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ハワイ旅行記 09 2017・ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ


ヒルトン・ハワイアン・ビレッジに泊まるのは2度目。
ワイキキの中心部から距離があることで敬遠されることも多いホテルだが、我々は前回の宿泊でとても気に入ったので、再度ここに宿泊することにした。

コナからの飛行機が遅れたので、予定よりも遅く、夕方に到着。
ロバーツハワイのシャトルはフロント棟近くまでは入れない様で、ツアーバスの乗降場所になるザ・グランド・アイランダーバス乗り場で降ろされた。
ここからフロント棟まではちょっと距離があるので、これは不便。以前はタクシーで来たので、その時はフロント棟まで行ってくれた。

スーツケースを持って徒歩約5分、フロント棟にてチェックイン。チェックインカウンターが混雑しているという評判をよく聞くが、前回も今回もあまり待たずに手続き出来た。(ヒルトンのメンバープログラム、ヒルトンオーナーズに入っているので、その専用チェックインカウンターも使えるからかもしれない)
タワー指定無し、オーシャンビュー確約という宿泊プランだが、低い階からも海が見える部屋を持つのはかなり料金設定の高いタワーなので、予想としては高層階だったが、案の上、タパタワーの28階が提供された部屋。
前回もタパタワーだったが、立地は悪くないと思ったし、比較的新しく綺麗なタワーでもあるので問題無し。

部屋は目の前が新しく出来たザ・グランド・アイランダーで、ラナイに出ると右手に海が広がっている眺望。巨大なグランド・アイランダーが間近に見えるのであまり開放感は無いが、安いプランとしては上等かと思う。

タパタワー眺望

正面と左手はグランドアイランダーが間近でこんな感じ。

タパタワー眺望

右手にはこんな感じで海が広がる。

ヒルトン・ハワイアン・ビレッジの魅力は、広い敷地と豊富な飲食、ショッピング、プール等の施設。そしてビーチへのアクセスの良さ。
ワイキキの中心部までもビーチ沿いにアウトリガー・リーフまで歩き、そこから脇道かアウトリガー・リーフ内を通って行けばすぐにワイキキ・ビーチ・ウォークには出られる。なので、確かに距離はそれなりにあるのだが、苦にはならない。(歩行に支障のある人にはキツいと思うが)
もちろんワイキキトロリー等も使えるので、とにかく頻繁にワイキキ中心部に用事があるという人で無ければ問題ではないと思う。
敷地の中にはABCストアが2軒もあるので、ちょっとした買い物やお土産探しならヒルトン・ハワイアン・ビレッジの中だけで済む。

部屋に荷物を置き、早速夕食へ。
前回、朝食と夕食に計2回利用して気に入った敷地内のトロピックス・バー&グリルへ。
夕食時は常に混んでいるので当然待つことに。(ディナーの予約は受け付けていない)
店内席でも屋外席でもそちらでもいいと言えば、待ち時間は少なくなるようだが、どうせ待つなら屋外席がいいとリクエスト。
テーブルが準備出来たら知らせてくれるページャー(待っているお客をバイブと光の点滅で呼んでくれる)を受け取り、約30分ほどの待ち。

トロピックス・バー&グリルのページャー

トロピックス・バー&グリルのページャー。席が用意されると、これが点滅、振動して知らせてくれる。

案内されたテーブルはビーチサイド。やはりアウトサイドの方がリゾート感はある。ここは夜はバンド演奏等も入っていてとても賑やか。

トロピックス・バー&グリル

鳥除けのネットはちょっと残念。

トロピックス・バー&グリル

トロピックス・バー&グリルの定番バーガー「ビッグカフナバーガー」はとてもでかいので、まず普通に手に持って食べるのは無理。ナイフとフォークで切りながら食べる。

娘はヒルトン・ハワイアン・ビレッジのプールを楽しみにしていたが、本日はまだお預け。
トロピックス・バー&グリルでの食事の後は、水などの飲み物だけ買い出しし、部屋に戻る。
翌日は早朝からディズニー・アウラニ・リゾートへ。




ハワイ旅行記 08 2017・オアフ島へ


ハワイ島からオアフ島に移動。
ホノルルへのハワイアン航空は午後の便を予約しておいたので午前中はホテルでゆっくり過ごし、チェックアウト。
フロントまでの荷物の移動をどうするか悩んだが、ベルサービスに頼むには1時間以上前のリクエストが必要で、面倒だったので自力で運ぶことに。
ヒルトン・ワイコロア・ビレッジの広大な敷地を、我々の部屋があるオーシャンタワーから荷物を徒歩で運ぶというのはどう考えてもしんどいので、勿論モノレールで移動。大型のスーツケースでも一人一個ならモノレールで運べるので大丈夫。

フロントでチェックアウトを済ませたら、一つしたの階(LOWER LOBBY)で予約してあるロバーツのシャトルバスを待つ。
ロバーツの送迎はいつも正確でピックアップ時間丁度に迎えに来てくれた。
ワイコロアからコナ空港までは30分程。

ロバーツHawaii

ロバーツの車体はこんな感じ。車のタイプは色々ある。

コナ空港でもホノルルからの乗り継ぎ時と同様に、機械にパスポートを読み込ませての自動チェックイン。今回は預ける荷物がある(往路は成田でコナまでのバゲージタグが付いていた)ので、預ける荷物の個数も機械に入力してタグを排出させる。
タグは近くにいた係員が手際よく荷物に付けてくれて、すぐに預かってくれた。
その後、セキュリティを通って空港内へ。

コナ空港はウェイティングエリアに屋根があるものの、基本的にオープンエアの空港。
時間を潰せるような施設もあまりない。
さほど大きくはない売店と軽食がとれるレストランが一軒のみ。
朝食をすませていなかったので、レストランでサンドイッチを食べ、ホノルル行きの便を待つ。
残念なことに我々の乗るハワイアン航空の便は機材の到着遅れで出発が30分遅れに。特にすることもないのでひたすら座って待つことに。

Kona International Airport

コナ空港はこんな感じ。屋根のあるエリアは限られている。

やがて飛行機が到着し、やっと搭乗。
約50分程のフライトでホノルル空港に到着。

ホノルルでも空港からホテルまでの送迎はロバーツ。到着ロビーではロバーツのスタッフがネームボードを掲げて待っていてくれた。
ロバーツのシャトルに乗り込み、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジへ。

この日から5泊、ワイキキに滞在。




ハワイ旅行記 07 2017・ヒルトン・ワイコロア・ビレッジでの食事


ヒルトン・ワイコロア・ビレッジに滞在した二泊の間、ホテル内での食事は以下の場所でとった。

  • カメハメハコートのレジェンド・オブ・ルアウ
  • ウォーターズエッジでのビッグアイランド・ブレックファースト
  • カムエラ・プロビジョン・カンパニー(KPC)

いずれもホテルの敷地内。この他に軽食がとれる店も何軒かあるが、軽食で良いなら高くつくホテル内よりも、ワイコロアリゾート内を巡回するシャトルバスでキングス・ショップスやクィーンズ・マーケット・プレイスに出掛けて食べるなり、買って来るなりした方が良いと思う。

カメハメハコートのレジェンド・オブ・ルアウはよくあるポリネシアン・ディナーショー。
まずブッフェ形式(バイキング形式)の料理を食べ、その後にフラ等のポリネシアンショーを鑑賞するというもの。
会場となるカメハメハコートも後述するカムエラ・プロビジョン・カンパニー(KPC)もホテル敷地内の西側にあるので、この辺から考えても宿泊棟はラグーンタワーが好立地となる。ラグーンタワーからならとても近い位置なので、モノレールやボートで移動する手間と時間がかからない。
我々はもっとも遠いオーシャンタワーなのでモノレールやボートで行き来した。

レジェンド・オブ・ルアウは事前にプレミアムシートを予約していたが、早めに会場へ。
プレミアムシートを予約していても、そのカテゴリー内では先着順となるので、ゆっくり行くと、ほとんどスタンダードシートと変わらない後方のテーブルになってしまうこともある。
受付開始時間から食事が始まるまでは1時間くらいあるので時間を持て余してしまいそうだが、飲み物はすぐに頼めるし、伝統文化体験(子供相手がほとんどだけど)等もやっているので、さほど退屈することは無い。しかも子供用のビュッフェは開場時からオープンしている。
早めに行ったおかげで我々は最前列に案内してもらうことが出来た。

レジェンド・オブ・ルアウのいいところは飲み放題であること。
最初の一杯しかついていないとか、飲み物は別料金というものが多いので、これは評価できる。
子供もノンアルコールのトロピカルカクテル等を頼めるので、お得だと思う。もちろんこれはスタンダード席でも同様。

食事の時間が1時間くらいあり、ショーの時間も1時間ほど。
食事、ショー共に平均(この手のディナーショーとしては)よりやや上くらいかと思う。

レジェンド・オブ・ルアウ

ショーはシンガーによるハワイアンソングにフラ、ファイヤーダンスと定番の内容

ウォーターズエッジでのビッグアイランド・ブレックファーストはその名の通り、朝食ブッフェ
ウォーターズエッジはホテル敷地の中央付近に位置している。
混雑するので早めの時間に行くのがベストという口コミが多かったが、早くも無く遅くもない8時頃に入店。
前に5組ほどいる待ちとなったが、回転が早く、10分程でテーブルに案内された。
ブッフェは典型的なアメリカのそれ(各種のパンにサラダ、フルーツ、卵料理にソーセージやベーコン等)に中華系と日本食(ごはんに味噌汁、漬物類)も用意されている。
ここも味は平均的。だが値段は高額。雰囲気は明るく開放的で悪くない。

ビッグアイランドバフェ

適当に盛ってみた感じ。まあ、種類はそれなりにあって悪くは無い。もちろん飲み物(コーヒー、紅茶、ジュース類)も込み。

ヒルトン・ワイコロア・ビレッジの中でも、というよりハワイ島の中でも最高のロケーションを誇るレストランとして有名なカムエラ・プロビジョン・カンパニー、通称KPCは最後の夜のディナーに利用。
席さえ気にしなければ予約無しでも入れるのかもしれないが、基本的には要予約の店。
KPCはサンセットがハワイ島の中でも最高の眺めということがウリなので、アウトサイドの夕日が見える席を確保してこそ価値のある場所。なので、早めに予約を入れておいた。予約はOpenTableで可能で、日没の30分〜1時間前の時間指定でアウトサイドテーブルをリクエストするのがベスト。
実はアウトサイドテーブルは追加料金で確約してもらうことも出来るらしいが、我々はリクエストのみ。(天気次第なところもあるので、リクエストだけで運に任せてみた)

結果、海側のアウトサイドテーブル、かなり良い席に案内された。
早めの予約が功を奏したのか、宿泊客なので優遇があったのかは不明。さすがに有名店だけあって、日没の頃にはアウトサイド席は予約していた人達で満席の状態。

眺めも素晴らしいが、料理の味も良かった。もちろん安くはないが、味とサービス、そして天気さえ良ければ素晴らしい眺めも付くことを考えればコストパフォーマンスは妥当。
それぞれが飲み物一杯に前菜1品、メイン1品とデザート1品程度のオーダーであれば驚くような値段にはなならない。(パンはメインを頼めば食べ放題)

KPC

前菜にはポケをオーダー。

KPC

メインのステーキ。アメリカで食べるステーキとしてはかなり上等。

難点としては、夕日が沈む頃になると、屋外席をとれなかった店内席のお客達が写真をとりに屋外にたくさん出てくること。
そのために屋外席の一帯がやや雑然とした雰囲気になってしまう…。まあ、長時間続くことではないし、ほんの少しの時間、皆で眺めをシェアするという気持ちでいれば問題はない。

それなりに高級なレストランだが、ハワイなのでドレスコードはあまり気にする必要はない。ディナーでも男性なら襟付きシャツ(アロハかポロシャツ) 、下はハーフパンツ(デニムやスポーツウェア的なもの以外の)で問題ない。女性ならワンピースで十分。

KPCから見たサンセット

KPCから見たサンセット。地平線まで快晴ならもっと素晴らしい光景が見えるらしい。

KPCから見たサンセット

KPCにいた猫。各テーブルの下で大人しく座ったりしていた。

ということで、ヒルトン・ワイコロア・ビレッジでの食事はKPCが一番満足度が高かった。
店の雰囲気からして小さな子供もいる家族向きではないかもしれないが、カップルなら是非行くべきレストランだと思う。