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ホテルに宅配してくれるオーランドのネットスーパー


オーランド市内のスーパーはどこもレンタカーがないとアクセスしにくい。
特にディズニーワールド内だと、徒歩で行けるスーパーは皆無。
ダウンタウンディズニー(間もなくディズニー・スプリングスと名称変更される)界隈からクロスロード・ショッピングセンターにあるグディングス(Goodings)まで歩くなんて話を聞くが、ちょっと遠いし、WDW内よりマシというだけで普通のスーパーよりもお高い。
WDWにいてレンタカーが無い場合に、市価に近い価格で飲料等を調達する方法としては、同じくダウンタウンディズニーから至近の、HESSというガソリンスタンド併設のコンビニくらいしかないと思う。
タクシーを使ったりバスに乗ってスーパーへなんて方法もあるが、安い買い物をする為にタクシー代を使ったりするのもどうかと思うし、スーパーでの買い物を公共のバスで持って帰るのは大変だ。何と言っても、ちょっとした物の調達の為に時間を浪費するのが勿体ない。

そこでネットスーパー。
日本でもかなり普及してきたネットスーパーだが、もちろんオーランドにもある。
中でもGardenGrocerというネットスーパーは旅行者向けのデリバリーにも対応していて、滞在ホテルまで持ってきてくれるのだ。

利用出来るホテルにはディズニー直営リゾートはほぼ網羅されている。
WDW内にあるホテルで利用不可なのは、今のところスワンとドルフィンくらいだ。
品揃えは飲料や食品が中心でだが、日用品も取り扱っている。市内の大型スーパーには及ばないが、旅行者等の短期滞在者には十分な品揃えだと思う。
価格は市価とほぼ同等。参考までに水の値段は以下の通り。

Dasani Purified Water

Dasani Purified Water 8PK 12oz Bottles $4.99

Dasani Purified Water

Dasani Purified Water 24PK 16.9oz Bottles $7.99

Zephyrhills Spring Water

Zephyrhills Spring Water 3 Liter Easy Pour Bottle $1.79

GardenGrocerの最低利用価格は40ドル以上になっているので、水だけ欲しいといった場合には使えない。(40ドル分水を買ったら最低でも2,、3ヶ月状以上は滞在しないと飲みきれない)
お酒を飲む人なら、つまみのスナック類とかと一緒に注文すればこの条件は満たすはず。

送料は別途14 ドルかかるが、40ドル分以上の買い物をしていれば送料を払っても十分にお得な買い物が出来ているはず。
200ドル以上の買い物で送料無料になるが、グループでの旅行でもない限り、普通の旅行者が200ドル以上の購入はしないと思う。

これらの条件があることから、短い滞在しかしない人には向いていない。
飲料や菓子類等を40ドル分以上買うことを考えると、最低でも5泊以上は滞在する人向けだ。

配達時間は火曜から日曜までが8時〜21時、月曜日のみ14時〜19時。
WDW直営ホテルの場合は、デイズニー側のポリシーで部屋までの直接配達が出来ない。商品は宿泊ホテルのベルサービス(荷物を預かってくれる所)に配達される。
部屋まではホテルのベルサービスが運んでくれる。
なので配達時に在室している必要はない。部屋に戻った時にベルに申し出ればいいわけだ。

注意としては、お酒の購入にはもちろん写真付きIDが必要。日本人の場合はパスポートだ。
お酒を注文すると画面にその旨が表示されると思うが、注文後に、注文番号を添えてパスポートのコピーをFAXするかメールで送る必要がある。
これはやはりメールの方が簡単だろう。お酒を買う人はパスポートの写真があるページをデジカメで撮影するか、スキャンしてメールに添付出来る状態にしておこう。
カメラで撮影する場合は、大事なのは生年月日なので、この情報が明確に読めるように撮影すること。

GardenGrocerはiPhone用のショッピングアプリも提供している。
現地で注文する場合は便利だと思う。このアプリは日本のApple ID(アカウント)のままで問題なくダウンロード出来る。

GardenGrocer

MyDisneyExperienceアプリの様に米国のアカウントに切り替える必要無くダウンロード可能

オーランド旅行記 目次


アメリカのスーパーマーケット


アメリカに行く度に必ず一度は行くのがスーパーマーケット。
アウトレットや普通のショッピングモールではフードコート以外にあまり興味が無いので、とにかく買い物の主体はスーパー。
滞在中のちょっとしたつまみや飲料を買うことはもちろん、おみやげも大抵はスーパーで買う。
おみやげの定番はアメリカらしいお菓子の類い。
ホテル併設の売店や、観光地の土産物屋を利用するよりもはるかに安く済むし、品揃えも豊富で見ているだけで楽しい。

アナハイム旅行

アメリカのスーパーは大きくて広い。それだけで楽しい。

スーパーを利用する上でいつもネックになるのが車の有無。
アメリカのスーパーは基本的に車で買い物に行くことを想定して作られているので、徒歩や公共の交通機関では利用しづらい。そもそもホテルから徒歩圏にスーパーがあるとすればかなりラッキーだ。もしバス等の公共交通機関がホテルの目の前からスーパーの目の前まで走っているなら、それもかなりラッキー。

レンタカー利用なら問題ないが、車が無い場合は工夫が必要になる。
巨大で品揃え豊富、更に何でも大きいスーパーに行って、買い物した荷物がちょっとで済むはずがない。この帰りの荷物をどう運ぶか。
両手に袋を提げて頑張って持ち帰るというのもアリだが、かなり辛い。アメリカのスーパーのポリ袋は日本のそれに比べてかなり品質が悪いので、あまり長距離を運ぶと破れてしまうし、とにかく持ちづらい。この場合にはエコバックを買った方がいい。
どのスーパーでもその店(チェーン)オリジナルのロゴの入ったエコバックを安く売っている。
これはちょっとしたお土産にもなる実用品だ。
エコバックをレジに持って行くと、その場で使う物としてその中に入れてくれることが多い。もしくは「このエコバックを使うか」と聞かれるはずだ。

作りのしっかりしたエコバックを使えばかなり楽にはなるが、それでも重い。
なので、機内持込可能サイズ程度のキャリーバックを使うという手もある。これより大きいと目立ちすぎるし、公共のバスに乗せて貰えないこともある。
もちろんスーパーの買い物の為に持参するのではなく、旅行の手荷物として利用するキャリーバックの中身を空にしてスーパーに持って行けば良い。
これにリュックでもあればほぼ全ての買い物を収納出来るはずだ。
飲料等の重い物をキャリーバックやリュックに入れて、入らない物は手に持つというスタイルでもかなり楽になる。

スーパーでの買い物の仕方は基本的に日本のスーパーと似ているが、微妙に違うところもある。
以下の点が主な相違点だ。

  • 旅行者にはなかなか難しいが、たくさん買うほど安くなる物が多い。例えば3つ買うと1つ無料なんていう売り方をしている商品を多く目にする。
  • 日本の様にポイントを貯める会員制度はみかけない。会員はその場で安い会員価格で買えることがほとんど。これは旅行者には有難いシステムなので、買い物の量によっては、最初にカスタマーサービスで入会しておくことをお薦めする。(店によってだが、かなり大きな価格差だったりする)
  • レジは買い物の量によって分かれている事が多い。エクスプレスと書かれていたりするレーンは量の少ない人専用だ。具体的に何点以下の人が並べると書いてあったりもする。買い物点数以外に現金専用等が分かれている場合もある。
  • レジは大抵ベルトコンベアになっている。前の人の買い物と混ざらないように、セパレーター(棒状の区切る道具)を置き、その手前に自分の買い物を自分でカゴ(カート)から出して置く。自分の会計になればコンベアが進んで品物がレジ前に流れていく。
  • レジ係はバーコードを読ませながら、その場でどんどんポリ袋に品物を放り込んでいく。袋詰めは基本的にレジでやってくれるので、自分でする必要は無い。
  • ほぼ全ての客がカード払いだ。カードは自分でリーダーにスライドさせる場合も多い。レジのモニターに専用のペンでカードと同じサインをする。(太い線になるのでとても書きにくい)
  • カートは駐車場まで持って行ける。車の場合は車のトランクに買い物を積んで、付近のカート置き場に戻せば良い。車以外の場合は店の出口付近でカートを戻す。

スーパーで買うおみやげに迷ったら、お薦めはノンシュガー等の低カロリーの菓子類だ。
お菓子売り場には大概専用ののコーナーがあって、様々な低カロリーの菓子((Low Calorie Snacks)を売っている。飴等なら日本でもノンシュガーは珍しくないが、チョコレート等は珍しいはずだ。更に珍しい脂肪分ゼロ(fat free)のポテトチップスなんてのもある。


ビルド・ア・ベア ワークショップ


ビルド・ア・ベア ワークショップ(Build-A-Bear Workshop)はアナハイムで初めて行った。
自分仕様のぬいぐるみを作って買える店。
日本にも出店しているようなので、行ったことのある人も多いと思うが、私達はアナハイムのダウンタウンディズニー店にしか行ったことがない。

Build-A-Bear Workshop

ダウンタウンディズニーのBuild-A-Bear Workshop

まずぬいぐるみの皮を選ぶ。
ビルド・ア・ベア ワークショップというだけに熊のぬいぐるみがメインだが、犬や、男の子向けと思われる恐竜とかもある。
同時にサウンドチップを入れる場合はそれも選択。サウンドチップを入れると、ぬいぐるみの手を握ると喋る様になる。音声は何種類かあるので好みの音声を選べるが、当然英語のみ。

娘は白い熊と「I love you」のサウンドチップを選択。

次いでお店の人に掃除機を逆にした様な機械で綿を詰めてもらう。綿の量は抱き心地を決めるので、どれくらい詰めるかは決めさせてもらえる。サウンドチップも入れてくれる。
小さなハートのクッションがあり、それに命を吹き込むおまじないの様なことをして、ぬいぐるみに入れ、閉じて貰えば完成。
娘は英語がよく分からないので、何か聞かれる度に何となく頷いていたら完成してしまったという感じ。

その後に大量に用意されているオプションを選ぶ。
まずはほとんどの人が購入する服だが、普段着からドレスやパジャマ、場所柄かディズニープリンセスやキャラものと凄い種類。
一つを選ぶのは大人でも難しいと思えるので、2種類だけ選ぶように言う。
服だけでは無く、帽子に靴、その他ぬいぐるみ用の携帯電話やウォークマン(i Pod?)、サングラス等々、凄い種類のオプションがある。
娘はローラースケートとウォークマンを選択。

店内に並んでいるコンピュータ端末でぬいぐるみを登録する。
英語の画面だが難しくはなかった。
持ち主の情報にぬいぐるみの名前、誕生日等を順番に登録。
この時メールアドレスの登録欄もあって、私のアドレスを登録したら、頻繁にBuild-A-Bear Workshopからの新商品情報やセール情報が届くようになった…。
この辺はもしかしたらセールスメール受信可否等の選択オプションがあったのかもしれない。

Build-A-Bear Workshop

オプションを選ぶ娘

レジで会計をする時に、先程端末で登録した情報が、ぬいぐるみの出生証明書となっていて受け取れる。家の形をした収納箱に梱包してもらって完了。

子供の購買意欲を刺激するうまいシステムだなぁと感心した。
日本の店には近づかないように注意しようと思う。

アメリカには全米各地にあるが、アナハイムはダウンタウンディズニーに、オーランドではフロリダモール(オーランド空港とWDWの間くらいにあるショッピングモール)に店がある。