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オーランド空港のショップとレストラン


オーランド空港のメインターミナル3階はちょっとしたショッピングモールの様になっている。
到着時はもちろん、出発時もセキュリティチェックに進む前はここで買い物や食事を楽しめる。
空港内のホテル、ハイアットに宿泊する場合にはホテル内施設の様に使えるのでとても便利だ。

ターミナルはAサイドとBサイドに別れているが、施設はどちらのターミナルを利用する場合でも同様に使える。フードコートは両ターミナルの中央に集まっている。
フードコートに出店している飲食店は以下の通り。

  • Carvel
  • Chick-Fil-A
  • Dunkin Donuts
  • Krispy Kreme
  • McDonald’s
  • Moe’s Southwest Grill
  • Panda Express
  • Quiznos Subs
  • Sbarro
  • Starbucks Coffee

テーブルサービスのレストランは

  • Chili’s Too
  • Home Team Sports Bar
  • Macaroni Grill

この他にハイアットのレストランも4階と9階にあるので飲食には困らないはずだ。

ショップはウォルト・ディズニー・ワールド、シーワールド、ユニバーサルスタジオ、ケネディスペースセンターのショップの他に20店以上の専門店が並ぶ。
コンビニ代わりに使える店としてはターミナル両端にHudson NewsとCNN News and Giftsがそれぞれある。どちらも土産物と雑誌や新聞、スナック類に飲料等を置いている。

セキュリティチェックの向こうはトラムで移動する4つのエアーサイドに別れている。
ゲート1〜29がエアーサイド1、30〜59がエアーサイド3、60〜99がエアーサイド4、100〜129がエアーサイド2だ。
日本人旅行者が主に利用する航空会社では、アメリカン航空がエアーサイド1、デルタ航空がエアーサイド4、ユナイテッド航空がエアーサイド3のゲートを主に使用する。
それぞれのエアーサイドにも飲食店とショップがあるが、各テーマパークのショップは無い。
飲食店は日本人にも馴染みのある店をあげると、エアーサイド1にはバーガーキングとスターバックス、エアーサイド3にはウェンディーズ、エアーサイド4にはバーガーキングとスターバックスがある。

オーランド空港

アメリカン、デルタ、ユナイテッドはターミナルのBサイドにチケッティングカウンターがある。WDWのマジカルエクスプレス(クルーズシャトルも)はBサイドの一階に受付がある。

営業時間は店毎に異なる。一例をあげると、メインターミナルの各テーマパークのショップは7時〜21時で揃っている。飲食店は早い店で4時、遅い店では10時のオープンで、閉店は21時〜22時頃になる。マクドナルドとスターバックスは24時間営業している。
エアーサイドの店は4時頃からオープンし、7時までにはほぼ全ての店がオープンする。

エアサイドやゲートは変更される場合もあるので、確認することを忘れずに。

オーランド旅行記 目次


航空機に持ち込める物、預けられる物


飛行機に乗る際、頭を悩ませるのが預け入れ荷物に入れられる物とダメなもの、手荷物として持ち込める物とダメな物の仕分け。
間違えると空港で思わぬ手間と時間を要することになるので、基本だけはしっかり押さえておきたい。
面倒なのは同じ種類の品物でも容量等によって可否が異なる物があること。それも考慮して仕分けを完璧に行おうとすると混乱したりミスを犯したりしやすいので、ここは大ざっぱに考えた方が分かりやすい。容量制限等がある場合には基本的にダメな物として扱えばいい。

まず手荷物として機内に持ち込めないと思っていい物。

  • 刃物(ハサミやカッターは勿論、刃がある物はどんなに小さな物もNGと考えた方がいい)
  • 先端が鋭く尖っている物(刃物と同じ扱いになる)
  • 液体(クリーム状やジェル状の物も液体として扱われる)
  • スプレー缶類

預け入れ荷物に入れられないと思っていい物。

  • ライターやマッチ
  • バッテリー類

基本的には上記の物だけ気を付ければいいので、それほど難しくはない。
手荷物として持ち込めない物は預け入れに、預け入れに入れられない物は手荷物に入れればいいだけ。
容量や形状、サイズ次第で持ち込める物等、細かい規定があるのだが、そこまで細かく考えると間違いの元なので、大ざっぱに考えた方が無難だ。

ライターやマッチは一人一個という制限があるので、一個のみ携帯出来る。
ライターの種類によっては一個も持ち込めない場合があるが、100円ライターなら問題ない。
バッテリー類は容量個数制限があるのだが、一般人が普通使っている電化製品に使用する物ならまず何個持っていても問題にはならない。(大容量のモバイルバッテリーでも市販されている物はほぼ大丈夫)
ただ、端子むき出しで放り込んでいると問題になる場合もあるので、端子は絶縁されていること、出来れば専用のケースに入れておいた方がいい。
スプレー缶類は0.5Kg以下のスプレー缶であれば預け入れ荷物に入れられるが、工業用スプレーはダメ(ペンキスプレー等)。「火気と高温に注意」と表記されている引火性の高いガスを使っている物もダメ。

預け入れする荷物に電池で動く電化製品を入れる場合は、バッテリーを外して、バッテリーだけは持ち込みにした方が無難だ。バッテリーを取り外せない製品も機内持ち込みにした方がいい。AC電源のみで稼働する製品はスーツケースの中で動き出す心配も破裂する心配も無いので、預け入れにして大丈夫。
(私は10年ほど前、シェーバーを預け入れに入れていて、何かの弾みで動き出し、一度乗った飛行機から降ろされた苦い経験がある。それ以来バッテリーを取り外せないシェーバーは持ち込みにしている)

液体は機内持ち込みに出来ないとはいえ、どうしても機内で必要な液体類があるというケースは多いだろう。まず飲料は保安検査後に購入した物は問題ない。
それ以外は100ml以下の容器に入れて、小分けにし、それを透明のジップロックに入れれば持ち込める。(ジップロックは縦横20センチ以内程度、容量が1リットル以内の物で、一個まで)
乳幼児連れで必要となる離乳食等は申告することで持ち込めるので、個別に確認した方がいい。

機内への液体持ち込み

このようにして持ち込む。

米国内で乗り継ぎのあるフライトの場合、保安検査を2度通ることになるので注意が必要だ。
保安検査後に購入した液体は持ち込めるのだが、日本を出発した際に購入した液体は、米国でもう一度保安検査がある為に、乗り継ぎ空港より先には持ち込めなくなってしまう。
ペットボトル飲料等は米国到着までに飲んでしまうか、破棄すればいいとして、問題はお酒や液体の化粧品類等を免税店で購入した場合だ。乗り継ぎ空港で荷物を一旦ピックアップしたら、再預けをする前に、忘れずに預け入れ荷物に入れておくこと。そうしないと没収か破棄となる。
税関審査の為にピックアップした荷物を開けて荷物を入れるという行為は、咎められることもあるとのことなので、乗り継ぎがある場合は免税店での液体購入は基本的に控えた方がいい。
どうしても液体の免税品が欲しいという場合は、帰国時の乗り継ぎ空港(日本行きの便に乗る空港)の免税店で購入するか、機内販売を利用することをお勧めする。


幼児連れの海外旅行


子供との海外旅行(航空機を使う)は何歳くらいから可能なのか?
答えは生後8日〜で多くの航空会社がOK…なのだが、実際問題としてはどうなのだろう。

私が娘を連れて始めて海外旅行に出掛けたのは3歳の時のグアム。
飛行時間は3時間40分前後だ。
それまでに新幹線等で3時間程度の移動であれば他の乗客の迷惑にもならず、子供の負担はもちろんのこと、私にとっても特に負担にならないことを確認してからグアムに行くことを決めた。

個人差もあるし、2歳程度で大丈夫な子もいれば、4、5歳になってもじっとしていられない子もいるだろう。あくまでも娘の場合は3歳で大丈夫になったということだ。
よく子供がじっといられない、ぐずるのは当然等と言う人がいるが、当然と分かっているならば周囲に迷惑のかかる様なことは控えるべきだと思う。
国際結婚の里帰り等でどうしても長時間のフライトに乳幼児を連れて乗らなければならないという場合もあるかもしれないが、観光旅行の為に無理をするのはいかがなものかと思う。
親しい友人にフランス人と結婚し、パリに住んでいる女性がいるが、子供が小さいうちは日本の両親にパリまで孫を見に来てもらっていた。
子連れでの日本への里帰りを始めたのは子供が4歳をすぎてからだそうだ。
パリと日本の間のフライト時間は約12時間。妥当な判断だと思う。

飛行機というのはとても体に負担のある乗り物だ。
大人でも体調の優れない時や、気象条件の良くない場合の離着陸では気分を悪くすることも多い。
1万メートルもの上昇と下降での気圧差(与圧されているとはいえ、飛行中の機内は0.8気圧程度)は結構なものだ。特に生後間もない場合には心臓にもかなりの負担がかかることが知られているし、気圧差により腸の中のガスが膨張して、お腹が張りやすくなり、腹痛を起こすこともある。
赤ちゃんや幼児は耳管自体が狭いので大人よりも耳が痛くなりやすく、耳管が狭いと耳抜き自体がうまく出来ないということも知っておこう。
これらを考えると、体調の異常を言葉で伝えられる年齢に達していない子供のフライトはかなりリスクがある。

赤ちゃんは自分が何処に行くかなど認識出来ないので勿論だが、子供が小さいうちは、旅行であれば行き先がどこでも楽しいはずだ。国内か海外か等は子供にとっては問題ではない。
海外旅行で外国に行く、そしてそれは国内とは違った楽しみがある等と認識出来るのは早い子でも5歳以降ではないだろうか。なので、乳幼児連れの海外旅行は親の楽しみでしか無い。

以上の理由から子供を連れての海外旅行はある程度の年齢までは控えるべきだと思う。
ある程度とは何歳くらいかはそれぞれだろう。少なくとも自分で歩ける、自分の状態を言葉で伝えれるようになってからが良いと思う。

しかしどうしても行きたいのだという方へのアドバイス。

幼稚園入園前くらいの年齢で、観光目的で、行き先を選べるならせいぜいハワイくらいからにするのがいいと思う。乗り継ぎを含めて14時間以上はかかるフロリダ旅行の様なものは小学校入学以降にした方が無難。

小さな子供連れての海外旅行では大人だけの旅行よりも注意が必要だし責任も大きい。
もし両親ともに英語力に自信がないなら、万が一の場合にも日本語で対応して貰える可能性の高い行き先にするべき。(ハワイやグアム等)
英語であたふたしてしまう様な両親が乳幼児を連れてアメリカ本土へ…等と言うのはリスキーだ。
もしもの為にも最低限の英会話は勉強しておくくらいの覚悟で計画してほしい。
更に海外旅行保険は疾病治療費用が十分なものに加入しておくのが安心。

長時間のフライトは出来るだけ条件の良い(直行か否か、乗り継ぎの場合はその利便性)ものを選ぶこと。座席指定が事前に出来る事は最低条件だ。
最新の航空機ならオムツ替えスペースを用意した広いトイレがあるので、そういう機材を使ったフライトを選び、そのトイレに近い位置の座席にすると便利だ。
離乳食やキッズミール、アレルギーがある場合はその対応食等を事前リクエストすることも忘れずに。
間違っても安さ重視でフライトを選択するようなことはしない方がいい。

赤ちゃんの場合にはバシネット(飛行機用のベビーベッド)をリクエストしよう。もし事前リクエストが出来ない場合は早めにチェックインして確保出来るようにするべき。バシネットは取り付けられる座席が限られているので、座席はバシネット取り付け可能な席を確保しておく必要もある。
バシネットが使えるかどうかで赤ちゃんはもちろん、両親の負担は大きく違う。

バシネット

航空会社によるが大概の場合10キログラムまでの体重には対応している。使えるのは安定飛行中のみで、シートベルトサイン点灯時は親が抱く必要がある。

耳抜きが出来ない、苦手な子供のためにガムやキャンディーを用意しておこう。
着陸体制に入ったら、すぐに噛ませる、舐めさせることで耳の痛みを緩和させることが出来る。(効かない場合もあるが)
赤ちゃんの場合にはおしゃぶりや授乳で対処するといい。

お絵かき帳、携帯ゲーム機等の退屈防止グッズも忘れずに。機内エンターテインメントに子供の好きなプログラムがあるかどうかも確認しておけばベスト。

子供の負担を減らすことは勿論だが、国際線の長距離路線はビジネスで搭乗している乗客も多い。
周囲の乗客の安眠を妨げたりすることが無いように配慮することも親の責任。
万全の準備と計画で旅行して欲しい。