Discovery Guide

シーワールド

シーワールド・オーランドの公式アプリ。
こちらもパークマップ、ショースケジュールの確認が主な用途になりそうですが、パークチケットの購入も出来る様なので、ここから購入すればそのままEチケットとして機能しそうです。シーワールドはショーの鑑賞が主になると思うので、当日のショースケジュールを常に確認出来るのは便利そうです。

Disney Cruise Line Navigator App

ディズニークルーズ

ディズニークルーズに乗船する人専用のアプリ。
ディズニークルーズに乗船するまでは、乗船日までのカウンターとしてしか機能しません。パーソナルナビゲーター(船内のイベントやグリーティングのスケジュール表)として機能する様なので、乗船後、どれくらい活躍してくれるか楽しみです。

I-RIDE Trolleys

I-RIDE

 

最後はアプリではないが、オーランドのインターナショナルドライブを走るトロリーバス、I-RIDEのサイト。PCでアクセスすればルートマップなどが掲載された通常のウェブサイトが表示されるが、同じURLにスマホでアクセスすると、GPSと連動して最寄りのトロリーストップ(バス停)に次のI-RIDEトロリーが来るまでの待ち時間が表示されたりする、専用のモバイルサイトが表示される。
正確さはまだ不明だが、シーワールドやプレミアムアウトレット等のインターナショナルドライブ沿いを観光する予定がある場合はブックマークして活用出来ると思う。

全てインストールして操作してみましたが、現地での使い勝手は未だ不明です。実際に現地ではどれくらい使えるアプリだったかは帰国後にレポートします。

オーランド旅行記 目次


オーランド基本情報


ガイドブック的な記事になるが、今年久しぶりに訪れるフロリダ州オーランドについての基本情報を。

地理的にはアメリカ合衆国フロリダ州のセントラル・フロリダと呼ばれる、内陸部にあるオーランド。緯度は奄美大島とほぼ同じ。
ウォルト・ディズニー・ワールドを初めとしたテーマパークの街で、年間の観光客数は5千万人以上という一大観光地。
テーマーパーク以外にも近くにはケネディスペースセンターがあることでも知られている。
人口は約24万人、在留邦人が約700人。浦安市と姉妹都市。

オーランド

フロリダ半島のほぼ中央

日本からは2015年2月現在、直行便はないので米国内の都市で乗り継ぎが必要。乗り継ぎの時間にもよるが、日本からは概ね16〜18時間での到着となる。

年間を通して温暖というイメージがあるが、冬場は10度以下まで気温が下がることもある。
逆に夏は35度くらいまで上がり、かなり蒸し暑い。
もちろん年によって違うが4月頃〜10月頃は夏の気温と思って間違い無い。11月頃〜3月頃は暑くもなく寒くもなくという気温が期待できる時期だが、一日の気温差も大きいので日中暑くても日が暮れると肌寒いということも多くなる。特に12月〜2月頃は最低気温が10度を下回る日もある。
以前、12月に訪れた事があったが、この時は昼間からとても寒く、暖かい日が無かった。
現地の人は異常気象と言っていたが、そういうこともある。

7〜9月はスコールがある。午後から夕方にかけて短時間に激しく降り、その後止むというもの。
また、ハリケーンシーズンでもあるが、最もハリケーンの可能性が高くなるのは9月。
しかしオーランドは内陸部なので、直撃することは稀とのこと。

時差は日本より14時間遅れ。日本の正午はオーランドでは前日の夜10時。
3月の第2日曜、深夜2時から11月の第1日曜の深夜2時までがサマータイムで、この期間は13時間遅れとなる。この切り替え時に現地にいる人は時計の調整をお忘れ無く。

テーマパークが最も混雑する繁忙期は

  • 2月中旬
  • 3月第2~3週のイースター
  • 6月第2週~8月第3週の夏休み期間
  • 12月24日〜1月7日の年末年始

とのこと。

オーランドの治安は場所により大きく差があり、WDW等のテーマパーク、及びその敷地内であればほぼ日本と同様に夜遅くまで安心して行動出来る。スリや置き引き等の軽犯罪発生率で見てもテーマパーク敷地内では東京より低い。
一方、ダウンタウン等の地域での犯罪発生率は高く、凶悪犯罪も起きている。
テーマパーク外でも治安の良い場所、悪い場所はあるのだが、外国人観光客はテーマパーク等の観光地の中にいればまず安心、それ以外の地域には危険な場所も多いと思っていれば間違い無い。

オーランド旅行記 目次


ESTAについて


日本人がアメリカに観光で行く場合、以前は事前に、或いは飛行機の中でI-94W(ビザを持つ人は白いI-94))と呼ばれる緑色の入国カードと税関申告書を書いておく必要があったが、現在は税関申告書のみ、一家族に1枚記入するだけ。

その代わりにESTAと呼ばれる電子渡航認証を出発前に受けておかなければならない。
(航空機で米国に入国する場合で、陸路で入る場合はI-94W、もしくはI-94も必要)

ESTAはツアーの場合などは旅行代理店で代理申請してもらえるようだが、もし代理店側の手数料がかかるなら、自分でやってしまった方がいい。ネットに繋がるPCとクレジットカードがあれば誰でも簡単に行える。
ESTAは誰が代理で申請しても構わないので、家族で旅行に行く際や友人と行く際には誰かが全員分を申請してもいい。もちろんパスポート情報等は全員分必要。

申請はESTAの日本語サイトに行き、必要事項を記入して申請するだけ。
手数料は2015年2月現在、一件14ドルで、クレジットカードでのみ支払い可能です。
問題の無い人で有れば即時、もしくは数分で承認の結果が出ます。もし保留という結果の場合は72時間以内に承認か拒否の結果が出ます。万が一拒否された場合はアメリカ大使館か領事館に出向き、ビザをとる必要があるということです。
まあ、何も問題の無い人(日本での犯罪歴がなく、過去にアメリカでも問題を起こしていない人)はあっけなく承認されるはずですが、万が一の為にもESTAの申請は渡航の一週間前までには済ませておいた方がいいです。
一度承認されたら2年間有効で、この間の観光目的の渡米ではESTAの再申請は必要ありません。(パスポートが切れたら2年以内でも無効になるので再申請が必要)
が、万が一の記憶違い等を防ぐために、ESTAのサイトで自分や同行者の状況を調べておいた方がいいです。勘違いで2年過ぎてたとか、申請後にパスポートの期限切れで再取得していたのを忘れていたなんてことがあると大変です。(ESTAのサイトでは申請状況や有効無効を調べることが出来ます)

esta

ESTAのサイトは完全日本語対応

又、電話番号や滞在先住所、Eメールアドレス、利用航空会社の変更、修正等は2年間の有効期間中であればESTAのサイトで何度でも無料で行えます。(パスポートの変更は不可。パスポート変更時は新規での再申請)
期限がぎりぎりなので延長したいと思っても延長という概念はありません。その場合は新たにESTAを取り直せば、以前のESTAは期限が残っていても破棄されます。もちろんこれは新規ですので手数料が発生します。

ESTAが承認されたら、その承認番号や有効期限、設定したパスワードは忘れない様に控えるか、承認画面をプリントすることをお忘れ無く。(有効期限が切れる2年後まで保管してください)
ESTAの状況を調べる際はパスポート情報と共に必要になりますし、万が一入国審査でESTA関連のトラブルがあった場合の証明になります。

最初に書いた様にESTAが承認されていれば入国カードは不要です。機内で記入するのは税関申告書だけ。飛行機内では誰が何の為にアメリカに行くのか分からないので、全員にI-94やI-94W等の入国カードを見せて配ると思いますが、日本人観光客がもらう必要があるのは税関申告書だけです。
(ESTA導入後もしばらくは入国カードが併用されていましたが、現在は全米で不要です)
もし不要なI-94なんかに間違えて記入して入国審査で提出すると、ビザはどうしたと聞かれますのでご注意を。(ESTAが承認されていて、観光目的と言えば単なるミスと分かって貰えますが)